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押入れのカビ取り方法とその後のメンテナンス

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押入れのカビ取り方法とその後のメンテナンス

押入れのカビ取り方法とその後のメンテナンス

2024/07/17

こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。

いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

 押入れのカビ取り方法とその後のメンテナンス

 

押入れに収納している布団や衣類がカビ臭いと感じたり、押入れの中にシミのようなものを見つけたりすることはありませんか?

 

また、久しぶりに実家に戻ってみたら、寝室の押入れがカビでいっぱいになっていたという経験はありませんか?

 

押入れは湿気がこもりやすく、空気の流れが悪いため、カビが発生しやすい場所です。

 

カビが生えてしまうと、カビ臭が部屋中に広がり、収納している布団や衣類、小物類にまで影響を及ぼします。

 

この記事では、押入れのカビを取り除く方法と再発防止のためのメンテナンスについて詳しく解説します。

 

少しでもカビの問題を解消し、快適な生活空間を取り戻すお手伝いができれば幸いです。

 

目次

1.押入れのカビ取り方法 

  1-1. エタノールでカビ取りする方法

  1-2. 次亜塩素酸水でカビを落とす

  1-3. カビの色素が沈着している場合の対処法

  1-4. カビ再発を予防する方法

2.カビ取り時の注意点

  2-1. 【注意】使用を避けるべき薬品

  2-2. ハンガーや衣類のチェックも忘れずに

3.押入れにカビが発生する原因とその影響

  3-1. カビが発生する原因とは?

  3-2. カビを放置するとどうなる?

4.押入れのカビを防ぐための対策

  4-1. 換気の重要性

  4-2. 効果的な除湿方法

  4-3. 押入れを清潔に保つコツ

5.まとめ

 

1.押入れのカビ取り方法 

 

押入れのカビを取り除くための具体的な方法をご紹介します。

 

1-1. エタノールでカビ取りする方法

 

まず、押入れの中身をすべて取り出し、押入れ内を掃除機で丁寧に掃除します。

 

カビやカビの栄養源となるホコリやダニをしっかりと吸い取ってください。

 

このとき、衣類や布団類は外に干してしっかりと乾燥させましょう。

 

衣類にカビが移っている場合には、専用のカビ取り方法を参考にしてください。

 

次に、消毒用エタノールをスプレーで押入れ全体に吹きかけます。

 

カビのシミがある部分だけでなく、全体に噴射することでカビの拡散を防げます。

 

エタノールは揮発性が高いため、すぐに蒸発します。

 

蒸発したら、固く絞った布で押入れ全体を拭き取ります。

 

軽度のカビであれば、消毒用エタノールで十分に除去できることがあります。

 

1-2. 次亜塩素酸水でカビを落とす

 

消毒用エタノールの代わりに次亜塩素酸水を使ってカビを除去する方法もあります。

 

次亜塩素酸水は、漂白効果のある次亜塩素酸ナトリウムとは異なり、次亜塩素酸を主成分とした水溶液です。

 

食品添加物としても認められており、安全性が高く、除菌剤としても人気があります。

 

使い方はエタノールと同様に、カビが気になる部分に次亜塩素酸水を吹きかけて布巾で拭き取り、乾燥させます。

 

ただし、次亜塩素酸水には漂白効果がないため、黒カビの色素が沈着した場合には効果が期待できません。

 

1-3. カビの色素が沈着している場合の対処法

 

エタノールや次亜塩素酸水で除菌しても落ちない黒い斑点やシミがある場合には、浴槽用のカビキラーやハイターなどの漂白剤を薄めて使う方法があります。

 

しかし、これらの強力な薬品は木材にダメージを与える可能性があるため、使用には注意が必要です。

 

広範囲にカビが発生している場合や自信がない場合は、専門のカビ取り業者に依頼することをおすすめします。

 

1-4. カビ再発を予防する方法

 

カビの再発を防ぐためには、以下の対策を講じることが重要です。

 

・定期的に換気を行い、空気の流れを良くする。

・押入れに物を詰め込みすぎず、適度なスペースを保つ。

・衣類や布団は汚れたままや湿った状態で収納しない。

 

押入れは湿気がたまりやすく、カビが発生しやすい場所です。

 

日常的に換気や清掃を心がけることで、カビの発生を防ぎましょう。

 

2.カビ取り時の注意点

 

押入れ内のカビを取り除く際には、以下の注意点をしっかり守りましょう。

 

2-1. 【注意】使用を避けるべき薬品

 

押入れでカビ取りに使用する薬品について、特に禁止されているものはありませんが、以下の2点に注意が必要です。

 

塩素系と酸性の薬品を混ぜない
これらを混ぜると有毒ガスが発生するため、絶対に一緒に使わないでください。

 

漂白剤の使用に注意
漂白剤は木材を漂白し、色落ちや材質の変化を引き起こす可能性があります。必ず目立たない部分でテストしてから使用しましょう。

 

さらに、市販のカビ取り剤は、使用方法を正確に守り、しっかりと拭き取ることが重要です。

 

薬品の拭き残しがあると、それがカビの栄養源となる可能性がありますので、安全と効果を確保するために、説明書に従って使用してください。

 

2-2. ハンガーや衣類のチェックも忘れずに

 

カビは非常に繁殖力が高く、木製のハンガーやタンス、衣類などにまで広がっている可能性があります。

 

押入れ内をきれいにしても、カビが他のアイテムから再び広がると、苦労が無駄になってしまいます。

 

押入れに入っていたすべてのものに対して、しっかりと除菌と清掃を行いましょう。

 

特に布団にカビが発生している場合は、布団も適切にカビ取りする必要があります。

 

定期的に押入れの収納品をすべて取り出して陰干しや洗濯を行い、押入れ内は消毒用アルコールでカビの発生を防ぎましょう。

 

3.押入れにカビが発生する原因とその影響

 

実は、押入れは一年を通してカビが発生しやすい場所の一つです。

 

放置すると、布団や衣類などにもカビが移るリスクがあります。

 

3-1. カビが発生する原因とは?

 

押入れにカビが発生しやすい理由として、以下の2つが挙げられます。

 

日光が当たらず、空気の流れが悪い位置にあるため
押入れは閉鎖的な空間で、カビが繁殖しやすい条件が揃っています。

 

カビの栄養源が豊富に存在するため
押入れには衣類や木材、ベニヤのタンス・壁など、カビが好む素材がたくさんあります。

 

これらに加えて、押入れの換気不足や汚れた服をそのまま収納すること、物を詰め込みすぎることなどがカビの発生を促進します。

 

3-2. カビを放置するとどうなる?

 

カビを放置すると、臭いや汚れの不快感だけでなく、住宅への深刻なダメージを引き起こす可能性があります。

 

カビは胞子を飛ばして増殖するため、押入れだけでなく、寝室の壁や廊下など他の部屋にも広がる危険性があります。

 

カビの被害を拡大させないためにも、押入れにカビを発見したら早めに対処することが重要です。

 

4.押入れのカビを防ぐための対策

 

一度きれいにした押入でも、原因を解決せずに放置すると再びカビが発生してしまいます。

 

押入のカビ取りは体力も使うため、繰り返すのは避けたいですよね。

 

そこで大切なのが、押入のカビの発生原因を突き止め、再びカビが発生しないようにする対策です。

 

押入のカビを防ぐためには、以下の3つが重要です。

 

・換気

・除湿

・清潔

 

4-1. 換気の重要性

 

空気の流れが悪い場所にはカビが発生しやすくなります。

 

押入も閉めっぱなしにせず、定期的に扉を開けて換気を行いましょう。

 

また、布団や衣類をぎゅうぎゅうに詰め込んでいないでしょうか?

 

詰め込みすぎると空気の通り道がなくなり、湿気もこもりやすくなりカビの原因となります。

 

・不要なものは処分する

・スキマを作って収納する

・定期的に扉を開けて換気する

・大掃除の際に全ての収納物を出して押入内を換気する

 

これらを実践し、空気の通り道を作って押入の換気を定期的に行いましょう。

 

4-2. 効果的な除湿方法

 

押入は湿気がたまりやすい場所でもあります。

 

除湿剤を置いてこまめに取り替え、湿気を取り除きましょう。

 

除湿剤だけで間に合わない場合は、除湿機を設置して機械的に湿気を取り除くか、サーキュレーターや扇風機を回して風通しをよくしましょう。

 

4-3. 押入れを清潔に保つコツ

 

押入の掃除はどれくらいの頻度で行っていますか?

 

四隅にホコリが溜まっていませんか?

 

ホコリや汚れの蓄積もカビの原因となります。

 

掃除機をかけたり、消毒用エタノールで除菌するなどして、こまめに掃除を行いましょう。

 

例えば、衣替えの時期には押入の中身を全て出して掃除と除菌を行うというルールを作るのもおすすめです。

 

押入にカビが生えると、衣類にもカビが移り処分やカビ取りに多大な労力がかかります。

 

その労力を考えると、半年に一度、三ヶ月に一度など、押入掃除の日を決めて定期的に掃除を行いましょう。

 

また、その際は収納していた衣類や寝具を天日干し(着物など紫外線に弱いものは陰干し)して乾燥させるようにしましょう。

 

5.まとめ

 

今回は押入のカビの発生原因とその後の手入れについて解説しました。

 

押入は私たちが思っている以上にカビが繁殖しやすい場所であることが分かったのではないでしょうか。

 

カビの予防や対策は手間がかかりますが、カビが発生したときの不快感や被害を避けるために、この記事を参考にしながら定期的にメンテナンスを行っていただければ幸いです。

 

カビバスターズ岐阜の佐藤でした。

監修https://kabikensa.com/

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