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「大切な着物にカビが発生!正しい対処法とカビ対策」

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「大切な着物にカビが発生!正しい対処法とカビ対策」

「大切な着物にカビが発生!正しい対処法とカビ対策」

2024/03/25

こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。

いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

「大切な着物にカビが発生!正しい対処法とカビ対策」

 

「かつて身に纏った振袖を娘に受け継ぎたいと思った時、着物にカビが発生していた」

「長らく着物を着る機会がなかったら、カビの臭いが漂っていた」

 

着物は日常的に着用されることが少ないため、しょっちゅうカビが発生してしまい、その対処に頭を悩ませることがあります。

 

しかも、洋服と異なり、着物は簡単に洗濯することができません。さらに、多くの着物は高価であり、一生ものの品が多いため、簡単に買い替えることもできません。

 

しかし、大切な着物にカビが発生してしまった場合、諦めることはありません。必ずカビを除去し、以前のように美しい状態に戻したいと願う方も多いでしょう。

 

そこで今回は、大切な着物にカビが発生した際の応急処置や、信頼できるクリーニング業者の選び方などについてご紹介します。

 

この記事では以下のことがわかります。

 

・着物にカビが発生した際の応急処置方法

・着物のカビ除去を依頼できる適切な業者の見極め方

・クリーニング業者を選ぶ際のポイント

・着物にカビが生じる原因

・着物をカビから守るための有効な対策

 

本記事では、カビ除去の方法だけでなく、クリーニングから着物を取り戻した後に、再びカビが生じないようにするための効果的な対策も紹介します。

 

ぜひ最後までご覧いただき、大切な着物をカビから守ってください。

 

目次

 

1.大切な着物にカビが発生!自宅でのカビ取り方法  

 1-1.異なる色によるカビの取り扱いの難しさ  

 1-2.緊急時の適切な応急処置  

 1-3.カビの悪化を招くNGな応急処置

2.着物のカビ取りを対応してくれる業者はどこ?  

 2-1.一般的なクリーニング店  

 2-2.専門の着物クリーニング店  

 2-3.信頼できる呉服店

3.クリーニング業者を選ぶ際のポイント  

 3-1.着物に関する知識が豊富な業者を選ぶ  

 3-2.カビの対処について熟知している業者を選ぶ  

4.着物にカビが発生する原因は「保管環境」と「着物の汚れ」にあり  

 4-1.保管場所がカビ発生に適した環境になっていること  

 4-2.着用時の汗や汚れが原因となること

5.着物をカビから守るために行うべき5つの対策  

 5-1.着用後は即座にしまわないこと  

 5-2.たとう紙で包んで保管すること  

 5-3.桐製のタンスや衣装箱に保管すること  

 5-4.除湿剤を使用すること  

 5-5.定期的に干して乾燥させること

6.まとめ

 

1.大切な着物にカビが発生!自宅でのカビ取り方法  

 

着物にカビが生えてしまった際、自宅でのカビ取りを考える方もいるでしょう。

 

しかし、結論から言うと、個人で完全にカビを除去することは非常に困難です。そのため、プロの手に任せることをおすすめします。

 

なぜなら、一般的にカビの除去に使用される漂白剤やアルコール、熱などは、着物を傷める可能性が高いため、使用することができません。

 

ただし、急ぎ着用しなければならない場合や、何とかして解決したい場合もあるでしょう。

 

カビの状態によっては、一時的な応急処置が可能な場合もあります。そのためには、まずはカビの種類を見極めることが重要です。

 

1-1.異なる色によるカビの取り扱いの難しさ  

 

衣類によく発生するカビとしては、一般的に白カビや黒カビが挙げられますが、着物の場合は白カビであっても白くない場合があります。

 

着物は保管されることが多く、カビが発生してから時間が経過することがよくあります。

 

【白いカビ】 白い斑点やふわふわとした白い綿のようなものが見られる場合、これは白カビの初期段階かもしれません。この段階では根が浅いため、一時的な応急処置で十分に対処できるかもしれません。ただし、根が浅いため、移動する際にカビの胞子が飛散する可能性があるため、注意が必要です。

 

【黄色・茶色のカビ】 黄色や茶色い斑点やシミが見られる場合、白カビから数年が経過している可能性があります。白カビは時間が経つと酸化して色が濃くなります。そのため、黄色よりも茶色の方がより古く、カビが取り除きにくくなります。この段階では、すでに生地にカビの色素が染み込んでいる可能性があり、応急処置が難しいと考えられます。

 

【黒いカビ】 黒いポツポツとした斑点が見られる場合、これは黒カビかもしれません。黒カビは通常、湿度が高い場所で発生しますが、着物が湿ったまま保管されたり、保管場所の湿度が高いと、着物にも発生することがあります。黒カビは繊維の深いところまで根を張っていることが多く、プロでも完全に取り除くのは難しい場合があります。そのため、個人での応急処置は困難な場合があります。

 

【注意】 以上の情報を考慮すると、着物に発生したカビについて、プロに依頼することが望ましいと言えます。

 

1-2.緊急時の適切な応急処置  

 

着物に発生した白カビに対処する場合、自宅での応急処置が可能ですが、注意が必要です。

 

ここで紹介する方法は、白カビを目立たなくすることに焦点を当てたものであり、カビを完全に除去する方法ではありません。

 

カビは死滅させないと再発する可能性があるため、応急処置後はプロにカビ取りを依頼することをお勧めします。

 

【事前準備】

カビ取りを行う際に必要なものを準備しましょう。

 

身に付けるもの

・使い捨てマスク

・使い捨てゴム手袋

 

これらを身に付けて作業を行います。また、ゴーグルやメガネを着用することで目の保護もできます。

 

使用するもの

・布

・着物用のハンガー

 

使用後の布は廃棄し、着物用のハンガーを使用します。

 

【カビ取りの手順】

 

1.屋外での作業: カビ取り作業はできる限り屋外で行いましょう。白カビは飛散しやすいため、室内で作業する場合は換気を行いましょう。

 

2.着物を吊るす: マスクと手袋を着用し、着物を物干し竿などに吊るします。周囲に他の服などがないように注意しましょう。

 

3.布でカビを払う: 乾いた布で軽くカビの部分を払い落とします。濡れた布を使用しないようにしましょう。力を入れ過ぎないように注意してください。

 

4.陰干し: 風通しの良い日陰に着物を干し、湿気を完全に乾かします。数時間ほど干すことで十分です。

 

以上の手順を行った後は、使用したマスクや手袋、布はビニール袋などに入れて廃棄しましょう。

 

1-3.カビの悪化を招くNGな応急処置

 

インターネットで衣類のカビ取り方法を検索すると、様々なアイデアが出てきますが、それらの方法は着物の場合ほぼ全てNGです。

 

着物は非常にデリケートな素材でできているため、カビを死滅させようとすると生地が傷んでしまう可能性があります。

 

そのため、「一か八かやってみよう」という場合を除いて、以下のようなカビ取り方法は避けるべきです。

 

やりがちなNGな応急処置

・濡れタオルで拭く

・洗濯する

・アイロンやドライヤーの熱で死滅させる

・直射日光に当てる

・消毒用アルコールで除菌する

・酸素系漂白剤を使用する

 

濡れタオルで拭くという行為は、繊維の奥にカビを染み込ませてしまい、カビ取りがより難しくなるばかりか、カビの繁殖を促進する可能性があります。

 

また、熱やアルコール、漂白剤はカビを死滅させる効果がありますが、その代わりに着物の色落ちや変色、生地の傷みが起こる可能性があります。

 

大切な着物を長く着用したいと考えるなら、これらの間違った応急処置は避けるようにしましょう。

 

2.着物のカビ取りを対応してくれる業者はどこ?  

 

着物のカビ取りをプロに依頼する際には、一般的に以下の3つの選択肢が考えられます。

 

2-1.一般的なクリーニング店

 

洋服のクリーニングと同様に着物もクリーニング店に出す方法がありますが、着物は繊細で取り扱いが難しいため、受け付けていないクリーニング店もあります。

 

また、着物を受け付けているクリーニング店でも、実際に持ち込まれるのはほとんどが洋服です。

 

そのため、着物の取り扱いが少ないお店では、知識や経験が不足している可能性があります。

 

このような状況下で、着物をクリーニングに出すと生地が縮んだり、樹脂加工が剥がれたりする事故が起こるケースも少なくありません。

 

信頼できるクリーニング店を見つけることができれば問題ありませんが、自信がない場合は着物クリーニング専門店が安心です。

 

【メリット】

・気軽に着物のクリーニングを依頼できる

ただし、カビを完全に死滅させることが難しい可能性があります

【デメリット】

・お店によっては着物の知識が不足している可能性がある

 

以上のような特徴を考慮し、適切なクリーニング方法を選択することが重要です。

 

2-2.専門の着物クリーニング店  

 

着物を専門に取り扱っているクリーニング業者は、着物の知識やクリーニング技術に関して豊富な経験を持っています。

 

そのため、一般のクリーニング店と比べて、着物に関する事故が起きにくいと考えられます。

 

しかし、カビ取りに関しては専門業者でも知識や技術が不足している場合があります。カビの菌は非常に頑固であり、通常の除菌や消毒だけでは完全に死滅させることが難しい場合があります。

 

そのため、カビ取りには専門的な知識や技術が求められます。

 

【メリット】

・着物クリーニングの知識が豊富で経験も多い

・一般のクリーニング店よりも着物に関する事故が起きにくい

 

【デメリット】

・カビを完全に死滅させられない可能性がある

 

以上の特徴を考慮し、着物のカビ取りを専門業者に依頼する際には、十分な注意が必要です。

 

2-3.信頼できる呉服店

 

呉服店でも着物のクリーニングを受け付けている場合がありますが、呉服店としては新しい着物の販売が利益に直結するため、クリーニングを勧めるよりも新品の着物を提案することがあります。

 

また、呉服店でクリーニングを受け付けても、実際には下請けの業者に依頼されることがほとんどです。

 

そのため、最終的に着物のクリーニング業者に依頼することになる場合、直接自分でクリーニング業者に依頼する方が費用が抑えられる場合が多いです。

 

【メリット】

・着物の知識が豊富で、着物に関するアドバイスが受けられる可能性がある

・呉服のプロとして、着物のデザインや素材について詳細な説明が得られる

 

【デメリット】

・クリーニングではなく新しい着物を勧められる可能性がある

・カビやクリーニングの専門知識が不足している可能性がある

 

【注意】

カビを完全に死滅させられない可能性があるため、カビ取りを依頼する際には専門のクリーニング業者に依頼することが重要です。

 

3.クリーニング業者を選ぶ際のポイント  

 

「着物のカビ取りを依頼する業者を見つけたけれど、どこに頼んだらいいのか迷ってしまう方もいますね。」

 

そのような場合、まずは自分が最も重要視する要素を明確にしてから、選択してみることが重要です。

 

3-1.着物に関する知識が豊富な業者を選ぶ

 

正絹など縮みやすい生地や金彩加工が施された美しい着物は、丁寧な取り扱いが必要です。そのような着物をクリーニングする際には、着物の知識が豊富な業者に依頼することが安心です。

 

着物クリーニング専門店では、これまでに多くの着物を取り扱ってきた経験と知識を持っています。ただし、専門店でも技術力や料金には差があります。

 

まずは公式サイトをチェックして、業者の実績を確認しましょう。年間の実績数や創業年数が記載されている場合、業者の経験豊富さが分かります。

 

また、料金表が掲載されている場合は、料金体系やオプション料金を事前に確認して比較しましょう。

 

それでも疑問が残る場合は、直接業者に問い合わせてみるのも良い方法です。

 

3-2.カビの対処について熟知している業者を選ぶ  

 

着物全体にカビが広がっている場合や、カビの状態が深刻な時は、カビの専門知識が豊富な業者に依頼することが最善です。

 

一部のクリーニング業者は除菌処理を行ってくれる場合もありますが、カビの菌は非常に頑固なものです。

 

残ったカビが再び繁殖する可能性があるため、完全に死滅させることが将来的なカビ対策にも重要です。

 

4.着物にカビが発生する原因は「保管環境」と「着物の汚れ」にあり  

 

クリーニングによってカビが完全に除去されても、その後の保管状況によって再びカビが発生する可能性があります。

 

カビの予防には、まず着物にカビが発生する原因を理解することが重要です。

 

4-1.保管場所がカビ発生に適した環境になっていること

 

カビが生えやすい環境は、次の4つの条件が揃っている場合です。

 

・温度が20℃~30℃の間にあること

・酸素が存在すること

・湿度が70%以上であること

・カビの栄養分が存在すること

 

カビはほとんどのものを栄養源として利用し、風通しが悪く湿気がこもるような環境では湿度が高く保たれます。

 

これらの条件がすべて揃っていると、カビが繁殖しやすくなります。

 

4-2.着用時の汗や汚れが原因となること

 

着物を着用した際には、汗や汚れが付着することは避けられません。

 

しかし、そのまま汚れたまま保管してしまうと、それがカビの栄養源となります。

特に保管場所の湿度や気温が高い環境では、着物の汚れからカビが繁殖しやすい条件が整い、カビが広がるリスクが高まります。

 

5.着物をカビから守るために行うべき5つの対策  

 

4-1.保管場所がカビ発生に適した環境になっていることをお伝えしましたが、カビが繁殖しやすい環境は以下の4つの条件が揃っていると言われています。

 

・温度が20℃~30℃の間であること

・酸素が存在すること

・湿度が70%以上であること

・カビの栄養分が豊富に存在すること

 

これらの条件のうち、一つでも欠けるとカビの発生確率を大幅に下げることができます。

 

酸素を無くすことや温度を調整するのはほぼ不可能です。特にカビは20℃~30℃の温度帯で繁殖が活発に行われるため、気温を調整することは難しいでしょう。

 

そのため、カビの予防には湿度を抑えることと、カビの栄養源を無くすことが重要です。

 

次に紹介する5つのカビ対策を実践することで、カビの発生を抑えることができます。

 

5-1.着用後は即座にしまわないこと  

 

着物を着用した後は、その日の汗を吸収しているため、水分を含んだ状態です。

 

湿気を含んだまま保管すると、保管場所の湿度が上昇し、カビが繁殖しやすい環境が整います。人間の汗に含まれる水分だけでなく、汗中の成分がカビの栄養源となるため、カビの発生を促す要因となります。

 

そのため、着用後は十分に乾燥させることが重要です。着物を半日ほど干して水分を飛ばすようにしましょう。ただし、日光に当てると色あせや変色の可能性があるため、陰干しを行うことが大切です。

 

また、着物を陰干しする際には、汚れや染みのチェックも行ってください。ファンデーションなどの汚れや食べカスが付着している場合は、それもカビの栄養源になり得ます。水道水を入れた霧吹きで軽く湿らせ、柔らかいタオルで汚れを取り除くようにしましょう。

 

ただし、生地がデリケートな部分や染みが広範囲にわたる場合は、クリーニングをお勧めします。染みを放置すると落ちにくくなり、さらにカビが繁殖する恐れがあるため、早めの対処が必要です。

 

5-2.たとう紙で包んで保管すること  

 

たとう紙は、着物を保管する際に使われる特殊な紙です。

 

この紙は湿気を吸収してくれるため、着物の湿度を下げ、カビの発生を防ぐ役割があります。

 

また、カビ対策だけでなく、たとう紙を使用することで着物のシワを防ぎ、他の衣類との摩擦による生地の傷みも防ぐことができます。

 

5-3.桐製のタンスや衣装箱に保管すること

 

天然の桐は通気性が高く、湿気を吸収する効果があります。そのため、着物の保管には最適です。

 

しかし、天然の桐を使用した家具は高価なものが多く、ご自宅にない方もいらっしゃるかもしれません。

 

そのような場合には、桐の衣装箱を利用することをお勧めします。比較的安価なものでも数千円から購入できます。

 

着物のクリーニング料金が高額な場合もあるため、桐の衣装箱を使用してカビを防ぐことは、決して無駄な買い物ではありません。

 

5-4.除湿剤を使用すること  

 

衣装箱やタンスの中には、湿度を下げるために除湿剤を入れることができます。

 

着物用の除湿剤や乾燥シートなど、さまざまな種類があります。

 

ただし、除湿剤には吸湿能力の限界がありますので、その量を超えると効果が薄れます。

 

定期的に除湿剤を取り替えることを忘れずに行いましょう。

 

5-5.定期的に干して乾燥させること

 

定期的な虫干しは、着物をカビから保護する重要な方法の一つです。

 

虫干しは、衣類や家具、書籍などを風通しの良い場所に出して、カビや害虫から守るために行われてきました。

 

一般的に、虫干しは年に3回行うのが良いとされています。2月、8月、11月がそのタイミングです。

 

着物用のハンガーに着物を掛け、直射日光の当たらない場所で陰干しを行いましょう。

 

室内で虫干しをする場合は、換気を良くし、扇風機を使って風通しを確保してください。

 

湿度が低く、晴れた日には半日程度、それ以外の場合や長い間手入れをしていなかった場合には1~2日程度の虫干しをお勧めします。

 

また、この機会にたとう紙や桐の衣装箱なども乾燥させ、衣装箱内の埃など、カビの栄養源となるものを取り除くことも重要です。

 

6.まとめ

 

今回は、着物にカビが生えてしまった際の対処方法とカビ対策を紹介しました。

 

もし、急ぎで着物を着用しなければならない場合、初期の白カビであれば応急処置が可能です。

 

しかし、着用後はすぐにプロにカビ取りを依頼しましょう。

 

着物のクリーニングの知識や技術を重視する場合は、着物クリーニング専門店を選ぶことがおすすめです。カビの状態がひどい場合は、カビ取り専門のクリーニング店を探すと良いでしょう。

 

着物が戻ってきたら、しっかりとカビ対策を行いましょう。

 

着物は他の衣類と異なり、繊細であり、クリーニング費用も高額です。また、高価なものが多く、簡単に買い替えることができません。

 

そのため、手間をかけてでもしっかりとカビ対策をすることが重要です。

 

この記事が、大切な着物をカビから守り、長く愛用していただけるようにお役に立てれば幸いです。

 

カビバスターズ岐阜の佐藤でした。

監修https://kabikensa.com/

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