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畳にカビが!?すぐにできるカビ対策方法とは?

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畳にカビが!?すぐにできるカビ対策方法とは?

畳にカビが!?すぐにできるカビ対策方法とは?

2024/07/10

こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。

いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

畳にカビが!?すぐにできるカビ対策方法とは?

 

和室の畳にカビが生えてしまい、お困りではありませんか?

 

特に物置として使用している和室では、衣類や家具にカビ臭が移ってしまうことも心配です。

 

お盆にお孫さんが遊びに来る前に、何とか畳のカビをきれいにしたいですね。

 

そこで今回は、畳のカビを取り除く方法を詳しく解説します。

 

畳は日本の伝統的な床材で、防音効果やい草の香りによるリラックス効果があります。

 

しかし、湿気が多い部屋や日当たりの悪い部屋、布団を敷きっぱなしにしている部屋では、カビが発生しやすくなります。

 

例えば、夏場にお孫さんが遊びに来る前に畳のカビを取り除きたい場合や、寝室として使用している和室のベッドの下にカビが生えてしまった場合など、早急な対処が必要です。

 

畳は頻繁に畳替えや天日干しができないため、埃やダニ、カビが気になることがあります。

 

畳からカビ臭がする場合、衣類や寝具にその臭いが移ってしまうこともあるため、早めの対策が重要です。

 

そこで今回は、畳のカビを取り除き、再発を防ぐための効果的な方法をご紹介します。

 

目次 

1.畳のカビを徹底除去する方法

  1-1. 畳のカビ除去の基本的な考え方

  1-2. 必要な道具と準備

  1-3. 消毒用エタノールを使用した具体的なカビ取り方法

2.この方法はNG!やってはいけない畳のカビ取り方法

  2-1. 雑巾でカビを拭き取る

  2-2. 掃除機でカビを吸い取る

3.畳にカビが発生する原因

  3-1. カビの発生要因とカビが生えやすい畳の条件

4.畳のカビを再発させないための対策

  4-1. 徹底した換気

  4-2. こまめな掃除

  4-3. 除湿の徹底

  4-4. 寝具や家具の置きっぱなしに注意

  4-5. 畳だけでなく壁や天井のカビも除去する

5.まとめ

 

1.畳のカビを徹底除去する方法

 

1-1. 畳のカビ除去の基本的な考え方

 

カビが生きたまま残っていると、拡散するリスクが高まります。

 

カビの胞子を拡散させずに完全に除去するためには、カビを「死滅させる」ことが重要です。

 

畳は、カビを殺した後に「掻き出す」作業が必要であるため、フローリングとは異なるアプローチが求められます。

 

1-2. 必要な道具と準備

 

畳のカビ取りには、以下のものが必要です

 

・マスクとゴム手袋

・消毒用エタノール

・スプレーボトル(無水エタノールを使用する場合は70~80%に薄める)

・歯ブラシや目地ブラシ

・雑巾またはタオル

 

マスクとゴム手袋
カビ取り作業中にカビの胞子を吸い込むリスクがあります。カビ取りや掃除の際は、換気をしながら作業し、カビ取り剤を使用する場合にはゴム手袋を着用して皮膚を保護しましょう。

 

消毒用エタノール
エタノールにはいくつかの種類がありますが、70~80%濃度の消毒用エタノールを使用します。無水エタノールを使う場合は、そのままでは揮発性が高すぎて殺菌効果が得られにくいので、エタノール:水の割合が7:3になるように薄めます。市販の消毒用エタノール(70%程度)を使用するのが手軽です。

 

スプレーボトル
無水エタノールを希釈して吹きかけるために使用します。市販のスプレーボトル入り消毒用エタノール(70~80%)を使用する場合は、スプレーボトルは不要です。

 

歯ブラシや目地ブラシ
ブラシは畳の細かい部分に生えたカビを落とすために使用します。カビの範囲が小さければ古い歯ブラシでも十分ですが、お掃除用の目地ブラシのほうが畳の奥まで届き、しっかりとカビを掻き出せます。

 

雑巾またはタオル
乾いた雑巾やいらない布を使用します。表面に凹凸のあるタオル地のほうが、掻き出したカビをしっかりと絡め取るのに適しています。

 

これらの道具を準備して、畳のカビ取りに取りかかりましょう。

 

1-3. 消毒用エタノールを使用した具体的なカビ取り方法

 

消毒用エタノールを使って、畳のカビを「死滅させて掻き出す」方法を以下に記載します。

 

エタノールをカビにスプレーする
カビにまんべんなくエタノールを吹きかけ、カビを死滅させます。

 

歯ブラシや目地ブラシでカビを掻き出す
エタノールをスプレーした箇所を、畳を傷めないようにやさしく、畳目に沿ってこすります。い草の隙間に潜り込んだカビを掻き出すようにします。

 

雑巾やタオルで拭き取る
掻き出したカビを再びい草の奥に押し込まないように、やさしく絡め取るように拭き取ります。

 

エタノールで仕上げの除菌をする
最後にもう一度消毒用エタノールを吹きかけ、除菌することでカビの再発を防ぎます。

 

畳にカビが生えたら、換気を充分に行いながらアルコールで除去し、しっかりと乾燥させることが重要です。

 

2.この方法はNG!やってはいけない畳のカビ取り方法

 

2-1. 雑巾でカビを拭き取る

 

畳のお掃除として「固く絞った雑巾で水拭き」をすることが一般的ですが、畳にカビが発生した場合、雑巾で拭き取るのは逆効果です。

 

から拭きや水拭きは、カビを生きたまま畳の隙間に押し込み、胞子を広げてしまう恐れがあります。

 

特に水拭きは、カビに水分を与えることで、カビの繁殖を促進してしまいます。

 

また、カビが付着した雑巾を使いまわすと、他の場所にもカビが広がる可能性があります。

 

たとえきれいに洗ったつもりでも、カビの胞子は残る可能性が高いです。

 

2-2. 掃除機でカビを吸い取る

 

カビを目の前から取り除くために掃除機を使うことも逆効果です。

 

掃除機では、畳の目の奥に潜り込んだカビを完全に取り除くことはできません。

 

さらに、吸い込んだカビの胞子が掃除機の排気を通じて部屋中に拡散されてしまいます。

 

生きたままの胞子が部屋に広がることで、カビの問題を悪化させるリスクがあります。

 

畳にカビが生えたときは、「雑巾で拭く」ことも「掃除機で吸う」ことも避けましょう。適切な方法でカビを処理し、再発を防ぐことが重要です。

 

3.畳にカビが発生する原因

 

3-1. カビの発生要因とカビが生えやすい畳の条件

 

カビは、適切な温度、湿度、そしてエサが揃うと繁殖します。

 

カビが好む温度帯は20℃~30℃で、湿度が60%以上の環境が理想的です。

 

そのため、梅雨から夏にかけての季節や、冬でも暖房と加湿、窓の結露などによってカビが発生しやすい状況が作られます。

 

現代の高気密住宅では、換気を怠ったり室内干しをしたりすると湿気がこもりやすくなります。

 

意外にも、隙間風が入るような古い家の方が湿気が逃げやすく、現代的な住宅やマンションの方がカビの発生条件が揃いやすいのです。

 

また、新しい畳は原料であるい草の吸湿効果が高いため、カビが発生しやすいです。

 

このとき、埃や人体から出る皮脂、髪の毛、食べこぼしなどがあると、それがカビの栄養源となり、繁殖が進みます。

 

つまり、畳のカビを防ぐためには、住宅の状況に合わせた湿気対策と、カビのエサを蓄積させないための掃除が重要です。

 

4.畳のカビを再発させないための対策

 

4-1. 徹底した換気

 

畳をカビさせないためには、カビが好む条件を排除することが重要です。

 

日常的に換気を行い、風通しを良くしましょう。

 

特に気密性が高く風が通りにくい部屋では、扇風機やサーキュレーターを使うと効果的です。

 

また、空気清浄機を使用して空気中の埃やカビの胞子を取り除くこともカビの発生を抑制する助けになります。

 

4-2. こまめな掃除

 

カビのエサとなるものを放置しないよう、こまめに掃除をして清潔を保ちましょう。

 

掃除の後に消毒用エタノールを散布することで除菌効果を高め、カビの発生を予防できます。

 

畳を掃除する際には、畳の目に沿って優しく拭き取りましょう。

 

さらに、天気の良い日には畳を上げて天日干しをしたり、劣化が進んだ場合は畳替えも検討することが大切です。

 

畳のカビ取りが難しい場合は、専門業者に相談するのも良い方法です。

 

4-3. 除湿の徹底

 

畳のカビは主に湿気や通気性の悪さが原因です。

 

窓際や壁の結露が畳に吸収されるとカビが発生します。

 

そのため、室内の結露対策が必要です。換気をこまめに行い、窓の結露を拭き取ったり結露防止シートを貼るなどして結露を放置しないようにしましょう。

 

加湿器の使用頻度を減らしたり、部屋干しを控えることもカビ防止に役立ちます。

 

湿気がたまりやすい部屋には除湿機を設置するのも良い方法です。

 

4-4. 寝具や家具の置きっぱなしに注意

 

畳のカビを除去しても、家具や寝具を長時間置いたままにするとカビが再発する恐れがあります。

 

畳の部屋を寝室として使用する場合は、布団を毎回上げて湿気を溜めないようにしましょう。

 

ベッドを置く場合は、通気性の良い脚付きのものを選ぶと良いです。

 

布団を毎回畳むのが大変な場合は、折り畳み式のスノコを敷くことをおすすめします。

 

4-5. 畳だけでなく壁や天井のカビも除去する

 

何度も畳のカビ取りを行っても再発する場合は、畳以外にも天井や壁などにカビが発生している可能性があります。

 

天井にカビが生えている場合、重力によってカビの胞子が落下し、畳に再びカビが発生することがあります。

 

部屋全体のカビ臭や壁のカビが気になる場合は、部屋全体のカビ取りを行いましょう。

 

5.まとめ

 

カビの特性とその対策を理解し、日頃から予防を心がけることで、少しの手間で畳をカビから守り、長持ちさせることができます。

 

特に寝室や衣類収納に使用している畳の部屋では、カビ臭さやカビの発生に気づいたら迅速に対処することが重要です。

 

畳のカビを防ぐためのポイント

 

湿気を除去する: 湿気の多い季節や湿度の高い部屋では除湿器を活用し、湿気をコントロールしましょう。

 

ホコリや汚れを溜めない: こまめに掃除をして、カビのエサとなる汚れを取り除きましょう。

 

換気をする: 日常的に窓を開けて風通しを良くし、湿度を下げましょう。気密性の高い部屋では扇風機やサーキュレーターを使用すると効果的です。

 

万年床にしない: 布団を毎回上げて湿気が溜まらないようにしましょう。ベッドを使用する場合は、通気性の良い脚付きのものを選びましょう。

 

水拭きを控える: 水拭きをする際は、雑巾を固く絞って水気を残さないようにしましょう。

 

定期的に除菌する: 消毒用エタノールを使用して、定期的に畳を除菌しましょう。

 

これらの対策を意識することで、畳のカビを効果的に防ぐことができます。

 

小さなお子さんからお年寄りまで、心おきなく素足で畳の気持ちよさを楽しむためにも、畳のカビ対策をしっかりと行いましょう。

 

カビバスターズ岐阜の佐藤でした。

監修https://kabikensa.com/

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