敷きっぱなしの布団にカビが生えやすい理由とは?
2025/03/24
こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。
いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。
敷きっぱなしの布団にカビが生えやすい理由とは?
私たちは睡眠中に大量の汗をかき、それが布団に吸収されます。特に敷きっぱなしの状態が続くと、布団内部に湿気がこもりやすくなり、カビが繁殖する原因に。さらに、皮脂やホコリも加わることで、カビの栄養源となりやすい環境が整ってしまいます。快適な睡眠環境を守るためにも、布団の湿気対策が欠かせません。
布団は半年に1回は丸洗いをすることをおすすめします。
布団を丸洗いすることにより、カビだけでなく汗ジミや臭いも取り除きましょう。
カビを防ぎ、汚れをすっきり落として清潔な布団で快適な睡眠を手に入れましょう。
目次
1.布団にカビが発生する原因とは?
2.アルコールで布団の除菌をしよう
3.簡単に作れる!アルコールスプレーの作り方(200ml)
4.布団のカビ臭をスッキリ解消する方法
5.布団を丸ごと洗って清潔に!
6.日頃からできる布団のカビ防止策
7.まとめ
1.布団にカビが発生する原因とは?
カビは「温度20℃以上・湿度60%以上・ホコリや汚れなどの栄養分」が揃うと繁殖しやすくなります。近年の住宅は気密性が高くなり、湿気がこもりやすいため、カビが発生しやすい環境になりがちです。
特に、汚れや湿気がたまりやすい場所、風通しが悪く日が当たりにくい場所では、カビのリスクが高まります。こまめな掃除と換気を行い、カビが繁殖しにくい環境を作ることが大切です。
また、布団を敷きっぱなしにすると湿気がこもり、ホコリや皮脂汚れも蓄積し、カビが生えやすくなります。カビを防ぐには、定期的に布団を干して乾燥させることが重要です。
2.アルコールで布団の除菌をしよう
アルコール(エタノール)は揮発性が高く、水が使いにくい場所の除菌に最適なアイテムです。カビの抑制や除菌に効果的なので、布団にも活用できます。
布団にアルコールスプレーを吹きかけ、表面がしっとりする程度にし、その後しっかりと乾燥させましょう。乾燥が不十分だと、逆に湿気がこもってしまう可能性があるため、風通しの良い場所でしっかり乾かすのがポイントです。
ただし、ワックスやニスでコーティングされた家具やフローリングにはアルコールが使えません。スプレーをするときは、周囲にかからないよう注意してください。
アルコールはキッチンや浴室の掃除・除菌にも活躍する便利なアイテムですが、引火性があるため、火のそばでの使用は避けましょう。
3.簡単に作れる!アルコールスプレーの作り方(200ml)
準備するもの
・消毒用エタノール(無水ではなく消毒用を使用)
・水
・アルコール対応のスプレーボトル
作り方
1.まずスプレーボトルに水110mlを入れる。
2.そこに消毒用エタノールを90ml加え、合計200mlにする。
※注意点※
・先にアルコールを入れるとボトルが傷むことがあるので、必ず水を先に入れてください。
・作ったアルコールスプレーは2~3ヶ月で使い切るようにしましょう。
4.布団のカビ臭をスッキリ解消する方法
布団の嫌なカビ臭を消すには、重曹を活用しましょう。
1.布団全体に重曹を振りかけ、手で軽くもみ込む。
2.30分~1時間ほどそのまま放置。
3.掃除機で重曹をしっかり吸い取ることで、湿気やホコリも同時に除去できる。
4.天気の良い日は天日干しをして、さらに臭いを取り除く。
洗える布団カバーや夏掛けは、酸素系漂白剤を使ったつけ置き洗いがおすすめ!
洗濯機に洗剤と酸素系漂白剤を入れ、お湯でつけ置きしてから洗うと、カビ臭がスッキリとれます。
5.布団を丸ごと洗って清潔に!
布団の種類によっては、自宅で洗濯することが可能です。特に夏掛けやカバー類は、こまめに洗って清潔に保ちましょう。
布団を洗う手順
1.先に洗濯機へ洗剤を入れ、しっかり泡立てる。
2.布団が洗濯槽の中で片寄らないよう、丸めて数か所をひもで結ぶ。
3.クエン酸を柔軟剤の代わりに入れると、ふんわり仕上がる。
収納時のポイント
・しっかり乾燥させた布団を圧縮袋に入れ、除湿剤も一緒に入れて保管。
・収納前に完全に乾かしておくことで、カビやダニの発生を防ぐ。
カビを防ぐためには、布団の通気性をよくすることが何より大切です。日頃から布団を干す習慣をつけ、定期的に除菌・洗濯を行い、清潔な寝具環境を保ちましょう。
6.日頃からできる布団のカビ防止策
布団は湿気がこもりやすく、カビが発生しやすい寝具の一つです。特に敷きっぱなしの布団は、床との間に湿気がたまり、カビが繁殖しやすい環境になります。そこで、布団のカビを防ぐための具体的な方法をご紹介します。
1. アルコールスプレーでカビ予防
毎日、布団にアルコールを軽く吹きかけることでカビの発生を抑えることができます。アルコールには除菌効果があり、カビの原因となる菌の増殖を防ぐことができます。ただし、使用後はしっかり乾燥させましょう。
2. 天日干しで湿気と雑菌を除去
天気の良い日は布団を天日干しすることで、湿気を飛ばし、紫外線による殺菌効果を得ることができます。布団を干す最適な時間帯は午前10時から午後3時までです。早朝や前日が雨だった場合は湿気が多いため、干すのは避けたほうが良いでしょう。
また、布団を干す際は地面に近い場所よりもできるだけ高い位置に干すのがおすすめです。特に綿布団は両面で2〜3時間、羽毛布団などは1〜2時間を目安に干しましょう。M字型に干すことで、効率よく湿気を飛ばすことができます。
3. 寝室の湿度管理と換気
寝室の湿度を下げることも重要です。湿気がこもるとカビが発生しやすくなるため、こまめに窓を開けて換気を行いましょう。特に部屋の四隅は空気が滞りやすく湿気がたまりやすいため、扇風機やサーキュレーターを活用して空気を循環させると効果的です。
また、寝室に観葉植物を置くと土の中に潜むカビが繁殖しやすくなるため、注意が必要です。加湿器の使いすぎもカビの原因となるため、湿度計を活用し湿度60%以下を維持するようにしましょう。
4. 布団を干せない日の対策
雨の日など布団を外に干せない場合は、掛け布団をめくり、敷き布団を少し持ち上げることで風通しを良くしましょう。布団クリーナーや掃除機を活用してホコリや湿気を取り除くのもおすすめです。また、布団乾燥機を使うことで、湿気を飛ばしながらダニ対策も同時に行えます。
5. すのこやタオルを活用した湿気対策
布団の下にすのこを敷くと、床との間に隙間ができ、湿気がこもりにくくなります。すのこは木製よりも吸水性の低いプラスチック製のものを選ぶとカビ予防に効果的です。
また、布団には汗や皮脂、フケなどの汚れが付着しやすいため、特に頭から背中のあたりには大きめのタオルを敷くことで、汚れを防ぎ、タオルをこまめに洗濯することで清潔を保つことができます。
6. 炎天下の車内でのカビ・ダニ退治
夏場の炎天下では、車内の温度が70℃以上になることがあります。布団を車のダッシュボードに置いて2時間程度放置すると、内部まで高温になり、カビやダニの除去に効果があります。ただし、布団の素材によっては高温で変質するものもあるため、事前に洗濯表示を確認しましょう。
7. 布団の正しい取り込み方
布団を取り込む際、パンパンと強く叩くのはNGです。布団の生地を傷めるだけでなく、ホコリやダニの死骸が舞い上がってしまう可能性があります。代わりに洋服用のブラシやほうきで軽く払うようにし、可能であれば掃除機でホコリを吸い取ると良いでしょう。
8. 布団クリーニングの活用
自宅でのケアが難しい場合は、布団クリーニングを利用するのもおすすめです。最近では宅配クリーニングサービスもあり、自宅まで集荷・配達してくれるため、忙しい方でも手軽に利用できます。ただし、クリーニング店によってはカビ除去を行っていない場合があるため、事前に確認しておくことが大切です。
カビを防ぐためには、湿気対策と清潔な環境を維持することが重要です。日頃から換気や布団の手入れを意識し、快適で健康的な睡眠環境を整えましょう。
7.まとめ
・布団にカビが生える主な原因は、湿気のこもりやホコリ、皮脂汚れの蓄積です。
・カビを防ぐためには、湿気対策をしっかり行うことが重要です。
・アルコールを活用し、定期的に布団を除菌することでカビの発生を抑えられます。
・晴れた日には布団を天日干しし、布団クリーナーや布団乾燥機を活用するとより効果的です。
・自宅での対策が難しい場合は、布団クリーニングを利用するのもおすすめです。
カビバスターズ岐阜の佐藤でした。
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