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フローリングのカビ取りにカビキラーは使える?

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フローリングのカビ取りにカビキラーは使える?

フローリングのカビ取りにカビキラーは使える?

2025/03/25

こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。

いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

フローリングのカビ取りにカビキラーは使える?

 

カビ取り剤と聞くと、真っ先にカビキラーを思い浮かべる方も多いでしょう。

たとえば、賃貸のフローリングに観葉植物を直接置いていたら、気づかないうちにカビが生えてしまった…という経験はありませんか? 手元にあるのは市販の塩素系カビ取り剤。これを使って床のカビを除去しても問題ないのでしょうか?

 

今回は、フローリングに発生したカビの効果的な除去方法や、再発を防ぐポイント、そして市販の塩素系カビ取り剤が使用できるのかについて詳しく解説していきます。

 

目次

1.フローリングに塩素系カビ取り剤は使えるのか?

2.フローリングにカビが発生する主な原因

・皮脂や汚れの蓄積

・布団を敷きっぱなしにすることによる湿気

・結露を放置することでの影響

3.フローリングの汚れの種類とその特徴

4.水拭きによるカビリスクとは?

5.フローリングのカビを取り除く方法

・必要な道具

・実践前に気をつけるべきポイント

6.フローリング専用のカビ取り剤を活用する方法

・準備するもの

・使う際の注意点

7.日常的なフローリングの掃除方法

・掃除に必要な道具

・掃除時の注意点

8.フローリングのカビを防ぐためのポイント

・湿度を適切にコントロールする

・カビの栄養源となる汚れをためない

・消毒用エタノールで定期的に除菌する

9.フローリングのカビはプロの業者に任せるべき?

10.まとめ

 

1.フローリングに塩素系カビ取り剤は使えるのか?

 

市販のカビ取り剤の中でも、「カビキラー」などの塩素系カビ取り剤は、家庭でよく使われるアイテムの一つです。

 

塩素系のカビ取り剤には強力な除菌・消臭・漂白効果があるため、効果的にカビを除去できます。しかし、その反面、使用できる場所や素材には注意が必要です。

 

フローリングは基本的に木材でできており、塩素系カビ取り剤は木材に対して刺激が強いため、表面を傷めたり、脱色してしまう可能性があります。そのため、フローリングをはじめ、家の中の木製部分への使用はおすすめできません。

 

2.フローリングにカビが発生する主な原因

 

カビが繁殖するためには、以下の3つの条件が揃うことが必要です。

1.気温が20℃以上

2.湿度が60%以上

3.カビの栄養源となる汚れが存在する

 

フローリングにカビが発生しやすい原因を詳しく見ていきましょう。

 

皮脂や汚れの蓄積

フローリングの上には、ホコリ・髪の毛・食べカス・皮脂などの汚れが溜まりやすく、これがカビの栄養分になります。掃除を怠ると、カビが繁殖するリスクが高まります。

 

布団やカーペットの敷きっぱなし

フローリングの上に布団やラグ、カーペットを敷きっぱなしにしていると、湿気がこもりやすくなります。また、布製品には皮脂汚れも付着しやすく、カビの発生を助長する要因となるため、定期的に干したり洗濯することが重要です。

 

結露を放置

窓の結露をそのままにしておくと、水滴が床に垂れ、フローリングにカビが生える原因になります。特に冬場や梅雨時期は結露が発生しやすいため、こまめに拭き取ることがカビ予防につながります。

 

フローリングは毎日歩く場所なので、汚れが溜まりやすい環境です。カビを防ぐためには、湿度管理汚れをためない工夫が必要です。

 

3.フローリングの汚れの種類とその特徴

 

フローリングには、さまざまな種類の汚れが付着します。

 

ホコリ・髪の毛・食べカス:日常生活の中で自然に発生する汚れ

皮脂汚れ:素足で歩くことで付着

黒ずみ:日光や水分による木材の経年変化

 

特に、家具の下やマットレスの下など湿気がこもりやすい場所では黒ずみが発生することがあります。ただし、これらの黒ずみはカビではないため、通常のカビ取り剤では落とすことができません。

 

カビかどうか判断が難しい場合は、専門の業者に相談するのがおすすめです。

 

4.水拭きによるカビリスクとは?

 

最近の住宅では、合板の上に薄い木材を貼り付けたフローリング材が多く使われています。これらのフローリングの表面には樹脂加工が施され、水や汚れを弾くようになっていますが、頻繁な水拭きはダメージを与える可能性があります。

 

フローリングは木材でできているため、水分に弱く、長時間水が染み込むと変色や劣化の原因になります。そのため、普段の掃除では掃除機や乾拭きのモップを使い、ホコリやゴミをこまめに取り除くことが大切です。

 

ただし、乾拭きだけでは落としきれない汚れもあるため、時々は水拭きをする必要があります。その際は、雑巾をしっかり固く絞ってから拭くようにしましょう。また、水拭き後はすぐに乾拭きをして余分な水分を取り除くことで、カビの発生を防ぎつつフローリングを長持ちさせることができます。

 

5.フローリングのカビを取り除く方法

 

必要な道具

・消毒用エタノール

・ぞうきん

・アルコール対応のスプレーボトル

カビ取りの手順

1.エタノールをスプレー
スプレーボトルに消毒用エタノールを入れ、カビが発生している部分に吹きかけます。

2.拭き取る
清潔なぞうきんを使い、スプレーした箇所をしっかり拭き取ります。

 

注意点

・消毒用エタノールは揮発性が高いため、火の近くでは絶対に使用しないでください。

・エタノールはカビを除菌・消毒することはできますが、カビによる黒ずみや変色を落とす効果はありません。色素沈着が気になる場合は、専用のカビ取り剤を使用する必要があります。

・スプレーボトルはアルコール対応のものを使用しましょう。

 

6.フローリング専用のカビ取り剤を活用する方法

 

一般的な塩素系カビ取り剤は水で洗い流せる場所での使用を前提としているため、フローリングには向いていません。フローリングや木材に生えたカビには、木材専用のカビ取り剤を使用するのが適切です。

 

必要な道具

・木材用カビ取り剤(例:「カビホワイト」「カビ取り侍」など)

・ぞうきん

・ゴム手袋

・マスク(必要に応じてゴーグルも)

 

カビ取りの手順

1.カビ取り剤をスプレー
フローリングのカビが生えている箇所から約10cm離して、木材用カビ取り剤をスプレーします。

2.放置する
約15分程度そのままにし、カビ取り剤がしっかり浸透するのを待ちます。

3.拭き取る
ぞうきんで優しく拭き取り、残った成分を除去します。

 

注意点

・作業中は必ず換気をしましょう。

・ゴム手袋やマスク、ゴーグルを着用し、肌や目に薬剤が触れないように注意してください。

・必ず目立たない場所でテストし、色落ちや変色がないか確認してから本格的に作業を行いましょう。

・カビ取り剤を大量に使いすぎたり、放置時間を長くしすぎるとフローリングが変色する可能性があるため、適量を守りながら作業を進めてください。

・フローリングにワックスが塗られている場合、ワックスの下にカビが発生していると、薬剤が浸透せず効果を発揮できません。その際は、一度ワックスを剥がしてからカビ取り作業を行う必要があります。

 

7.日常的なフローリングの掃除方法

 

フローリングのカビを防ぐためには、日常的な掃除と適切なメンテナンスが重要です。

 

必要な道具

・掃除機

・ほうき・ブラシ

・ぞうきん

・キッチンペーパーやティッシュ

・中性洗剤(例:「ウタマロクリーナー」「マイペット」など)

・ゴム手袋

 

掃除の手順

1.ホコリやゴミを取り除く
ほうきやブラシを使い、フローリングの隙間に入り込んだホコリやゴミをかき出します。

2.掃除機をかける
板目に沿って掃除機をかけ、しっかりゴミを吸い取ります。

3.中性洗剤で拭き掃除
ぞうきんに中性洗剤(ウタマロクリーナーやマイペット)をスプレーし、汚れが気になる部分を拭きます。

 

注意点

・必ず換気をしながら作業しましょう。

・ゴム手袋を着用し、作業後は手をしっかり洗ってください。

・洗剤をフローリングに直接スプレーしないように注意しましょう。シミの原因になる可能性があります。まずぞうきんにスプレーしてから拭くのがポイントです。

・使用前に目立たない場所でテストし、色落ちや変色が起きないか確認してから全体に使用してください。

 

8.フローリングのカビを防ぐためのポイント

 

フローリングにカビが発生しないようにするには、適切な湿度管理・定期的な掃除・除菌対策が重要です。以下のポイントを押さえて、カビの発生を未然に防ぎましょう。

 

① 室内の湿度を適切にコントロールする

湿度が高い環境はカビが繁殖しやすく、湿度60%以上になるとリスクが高まります。そこで、湿度計を設置し、湿度50%程度を維持することを目標にしましょう。

・晴れた日は窓を開けて換気し、空気を入れ替える。

・雨の日は窓を閉め、除湿機やエアコンのドライ運転を活用する。

・サーキュレーターを使って空気を循環させるのも効果的。

・エアコンや除湿機のフィルターを定期的に清掃し、機能を維持する。

 

② カビの栄養源となる汚れを取り除く

カビはホコリ・髪の毛・食べカス・皮脂汚れを栄養源にします。これらが蓄積しないよう、こまめな掃除が欠かせません。

・掃除機やフローリングワイパーで乾拭きを行う。

・フローリングがベタつく場合は、中性洗剤を使って拭き掃除する。

・空気清浄機を使用して、空気中のホコリを減らすのも有効。

 

③ 消毒用エタノールで除菌する

定期的に消毒用エタノールを使って拭き掃除をすることで、カビの発生を防ぎます。ただし、エタノールは引火性があるため、火の近くで使用しないように注意しましょう。

 

9.フローリングのカビはプロの業者に任せるべき?

 

「自分でカビを除去しようとしたが、うまくいかなかった」「作業が大変で手に負えない」といった場合は、カビ除去の専門業者に依頼するのも一つの方法です。

 

専門業者が行うカビ除去のメリット
✅ カビに関する豊富な知識と経験を活かし、素材に適した薬剤を使用できる。
目に見えないカビの根まで徹底除去し、再発を防ぐ処理を行う。
広範囲のカビ除去も効率的に対応できる。

 

また、カビの発生原因を分析し、再発防止策や防カビ施工の提案を受けることも可能です。特に広範囲にカビが発生している場合は、プロに任せた方が安全で確実です。

 

10.まとめ

 

✅ フローリングのカビを防ぐには湿度管理が重要。湿度50%前後を目安に調整しよう。
✅ カビの栄養源となるホコリや皮脂汚れを取り除くため、こまめに掃除を。
消毒用エタノールで除菌することで、カビの発生を抑えられる。
布団やカーペットを敷きっぱなしにしないことで、カビの温床を作らない。
広範囲のカビや落としきれないカビは、専門の業者に依頼するのも選択肢のひとつ。

 

日頃の対策を徹底することで、フローリングのカビ発生を防ぎ、清潔で快適な住環境を維持しましょう!

 

カビバスターズ岐阜の佐藤でした。

監修https://kabikensa.com/

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