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靴下にカビキラーは使っても大丈夫?

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靴下にカビキラーは使っても大丈夫?

靴下にカビキラーは使っても大丈夫?

2025/01/06

こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。

いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

靴下にカビキラーは使っても大丈夫?

 

カビが発生しやすい衣類は、天然素材で作られたものが多く、特に汚れが残っているものや湿気を吸収しやすい環境で保管されたものが影響を受けやすいです。

 

靴下にカビが生えてしまった場合、カビ取り剤を使うべきか悩む方もいるのではないでしょうか?

 

結論として、白い靴下であれば塩素系漂白剤でカビを落とすことが可能ですが、色や柄付きの靴下には適しません。漂白による色落ちや素材へのダメージのリスクがあるためです。

 

靴下にカビが発生しないよう、洗濯時に汚れをしっかり落とし、保管場所の湿度管理や通気性に注意しましょう。特に、湿気が多い季節には除湿剤を活用するのも効果的です。

 

目次

1.靴下にカビが発生する理由とは?
  1-1 洗濯していればカビは防げる?
  1-2 靴下に付着する主なカビの種類

2.靴下にカビ取り剤は使っても良いのか?
  2-1 漂白剤の種類と特徴

  (1) 酸素系漂白剤

  (2) 塩素系漂白剤

  (3) 還元系漂白剤

  2-2 適切な漂白剤の選び方

3.靴下のカビを落とすには酸素系漂白剤がオススメ
  3-1 カビ取り作業の注意事項

4.洗濯後も靴下が臭う場合の対応方法
  4-1 靴下のカビ予防のポイント

  (1)洗濯機への投入タイミングを工夫

  (2)洗濯物の量に気をつける

  (3)すぐに干してしっかり乾燥させる

5.まとめ

 

1.靴下にカビが発生する理由とは?

 

カビは湿度60%以上、気温20℃以上の環境で繁殖しやすく、特に風通しの悪い場所を好みます。ここに汗や皮脂などの汚れが加わると、カビの栄養源となり、早ければ1~3日、遅くても1週間程度で目に見えるほど増殖します。

 

靴下は汗を吸収しやすいため、使用後にそのまま放置すると、カビが生えやすい状況を作り出してしまいます。また、靴下自体が乾いていても、収納場所の湿度が高い場合や、靴が汚れていたり雑菌が繁殖している場合もカビの原因となります。

 

定期的な靴のメンテナンスも靴下の清潔を保つためには欠かせません。

 

1-1 洗濯していればカビは防げる?

 

汗は水分とミネラルで構成され、皮膚には皮脂と汗が混ざり合った膜が存在します。この膜が靴下に付着し、カビの栄養源となります。

 

毎日洗濯をしていても、洗浄だけでは完全に汚れを落とせず、少しずつ汚れが残ることがあります。そのため、長期間使用している靴下に、気づかないうちに黒い斑点状のカビが現れることがあります。

 

1-2 靴下に付着する主なカビの種類

 

靴下や衣類に発生するカビには、主に2種類あります。

 

シロカビ
白っぽいホコリのように見えるカビで、比較的浅い部分に付着していることが多く、除去が容易です。濃い色の靴下で目立ちやすいのが特徴です。

 

クロカビ
黒い点状のカビで、繊維の奥深くまで入り込むため、表面的な掃除だけでは完全に取り除くことができません。漂白剤を使用して、繊維内部まで除菌する必要があります。

 

2.靴下にカビ取り剤は使っても良いのか?

 

カビキラーに含まれる次亜塩素酸ナトリウムは、強力な漂白効果がありますが、色柄ものの靴下に使用すると色落ちや生地の劣化を招く恐れがあります。

 

白い靴下であればカビキラーを使うことは可能ですが、頻繁に使用すると生地が傷むため、使用は最小限に抑えるべきです。また、一度色が抜けた部分は元に戻せないため、慎重に検討する必要があります。

 

2-1 漂白剤の種類と特徴

 

漂白剤の種類と特徴

 

(1) 酸素系漂白剤
酸素系漂白剤には液体タイプと粉末タイプがあります。粉末タイプの方が漂白力が強いですが、液体タイプはウールやシルクといったデリケートな素材にも使用できます。酸素系漂白剤は色柄ものにも適しており、比較的安心して使用できるのが特徴です。

 

(2) 塩素系漂白剤
塩素系漂白剤は漂白力が非常に強く、除菌や殺菌力も高いですが、色柄ものやデリケートな素材には適していません。強力なカビ除去には有効ですが、生地の傷みを伴う場合があるため、注意が必要です。

 

(3)還元系漂白剤
漂白力は酸素系や塩素系よりも弱いですが、鉄さびなど特定の汚れに効果があります。色柄ものには使用できないため、使用用途は限られます。

  (1) 酸素系漂白剤

  (2) 塩素系漂白剤

  (3) 還元系漂白剤

 

2-2 適切な漂白剤の選び方

 

酸素系漂白剤は、生地を傷めにくく、色柄ものにも使用できるため、靴下のカビ取りには最適です。白い靴下であれば塩素系漂白剤も使用可能ですが、使用頻度や取り扱いには十分な注意が必要です。

 

3.靴下のカビを落とすには酸素系漂白剤がオススメ

 

酸素系漂白剤は、カビキラーなどの塩素系漂白剤に比べて取り扱いが簡単で、生地へのダメージが少ないのが特徴です。そのため、色柄ものの衣類にも使用できる優れたアイテムです。

 

カビや汚れが軽度の場合は、液体タイプの酸素系漂白剤と洗濯洗剤を一緒に使用して通常の洗濯を行うだけでも十分です。一方で、頑固なカビや汚れには粉末タイプの酸素系漂白剤を使い、事前に浸け置きしてから洗うと効果的です。

 

3-1 カビ取り作業の注意事項

 

使用時の注意点

・液体タイプの酸素系漂白剤を使用する際は、洗濯洗剤の分量を減らさず、製品に記載された通りの量を守りましょう。

 

・洗濯機に漂白剤専用の投入口がない場合は、洗剤と一緒に直接投入しても問題ありません。ただし、混ぜる順番や適切な量には注意が必要です。

 

・酸素系漂白剤を活用することで、靴下のカビを効果的に除去しつつ、生地への負担を抑えたお手入れが可能です。

 

靴下のカビ取り方法

 

準備するもの
バケツまたは洗面器、酸素系漂白剤、ゴム手袋を用意します。

 

手順

 

事前洗濯
まず靴下を通常通りに洗濯し、表面の汚れを落としておきます。

 

漂白剤を使用した浸け置き
バケツや洗面器に靴下を入れ、酸素系漂白剤と50℃程度の熱湯を加えます。この時、漂白剤がシュワシュワと発泡するのが目安です(発泡しない場合は、湯温が低いか漂白剤の量が足りない可能性があります)。

 

浸け置き時間
カビの状態に応じて、2〜3時間程度浸け置きします。浸け置き後、カビが落ちていれば完了です。もし落ちていない場合は、時間を延ばすか、この工程を数回繰り返してください。

 

すすぎと乾燥
カビが取れたら、きれいな水ですすいでから速やかに乾かしましょう。

 

注意点

・熱湯を扱うため、やけどに注意してください。

・靴下の素材によっては、高温や長時間の浸け置きにより生地が傷むことがありますので、取扱説明を確認して行いましょう。

 

4.洗濯後も靴下が臭う場合の対応方法

 

「洗濯したのに靴下が臭う...」そんなときは、雑菌が原因かもしれません。洗濯だけでは靴下に繁殖した雑菌を完全に取り除けない場合があります。このような場合には、以下の方法で殺菌を試みましょう。

 

熱湯消毒
鍋などでお湯を沸かし、靴下を短時間煮沸消毒します。または、耐熱容器に熱湯を注ぎ靴下を浸け置きする方法も効果的です。

 

乾燥機やスチームアイロンを活用
コインランドリーの乾燥機やスチームアイロンの高温効果を利用して殺菌することも可能です。

 

4-1 靴下のカビ予防のポイント

 

(1)洗濯機への投入タイミングを工夫

脱いだ靴下をすぐに洗濯機に入れるのは避けましょう。靴下を放置すると湿度が高まり、洗濯機内でカビが発生する原因になります。


洗濯機に入れるのは洗濯直前がおすすめです。それまでは通気性の良いカゴに保管するか、水と重曹やセスキ炭酸ソーダを入れたバケツで浸け置きしておくと、洗濯時の汚れ落ちも良くなります。

 

(2)洗濯物の量に気をつける

洗濯機に洗濯物を詰め込みすぎると、洗剤が均等に行き渡らなかったり、すすぎが不十分になることがあります。その結果、靴下に洗剤や汚れが残り、カビが繁殖しやすくなります。


洗濯機の容量を守り、洗剤も適量を使用するよう心がけましょう。

 

さらに、お風呂の残り湯を使って洗濯する場合、すすぎは新しい水道水で行うとより効果的です。これにより汚れが靴下に残るリスクを軽減できます。

 

(3)すぐに干してしっかり乾燥させる

洗濯後、靴下を洗濯機の中に放置するとカビが発生する可能性が高まります。洗濯が終わったらすぐに干しましょう。

 

干す際は、衣類同士の間隔を少し空けて風通しを良くします。雨の日や室内干しの場合は、扇風機やサーキュレーター、エアコンを使って乾燥時間を短縮するのが効果的です。これにより、湿気を抑えカビの発生を防ぐことができます。

 

靴下の手入れを少し工夫するだけで、臭いやカビの発生を防ぎ、快適に使い続けることが可能です。

 

5.まとめ

 

・靴下にカビキラーを使用すると、生地の劣化や色落ちのリスクがあります。

・漂白剤にはさまざまな種類があり、それぞれ適した用途があります。

・靴下にカビが発生した場合は、酸素系漂白剤の使用が効果的です。

・靴下の嫌な臭いを解消するには、高温による殺菌が効果的です。

 

脱いだ靴下は洗濯直前まで通気性の良い場所に保管し、洗濯後はすぐに乾燥させましょう。

 

カビバスターズ岐阜の佐藤でした。

監修https://kabikensa.com/

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