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万年床でカビ発生!?フローリングの黒カビを除去する方法と注意点

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万年床でカビ発生!?フローリングの黒カビを除去する方法と注意点

万年床でカビ発生!?フローリングの黒カビを除去する方法と注意点

2024/11/18

こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。

いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

万年床でカビ発生!?フローリングの黒カビを除去する方法と注意点

 

「布団を敷きっぱなしにしていたら、フローリングに黒カビが…。賃貸だから退去時の請求が怖いし、どうしたらいいの?」

 

このようなお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。


カビというとお風呂場を思い浮かべがちですが、実はフローリングにもカビが発生することがあります。特に布団を片付けず敷きっぱなしにしていると、湿気がこもりやすく、黒カビが発生しやすくなるのです。

 

本記事では、フローリングに黒カビが生えてしまった場合の適切な対処法や、再発防止のためのポイントを分かりやすくお伝えします。

 

目次

1.フローリングのカビ取りを始める前に確認すべきポイント
  1-1. 自力でのフローリング黒カビ除去が難しい理由とは?
  1-2. フローリングのカビ取りで避けるべき行動

2.フローリングのカビを安全に取り除く方法

  2-1. 消毒用エタノールを使ったカビ取り

  2-2. フローリング専用のカビ取り剤を活用

3.カビ取りが難しい場合は専門業者へ相談を!

4.フローリングに黒カビが発生する原因
  4-1. 結露を放置している
  4-2. 水漏れが原因になっている
  4-3. 布団を敷きっぱなし(万年床)にしている

5.黒カビを防ぐための予防策
  5-1. 窓の結露を防止する方法
  5-2. 湿度を適切に管理する
  5-3. 定期的な掃除でカビを防ぐ
  5-4. 水拭きの頻度を減らす理由
  5-5. 床に置くものを減らして通気性を確保
  5-6. 空気清浄機の活用でカビ予防
  5-7. 万年床をやめ、布団の管理を徹底
  5-8. ワックスでフローリングを保護

6.まとめ

 

1.フローリングのカビ取りを始める前に確認すべきポイント

 

フローリングに発生したカビは、取り除くのが難しい場合が多く、自己処理では限界があることもあります。


さらに、間違った方法でカビ取りを行うと、かえってカビが悪化したり、フローリングを傷つけてしまうリスクも。

 

そんな事態を防ぐため、作業を始める前に知っておきたい重要なポイントを解説します。

 

これを理解してからカビ取りに取り組むことで、トラブルを回避しましょう。

 

1-1. 自力でのフローリング黒カビ除去が難しい理由とは?

 

フローリングに黒カビが発生した場合、多くの場合は完全に取り除くのが困難です。

 

その主な理由を以下に挙げます。

 

床材の内部にまでカビが浸透している
黒カビは表面だけでなく、木材の奥深くまで入り込むため、表面を掃除しても根本的な除去ができないことがあります。特に水漏れや結露が原因の場合、カビも水分と一緒に床材の内部まで広がっている可能性が高いです。

 

床材の張り替えが必要になるケースも
カビが奥深くまで広がった場合、市販のカビ取り剤では対処が難しく、床材そのものを交換する必要が生じることがあります。このような場合は、専門の業者に相談するのが最善です。

 

ワックスの層が薬剤の浸透を阻む
フローリングの表面にワックスが塗られている場合、カビ取り剤がカビに直接作用しにくくなります。この場合、まずワックスを剥がす作業が必要です。

 

黒ずみがカビではないことも
黒く見える部分が経年劣化や汚れによる黒ずみの場合、カビ取り剤では効果がなく、別のアプローチが必要です。

 

黒カビが発生した際は、原因や被害範囲をしっかり確認し、専門業者に相談するのが安心です。

 

自分で対応する場合は、次に紹介する「フローリングのカビ取りで避けるべき行動」をチェックしてから作業を進めてください。

 

1-2. フローリングのカビ取りで避けるべき行動

 

軽度のカビであれば、自分で対処可能な場合もあります。

 

たとえば、表面に薄く付着した白カビや青カビ、範囲が小さい黒カビであれば早期対応が可能です。ただし、適切な方法で取り除かないとカビが広がるだけでなく、フローリングそのものを傷めてしまう恐れがあります。

 

以下の行動は避けましょう。

 

NG行動① 掃除機を使う

発生したカビを掃除機で吸い取ろうとすると、目には見えないカビの胞子が掃除機の排気口から部屋中に飛散してしまいます。この結果、カビが他の場所へ広がり、壁や天井、家具にまで発生するリスクが高まります。カビが生えている状態では、掃除機の使用を控えましょう。

 

NG行動② 塩素系カビ取り剤をそのまま使う

塩素系漂白剤(カビキラーやハイターなど)はフローリングの脱色や変色を引き起こし、素材を傷める可能性があります。また、木材に深く浸透することが難しいため、効果が限定的です。どうしても使用したい場合は、目立たない部分でテストを行い、後でしっかり水拭きして成分を残さないようにする必要があります。

 

NG行動③ 重曹を直接使う

重曹は研磨作用があるため、フローリングの表面を傷つけたり、ワックスを剥がしてしまうことがあります。使用する場合は、重曹水として薄め、優しく拭き取るようにしましょう。

 

次のステップでは、フローリングのカビ取りに適した方法について詳しく解説します。

 

正しい方法を選び、フローリングを守りながらカビをしっかり取り除きましょう。

 

2.フローリングのカビを安全に取り除く方法

 

フローリングに発生した黒カビの範囲が広い場合や、床材の内部にまで浸透している場合は、自己対応で完全に取り除くことは難しいです。そのような場合には、プロのカビ取り業者への依頼を検討しましょう。

 

一方で、カビが表面だけに限られており、範囲も狭い場合は、自分でカビ取りを試みることが可能です。以下に、フローリングのカビ取り手順を具体的にご紹介します。

 

2-1. 消毒用エタノールを使ったカビ取り

 

市販の消毒用エタノールを活用してカビを取り除く方法です。エタノールは殺菌や消毒効果に優れており、軽度のカビであれば十分な効果を発揮します。ただし、漂白効果はないため、黒カビのシミを完全に消すことはできません。

 

必要なもの

1.スプレータイプの消毒用エタノール

2.歯ブラシ(使い古しでOK)

3.雑巾または柔らかい布

4.マスク

5.ゴム手袋

手順

カビの周辺をエタノールでスプレー処理
フローリングの表面が汚れている場合は、まず軽く掃除してから、消毒用エタノールをカビのある部分とその周囲にスプレーします。その後、5~10分ほど放置してエタノールを浸透させます。

 

歯ブラシでカビを掻き出す
フローリングの目地や隙間に入り込んだカビを、歯ブラシで優しくこすり落とします。力を入れすぎるとフローリングを傷める可能性があるため注意してください。

 

エタノールとカビを拭き取る
雑巾を使い、エタノールや掻き出したカビをきれいに拭き取ります。必要に応じて、1~3の工程を数回繰り返してください。作業終了後は、風通しを良くしてしっかり乾燥させましょう。

 

2-2. フローリング専用のカビ取り剤を活用

 

黒カビによるシミを落としたい場合は、フローリング対応のカビ取り剤を使用するのがおすすめです。これらの製品は、殺菌・漂白効果を持つため、エタノールでは対処しきれない場合に効果を発揮します。

 

ただし、フローリングの素材や塗装の種類によって使用できるカビ取り剤は異なります。

 

たとえば、クリア塗装が施されている場合には、塗装を剥がす必要があることもあります。

 

また、合板フローリングでは特定の製品が使用できない場合があります。

 

使用前の注意点

・カビ取り剤が対象のフローリングに対応しているか、事前に製品説明を確認しましょう。

 

・目立たない場所で試し塗りを行い、変色や脱色がないか確認してください。

 

・使用中は十分な換気を行い、ゴム手袋やマスクを着用して作業を行ってください。

 

3.カビ取りが難しい場合は専門業者へ相談を!

 

フローリングに発生したカビがひどい場合や、塗装の影響で自己対応が難しいケースでは、カビ取りの専門業者に依頼するのが賢明です。

 

特に、カビがフローリングの奥深くにまで浸透している場合、一般的な家庭用カビ取りでは完全な除去が困難です。

 

無理に取り除こうとすると、フローリング自体に損傷を与える可能性もあるため、専門家の知識と技術を活用することをおすすめします。

 

フローリングのカビ問題は、原因がはっきりしないことも多く、適切な対応が求められます。たとえば、フローリングが黒く変色している場合、それが必ずしもカビとは限らず、「灰汁(あく)」による変色であるケースもあります。

 

また、過去には、部屋全体のフローリングが突然黒くなり、表面上は菌数検査でカビが検出されなかった事例もありました。このような場合、床下の状況を調査したり、フローリングや下地材を交換したりする必要が出てくることがあります。

 

カビの原因には大きく分けて以下のようなパターンが存在します

・水分や湿気の蓄積

・結露の放置

・床下の湿気や通気不良

 

これらの問題を正確に診断し、適切に対処するには、専門知識が不可欠です。

 


専門業者に依頼するメリット

カビ取りのプロに相談することで、以下のような利点があります

原因の特定

カビが発生した背景や原因を調査し、再発防止策を提案してもらえます。

確実なカビ除去
フローリングの奥深くに浸透したカビや、通常の方法では取り除けないカビを徹底的に除去できます。

・安心感
自力での作業中に発生するトラブル(フローリングの損傷やカビの広がり)を防ぎ、安心して任せられます。

 

4.フローリングに黒カビが発生する原因

 

カビにはさまざまな種類がありますが、特に黒カビは水分を好む性質があります。そのため、通常は浴室や洗面所、トイレといった湿気が多い場所で見られることが一般的です。

 

しかし、条件が整うとフローリングにも黒カビが発生することがあります。

 

ここでは、特に黒カビが発生しやすい状況について解説します。

 

4-1. 結露を放置している

 

窓ガラスに発生する結露がフローリングに滴り落ちることで、黒カビが繁殖するきっかけになります。特に冬場は結露が発生しやすく、フローリングのカビリスクが高まる季節です。

 

結露を放置しないために、窓周辺の水分をこまめに拭き取ることが重要です。また、結露防止シートや断熱カーテンなどを活用して、結露そのものを減らす対策を取りましょう。

 

4-2. 水漏れが原因になっている

 

配管からの水漏れは、床材に水分が溜まる原因となり、黒カビを招きます。特に老朽化した配管からの水漏れは、見えない部分で進行していることが多く、気づいた時には被害が広がっているケースも少なくありません。

 

水漏れが発見された場合は速やかに修理を行い、影響を受けたフローリングの乾燥を徹底することが重要です。また、定期的に配管の点検を行い、早期に異常を発見するよう心掛けましょう。

 

4-3. 布団を敷きっぱなし(万年床)にしている

 

人は就寝中にかなりの量の汗をかくため、布団をフローリングに直接敷いていると湿気が床に蓄積しやすくなります。この湿気が黒カビ発生の温床となる場合があります。

 

これを防ぐためには、定期的に布団を干して湿気を逃がすことが大切です。また、布団の下にすのこを敷くことで通気性を確保し、湿気を溜めにくくする工夫も効果的です。

 

5.黒カビを防ぐための予防策

 

フローリングに黒カビを発生させないためには、何よりも湿気や水分対策が重要です。

 

雨漏りや配管の不具合による漏水を早期に修理することはもちろん、湿気のコントロールや定期的な掃除も欠かせません。

 

以下に、すぐに実践できる黒カビ防止の具体的な方法をご紹介します。

 

5-1. 窓の結露を防止する方法

 

窓ガラスにできた結露がフローリングに垂れると、黒カビの原因になります。特に冬場は結露が発生しやすいため、こまめに拭き取ることが大切です。

 

また、以下の方法で結露自体を減らす工夫をしましょう

 

エアコンや除湿機を使用する:室内の湿度を下げる効果があります。

サーキュレーターで空気を循環させる:室温や湿度を均一に保つことで結露が軽減します。

結露防止シートを活用する:窓ガラスに貼るだけで結露の発生を抑えられます。

 

5-2. 湿度を適切に管理する

黒カビは湿度が60%以上で活発になります。そのため、室内の湿度を50~60%に保つことを目標にしましょう

 

除湿機やエアコンを使う:湿気が高いと感じたらすぐに稼働させて湿度を調整します。

晴れた日に換気を行う:外の空気を取り入れ、室内の湿気を排出します。

湿度計を設置する:数値で湿度を把握することで、適切な対応が可能になります。

 

5-3. 定期的な掃除でカビを防ぐ

フローリングの黒カビは、髪の毛や食べかすなどの汚れを栄養にして繁殖します。そのため、こまめな掃除が必要です。

 

掃除機でゴミを吸い取る:特にフローリングの溝や隅にたまりやすいゴミに注意してください。

フローリングワイパーを活用する:掃除機をかける時間がないときや、ホコリ立ちを抑えたい場合に便利です。

細かい部分はブラシで掃除:溝の汚れは歯ブラシや爪楊枝を使って丁寧に取り除きましょう。

 

5-4. 水拭きの頻度を減らす理由

 

現代のフローリングは水分に弱い加工が施されていることが多いため、基本的に乾拭きを心がけましょう。水拭きが必要な場合は、しっかり絞った雑巾を使用し、その後すぐに乾いた布で水分を拭き取ることが重要です。


5-5. 床に置くものを減らして通気性を確保

 

床に物を置きすぎると通気性が悪くなり、湿気が溜まりやすくなります。特に壁際に置いたものが原因でカビが発生することもあります。

 

収納を工夫して床をスッキリさせることで、空気の流れを確保し、カビ予防につなげましょう。


5-6. 空気清浄機の活用でカビ予防

 

空気中に漂うカビの胞子を減らすために、空気清浄機を使用するのも有効です。直接的に黒カビを防ぐわけではありませんが、胞子が部屋中に広がるのを防ぎ、新たなカビの発生リスクを軽減します。


5-7. 万年床をやめ、布団の管理を徹底

 

布団やマットレスを長期間敷きっぱなしにすると、その下に湿気が溜まり、カビの温床となります。

 

・寝具は定期的に干して湿気を取り除きましょう。

・すのこを使用して通気性を確保するのも効果的です。


5-8. ワックスでフローリングを保護

 

フローリングの表面にワックスを塗布することで、カビや汚れの付着を防ぐことができます。

 

ただし、ワックスを塗る前にはしっかり掃除を行い、カビが付着していない状態にすることが重要です。場所や用途に応じて、水性や油性ワックスを使い分けましょう。

 

6.まとめ

 

今回は、フローリングに黒カビが発生した場合の対処法や、カビの再発を防ぐための予防策について詳しくご紹介しました。

 

黒カビは見た目だけでなく、アレルギーや呼吸器系のトラブルなど健康に影響を及ぼす可能性があります。そのため、発見したら速やかに適切な対応を行うことが重要です。

 

軽度のカビであれば、自宅で次のような対策を試すことができます

 

・適切な洗浄剤やカビ取り剤を使って表面のカビを除去する

・湿気を抑え、結露や水分の蓄積を防ぐ工夫をする

・日常の掃除で汚れやゴミを溜めない

 

ただし、カビがフローリングの内部まで広がっていたり、状況が悪化している場合には、自己処理が難しいこともあります。

 

そのようなケースでは、専門知識を持つカビ取り業者に相談することをお勧めします。プロの手で徹底的な除去と再発防止対策を行うことで、安心してフローリングを使用できる環境を整えることができます。

 

カビ問題は早期対応が鍵です。フローリングを美しく、そして健康的な住環境を守るために、日々のケアを欠かさず行いましょう。

 

カビバスターズ岐阜の佐藤でした。

監修https://kabikensa.com/

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