タオルに黒カビが!効果的な除去方法と予防策を解説
2025/02/25
こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。
いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。
タオルに黒カビが!効果的な除去方法と予防策を解説
お風呂上がりや手洗い後に欠かせないタオルですが、保管方法や使い方によっては黒カビが発生することがあります。毎日使うものだからこそ、清潔を保ちたいもの。そこで今回は、タオルに黒カビが発生する原因と効果的な取り除き方、さらに再発を防ぐためのポイントについて詳しくご紹介します。
目次
1.タオルに黒カビが発生する原因とは?
2.タオルに生えた黒カビの効果的な除去方法
・洗濯だけで黒カビは落ちるのか?
・基本的なカビ取り方法(準備&手順)
・白いタオルに適したカビ取りのコツ
・消毒用アルコールは黒カビ除去に使える?
3.黒カビを防ぐ!タオルの正しいお手入れと保管方法
・カビがひどい場合は買い替えも検討しよう
4.まとめ
1.タオルに黒カビが発生する原因とは?
カビは、酸素・湿気・栄養源が揃う環境で繁殖しやすく、タオルはその条件を満たしやすいアイテムの一つです。
タオルは水分をよく吸収し、皮脂や汚れが付着しやすいため、適切に乾燥させずに放置すると黒カビが発生する可能性があります。
こんな環境になっていませんか?
✔ 濡れたタオルをそのまま放置している
✔ 湿気が多く、通気性が悪い場所で使用・保管している
✔ すでにカビが発生したものと一緒に置いている
特に、お風呂場・キッチン・トイレなどの水回りで使用するタオルは、使用頻度が高く乾燥する時間が少ないため、カビが発生しやすくなります。また、室内の結露や水漏れが原因でタオルが湿気を吸収し、知らない間にカビが広がることも。
さらに、洗濯機や洗濯カゴに湿ったまま放置するのもカビが繁殖しやすい要因のひとつ。タオルに黒カビが発生してしまった場合、周囲の湿気や保管環境を見直すことが大切です。タオルは水分を拭き取るために使うものですが、常に濡れた状態でいるとカビの温床になってしまう可能性があるため、しっかり乾燥させる習慣をつけましょう。
2.タオルに生えた黒カビの効果的な除去方法
洗濯だけで黒カビは落ちるのか?
タオルに黒カビが発生してしまった場合、とりあえず洗濯機に入れてしまうこともあるかもしれません。しかし、通常の洗剤や水洗いではカビの根まで取り除くことはできず、黒ずみも残りやすいため注意が必要です。
さらに、カビの胞子が洗濯機の中で拡散し、ほかの衣類にも移ってしまう恐れがあります。カビが生えたタオルは、洗濯機に入れる前に適切な処理を行いましょう。
基本的な黒カビの除去方法
タオルの黒カビには、酸素系漂白剤を使用するのが効果的です。
粉末タイプと液体タイプがありますが、漂白効果が高いのは粉末タイプ。特に黒カビがひどい場合は、粉末タイプを選ぶのがおすすめです。
【準備するもの】
・ゴム手袋
・酸素系漂白剤(粉末または液体)
・バケツまたは洗面台
・40~60℃のお湯
※ 酸素系漂白剤はお湯に溶かすことで効果が高まります。
【手順】
手袋を着用し、換気を行う
作業中に漂白剤が皮膚に触れないよう、ゴム手袋を着用します。可能であればマスクも使用し、扉や窓を開けて換気しましょう。
酸素系漂白剤を溶かしたお湯に浸ける
バケツまたは洗面台に40~60℃のお湯を張り、酸素系漂白剤を適量(例:4リットルのお湯にキャップ1杯分)入れてよく溶かします。
※部分的な黒カビなら、少量の漂白液を作り、直接塗布する方法もあります。
約5~30分ほど浸け置きする
黒カビの状態を見ながら、時間を調整してください。気になる場合は、手袋をした手で優しく擦ると汚れが落ちやすくなります。
しっかりすすいで洗濯し、乾燥させる
浸け置き後は流水ですすぎ、通常通り洗濯します。天日干しをして紫外線で殺菌すると、より効果的です。
白いタオルの黒カビ取り方法
柄物や色付きのタオルには酸素系漂白剤が向いていますが、白いタオルなら塩素系漂白剤(ハイターなど)を使用する方法もあります。
【塩素系漂白剤の使い方】
5リットルの水に、塩素系漂白剤(ハイター)をキャップ1.2杯分入れる
※ 必ず水で薄めてから使用してください。(濃度はラベルの指示を確認)
黒カビが生えたタオルを浸ける
※ お湯は使用しないでください! 塩素ガスが発生し、体調を害する恐れがあります。
約10~15分浸けた後、しっかりすすぐ
すすいだ後は、通常通り洗濯して十分に乾燥させましょう。
⚠ 注意点
・塩素系漂白剤は、色柄のあるタオルには使用できません(色落ちの恐れあり)。
・クリーム色などの淡い色でも変色の可能性があるため、目立たない部分で試してから使いましょう。
・換気をしっかり行い、直接肌に触れないよう手袋を着用してください。
消毒用アルコールで黒カビは落ちるのか?
カビの色素沈着がない場合、70~80%濃度の消毒用アルコールを黒カビ部分に塗布すると、殺菌効果が期待できます。
ただし、黒カビが繊維に染み込んでしまった場合、アルコールでは色素を取り除くことができません。
また、重曹も軽度のカビ取りには使えますが、黒カビの色素が沈着してしまった場合には不十分。根本的にカビを取り除くためには、酸素系漂白剤を使用する方が確実です。
黒カビが発生しないよう、タオルはしっかり乾燥させることが何よりも重要です。
3.黒カビを防ぐ!タオルの正しいお手入れと保管方法
毎日使うタオルだからこそ、常に清潔に保ちたいものです。そのためには、日頃から黒カビが発生しないような環境を整えることが大切です。
1. 「清潔」と「乾燥」を徹底する
黒カビを防ぐためには、タオルをこまめに洗濯し、しっかりと乾燥させることが基本です。特に、湿気がこもる浴室や脱衣所でタオルを使った後、そのまま置きっぱなしにするとカビが発生しやすくなります。
予防のポイント
・使用後はハンガーやタオルラックに掛け、風通しの良い場所で乾燥させる
・可能であれば50℃以上のお湯で定期的に洗い、雑菌を除去する
・コインランドリーの高温乾燥機を利用し、カビの発生を防ぐ
また、洗濯機が汚れていると、洗濯したタオルにカビが移ることもあるため、洗濯槽の定期的なクリーニングも重要です。
2. タオルを保管する環境にも注意
タオルに黒カビが発生する原因の一つとして、保管場所の湿気が挙げられます。
カビが生えやすい環境とは?
1.浴室や脱衣所など湿気の多い場所での保管 → 換気をしっかり行い、湿気を溜めない工夫をする
2.壁の結露が原因 → 換気や除湿機の使用で、結露を防ぐ
3.押入れやクローゼットのカビ → 収納場所にカビが生えていると、タオルにも影響
が出るため、収納内のカビをしっかり取り除く
特に押入れやクローゼットでカビ臭さを感じる場合は、一度すべての荷物を出し、内部のカビを除去することが重要です。広範囲にカビが広がっている場合や、天井部分にカビが発生している場合は、自分での対処が難しいため専門業者への相談も検討しましょう。
3. 黒カビがひどい場合はタオルの交換を
タオルは消耗品です。もし黒カビが広がってしまい、何度洗ってもカビが落ちない場合は、思い切って新しいものに交換することをおすすめします。
また、乾きやすいタオルを選ぶことで、カビが生えにくい環境を作るのも有効です。
4.まとめ
タオルは湿気や汚れを吸収しやすく、黒カビが発生しやすいアイテムの一つです。カビを防ぐためには、こまめな洗濯としっかりした乾燥が何よりも重要。
さらに、収納場所の環境を整えることも、タオルのカビ防止につながります。
もしタオルに黒カビが発生してしまったら、酸素系漂白剤を使って適切に除去しましょう。それでも改善しない場合は、タオルの買い替えも視野に入れて、より衛生的な環境を作ることを心掛けてください。
カビバスターズ岐阜の佐藤でした。
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