その食洗機、カビまみれかも?知らずに食器を汚してる危険【カビバスターズ岐阜】
2025/03/26
みなさん、こんにちは。カビバスターズ岐阜のキラです。
毎日使う食洗機。しっかり洗えていると思って安心していませんか?実は、見えないところでカビが繁殖し、食器を逆に汚している可能性があるんです。高温洗浄だけでは完全にカビを防げず、庫内の湿気や食べカスが原因で黒カビやヌメリが発生しやすくなります。
そこで今回は、食洗機にカビが発生する原因、放置するとどんなリスクがあるのか、そしてカビを防ぐ掃除・予防法について詳しく解説します。食器を清潔に保つために、ぜひチェックしてみてください!
目次
1.食洗機にカビが発生する原因とは?
2.放置すると危険!カビが引き起こすリスク
3.食洗機のカビを防ぐ掃除&予防法
1.食洗機にカビが発生する原因とは?
食器を清潔に保つために使う食洗機ですが、実はその内部でカビが繁殖していることがあります。見えない場所でカビが発生すると、洗ったつもりの食器にも悪影響を及ぼし、衛生的な問題を引き起こす可能性があります。では、なぜ食洗機にカビが発生してしまうのでしょうか?その主な原因について詳しく解説します。
<高温でもカビが発生する理由>
食洗機は高温で洗浄するため、「熱でカビは死滅するのでは?」と思う方も多いでしょう。しかし、実際には高温での洗浄だけではカビの発生を完全に防ぐことはできません。その理由は以下の通りです。
① 洗浄後の湿気がこもる
食洗機の内部は洗浄後に高温の蒸気が発生しますが、しっかり乾燥させなければ湿気がこもり、カビの温床になります。特にゴムパッキンやフィルター部分には水滴が残りやすいため、注意が必要です。
② 食べカスや油汚れが残る
食器をセットする前に軽く汚れを落とさずに入れると、内部のフィルターや隙間に食べカスが蓄積され、カビの栄養源になってしまいます。カビは水分と有機物を好むため、食洗機内部の環境はカビが繁殖しやすい条件がそろっているのです。
③ 洗剤やリンス剤のカスが残る
適切にすすぎが行われないと、洗剤やリンス剤のカスが内部に残り、これがカビや細菌の繁殖を助長することもあります。特に洗剤投入口や排水口の周辺は洗剤が溜まりやすく、汚れがこびりついていることが多いです。
<食洗機の内部構造がカビを招く>
食洗機の内部にはカビが繁殖しやすい場所がいくつもあります。
① ゴムパッキン部分
扉の周囲にあるゴムパッキンは、水分や汚れが溜まりやすい場所です。開閉時に汚れが挟まり、湿気もこもるため、カビが発生しやすくなります。見えにくい部分のため、気づかずに放置されることが多いです。
② 排水フィルター
食べカスや油分が溜まりやすく、定期的に掃除しないとカビや雑菌が繁殖します。排水の流れが悪くなると、内部に水が溜まりやすくなり、カビが一気に増殖する原因となります。
③ スプレーアームの穴
洗浄時に水を噴射するスプレーアームの小さな穴にもカビが付着することがあります。これが原因で、洗浄水自体が汚染され、食器を汚してしまうことも。穴が詰まると洗浄力が低下するため、定期的なメンテナンスが必要です。
④ 庫内の壁面や天井部分
食洗機の壁面や天井は、洗浄時に水がかかるものの、完全に乾燥しにくい部分もあります。水分が残ることでカビが発生し、放置すると黒ずみや異臭の原因になります。
<誤った使用方法がカビの原因に>
食洗機を正しく使用しないと、カビの発生を加速させてしまうことがあります。
① 扉を閉めっぱなしにする
使用後にすぐに扉を閉めると、湿気がこもりカビが発生しやすくなります。洗浄後はしばらく扉を開けて、庫内をしっかり乾燥させることが大切です。
② 洗剤の適量を守らない
洗剤の量が少なすぎると汚れが落ちきらず、逆に多すぎるとすすぎ残しが発生し、カビの原因になります。適量を守ることが重要です。
③ 乾燥機能を使わない
水道代や電気代を節約するために乾燥機能をオフにしている場合、庫内の湿気が抜けずカビの発生リスクが高まります。できるだけ乾燥機能を活用し、使用後は扉を開けて換気を行いましょう。
④ 定期的なメンテナンスを怠る
「食洗機は自動でキレイになる」と思い込んでいると、カビの温床になりかねません。フィルター掃除や内部の拭き取りなど、定期的なメンテナンスが必要です。
<まとめ>
食洗機にカビが発生する原因は、湿気のこもりや汚れの蓄積、誤った使用方法などが挙げられます。特にゴムパッキンや排水フィルターなどの見えにくい部分は、カビが発生しやすいポイントです。
カビを防ぐためには、食洗機の使用後に扉を開けて乾燥させること、定期的にフィルターや庫内を掃除することが重要です。適切なメンテナンスを行い、清潔な食器を維持しましょう!
2.放置すると危険!カビが引き起こすリスク
カビが繁殖すると、空気中にカビの胞子が飛び散ります。これらの胞子を吸い込んだり、カビが付着した食器を使ったりすることで、さまざまな健康被害が発生する可能性があります。
① アレルギー症状の悪化
カビの胞子はアレルギーの原因となるアレルゲンの一つです。これを吸い込むと、次のような症状を引き起こすことがあります。
・くしゃみや鼻水、鼻づまり
・目のかゆみや充血
・喉の痛みや違和感
・気管支喘息の悪化
特に、すでにアレルギー体質の人や喘息持ちの人にとっては、カビの胞子は大敵です。放置することで症状が慢性化し、生活の質が低下してしまうこともあります。
② 皮膚への影響
カビの胞子が肌に触れると、肌荒れや湿疹を引き起こすことがあります。特に、食器に付着したカビが手についた状態で調理や食事をすると、以下のようなトラブルが発生する可能性があります。
・手荒れやかゆみ
・湿疹や赤み
・カビによる皮膚感染症(白癬など)
敏感肌の人や子どもは特に影響を受けやすいため、注意が必要です。
③ 消化器系への悪影響
カビが付着した食器を使って食事をすると、カビを体内に取り込むことになります。これにより、以下のような消化器系の不調が現れる可能性があります。
・腹痛や下痢
・吐き気や食欲不振
・腸内環境の悪化
食中毒のような症状が出ることもあり、特に免疫力が低下している人や高齢者、子どもは重症化するリスクが高まります。
<カビが住環境に及ぼす悪影響>
カビは家の中のさまざまな場所に広がり、住環境そのものを悪化させることもあります。
① 異臭の発生
カビが発生すると、独特のカビ臭さが部屋に広がります。食洗機の中のカビを放置すると、食器からも不快なニオイがするようになり、食事の時間が台無しになってしまいます。さらに、カビ臭さが家全体に広がると、快適な住環境が損なわれる原因にもなります。
② 家具や設備の劣化
カビは木材やプラスチック、ゴム製品にも付着し、長期間放置すると以下のような問題が発生します。
・ゴムパッキンの劣化(食洗機の扉周辺など)
・プラスチック部分の変色や劣化
・木製家具の腐敗
食洗機の内部にカビが発生すると、機械の寿命を縮める原因にもなります。フィルター部分が詰まり、水の流れが悪くなることで故障につながることもあるため、注意が必要です。
③ 他の場所へのカビの広がり
カビを放置すると、その胞子が空気中に舞い上がり、家の他の場所にも広がってしまいます。たとえば、食洗機のカビを放置していると、次のような場所にまで影響を及ぼすことがあります。
・シンク周辺やキッチンカウンター
・冷蔵庫のゴムパッキン部分
・壁紙やカーテン
最初は小さなカビでも、放置することで家全体に広がり、除去が困難になってしまいます。
<カビを放置することによる経済的な損失>
カビの被害は健康や住環境だけでなく、経済的な負担も大きくなります。
① 医療費の増加
カビが原因でアレルギー症状や体調不良が続くと、病院に通う回数が増え、医療費の負担が大きくなります。特に慢性的なアレルギーや気管支炎を引き起こすと、長期間の治療が必要になることもあります。
② 食洗機の修理・買い替え費用
食洗機のカビを放置すると、内部の配管が詰まったり、機械の部品が劣化したりして、最悪の場合、修理や買い替えが必要になります。新品を購入するとなると数万円~十数万円の出費になることも。定期的な掃除を怠ると、思わぬ出費につながります。
③ 家財や家屋の損傷
カビが広がると、壁紙の張り替えや家具の買い替えが必要になることもあります。特に、住宅の木材部分にカビが侵食すると、構造的な問題につながり、リフォーム費用が高額になることもあります。
<まとめ>
カビを放置すると、健康・住環境・経済的な面で多くのリスクを引き起こします。特に食洗機のような湿気がこもりやすい場所では、カビが発生しやすく、その影響が食器や食事にまで及ぶため、早めの対策が重要です。
・アレルギーや消化器系のトラブルを引き起こす
・異臭や機器の故障、住環境の悪化につながる
・放置すると経済的な損失も大きくなる
カビは見えないうちに広がるため、「少しくらいなら大丈夫」と油断せず、日頃から予防や掃除を心がけましょう。
3.食洗機のカビを防ぐ掃除&予防法
食洗機は便利な家電ですが、湿気がこもりやすく、カビが発生しやすい場所でもあります。放置すると黒カビやぬめりが発生し、食器に付着してしまうことも。今回は、食洗機のカビを防ぐための掃除方法と、効果的な予防法について詳しく解説します。
<食洗機にカビが発生する原因とは?>
食洗機のカビを防ぐためには、まず発生する原因を理解することが大切です。主な原因は以下の3つです。
① 高温・多湿の環境
食洗機は水を使うため、常に湿気がこもりやすい環境にあります。さらに、内部の温度が高くなることで、水蒸気が発生し、カビの成長に最適な条件が整ってしまいます。
② 食べかすや油汚れの蓄積
食洗機の中には、洗いきれなかった食べかすや油汚れが残ることがあります。これらがカビのエサとなり、放置するとぬめりや悪臭の原因にもなります。
③ 扉のゴムパッキンや排水フィルターの汚れ
食洗機の扉のゴムパッキンや排水フィルター部分は、汚れがたまりやすく、カビの温床になりやすいポイントです。特にゴムパッキン部分は乾燥しにくいため、カビが生えやすくなります。
<カビを防ぐための基本的な掃除方法>
食洗機のカビを防ぐには、定期的な掃除が欠かせません。以下の手順で、しっかりと清掃しましょう。
① 排水フィルターの掃除(毎日 or 2〜3日に1回)
食洗機の底にある排水フィルターには、食べかすや油汚れがたまりやすく、放置するとカビの原因になります。
【掃除手順】
・食洗機の使用後、フィルターを取り外す
・水で軽くすすぎながら、歯ブラシやスポンジを使って汚れをこすり落とす
・油汚れがひどい場合は、中性洗剤で洗う
・しっかり乾燥させてから元に戻す
この掃除を怠ると、食器の洗浄力が落ちたり、悪臭が発生する原因になるため、こまめに行うのが理想です。
② ゴムパッキンや扉の隙間の掃除(週に1回)
扉のゴムパッキンや隙間には、水分が残りやすく、カビが発生しやすい部分です。
【掃除手順】
・柔らかい布やキッチンペーパーに消毒用アルコールやカビ取りスプレーをつける
・ゴムパッキンや扉の隙間を丁寧に拭き取る
・仕上げに乾いた布で水分を拭き取る
ゴムパッキンの部分は特にカビが生えやすいので、見落とさずに掃除することが大切です。
③ 食洗機全体の内部洗浄(2週間に1回)
食洗機の内部には、目に見えないカビや雑菌が付着していることがあります。これを防ぐために、定期的に内部を洗浄しましょう。
【掃除手順】
・食洗機に専用のクリーナー(食洗機用洗剤や重曹、クエン酸)を入れる
・高温洗浄モードで運転する
・運転後は扉を開け、しっかり乾燥させる
重曹は油汚れの除去、クエン酸は水垢の分解に効果的なので、交互に使うのもおすすめです。
<食洗機のカビを防ぐための予防法>
掃除だけでなく、日頃から予防を意識することで、食洗機のカビ発生を抑えることができます。
① 使用後は扉を開けて乾燥させる
食洗機の内部は湿気がこもりやすいため、使用後は必ず扉を少し開け、換気をするようにしましょう。これだけでカビの発生を大幅に防ぐことができます。
② 乾燥機能を活用する
最近の食洗機には、乾燥機能が搭載されているものが多いです。洗浄後にしっかりと乾燥させることで、カビの発生を予防できます。
③ 食器の汚れを軽くすすいでから入れる
食器の汚れが多いと、食べかすが内部に残りやすくなります。使う前に軽くすすいでから入れることで、汚れの蓄積を防ぐことができます。
④ 除湿剤を活用する
食洗機の内部に除湿剤を入れることで、湿気を取り除き、カビの発生を防ぐことができます。シリカゲルのような乾燥剤を使うのもおすすめです。
⑤ 定期的にプロのメンテナンスを受ける
食洗機の内部は見えない部分も多く、長年使っていると細かい部分にカビや汚れが蓄積します。1年に1回程度、プロのクリーニングを受けることで、より清潔な状態を保つことができます。
<まとめ>
食洗機のカビを防ぐには、定期的な掃除と日頃の予防が大切です。
✅ 基本的な掃除のポイント
・排水フィルターは毎日or数日に1回掃除
・ゴムパッキンや扉の隙間は週1回拭き掃除
・内部の洗浄は2週間に1回を目安に実施
✅ カビを防ぐ予防策
・使用後は扉を開けて乾燥
・乾燥機能や除湿剤を活用
・食器の汚れを軽くすすいでから使用
・定期的にプロのメンテナンスを受ける
食洗機は毎日使うものだからこそ、清潔な状態を保つことが重要です。カビの発生を防ぎ、安心して使い続けるために、ぜひ今回紹介した掃除&予防法を実践してみてください!
以上、カビバスターズ岐阜のキラでした。
カビバスターズ岐阜は、除カビ・殺菌・消臭のMIST工法®、カビについてのクレーム処理対応・漏水被害後の水抜き工事、水漏れ補修工事の会社です。
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