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食器にもカビが生える!?原因と対策について解説

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食器にカビが!?原因と対策についてカビ取りのプロが解説

食器にカビが!?原因と対策についてカビ取りのプロが解説

2024/07/09

こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。

いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

食器にカビが!?原因と対策についてカビ取りのプロが解説

 

「食器棚のカビが食器に移ってしまった。」

 

「久しぶりに使おうと思った大事な食器にカビが生えていた。どうやってカビを取ればいいの?」

 

カビはお風呂やキッチンなどの水回りに発生しやすいですが、条件が揃えば、壁や衣類、食品など、さまざまな場所で発生します。

 

実は、食器にもカビが生えることがあるのです。

 

頻繁に使う食器はすぐに洗うのでカビが発生することはほとんどありませんが、あまり使わずに食器棚の奥に保管しているものには、カビが生えるリスクがあります。

 

もしかすると、すでにあなたの食器棚の中にもカビが生えた食器があるかもしれません。

 

そこで今回は、食器にカビが発生する原因と対処方法について詳しく解説します。

 

カビの再発を防ぐための対策についても紹介するので、ぜひ最後までお読みください。

 

この記事でわかること

 

・食器にカビが発生する原因

・食器のカビ取り方法

・食器のカビ対策

 

目次 

1.食器にカビが発生する原因

  1-1. 洗わずに放置したままにしていた

  1-2. 食べかすが食器に残っていた

  1-3. 食器棚のホコリが付着した

  1-4. 食器自体がカビの栄養源となる

  1-5. 食器が十分に乾燥していなかった

  1-6. 壁の結露が原因になることも

2.食器に生えたカビ取り方法

  2-1. 【カビ取り方法】食器用洗剤で洗う

  2-2. 【カビ取り方法】熱湯消毒

  2-3. 【カビ取り方法】消毒用エタノールで除菌

  2-4. カビ取りに使ったスポンジは処分しよう

3.食器のカビを防ぐ対策

  3-1. 使用後はすぐに洗う

  3-2. 食器に水気を残さない

  3-3. 使わない食器は処分する

  3-4. 除湿剤を利用する

4.食器以外にもカビが広がっている場合はカビ取り専門業者に相談を

5.まとめ

 

1.食器にカビが発生する原因

 

まず、カビが繁殖するために必要な要素について説明します。

 

カビが発生する場所には、通常以下の4つの条件が揃っています。

 

・水分・湿度

・温度

・栄養源

・酸素

 

これらの条件が揃うと、食器にカビが発生しやすくなります。

 

では、具体的にどのようにしてこれらの条件が食器に揃うのか見ていきましょう。

 

1-1. 洗わずに放置したままにしていた

 

食事後、食器を洗わずにシンクに放置することがよくありますが、食べ物の残りかすはカビの栄養源になります。

 

また、シンク周辺は湿気が多く、カビが繁殖しやすい環境です。

 

さらに、食べかすが放置されていると、カビだけでなく雑菌も発生します。

 

実は、カビはこれらの雑菌も栄養源にして成長するのです。

 

1-2. 食べかすが食器に残っていた

 

食器を洗ったつもりでも、食べかすが残っていることがあります。

 

これは、洗浄が不十分というよりも、食器の表面にある微細な隙間に食べかすが残ることが原因です。

 

カビはわずかな栄養でも繁殖するため、微細な隙間に残った食べかすでもカビは生育してしまいます。

 

1-3. 食器棚のホコリが付着した

 

カビの栄養源は食べかすだけでなく、ホコリや虫の死骸、人間の皮脂などもあります。

 

長期間使用しない食器を食器棚に保管すると、ホコリが蓄積してしまいます。

 

ホコリは湿気を吸収するため、栄養源と水分の両方を提供し、カビにとって理想的な環境を作り出します。

 

1-4. 食器自体がカビの栄養源となる

 

食器の素材には様々なものがありますが、カビはその素材自体も栄養源にします。

 

特に木製の食器は注意が必要です。

 

天然素材である木製品はカビの栄養源になりやすく、湿気を吸収するため、完全に乾燥させずに放置するとカビの発生を促進します。

 

1-5. 食器が十分に乾燥していなかった

 

食器がほぼ乾いた状態でも、「これくらいなら大丈夫」と思って片付けることがあります。

 

しかし、食器に残ったわずかな水分が食器棚内で湿気を発生させ、カビの成長を促すことがあります。

 

さらに、食器が完全に乾いていても、食器棚の周囲が高湿度の場合、カビのリスクは高まります。

 

例えば、室内の湿度が高い状況や、食器棚の近くで炊飯器やコーヒーメーカーを使用することで、食器棚内の湿度が上がります。

 

1-6. 壁の結露が原因になることも

 

食器棚を壁にぴったりと設置していると、食器棚の裏の通気性が悪くなり、カビが発生しやすくなります。

 

特に壁に結露が発生している場合、カビが非常に発生しやすいです。

 

食器棚にカビが発生すると、それが食器にも広がる可能性があります。

 

このように、カビは様々な要因で食器に発生します。

 

次に、食器に生えたカビの除去方法と予防策について見ていきましょう。

 

2.食器に生えたカビ取り方法

 

食器にカビが生えてしまった場合、適切な除去方法を用いることが重要です。

 

以下に、効果的なカビ取り方法を紹介します。

 

2-1. 【カビ取り方法】食器用洗剤で洗う

 

まずは、食器用洗剤を使って通常通り洗うことから始めましょう。

 

カビが取れにくい場合は、スポンジでカビが付いている部分をしっかりとこすり落とします。

 

この際、適度な力でこすり、食器を傷つけないように注意が必要です。

 

もしカビによる色が残ってしまった場合は、塩素系漂白剤(例:キッチンハイター)を使うことをお勧めします。

 

漂白剤に食器を浸すことで、残ったカビの色を除去し、より清潔な状態に戻すことができます。

 

ただし、漂白剤の使用は食器の材質に注意が必要です。

 

柔らかい素材や色付きの食器は漂白剤が材質を傷めたり、色褪せを引き起こす可能性があるため、使用前に確認してください。

 

使用後は十分に水で洗い流し、しっかりとすすぎ残しがないようにしましょう。

 

2-2. 【カビ取り方法】熱湯消毒

 

カビは熱に弱いため、熱湯消毒は効果的です。

 

食器を完全に熱湯に浸すことがポイントです。

 

具体的には、沸騰したお湯を用意し、カビが付着した食器を数分間浸します。

 

このプロセスで、カビの胞子は高温で死滅します。

 

ただし、食器の材質に注意が必要です。

 

すべての食器が熱湯に耐えられるわけではないため、デリケートな素材や塗装が施された食器は、熱湯で損傷する可能性があります。

 

熱に強いセラミックやガラス製の食器に最適な方法です。

 

2-3. 【カビ取り方法】消毒用エタノールで除菌

 

カビはアルコールにも弱いので、消毒用エタノールを使用する方法も効果的です。

 

特にアルコール濃度が70~80%のエタノールは、カビ除去に有効です。

 

スプレーボトルに入れた消毒用エタノールをカビが生えた食器に直接スプレーし、柔らかい布やペーパータオルで優しく拭き取ります。

 

エタノールは蒸発しやすいため、自然乾燥させるだけで問題ありません。

 

ただし、一部のプラスチックや塗装された食器は、エタノールで材質が損傷する可能性があるため、使用前に確認することをお勧めします。

 

2-4. カビ取りに使ったスポンジは処分しよう

 

スポンジは日常使用でも雑菌やカビが発生しやすいものです。

 

カビ取りに使用したスポンジは、熱湯消毒や洗剤洗浄でも完全に除去するのが難しく、さらに菌が増殖する恐れがあります。

 

スポンジは比較的安価で入手可能なため、カビ取りに使用した場合は新しいものと交換することを推奨します。

 

これにより、食器洗い時にカビや細菌の拡散を防ぎ、キッチンを清潔に保つことができます。

 

3.食器のカビを防ぐ対策

 

カビ取りは面倒な作業ですが、最も効果的な対策は予防です。

 

ガラスやプラスチックなどの食器は基本的にカビが生えにくい素材ですが、適切な対策を取ることで、さらにカビの発生を防ぐことができます。

 

以下にいくつかのカビ予防方法を紹介します。

 

3-1. 使用後はすぐに洗う

 

使用した食器はできるだけ早く洗うことがカビ予防の基本です。

 

食器を長時間放置すると、カビの発生リスクが高まります。

 

食後すぐに洗うことで、カビの成長を防ぎ、食器の汚れも取りやすくなります。

 

特にチーズや焦げ付き汚れなどは、早めに洗うことで簡単に取り除けます。

 

日々の習慣として、使用後すぐに洗うことを心がけましょう。

 

3-2. 食器に水気を残さない

 

カビは湿気を好むため、食器の水気をしっかりと取ることが重要です。

 

大人数の家庭では、使用後の食器を十分に乾燥させるスペースが足りないことがあります。

 

その場合は、キッチンペーパーを使って食器の表面の水分を拭き取ると良いでしょう。

 

また、食器乾燥機を利用するのも効果的です。

 

食器乾燥機は食器を迅速に乾燥させ、湿気を減らすのに役立ちます。

 

忙しい家庭にとっては特に便利です。

 

3-3. 使わない食器は処分する

 

長期間使用していない食器は、カビの温床になる可能性があります。

 

食器棚に長く置かれている食器は、埃が積もり、湿気がこもりやすくなります。

 

数年以上使用していない食器は、今後も使う可能性が低いため、処分することをお勧めします。

 

これにより、食器棚の通気性が改善され、カビの発生リスクが減少します。

 

3-4. 除湿剤を利用する

 

食器棚の湿気を抑えるために、除湿剤の使用が効果的です。

 

除湿剤は食器棚内の湿度をコントロールし、カビの発生を防ぎます。

 

定期的に交換することで、常に効果を発揮し続けます。

 

除湿剤を適切に活用することで、食器を長期間安全に保管することができます。

 

4.食器以外にもカビが広がっている場合はカビ取り専門業者に相談を

 

食器にカビが発生している場合、他の場所にもカビが広がっている可能性があります。

 

特に壁の結露が原因で食器棚の裏や壁自体にカビが生じると、自己処理が難しく、再発することが多いです。

 

壁にカビが生えている場合、その壁の材質やカビの進行度によって対処法が異なります。

 

塗装された壁、壁紙、躯体壁など、各材質に応じた適切なカビ対策が求められます。

 

また、カビの広がり具合によっては、専門的な知識と技術が必要です。

 

自分では対処できない場合や、再発を防ぐためにも、カビ取りの専門業者に相談することをお勧めします。

 

専門業者は、状況に応じた最適なカビ取り方法を提案し、根本的な解決策を提供してくれます。

 

住宅内のカビにお困りの際は、まずは一度カビ取り業者に無料相談することをお勧めします。

 

5.まとめ

 

今回は、食器に発生したカビの対処方法や予防策についてご紹介しました。

 

食器にカビが生えた場合、軽度のカビであれば以下の方法で対処できます。

 

・食器用洗剤で洗う

・熱湯で消毒する

・消毒用エタノールで除菌する

 

ただし、広範囲にカビが広がっている場合は、食器を処分することをお勧めします。

 

カビを取り除いた後は、再発を防ぐためにカビ対策を行いましょう。

 

・使用後の食器はすぐに洗う

・食器を十分に乾かす

・使わない食器は整理する

・除湿剤を利用する

 

食器にカビが発生している場合、自宅の他の場所にもカビが広がっている可能性があります。

 

カビは早期発見と迅速な対応が重要ですので、家全体にも注意を払いましょう。

 

また、家全体がカビの発生しやすい環境にある場合は、全体的なカビ対策を行うことで、より衛生的な生活環境を確保できます。

 

これを機に、家全体の湿気管理とカビ対策を見直してみてはいかがでしょうか。

 

カビバスターズ岐阜の佐藤でした。

監修https://kabikensa.com/

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