メラミンスポンジでのカビ除去がNGな理由とは？

こんにちは！カビバスターズ岐阜の佐藤です。

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メラミンスポンジでのカビ除去がNGな理由とは？

 

メラミンスポンジは、洗剤なしでも水だけで汚れを簡単に落とせる便利な清掃アイテムとして人気です。

 

軽い油汚れや焦げ付き、水垢、茶渋、鏡の汚れなど、あらゆる汚れに対応でき、その研磨力で驚くほど綺麗にすることができます。

 

特に「激落ちくん」は、メラミンスポンジの代名詞ともいえるほど認知度が高いです。

 

では、そんな便利なメラミンスポンジをカビの除去にも使っていいのでしょうか？

 

実は、メラミンスポンジでのカビ除去は避けるべき理由があります。

 

ここでは、その理由について詳しく解説します。

 

目次

1.メラミンスポンジとは何か？

2.メラミンスポンジでカビを掃除しても問題ないのか？

3.メラミンスポンジがカビ除去に不向きな理由

  3-1. 表面の保護層を傷つけるリスク
  3-2. 表面のカビしか除去できない
  3-3. 市販のカビ取り剤との併用が困難

4.メラミンスポンジが効果的なシチュエーションとは？
5.まとめ

 

1.メラミンスポンジとは何か？

 

メラミンスポンジは、メラミン樹脂を素材にしたスポンジで、汚れを削り落とす研磨効果があります。

 

水に浸して擦るだけで、洗剤を使わなくても頑固な汚れを簡単に落とせることから人気です。

 

特に「激落ちくん」などの商品は広く知られています。

 

使い捨てとしても便利で、小分けタイプなどもあり、必要な分だけをカットして使用できます。

 

2.メラミンスポンジでカビを掃除しても問題ないのか？

 

結論として、メラミンスポンジはカビ取りにはあまり適していません。

 

汚れには強い一方、カビに対する効果は限定的です。

 

次に、その理由を詳しく見ていきましょう。

 

3.メラミンスポンジがカビ除去に不向きな理由

 

3-1. 表面の保護層を傷つけるリスク

 

メラミンスポンジの強力な研磨効果は、カビだけでなく素材のコーティングや表面の保護層も削り取ってしまう恐れがあります。

 

浴槽やトイレ、ステンレス製品などの防水加工された部分に使用すると、かえって傷がつき、汚れやすくなるリスクがあります。

 

特に強く擦りすぎるとその影響が顕著になるため、注意が必要です。

 

3-2. 表面のカビしか除去できない

 

メラミンスポンジはカビの表面部分を除去するだけで、深く根付いたカビまでしっかり取り除くことができません。

 

カビは内部まで根を張って広がるため、表面をきれいに見せても、再発する可能性が高いのです。

 

3-3. 市販のカビ取り剤との併用が困難

 

市販のカビ取り剤には塩素系漂白剤が含まれているものが多いですが、メラミンスポンジはこれと併用するとスポンジ自体が劣化してしまいます。

 

そのため、カビ取り剤と一緒に使うことは推奨されていません。

 

また、メラミンスポンジは凹凸のある壁や細かい隙間、ゴムパッキンなどのカビにも向いていません。

 

これらの場所で使っても効果が薄いため、他の道具を使った方が効果的です。

 

4.メラミンスポンジが効果的なシチュエーションとは？

 

一方で、メラミンスポンジが有効な場面もあります。

 

たとえば、網戸などはカビを表面から擦り落とせるため、効果的に掃除ができます。

 

100円ショップなどで網戸用のメラミンスポンジが販売されていることもあるので、カビ取りに利用する場合にはこうしたシチュエーションが適しています。

 

5.まとめ

 

一般的なカビ除去には普通のスポンジを推奨

 

メラミンスポンジは汚れを削り落とすのに優れたアイテムですが、カビ取りには向いていません。

 

カビ除去をする際には、通常のスポンジやブラシ、カビ取り専用の道具を使う方が適しています。

 

また、カビ取り剤や消毒用エタノール、熱湯などを使って、カビの根までしっかりと殺菌することが重要です。

 

カビバスターズ岐阜の佐藤でした。

監修https://kabikensa.com/