フローリングにカビ!? 市販の塩素系カビ取り剤は使っていいの?
2025/04/10
こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。
いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。
フローリングにカビ!? 市販の塩素系カビ取り剤は使っていいの?
「床に置いた観葉植物の下が、いつの間にか黒く変色していた…」
そんなふうに、気づいたらフローリングにカビが生えていて驚いた経験はありませんか?
お風呂場のカビ掃除でおなじみの「カビキラー」などの塩素系カビ取り剤。手元にあると、「これを床にも使えるのでは?」と考える方も多いでしょう。
そこで今回は、フローリングに発生したカビの安全な除去方法や予防策、そして塩素系カビ取り剤が木製の床に使用できるのかどうかについて、詳しく解説していきます。
目次
1.フローリングに市販のカビ取り剤は使っても大丈夫?
2.床にカビが生える原因とは?知られざる湿気と汚れの関係
3.カビと間違えやすい!フローリングの汚れの種類
4.要注意!フローリングを水拭きする際の落とし穴
5.木製フローリングにカビが生えたときの正しい対処法
6.床材に優しい!フローリング専用カビ取り剤の活用法
7.日常の床掃除で気をつけたいポイントとは?
8.カビを防ぐ!清潔なフローリングを保つための基本習慣
9.カビが広がってしまったら…専門業者に相談を!
10.まとめ|フローリングのカビ対策は日頃のひと手間がカギ!
1.フローリングに市販のカビ取り剤は使っても大丈夫?
お風呂場などでよく使われるカビ取り剤といえば、塩素系漂白剤(例:カビキラー)が有名ですが、「床に使っても大丈夫?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
実は、フローリングなどの木材に対して塩素系の強力なカビ取り剤を使うと、表面が変色したり傷んだりするリスクがあります。木材は薬剤の影響を受けやすく、特に表面加工が施されていない箇所では変質しやすいのです。そのため、フローリングにカビが生えても塩素系の製品は避けた方が安心です。
2.床にカビが生える原因とは?知られざる湿気と汚れの関係
カビは「温度20℃以上」「湿度60%以上」「栄養源(汚れ)」の3要素が揃うと繁殖します。以下のような日常生活の中の要素がカビの温床になりがちです:
皮脂やゴミなどの蓄積:髪の毛やホコリ、足裏の皮脂などが溜まりやすい床面は、カビのエサになります。
敷きっぱなしの布団・マット:布製品が湿気を含んでしまい、カビが生えやすくなります。
結露の放置:窓から垂れた水が床を濡らし、そのままにするとカビの原因に。
3.カビと間違えやすい!フローリングの汚れの種類
木材の黒ずみや変色はすべてがカビとは限りません。紫外線や水分による経年劣化、または家具の下などでの湿気による色の変化もあります。カビかどうか判断できない場合は、専門の業者に相談するのが安心です。
4.要注意!フローリングを水拭きする際の落とし穴
フローリングの多くは合板の上に薄い化粧板を貼り、その表面に防水・防汚加工が施されています。ですが、頻繁な水拭きや水の放置は木材を劣化させる原因になります。
掃除の基本は乾拭き+たまに固く絞った雑巾での水拭き。水拭き後は乾拭きで水分をしっかり拭き取りましょう。
5.木製フローリングにカビが生えたときの正しい対処法
フローリングのカビ取り手順
準備するもの:
・消毒用エタノール(アルコール対応スプレーボトルに入れる)
・清潔な雑巾
手順:
1.カビのある部分にエタノールをスプレー
2.雑巾で丁寧に拭き取る
※注意:エタノールは着色カビの除去には不向きです。また、火気厳禁で換気を忘れずに!
6.床材に優しい!フローリング専用カビ取り剤の活用法
木材用カビ取り剤を使う方法
市販の塩素系ではなく、フローリングに対応した木材専用のカビ取り剤(例:カビホワイト、カビ取り侍など)を使うとより安全です。
用意するもの:
・木材専用カビ取り剤
・雑巾
・ゴム手袋、マスク(必要に応じてゴーグルも)
手順:
1.カビ部分から10cm離してスプレーし、15分ほど放置
2.雑巾でやさしく拭き取る
※薬剤は色落ちの恐れがあるため、目立たない部分でテストしてから使用しましょう。ワックスが塗られている場合は、ワックスの下にカビがあると薬剤が届かないため、一度ワックスを剥離する必要があります。
7.日常の床掃除で気をつけたいポイントとは?
フローリングの美しさと清潔さを保つには、普段のこまめなお掃除がとても大切です。基本は掃除機と乾いたモップでホコリを取り除き、気になる汚れには中性洗剤を使って優しくケアしましょう。
お掃除に必要なアイテム
・掃除機
・ほうき・ブラシ
・ぞうきん(またはキッチンペーパー)
・中性クリーナー(例:ウタマロクリーナーやマイペット)
・ゴム手袋
フローリングの美しさと清潔さを保つには、普段のこまめなお掃除がとても大切です。基本は掃除機と乾いたモップでホコリを取り除き、気になる汚れには中性洗剤を使って優しくケアしましょう。
お掃除に必要なアイテム
・掃除機
・ほうき・ブラシ
・ぞうきん(またはキッチンペーパー)
・中性クリーナー(例:ウタマロクリーナーやマイペット)
・ゴム手袋
掃除の手順
1.まずは、フローリングの隙間に入り込んだホコリやゴミを、ブラシやほうきで丁寧にかき出しましょう。
2.次に掃除機でしっかり吸い取ります。板目に沿って動かすと効果的です。
3.ぞうきんに中性洗剤をスプレーし、フローリングを優しく拭き取ります。
※注意:洗剤は直接床に吹きかけるとシミの原因になることがあるので、布にスプレーしてから使いましょう。また、使用前には目立たない場所で試すことをおすすめします。
8.カビを防ぐ!清潔なフローリングを保つための基本習慣
1. 室内の湿度コントロール
湿度が60%を超えるとカビのリスクが一気に高まります。湿度計を設置し、理想的な湿度50%前後をキープしましょう。晴れた日は窓を開けて換気、雨の日は除湿機やエアコンのドライ機能を活用すると効果的です。
※除湿機やエアコンのフィルター掃除も忘れずに!
2. 栄養源となる汚れを除去
カビは、ホコリや皮脂、食べこぼしなどを栄養にして繁殖します。普段からフローリングワイパーや掃除機でこまめに掃除をして、汚れを残さないように心がけましょう。空気清浄機の活用もおすすめです。
3. 消毒用エタノールで定期的に除菌
エタノールはカビの除菌に有効ですが、引火性があるため取り扱いには十分注意が必要です。使用時は火気のない場所で、換気をしながら行いましょう。
9.カビが広がってしまったら…専門業者に相談を!
「自分で掃除してもカビが再発する」「広範囲にカビが生えていて対処しきれない」――そんなときには、プロのカビ取り業者に依頼するのが安心です。
専門業者であれば、素材に合わせた薬剤の選定や、根本的な原因へのアプローチ、防カビ処理まで一貫して対応できます。再発防止効果も高く、長く安心して暮らせる住環境が手に入ります。
10.まとめ|フローリングのカビ対策は日頃のひと手間がカギ!
・フローリングには強力な塩素系カビ取り剤の使用は控えましょう。
・カビを防ぐには、湿気対策とこまめな掃除が大切です。
・布団やラグの敷きっぱなしは湿気の原因になるため要注意。
・カビの除去には消毒用エタノールや木材専用の薬剤を使うのが安心です。
・自力での対処が難しい場合は、カビ対策のプロに相談しましょう。
カビバスターズ岐阜の佐藤でした。
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