冷蔵庫に生えるカビの原因と除去方法
2025/01/28
こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。
いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。
冷蔵庫に生えるカビの原因と除去方法
冷蔵庫内にカビのような汚れを見つけたことはありませんか?
冷蔵庫の温度は一般的に1〜9℃程度、野菜室でも3〜8℃程度に設定されています。
この低温環境に「カビが生えるなんておかしい」と不思議に思う方も多いかもしれませんね。しかし、実はカビの胞子は空気中の至るところに存在し、条件さえ整えば低温でも繁殖します。
冷蔵庫も例外ではなく、食品の湿気やこぼれた汁、密閉が不十分な容器などが原因でカビが発生してしまうことがあります。
目次
1.冷蔵庫にカビが発生するのはなぜ?
1-1冷蔵庫内でカビが繁殖する主な原因とは
2.冷蔵庫内のカビを防ぐ方法
2-1カビを寄せ付けない清潔な環境作り
3.冷蔵庫にカビが発生してしまったらどうする?
3-1冷蔵庫内のカビ除去手順
3-2日常的に取り入れたい冷蔵庫掃除&除菌のコツ
4.まとめ
1.冷蔵庫にカビが発生するのはなぜ?
冷蔵庫は通常1~9℃程度の低温で、野菜室やチルド室もそれぞれ適切な温度に保たれています。このため、一見するとカビの発生には不向きな環境に思えます。しかし、家庭の冷蔵庫は頻繁な開閉や湿度の蓄積など、カビが繁殖する条件が整いやすい場所でもあります。では、冷蔵庫内にカビが生える主な理由を整理し、対策方法を見ていきましょう。
1-1冷蔵庫内でカビが繁殖する主な原因とは
1. 食材や調味料による汚れ
冷蔵庫内では、食品や調味料がこぼれた汚れを放置すると、カビにとって栄養豊富な環境となります。肉や魚のパックからの水分漏れ、野菜の傷みから出る汁、食品くずなども要注意です。
2. 湿気のたまりやすさ
冷蔵庫は温度が低い反面、風通しが悪いため湿気がこもりやすい環境です。特に季節によって室温と冷蔵庫内の温度差が大きくなると、庫内が結露しやすくなり、湿気がカビの温床を作ります。
3. 頻繁な開閉や不適切な使い方
冷蔵庫の扉を頻繁に開け閉めすることで内部の温度が上昇し、カビが繁殖しやすくなります。また、熱いものを冷める前に入れたり、野菜の根についている土などがカビを持ち込む原因にもなります。
2.冷蔵庫内のカビを防ぐ方法
2-1カビを寄せ付けない清潔な環境作り
食品の管理を徹底する
肉や魚はパックのままではなく、キッチンペーパーで水分を拭き取り密閉容器で保存しましょう。調味料はトレーに乗せておけば汚れたときも掃除が楽です。野菜は土を落としてから、種類ごとに紙袋に入れ、衛生的に保存してください。
湿気対策を行う
市販の冷蔵庫用除湿剤を活用し、水滴や水たまりができたらこまめに拭き取ることが重要です。拭き取った後はアルコール消毒をして清潔を保ちましょう。
開閉頻度を減らす
必要なものを取り出す際、あらかじめ何を出すかを決めておくと、開閉時間を短くできます。また、冷蔵庫内を整理して見やすくすることで無駄な開閉を防げます。
これらの対策を日常生活に取り入れることで、冷蔵庫内のカビを防ぎ、食品を安全に保管することが可能です。
3.冷蔵庫にカビが発生してしまったらどうする?
冷蔵庫内にカビを発見したら、早急に対応することが重要です。以下に具体的な対処法を解説します。
3-1冷蔵庫内のカビ除去手順
1.冷蔵庫を空にして電源を切る
食品はクーラーボックスなどに一時的に避難させ、冷蔵庫内を空にします。電源をオフにすることで安全に掃除が行えます。
2.外せるパーツを取り外して汚れを拭き取る
トレーや棚などの外せるパーツを取り外し、冷蔵庫内の目立つ汚れを拭き取ります。
3.換気を行う
作業中は換気を忘れずに。窓や扉を開けたり換気扇を回して空気の流れを作りましょう。複数箇所を開放することで効率よく換気できます。
4.漂白剤で除菌
塩素系漂白剤を水で薄めたものをキッチンペーパーに浸し、カビの生えた部分に貼り付けます。その上からラップをかぶせて約1時間放置してください。
5.水拭きと乾燥
キッチンペーパーを取り除き、残った塩素をしっかりと水拭きで取り除きます。その後、冷蔵庫を開けた状態で庫内を完全に乾燥させます。
6.取り外したパーツの洗浄
取り外したトレーなどは台所用洗剤で洗い、乾燥させた後、漂白剤を薄めた液に30分ほど浸します。最後に水でよくすすぎ、完全に乾かしてから戻しましょう。
7.ゴムパッキンの掃除
ゴムパッキンは汚れが溜まりやすい部分です。漂白剤を5倍に薄めたものを綿棒に染み込ませ、隅々まで掃除した後、水拭きを行いましょう。
3-2日常的に取り入れたい冷蔵庫掃除&除菌のコツ
汚れたらすぐに拭き取る
食品の油分や調味料が固まる前に水拭きを行い、落ちにくい場合は台所用洗剤を薄めて対応。その後、水拭きで洗剤を拭き取り、アルコールスプレーで消毒します。
製氷機やトレーの定期清掃
自動製氷機は特にカビが発生しやすい箇所です。給水タンクやトレーは週1回、外せるパーツは3か月に1回を目安に洗浄しましょう。
扉部分の掃除も忘れずに
冷蔵庫の扉やドアポケットも汚れが溜まりやすい箇所です。汚れを拭き取り、アルコール消毒をして衛生的に保ちましょう。
4.まとめ
冷蔵庫内を清潔に保つためには、日頃の習慣が鍵となります。
・冷蔵庫の開閉を短時間で済ませる。
・熱いものは冷ましてから収納する。
・汚れを見つけたらすぐに掃除し、定期的にアルコール消毒を行う。
・長期間入れっぱなしの食品をこまめにチェックする。
もし冷蔵庫にカビが生えてしまったら、しっかり掃除し、漂白剤で除菌を行いましょう。日々の心がけで、清潔で安心な冷蔵庫環境を維持してください。
ただし、冷蔵庫の仕様によってはアルコールや漂白剤が使用できない場合がありますので、取扱説明書を確認することをお忘れなく。
カビバスターズ岐阜の佐藤でした。
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