水道管の中の見えない敵！サビやカビから家を守る清掃と予防の方法

水道管の清潔さは住環境に直結し、我々の健康にも影響を及ぼします。今回は「水道管の中はサビたり、カビたりしないの？」という疑問に迫り、健康で快適な生活のためのポイントをご紹介いたします。

目次

１．水道管内部のリスクとは？

２．サビやカビの発生メカニズムとは？

３．早期発見のためのサインと対策

１．水道管内部のリスクとは？

水道管内部のリスクとは、我々が日常的に使用している水道水には見えない危険が潜んでいることがあります。水道管は家庭や建物の中で水を供給するための管路であり、その内部でサビ発生する可能性があります。これらのリスクが放置されると、健康への影響や設備の劣化が生じる可能性があります。

水道管内部でのサビは、鉄や銅などの金属製の管が水道水の塩素に反応して、老朽化で酸化が進み生じます。サビは管の内部に蓄積され、水質を悪化させ、さらには配水設備の劣化や詰まりを引き起こす可能性があります。

一方で、水道管内カビは発生しません。

水道管の中は通常、水で完全に満たされ、空気が存在しないため、一般的なカビの繁殖条件が整っていません。また、水道水には殺菌効果を持つ塩素が添加されていることがあり、これが雑菌や微生物の繁殖を抑制する役割を果たしています。

水道管内部が水で満たされ、定期的に塩素が供給されることによって、通常は水道管内でのカビ発生は抑制されます。ただし、一部の特殊な条件や状況においては、例外的にカビの発生が見られることがあります。これは水の停滞や供給源の問題、水道管の老朽化などが影響する可能性があります。

このような水道管内部のリスクに対処するためには、定期的な清掃や予防策が不可欠です。適切な方法での清掃や防錆、防カビ対策を行うことで、水道水の品質を維持し、住環境の健康と安全を確保することができます。

２．サビやカビの発生メカニズムとは？

サビやカビの発生メカニズムには、それぞれ異なる要因が影響します。

サビの発生メカニズム: サビは金属の腐食現象であり、水と酸素が存在する状態で金属表面が酸化反応を起こすことによって生じます。水道管などの金属部分が湿度が高い環境にあり、かつ酸素が存在すると、金属表面に酸化鉄が生成し、茶色いサビが発生します。

カビの発生メカニズム: カビは主に湿度が高く、有機物が豊富な環境で繁殖します。水道管周辺などが湿気った状態で、かつ有機物が付着している場合、カビの胞子が付着し、繁殖が始まります。特に暗い場所や換気が不十分な場合、カビの発生が促進されます。

３．早期発見のためのサインと対策

早期のサビやカビの発見は、問題を未然に防ぐために重要です。そのためには、特定のサインや兆候に敏感であることが必要です。

サビの早期発見: サビは主に金属部分に発生します。水道管などの金属製部品が茶色く変色したり、表面に不自然な凹凸が見られたりすると、サビの初期段階を示しています。これらのサインが見られたら、早めに対処が必要です。

カビの早期発見: カビは湿気や有機物が豊富な場所で発生しやすいです。水道管周辺が湿気を帯びていたり、異臭や変色が見られた場合、カビの存在が疑われます。定期的な視察や清掃を行い、湿気を防ぐために換気を心掛けることが重要です。発見したら、専用のカビ取り剤や漂白剤を使用して清掃し、湿度をコントロールする対策を講じましょう。

以上、カビバスターズ岐阜のキラでした。

カビバスターズ岐阜は除カビ・除菌・消臭のMIST工法®、カビについてのクレーム処理対応、浸水被害後の床下の水抜き工事、水漏れ補修工事の会社です