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特別な対策が必要!団地でのカビ除去と予防のコツ

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特別な対策が必要!団地でのカビ除去と予防のコツ

特別な対策が必要!団地でのカビ除去と予防のコツ

2024/03/14

こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。

いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

特別な対策が必要!団地でのカビ除去と予防のコツ

 

「なぜ団地ではこんなにカビが発生するのか?」「団地でのカビ対策はどうすればいいのか?」団地に住む多くの方が抱える疑問です。

 

カビバスターズ岐阜では、団地にお住まいの方々から多くのご相談を受けています。

 

最近のデータによると、新築の集合住宅よりも団地でのカビ発生が目立つ傾向にあります。

 

これには建物の老朽化や団地固有の湿気の多さなどが関係しています。

 

さらに、団地は高齢化も進んでおり、65歳以上の住人が36.9%を占めるなど、高齢者層が増加しています。

 

高齢者は体が思うように動かないことがあり、カビ取りが難しくなる場合もあります。

 

また、カビの胞子は健康に害を及ぼす可能性があるため、すぐに除去する必要があります。

 

この記事では、団地でのカビ除去の効果的な方法や予防策を紹介します。

 

記事の内容

・団地でのカビ発生の原因

・個人でのカビ除去方法

・カビが発生しやすい場所の予防法

・専門業者への依頼方法

・カビ問題以外の解決策

 

カビ除去だけでなく、団地でのカビ発生の原因や予防策についても詳しく解説します。

 

目次

 

1.団地にカビが生えやすい理由

2.多くの実績データから導き出したカビ発生の傾向とは

  2-1.外壁に面する壁の特にカビが発生しやすい理由

  2-2.外壁に面する天井の特にカビが発生しやすい理由

  2-3.押入れ内のカビ発生しやすい理由

  2-4.家具の裏側にカビが生えやすい理由

3.団地でのカビ取り方法

  3-1.壁のカビ取り方法

  3-2.天井のカビ取り方法

  3-3.押入れのカビ取り方法

  3-4.家具のカビ取り方法

4.カビ除去後の再発防止策

  4-1.壁、天井、家具のカビ対策方法

  4-2.押入れのカビ防止策

5.自力では難しい場合の対処法

  5-1.カビ取り業者への無料相談方法

  5-2.リフォーム会社への依頼方法

  5-3.売却を検討する場合の対処法

6.カビバスターズ岐阜のカビ対策とサービス

 

1.団地にカビが生えやすい理由

 

太平洋戦争後、都心部での求人が増加し、多くの人々が都会に移り住むようになりました。この流れに伴い、東京などの都市部での人口が急増し、住宅不足が深刻化しました。この住宅不足を解消するために、団地が建設されました。

 

昭和30年から50年代にかけては、高度経済成長期やベビーブームの時代であり、日本住宅公団によって多くの団地が建設されました。当時の団地は断熱材を入れていないことが多く、また鉄筋コンクリート造であり気密性が高かったため、外気温と室内温度の差により結露しやすい環境でした。

 

結露しやすい環境はカビの繁殖にとって好適な条件となります。また、古い団地には現代の建築基準で義務化された24時間換気システムが導入されていないことも、カビの発生を促す要因の一つです。

 

このような理由から、近年の建築物と比べて団地ではカビが生えやすいとされています。

 

2.多くの実績データから導き出したカビ発生の傾向とは

 

弊社はこれまでに多くのカビ現場を調査・除カビしてきました。そのデータベースを分析した結果、団地において特にカビが発生しやすい箇所が明らかになりました。

 

カビが生えやすい場所を把握することで、効果的な対策を講じることができますので、まずはそちらをご紹介します。

 

2-1.外壁に面する壁の特にカビが発生しやすい理由

 

一般的に、室内と外の気温差が大きくなると窓が結露しやすくなることはよく知られています。

 

しかし、結露が起こりやすい場所は窓だけではありません。外壁に面した壁もその一例です。外壁には断熱材が入っていないため、外気と直接触れることで壁の温度が低くなります。

 

室内の気温が高くなると、外壁に面した壁は結露しやすくなります。この結露がカビの発生を促進し、対策が難しくなります。

 

特に壁の結露は、窓の結露と比べて対策が難しい傾向があります。窓の結露は表面結露として水滴が付くため、結露防止シートを貼ったり、定期的に拭くことで対処が可能です。

 

しかし、壁の結露は内部結露という形で起こることがあります。これは、部屋の暖かい空気が壁の内部に侵入し、壁内で結露を引き起こす現象です。内部結露は目に見えないため、気付きにくく、壁の湿度が高い状態が続きます。

 

その結果、カビの繁殖や壁の腐食が進行し、個人では手に負えないほどの状況になることがあります。

 

2-2.外壁に面する天井の特にカビが発生しやすい理由

 

外壁に面した壁と同様に、外壁に近い場所にある天井も温度が低くなりやすく、結露が生じやすい特性があります。

 

特に日当たりの悪い北側の部屋や玄関などでは、外壁近くの天井がカビが生えやすい状況になります。

 

外壁に近い天井でも、壁と同様に表面結露だけでなく内部結露も起こり得ます。

 

天井の場合、壁と比べて視認頻度が低いため、カビが広がっていることに気付くのが遅れることがあります。

 

そして、天井に発生したカビは非常に厄介です。

 

カビの胞子が天井から落下したり、風に乗って舞い上がることがあります。

 

天井にカビが生えている状態では、胞子が拡散し部屋全体に広がる可能性があります。

 

弊社の実験では、壁と比べてカビが10倍以上の速度で拡大したことが確認されました。

 

他の部分のカビを取り除いても、天井にカビがある状態では拡散を止めることができません。

 

そのため、天井のカビは真っ先に対処する必要があります。

 

2-3.押入れ内のカビ発生しやすい理由

 

団地では、結露や通気性の問題から、部屋全体の湿度が高くなりがちです。この湿気の問題は、押入れにも同様に影響します。

 

押入れが締め切られた状態で湿気がこもると、常に湿気が溜まった状態になります。

 

近年ではウォークインクローゼットなどの収納スペースが充実している住宅も増えていますが、古い団地では収納場所が限られていることが多いです。

 

そのため、押入れには物が詰め込まれがちで、湿気を逃がすことが難しくなります。

 

また、押入れの中には汗をかいた後の布団や服などが収納されるため、皮脂汚れやホコリなどが溜まりやすく、これらはカビの栄養源となります。

 

その結果、押入れはカビが発生しやすく、繁殖しやすい環境が整っています。

 

2-4.家具の裏側にカビが生えやすい理由

 

家具の裏側は、通常は壁に近い場所に配置されることが多いでしょう。

 

しかし、この裏側は暖房が効いていても温度が上がりにくく、結露しやすい傾向にあります。

 

さらに、隙間がないために空気が滞留しやすく、湿気が逃げにくくなります。

 

その結果、裏側は湿度が高くなり、カビが繁殖しやすい環境となります。

 

また、空気が滞留する場所にはホコリが溜まりやすく、これもカビの繁殖にとって好都合な状況です。

 

裏側は普段目にする機会が少ないため、気付いた時には既にカビが広がっていることもあります。

 

3.団地でのカビ取り方法

 

では、カビ取りを行う際の服装や必要な道具をまずご紹介します。

 

身に付けるもの

・マスク

・ゴーグル

・ゴム手袋

・汚れても良い長袖の服

 

これらの装備は、カビ取り剤が皮膚や粘膜に付着しないように体を保護するために必要です。特に、マスクは作業用のものを使用することをお勧めします。

 

次に、カビ取りを行う際の注意点をご説明します。

 

注意点

 

換気は必ず行う: カビ取り剤を使用する際には、塩素系のカビ取り剤を使う場合は酸性と混ざると有毒な塩素ガスを発生させることがあります。また、カビ自体が有毒なマイコトキシンを排出していますので、換気を十分に行いましょう。

 

擦らない: カビを擦ると表面が傷つき、そこにカビが入り込んでしまいます。再発防止のためにも、擦らずに取り除くようにしましょう。

 

周辺のカビ取りも行う: カビは胞子を飛ばしているため、目に見えない部分にも広がっている可能性があります。目視できる範囲だけでなく、周辺のカビも処理するようにしましょう。

 

無理はしない: 範囲が広い場合や自力でのカビ取りが難しい場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。また、連続してカビ取りを行うと体に負担がかかるため、適度な休憩を取ることも大切です。

 

これらのポイントに留意しながら、安全かつ効果的なカビ取りを行いましょう。

 

3-1.壁のカビ取り方法

 

ビニールクロスの壁紙やコンクリート壁など、水拭きが可能な箇所のカビには市販のカビ取り剤を使用することができます。

 

ただし、カビ取り剤は場合によっては脱色する可能性があるため、まずは目立たない場所で試してみることをお勧めします。

 

脱色しないことを確認したら、カビ取りを始める準備が整います。

 

用意するもの

・塩素系のカビ取り剤

・雑巾

 

水に弱い壁紙(布クロスや紙クロス)、珪藻土、ボード壁、塗装壁、砂壁などの場合は水拭きができないため、カビ取り剤を使用することも適切ではありません。

 

ただし、カビ取り剤に含まれる成分が体に悪影響を及ぼす可能性があるため、特に乳幼児や健康に不安のある方がいる場合は注意が必要です。

 

このような場合は、次亜塩素酸水を使用することが適切です。

 

ただし、次亜塩素酸水には漂白作用がないため、カビの色素まで落とすことはできませんので、その点を留意してください。

 

3-2.天井のカビ取り方法

 

天井のカビ取りは、脚立などを使って高い場所にアクセスする必要があり、かなり危険な作業です。

 

また、カビ取り剤が体に垂れてくる可能性もあるため、注意が必要です。

 

体力的な面で不安がある場合は、無理をせずに専門業者に依頼することをお勧めします。

 

それでも自分で行うことを選択する場合は、以下の手順でカビ取りを行うことができます。

 

用意するもの

・塩素系のカビ取り剤(ジェルタイプなど粘度の高いものが好ましい)

・ハケ(スポンジでも可)

・雑巾

・脚立など

 

ただし、壁と同様に天井の素材によっては市販のカビ取り剤を使用することができない場合がありますので、注意が必要です。

 

3-3.押入れのカビ取り方法

 

通常、押入れは木材で作られています。

 

木材に塩素系のカビ取り剤を使うと、木材が傷んだり、洗い流しきれない成分が残り、腐食の危険性があります。

 

そのため、押入れのカビ取りには塩素系のカビ取り剤ではなく、アルコールや次亜塩素酸水を使用することをおすすめします。

 

ここでは次亜塩素酸水を使用する方法をご紹介します。

 

用意するもの

・次亜塩素酸水(400ppmに薄めたもの)

・雑巾

 

次亜塩素酸水を吹きかける際は、カビの部分だけでなく押入れ全体に噴射してください。これにより、カビの拡散を防ぐことができます。

 

また、押入れに布団や洋服を戻す際は注意が必要です。

 

もしカビが発生している場合は、そのまま戻すとカビが再び繁殖してしまいますので、事前に確認してから戻すようにしてください。

 

3-4.家具のカビ取り方法

 

木製の家具に市販のカビ取り剤を使用すると、木材を傷つけてしまう可能性があります。

 

そのため、押入れと同様に次亜塩素酸水を使用することをお勧めします。

 

用意するもの

・次亜塩素酸水(400ppmに希釈したもの)

・雑巾

 

家具にカビが発生している場合、近くの壁にもカビが拡散している可能性があります。

 

家具だけでなく、壁や床にも次亜塩素酸水を噴霧することでカビの拡散を防ぐことができます。

 

4.カビ除去後の再発防止策

 

カビ取りをしても、環境が改善されなければ再びカビが発生する可能性があります。

 

カビの再発を防ぐためには、環境改善が重要です。

 

4-1.壁、天井、家具のカビ対策方法

 

湿度を下げる

カビの発生を抑えるためには、湿度を40%から60%の範囲に保つことが重要です。エアコンの除湿機能を活用し、空気中の水分を減らしましょう。ただし、湿度を下げ過ぎると感染症などのリスクがあるため、適切な範囲を保つことが大切です。

 

換気する

部屋の空気を循環させることで、湿気を取り除きカビの発生を防ぎます。晴れた日には積極的に窓を開けて換気しましょう。複数の窓を開けて部屋全体の空気の入れ替えを行うと効果的です。また、室内外の温度差を一定にすることで結露を防ぐことも重要です。

 

家具と壁の間に隙間を開ける

家具と壁の間に隙間を作ることで、空気の流れを促進し湿気がこもるのを防ぎます。わずかな隙間でも効果がありますので、家具配置の際には注意しましょう。

 

こまめな掃除

ホコリや食べ物のカス、皮脂などの汚れはカビの栄養源となります。定期的な掃除を行い、これらの汚れを取り除くことでカビの繁殖を防ぎます。

 

4-2.押入れのカビ防止策

 

除湿する

湿気が溜まりやすい押入れ内に除湿剤を配置しましょう。除湿剤は四隅や下部に置くと効果的です。また、除湿剤が湿気を吸収し始めると、定期的に交換することが重要です。使い古した除湿剤は速やかに処分しましょう。

 

換気する

押入れは定期的に換気することが重要です。襖を開けて空気の流れを促し、湿気を排出します。襖を両側から開けるとより効果的です。また、扇風機を使って押入れ内の空気を循環させると換気効果が高まります。

 

詰め込みすぎない

押入れを過剰に詰め込むと湿気がこもりやすくなります。不要なものは処分し、押入れ内に隙間を作りましょう。また、すのこを使用して布団などを立てかけると空気の循環が良くなります。湿気を吸収する桐やヒノキ製のすのこを利用すると効果的です。

 

濡れたものは収納しない

湿ったものを押入れに収納すると湿度が上昇し、カビの発生を招きます。特に布団は湿気を多く含むため、朝起きたら布団を干して湿気を逃がしましょう。布団乾燥機を使うことでカビの発生を防ぐことができます。

 

5.自力では難しい場合の対処法

 

これまでに紹介した個人でのカビ取り方法は有効ですが、場合によっては難しい場合もあります。

 

一度試してみたけれども、完全にカビを除去できなかったという経験もあるでしょう。

 

しかし、カビを放置することは健康への悪影響や建物への被害を招く可能性があります。そのまま放置することは避けるべきです。

 

自分では対処しきれない場合は、プロに頼ることも検討してみてください。専門の業者に依頼することで、迅速かつ効果的にカビの除去や対策を行うことができます。

 

5-1.カビ取り業者への無料相談方法

 

カビにお困りなら、専門のカビ取り業者への相談がおすすめです。

 

一部のハウスクリーニング業者はカビ取りも行っていますが、彼らは掃除のプロであり、カビ取りの専門家ではありません。

 

カビに特化した問題を解決したいのであれば、間違いなくカビ取り業者に相談することをお勧めします。

 

また、カビ取り業者の中には無料相談や無料現地調査を提供しているところもあります。

 

見積もりを受け取った後で、「予算が合わないから断りたい」とか、「信頼できない業者だから断りたい」という選択も可能です。

 

カビは種類や原因が異なるため、プロが見ないと解決方法がわからないことがよくあります。

 

まずはカビ取り業者に相談し、その後どのように進めるかを決定するのが良いでしょう。

 

カビバスターズ岐阜では、電話、公式ホームページのお問い合わせフォームまたは、公式LINEにてお問い合わせを承っております。

 

お気軽にお問い合わせください。

 

5-2.リフォーム会社への依頼方法

 

賃貸物件では大家さんの許可が必要ですが、自分の所有物である場合、リフォームという選択肢も考えられます。

 

カビが深刻で手に負えない状態であれば、リフォームが最適な解決策となることがあります。

 

ただし、リフォームを行う際には、リフォーム会社がカビに関する知識を持っているかどうかを注意深く確認する必要があります。

 

中には、壁にカビが発生しているにも関わらず、カビを取らずに塗装を行う業者も存在します。

 

しかし、カビは単なる汚れではなく、除去しない限り再び発生します。

 

そのため、塗装後もカビが再発し、結果的にはカビ取り作業が必要になります。

 

さらに、その時にはリフォーム前よりもカビが悪化しており、余計な手間と費用がかかることになります。

 

このような問題を避けるためにも、カビに関する十分な知識を持ったリフォーム会社に依頼することが重要です。

 

カビバスターズ岐阜では、リフォームからリノベーションまで幅広く対応しております。

 

お気軽にお問い合わせください。

 

5-3.売却を検討する場合の対処法

 

分譲物件をお持ちの場合、売却という選択肢も検討に値します。

 

何度もカビ取りをしても再発が続く場合、部屋全体が既にカビ菌で汚染されている可能性が考えられます。

 

また、古い団地の場合、断熱材が不足していたり、バリアフリーではなかったりすることがあり、高齢になるとますます不便を感じることが増えるでしょう。

 

思い入れのある部屋を手放すことは決断が難しいかもしれませんが、一考の価値はあると思います。

 

6.カビバスターズ岐阜のカビ対策とサービス

 

個人でのカビ取りが難しいと感じた場合、専門業者への相談が適切だと考えます。

 

カビ取りだけでなく、リフォームや売却の必要性も含めて、通常はカビ取り業者、リフォーム会社、不動産会社の3つに相談することになります。

 

このプロセスは手間がかかる上、各社の提案が異なり混乱することもあります。

 

しかし、安心してください。カビバスターズ岐阜では、カビ取りからリフォームや売却までのワンストップサービスを提供しています。

 

私たちのチームは豊富な経験と実績を持ち、常にお客様のニーズに真摯に向き合う姿勢を大切にしています。

 

カビに悩んでいる方々にとって、どのような対応が最適かわからない場合でも、カビバスターズ岐阜にご相談いただければ、カビの状態を丁寧に確認し、最適な解決策をご提案いたします。

 

カビ取りだけでなく、リフォームや売却などの幅広いサービスを提供しておりますので、お気軽にご連絡ください。

 

カビバスターズ岐阜の佐藤でした。

監修https://kabikensa.com/

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