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クローゼットのカビ対策をカビ取り業者が徹底解説!

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クローゼットのカビ対策をカビ取り業者が徹底解説!

クローゼットのカビ対策をカビ取り業者が徹底解説!

2024/02/06

こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。

いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

クローゼットのカビ対策をカビ取り業者が徹底解説!

 

「北側の部屋のクローゼットの湿気が強く、カビの発生を心配しています。」 「クローゼットに保管していた服を取り出そうとしたら、カビが生えていました。」

お客様から、このような声をよく聞きます。

 

クローゼットは通気が少なく、閉め切ることが多いため、湿気がこもりやすいスペースです。この湿った環境はカビの繁殖にとって理想的であり、特に北側のクローゼットは湿度が高くなりがちです。

 

大切な衣類やバッグがしまわれているクローゼットでのカビ発生は避けたいところです。そこで、今回はクローゼットのカビ対策と、もしカビが生えてしまった場合の対処法について詳しくご紹介します。

 

クローゼットのカビでお悩みの方はもちろん、将来的なトラブルを防ぎたい方も、ぜひこのブログを参考にしてください。

 

目次

1.なぜクローゼットにカビが生える?

 1.1. 日常生活の中でカビはどれだけ存在しているのか?

 1.2. カビが発生する条件

2.クローゼットのカビを防ぐための対策

 2.1. 除湿の重要性

 2.2. 換気の効果

 2.3. 隙間を確保することの意義

 2.4. 湿ったものの管理

 2.5. 定期的なクローゼットの清掃

3.クローゼットにカビが生えた時の対処方法

 3.1. 軽度のカビに対する対処法:消毒用エタノールの利用

 3.2. 重度のカビに対する対処法:カビ取り業者への相談

4.衣類やバッグにカビが生えた場合の対処方法

5.まとめ

 

1.なぜクローゼットにカビが生える?

 

カビといえば、一般的にはお風呂場やトイレ、キッチンなどの水回りを連想する人が多いかと思います。

 

しかし、実際には家庭の中でクローゼットや押入れなどの収納スペースでもカビに悩まされることがあります。これは意外と知られていない事実です。

 

クローゼットにカビが発生すると、ただカビだらけのクローゼットというだけでなく、収納されている衣類や布団などにもカビが広がってしまう可能性があります。そのため、カビの発生は非常に厄介で、早急に対処する必要があります。

 

1.1. 日常生活の中でカビはどれだけ存在しているのか?

 

私たちが生活している場所には、常にカビの胞子が空気中を漂っています。その数は驚くべきもので、埃1gあたり10万〜100万個のカビが検出されるとされています。

 

カビの胞子は非常に微小で、肉眼では見ることができません。実際のところ、その大きさは3〜6ミクロンにも満たず、電子顕微鏡を用いなければ観察することはできません。

 

では、お風呂場などに見られるカビはどうして目に見えるのでしょうか?それは、実はカビの「コロニー」と呼ばれる集合体です。コロニーは、500円玉の大きさでおよそ50億個のカビの集合体だと言われています。

 

空気中に漂っているカビの胞子が、適切な条件の下で物質に付着します。そして、水分や温度などの条件が整うと、胞子は発芽し、菌糸が伸びて集合体となります。このような過程を経て、私たちが普段目にするカビが成長していくのです。

 

この事実からもわかる通り、私たちの生活空間からカビを完全に排除することは不可能です。ですから、重要なのはカビの繁殖を防ぐための環境づくりです。

 

1.2. カビが発生する条件

 

1.1. 日常生活の中でカビはどれだけ存在しているのか?でお伝えした通り、常にカビは空気中を漂っています。

 

カビの繁殖を防ぐためには、繁殖しやすい環境を作らないことが肝要です。その環境とは、以下の4つの条件が揃っている場所を指します。

 

1.相対湿度が60%以上(特に湿度が70%を超えるとカビの繫殖が旺盛になり80%を超えると繫殖が爆発的になります)

 

2.適度な温度が20℃〜30℃の範囲内(ただし、カビの種類によっては低温度でも発生します)

 

3.栄養素が豊富にある(タンパク質、炭水化物、アミノ酸、脂肪など)

 

4.酸素が充分に供給されている

 

クローゼットは通常閉め切られているため、他の場所よりも湿度が高くなりやすい傾向があります。特に湿った衣類をクローゼットにしまうと、湿度がさらに上昇し、カビの繁殖を促進することになります。また、衣類に付着した汗や皮脂、そしてクローゼット内にたまった埃が、カビの栄養源となります。

 

つまり、クローゼット内はカビが繁殖しやすい条件が整いやすい場所なのです。

 

2.クローゼットのカビを防ぐための対策

 

クローゼットにカビが生える理由は、高湿度、適度な温度、栄養素、酸素が揃っているためです。これらの条件が揃うと、カビの発生が促進されます。

 

しかし、これらの条件のうちどれか一つでも欠ければ、カビの発生を防ぐことができます。

 

そこで、以下では簡単に実践できるカビ対策を5つご紹介します。早速試してみてください。

 

1.湿気を取り除く

2.定期的な換気を行う

3.衣類やアイテムの間に隙間を作る

4.湿ったものをクローゼットにしまわない

5.定期的にクローゼット内全体を掃除する

 

これらの対策を行うことで、カビの発生を防ぎ、快適なクローゼット環境を維持できます。

 

2.1. 除湿の重要性

 

湿度の高い環境ではカビが繁殖しやすくなりますが、湿度を下げることでその繁殖を抑えることができます。

 

クローゼットを除湿する方法の中で、最も手軽なのが除湿剤の利用です。

 

除湿剤は炭酸カルシウムの性質を持ち、空気中の湿気を吸収して水に変え、蓄積します。湿気は特に隅にたまりやすいので、除湿剤をその周辺に置くことで効果的に湿気を取り除いてくれます。

 

また、除湿剤を使う際には交換タイミングに気を配る必要があります。湿度によっては、使用期間の目安よりも早く効果が切れることがあります。

 

効果のなくなった除湿剤では湿気を吸収できないため、クローゼット内の湿度が再び上昇してしまいます。定期的に除湿剤を点検し、必要に応じて交換するよう心がけましょう。

 

2.2. 換気の効果

 

カビの繁殖を抑えるために欠かせないのは換気です。

 

通常閉ざされた状態が続くクローゼット内では湿気が溜まりやすく、カビの繁殖にとって好条件となります。換気を行うことで蓄積した湿気を排出し、湿度を下げることができます。

 

換気を行う際には、湿度が低い日を選ぶか、部屋全体を除湿しながら行うことがおすすめです。また、換気する際には必ず開口部を2か所開けるようにしてください。入口と出口がなければ効果的な換気が行えませんので、この点に十分ご注意ください。

 

2.3. 隙間を確保することの意義

 

収納スペースが限られていると、クローゼットの中に物を詰め込んでしまう方も多いかと思います。

 

しかし、カビは空気が滞留する場所に発生しやすい性質がありますので、物が詰まっている場所ほどカビが生えやすくなります。さらに、もしカビが発生した場合、詰め込まれた物の間に広がりやすく、あっという間に他の物にも広がってしまう可能性があります。このような問題を解決するためには、クローゼットの中を整理整頓し、隙間をできるだけ作ることが大切です。

 

その際におすすめしたいのが、すのこを利用することです。

 

すのこを床に敷いたり、横に立てかけたりすることで、布団などの収納物と壁の間に隙間を強制的に作ることができます。これによって空気の通り道が確保され、空気が滞留しにくくなります。また、換気の効率も向上させることができますので、ぜひ試してみてください。

 

2.4. 湿ったものの管理

 

衣類や布団など、洗濯が難しいアイテムをクローゼットに入れる際、直接クローゼットに収納する前に脱いだ後にしばらく外に干しておくことが重要です。

 

なぜなら、脱いだ直後の衣類や布団には汗が染み込んで湿っていることがあり、これがクローゼット内の湿度を上昇させてしまうからです。

 

また、衣類や布団をクローゼットに入れる前に、衣類用のブラシなどを使って汚れを除去することも大切です。これにより、クローゼット内にカビの栄養源となる汚れを持ち込みにくくなります。

 

同様に、布団も同様に扱います。起床直後の布団は汗が染み込んでいるため、布団を捲った状態でしばらく放置してから、クローゼットに入れるようにしてください。

 

2.5. 定期的なクローゼットの清掃

 

クローゼットは多くの物を収納しているため、掃除が行き届かないことがよくあります。

 

それにより、埃やゴミが溜まりやすく、これらがカビの栄養源となるため、カビの繁殖を防ぐためには定期的な掃除が不可欠です。

 

クローゼットの掃除は、次の手順で行ってください。

・収納しているものを取り出す

・掃除機で埃を吸い取る

・消毒用エタノールを使って拭き取る

・クローゼットを十分に乾燥させる

 

カビはアルコールに弱いため、消毒用エタノールを使うことでカビの胞子を死滅させることができます。また、収納物を戻す際には、消毒用エタノールが完全に乾いていることを確認してください。湿ったまま戻すとクローゼット内の湿度が上昇し、カビの繁殖を促すことになります。

 

このような掃除は、衣替えの際など年に数回行うようにしましょう。定期的に行うことで、カビの発生を抑制することができます。

 

3.クローゼットにカビが生えた時の対処方法

 

次に、クローゼットにカビが発生した場合の対処方法について説明します。

 

まず、カビが発生したらクローゼットの中身をすべて取り出してください。

ただし、この際に注意が必要です。カビの胞子が部屋中に飛散しないようにする必要があります。衣類にもカビが付着している可能性がある場合、衣類を取り出す際にカビの胞子が舞い上がり、部屋の壁や床にカビが広がる恐れがあります。

 

このような事態を防ぐために、以下の方法で取り出しましょう。

 

・衣類をゆっくりと取り出す。

・ビニールなどに入れてカビが舞うのを防ぐ。

 

衣類やバッグにカビが生えている場合は、それらのカビ取りも必要です。詳細は、後述の「4.衣類やバッグにカビが生えた場合の対処方法」を参照してください。

 

クローゼットの中身を取り出したら、次はクローゼット自体のカビ取りです。クローゼットの中には多くの埃が溜まっているかもしれませんが、掃除機で吸い取るとカビの胞子が部屋中に拡散する可能性がありますので、掃除機を使用しないでください。

 

3.1. 軽度のカビに対する対処法:消毒用エタノールの利用

 

カビは通常、空気の滞留が多い場所や四隅などに発生することがあります。もしカビが限られた範囲に生えており、表面に発生している状態であれば、消毒用エタノールを使用して除去することが可能です。

 

事前準備として必要なものは、消毒用エタノール、スプレーボトル(必要に応じて)、雑巾、マスク、ゴム手袋などです。

 

カビの胞子を吸い込んだり、手が荒れたりしないように、作業する際はマスクとゴム手袋を着用してください。作業中はカビの胞子が舞いやすいので、換気を心がけましょう。また、エタノールは引火する可能性があるため、火気の近くでの使用は避けてください。

 

カビ取り手順

 

消毒用エタノールを含ませた雑巾で埃などを除去する 消毒用エタノールを含ませた雑巾で、埃や表面のカビを丁寧に取り除いてください。

 

カビに消毒用エタノールを吹きかける カビが発生している箇所やその周辺に消毒用エタノールを十分に吹きかけます。浸透するまで10〜15分ほど放置します。

 

雑巾で消毒用エタノールを拭き取って自然乾燥させる 消毒用エタノールを含ませた雑巾で、吹きかけた消毒用エタノールを丁寧に拭き取ります。その後、自然乾燥させます。

 

完全に乾燥したことを確認したら、クローゼットに収納していた物を戻してください。この作業により、カビの胞子を取り除き、再発防止に寄与します。

 

3.2. 重度のカビに対する対処法:カビ取り業者への相談

 

長期的な再発防止のために、MIST工法®を検討しませんか?

 

MIST工法®:カビバスターズ岐阜の革新的なアプローチ

 

MIST工法®は、カビ取り業者による専門的な施工方法で、MIST専用剤を対象個所やカビの種類に合わせて噴霧や刷毛を用いて塗布します。この工法は、カビを胞子だけでなく菌糸まで根絶することにより、長期的な再発防止の効果が期待できます。

 

素材を傷つけない施工方法

 

MIST工法®は、素材をこすったり削ったりすることなく施工できるため、素材にやさしいと評価されています。

 

環境と人体に優しい成分

 

MIST専用剤は、素材だけでなく環境や人体にも優しい成分で構成されています。そのため、施工後も安心してご利用いただけます。

 

カビが酷い場合は、自力での除去は困難です。MIST工法®を利用することで、効果的にカビを除去し、再発防止に取り組むことができます。是非、カビ取り業者に相談してみてください。

 

4.衣類やバッグにカビが生えた場合の対処方法

 

衣類やバッグにもカビが生えてしまった場合は、それらも適切な対処が必要です。

 

まず、衣類のカビ取りを行う際には、洗濯表示マークを確認することが重要です。

例えば、カビは60℃以上の高温に一定時間さらすことでほとんどが死滅しますので、乾燥機を使用すれば多くのカビを除去できます。

 

また、酸素系漂白剤に漬け置きすることも有効ですが、素材によっては使用できない場合があります。洗濯表示マークを無視すると、縮んだり色落ちしたりして、衣類が台無しになる可能性がありますので注意が必要です。衣類や布製品のカビ取り方法は専門記事で詳しく解説されていますので、参考にしてみてください。

 

お気に入りの服や貴重な衣類であれば、自力での処理が難しい場合は、クリーニング業者などのプロに依頼することも検討しましょう。安価で思い入れのない衣類であれば、処分することも一つの選択肢です。

 

5.まとめ

 

今回、クローゼットのカビ対策や対処方法についてご紹介しました。

 

カビが発生してから取り除くのは手間がかかるため、カビが生えにくい環境を作ることが重要です。カビは湿気や汚れた場所を好むので、湿度を下げて定期的に掃除することで予防できます。

 

即座に実践できるクローゼットのカビ対策は以下の5つです。

・湿気を除去する

・頻繁に換気する

・隙間を空ける

・湿ったものを収納しない

・定期的にクローゼットを清掃する

 

カビが発生した場合は、早めに対処することが大切です。初期段階では自分でカビ取りを行い、状況が悪化した場合はプロのカビ取り業者に相談しましょう。

 

カビバスターズ岐阜では、これまで多くのクローゼットや押入れ、収納スペースのカビ取りを行っております。

 

カビバスターズ岐阜では、カビ取りだけでなく、空間除菌や抗菌。

含水率検査、落下菌検査、付着菌検査等の各種菌検査も実施しております。

 

クローゼットをはじめとした収納スペースのカビ問題でお困りの際には、ぜひ一度カビバスターズ岐阜までお問い合わせください。

 

カビバスターズ岐阜の佐藤でした。

監修:https://kabikensa.com/

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