漏水によるカビ発生の対策方法とは?
2024/09/24
こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。
いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。
漏水によるカビ発生の対策方法とは?
ある日、天井に見慣れないシミを発見! これってもしかして漏水? さらに、押し入れも水浸しで一体何が起こっているのか?
漏水は、災害や老朽化などの原因で発生し、放置するとカビが繁殖してしまうことがあります。
そのままにしておくと、家全体の劣化が進行し、大規模な修繕が必要になるだけでなく、健康被害を引き起こす可能性もあるため、迅速な対策が必要です。
本記事では、漏水が発生した場合にどう対処し、カビによる被害を最小限に抑える方法を紹介します。
目次
1.漏水の原因とは?
1-1 建物の老朽化
1-2 リフォーム後のトラブル
1-3 自然災害による水害
1-4 配管や設備の故障
2.漏水を放置したらどうなる?
2-1 放置によるカビ発生の事例
2-2 漏水が住人間のトラブルに発展したケース
3.漏水によって発生したカビへの対策
4.漏水箇所のカビを自分で除去する方法
5.漏水によるシミの対処法
6.まとめ
1.漏水の原因とは?
漏水の原因を特定するには実際に現場を確認する必要がありますが、主に以下の4つの原因が考えられます。
1-1 建物の老朽化
例えば、築35年のマンションで配管が劣化して漏水が発生したケースがあります。
この時は、押し入れに保管していた衣類や寝具が水に濡れてしまい、全て廃棄する事態となりました。
さらに、梅雨の時期に発生したため、カビが繁殖し被害が拡大したという例もあります。
老朽化は避けられない問題ですが、早期の対処が被害を軽減する鍵です。
1-2 リフォーム後のトラブル
リフォームによる施工ミスで水道管や排水管が傷つき、漏水が発生することもあります。
このような場合は、リフォーム業者に連絡して、修理を依頼する必要があります。
特に、リフォームから数年経過後に漏水が発生することもあるため、管理会社に相談することが大切です。
1-3 自然災害による水害
台風や大雨などの自然災害が原因で建物に水が浸入することもあります。
このような場合は、まず浸入した水を除去し、乾燥させることが重要です。
その後、カビの発生を防ぐために消毒用エタノールなどを使用しましょう。
被害が大きい場合は、専門業者に依頼することが推奨されます。
1-4 配管や設備の故障
トイレや洗濯機など、水回りの設備が故障することで漏水が発生することもあります。
この場合、普段よりも水道料金が高くなり、水道局からの連絡で異常に気付くことが多いです。
マンションでは、自分の家が原因ではなく上階からの漏水で被害が発生することもあるため、原因が分からなくてもすぐに管理会社に報告しましょう。
2.漏水を放置したらどうなる?
漏水は様々な原因で発生するため、自己判断で対処せず、管理会社や専門業者に相談することが推奨されます。
特に注意すべきは、一度だけ漏水が発生し、その後何も起こらなかったため放置してしまうケースです。
このような場合、他の住人にまで被害が広がる恐れがあります。
2-1 放置によるカビ発生の事例
ある分譲マンションに住むAさんは、天井に漏水を発見しましたが、その後再発しなかったため放置しました。
しかし、時間が経つにつれて天井のシミが悪化し、最終的にカビが発生してしまいました。
寝室での被害だったため、カビによる健康リスクを直接受けることになりました。
最終的に修理とカビ除去の両方に多額の費用がかかり、Aさんは早めに対応しなかったことを後悔しました。
2-2 漏水が住人間のトラブルに発展したケース
Bさんは、押し入れの天井部分から漏水が起こったため、上階の住人に直接相談しました。
しかし、上階の住人には被害がなく、「自分たちのせいにされた」としてトラブルに発展しました。
また、漏水を放置したことで悪臭が発生し、部屋が使用できなくなる事態にもなりました。
このようなトラブルを避けるためにも、まずは管理会社に報告し、適切な対応を依頼しましょう。
これらのケースから分かるように、漏水は放置することで被害が拡大し、さらなる費用や健康リスクを招くことがあります。
適切な対応を早めに行うことが大切です。
3.漏水によって発生したカビへの対策
漏水によってカビが発生した場合の最適な対策は、できるだけ早く専門業者に依頼することです。
漏水箇所の修理とカビ除去を迅速に行うことで、被害が広がるのを防ぐことができます。
特に、漏水は天井や床下、壁内部などの見えない部分に広がることが多いため、専門的な対応が必要です。
マンションで漏水が発生した場合、以下の手順で対処するのが一般的です
・管理会社へ連絡
・専門業者による漏水箇所の確認
・管理組合への報告
・保険適用の確認
・修理作業の実施
すでにカビが発生している場合、3番目の管理組合への報告時に、カビ除去の対応を希望する旨を伝えておくと良いでしょう。
持ち家や戸建ての場合は、まず工務店に連絡し、漏水箇所を特定し修理を依頼します。
修理のスケジュールが決まった時点でカビ取り業者を手配するのがスムーズです。
4.漏水箇所のカビを自分で除去する方法
業者がすぐに対応できない場合や、応急処置が必要なときには、以下の方法でカビ対策を行いましょう
・水気をしっかり拭き取る
・換気を良くして乾燥させる
・消毒用エタノールを使用してカビを殺菌する
特に、壁の裏にカビが広がっている可能性がある場合、見える部分だけの対処では根本的な解決にはなりませんが、業者が来るまでの間、これらの応急処置を行うことで被害を軽減できます。
消毒用エタノールの使い方
薬局で購入できる70~80%濃度の消毒用エタノールを使用し、水気が完全に取れた状態でカビに吹きかけることで、効果的に殺菌できます。
5.漏水によるシミの対処法
黒いシミができている場合、漏水によって壁や天井にカビや腐敗が進んでいる可能性があります。
この場合、壁や天井を剥がして内部のカビを除去する必要があるため、専門業者に早急に依頼することをお勧めします。
6.まとめ
漏水が発生した際は、すぐに管理会社や工務店へ連絡し、原因の特定と修理を行うことが重要です。
漏水を放置すると、カビの発生や隣室への被害、さらには悪臭や漏電の危険性が高まります。早期の対応で、被害を最小限に抑えましょう。
漏水が修理できても、カビが残ってしまった場合は?
修理が完了しても、すでにカビが発生している場合には、カビ取り専門業者に相談しましょう。
カビも漏水と同様に、早期の対処が費用を抑えるポイントです。
カビバスターズ岐阜の佐藤でした。
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