トイレタンクのカビを除去する方法
2025/03/07
こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。
いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。
トイレタンクのカビを除去する方法
「トイレの掃除はしっかりしているのに、なんだかカビ臭さが取れない…」そんな経験はありませんか? 便座や壁をきれいにしても臭いが残る場合、原因はトイレタンクの内部にあるかもしれません。
タンクのフタを開けてみると、内部の上部に黒いポツポツとしたカビが発生していることがあります。普段は目に見えない場所ですが、湿気がこもりやすいため、カビが生えやすい環境になっているのです。
では、トイレタンクに発生したカビはどのように取り除けばよいのでしょうか? 本記事では、トイレタンク内のカビを効果的に除去する方法を詳しく解説していきます。
目次
1.トイレタンクにカビが発生する原因とは?
2.トイレタンクのカビを効果的に除去する方法
3.泡タイプのカビ取り剤で落ちない場合の対処法
4.トイレの壁に発生したカビの除去方法
5.便器内に発生したカビを取り除く方法
6.トイレタンクの掃除はどのくらいの頻度で行うべき?
7.トイレタンクのカビを防ぐための対策
8.まとめ
1.トイレタンクにカビが発生する原因とは?
カビは、湿気、水分、栄養分、酸素が揃うと発生しやすくなります。特にトイレタンクは常に水が溜まっており、湿度も高いため、カビが繁殖しやすい環境です。さらに、気温が高い時期にはカビだけでなく、水垢や雑菌の繁殖も進みやすくなるため、注意が必要です。
2.トイレタンクのカビを効果的に除去する方法
トイレタンクに発生したカビを効果的に取り除くために、以下の道具を準備しましょう。
準備するもの
・カビ取り剤(塩素系漂白剤など)
・ゴム手袋
・マスク
・バケツ
・スポンジ(汚れがひどい場合)
作業前の準備
カビ取りを行う前に、必ず換気を行い、ゴム手袋とマスクを着用して、カビ取り剤の影響から肌や呼吸器を守りましょう。
カビ除去の手順
① タンクのフタを取り外す
まずはトイレタンクのフタを慎重に取り外します。フタの裏側にカビが付着していることもあるので、全体を確認しましょう。
② カビ取り剤をスプレーする
カビの生えている部分に、カビ取り剤を均一に吹きかけます。
③ 一定時間放置する
カビ取り剤の効果を発揮させるために、20~30分程度放置します。
※カビが頑固な場合は、スポンジなどを使ってこすり落としましょう。
④ 水でしっかり洗い流す
バケツの水を使って、カビ取り剤を丁寧に洗い流します。細かい部分は濡れた布でしっかり拭き取るとよいでしょう。
3.泡タイプのカビ取り剤で落ちない場合の対処法
市販の泡タイプのカビ取り剤を使っても効果が薄い場合や、ゴムパッキン部分のカビがしつこい場合は、ジェルタイプのカビ取り剤を使用すると密着しやすく、効果が期待できます。
ただし、使用後は薬剤が残らないように、しっかりと拭き取ることが重要です。
4.トイレの壁に発生したカビの除去方法
トイレタンクだけでなく、タンクの裏側や壁にもカビが発生していることがあります。特に、湿気がこもりやすいトイレの壁は、掃除を怠るとカビが広がりやすい場所です。
トイレの壁のカビ取り手順
1.カビ取り剤をスプレーする。
2.15~30分程度放置する。(ラップで覆って湿布すると効果的)
3.雑巾やスポンジでしっかり拭き上げる。
※頑固なカビは、この作業を数回繰り返しましょう。
壁紙の奥までカビが広がっている場合の対処法
壁紙の裏側までカビが進行している場合、市販のカビ取り剤では完全に除去できないことがあります。その場合は、壁紙を剥がして根本的なカビ対策が必要です。
また、壁紙に色や柄が入っている場合は、塩素系カビ取り剤を使うと変色の恐れがあるため、酸素系漂白剤の使用をおすすめします。
酸素系漂白剤には液体タイプと顆粒タイプがありますが、漂白力が強いのは顆粒タイプです。顆粒タイプを使用する際は、40℃以上のお湯に溶かして雑巾に含ませ、カビ部分に塗布すると効果的です。
5.便器内に発生したカビを取り除く方法
便器の内側は常に湿気があり、雑菌が繁殖しやすい環境のため、こまめなお手入れが必要です。掃除を怠ると、すぐに黒カビが発生してしまいます。さらに、目に見えない便器のフチ裏にもカビが付着していることがあるため、しっかりとチェックしましょう。
便器内のカビ取り手順
1.カビ取り剤をカビが生えている部分にスプレーする。
2.15分ほど放置して、薬剤が浸透するのを待つ。
3.たっぷりの流水で洗い流し、カビの再発を防ぐ。
6.トイレタンクの掃除はどのくらいの頻度で行うべき?
トイレタンクは普段の掃除で見落としがちですが、定期的に清掃することでカビの発生を抑えられます。
掃除の目安は2週間に1回~月に1回程度。こまめに清掃すれば、カビが発生しても早期段階で対処できます。
ただし、水漏れや結露が発生している場合は、カビが発生しやすくなるため注意が必要です。放置するとカビが繰り返し発生してしまうため、修理や除湿対策を行い、根本的な原因を解決しましょう。
7.トイレタンクのカビを防ぐための対策
カビを防ぐには、湿気・汚れ(栄養源)・温度といったカビの発生条件を取り除くことが大切です。
湿気対策
・24時間換気扇を稼働させる。
・定期的にトイレの扉を開け、空気を循環させる。
・結露が発生しやすい場合は、小型除湿機やサーキュレーターを活用する。
汚れ(栄養源)の除去
・ホコリや汚れはカビのエサになるため、こまめな掃除が重要。
・最後に消毒用アルコールや次亜塩素酸水で仕上げ拭きをすると、カビの発生を抑えられる。
・薬剤を使いたくない場合は、重曹水スプレーを活用すると安心。
重曹を使ったカビ予防
重曹はナチュラルクリーニングとしても優秀で、小さなお子様がいる家庭でも安心して使えます。水500mlに対して重曹小さじ1を溶かし、スプレーボトルに入れて使用すると手軽にカビ対策ができます。
8.まとめ
トイレのカビ臭さの原因は、トイレタンクのカビかもしれません。定期的な掃除を行うことで、カビの発生を抑えることができます。
また、普段から換気をしっかり行い、ホコリや汚れを取り除くことで、トイレ全体のカビ発生を未然に防ぐことができます。
カビバスターズ岐阜の佐藤でした。
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