カビ臭いエアコンの脱臭方法とは?
2024/12/23
こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。
いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。
カビ臭いエアコンの脱臭方法とは?
エアコンは、室内の快適な温度や湿度を保つために欠かせない家電ですが、使用を中断した期間があると、再稼働時にカビ臭が漂うことがあります。
特に夏の冷房シーズンが終わりしばらく使わずに冬に再び使用した際や、冬の暖房利用後に夏が訪れて再稼働する際に、カビ臭が気になる方も多いのではないでしょうか。
エアコン内部にカビが発生する原因は、溜まった水分や汚れです。この状態を放置すると、カビが繁殖し、運転時に吹き出す風とともにカビの胞子や嫌な臭いが部屋中に広がってしまいます。
さらに、エアコンに繁殖したカビは、アレルギー症状を引き起こすリスクがあり、小さなお子様や高齢者、アレルギー体質の方がいるご家庭では特に注意が必要です。
エアコンを正しくお手入れし、カビを防ぐことで、清潔で健康的な室内環境を維持しましょう。
目次
1.エアコンのカビ臭の原因とは?
1-1 エアコンの構造を理解しよう
1-2 フィルターに溜まったホコリが影響していませんか?
1-3 メーカーごとのカビ対策機能をチェック
2.自分でできるエアコンのカビ対策方法
2-1フィルターの定期的な掃除を心掛ける
2-2使用後に内部をしっかり乾燥させる
2-3運転開始時には部屋の換気を忘れずに
2-4ホコリやカビを防ぐ専用グッズを活用する
2-5新しいエアコンへの買い替えも検討
3.エアコンフィルターのお手入れ方法
3-1 見落とされがちな汚れのチェックポイント
3-2 ルーバーやカバー部分の効果的なカビ除去法
4.カビ臭を抑える意外な方法とは?
4-1 内部の徹底清掃はプロに依頼するのが安心
4-2 エアコンクリーニングに最適な時期とは?
5.まとめ
1.エアコンのカビ臭の原因とは?
エアコンをつけた瞬間、部屋にカビ臭いにおいが広がることはありませんか?吹き出し口を確認しても目立ったカビが見えず、原因がわからず困ってしまう方も多いのではないでしょうか。
実は、このような場合の原因として考えられるのは、エアコン内部や吹き出し口にカビが発生していることです。カビは発芽時点から特有の臭いを発します。特にアオカビは強い臭気を放つため、エアコンを使用する際にそのにおいが拡散されることがあります。
また、藻類もカビと似た臭気を発生させるため、見た目では判断が難しい場合もあるのです。
1-1 エアコンの構造を理解しよう
エアコンは室内の空気を吸引し、冷暖房時に室外機との間で熱交換を行い、その空気を送風ファンで室内に送り出す仕組みです。
この過程で、部屋の空気中に含まれる以下のようなにおいの元も吸い込んでしまいます。
・調理中の蒸気や食品のにおい
・タバコの煙
・汗の臭い
・ペットの体臭
これらがエアコン内部に蓄積され、カビやホコリがたまることで不快な臭いが発生します。
1-2 フィルターに溜まったホコリが影響していませんか?
エアコンは空気中のホコリやカビをフィルターで捕捉しますが、フィルターが汚れていると以下の悪影響を及ぼします。
・エアコン内部の冷却フィンや送風ファンにカビが付着し、生育。
・カビが吹き出し口に混ざり、室内に拡散。
・汚れたフィルターが風の通りを悪くし、電気代の増加や稼働効率の低下を引き起こす。
フィルター掃除を定期的に行うことが、カビ臭を防ぐ基本の対策となります。
1-3 メーカーごとのカビ対策機能をチェック
近年、各エアコンメーカーでは抗菌コーティングや内部乾燥機能などを採用し、カビの発生を抑える工夫をしています。
しかし、ホコリがたまるとこれらの効果が十分に発揮されません。
また、自動フィルター掃除機能が付いているエアコンでも、カビの根本的な除去には限界があるため、自主的な掃除や専門業者によるクリーニングが必要です。
2.自分でできるエアコンのカビ対策方法
以下の方法で、エアコンのカビ臭を軽減し、快適な空間を維持しましょう。
2-1フィルターの定期的な掃除を心掛ける
ホコリをためないことで、においとカビの発生を抑えられます。
2-2使用後に内部をしっかり乾燥させる
送風運転を10~15分行うだけで結露を防ぎ、カビを抑制できます。
2-3運転開始時には部屋の換気を忘れずに
エアコン使用直後は汚れた空気が吹き出るため、窓を開けて換気しましょう。
2-4ホコリやカビを防ぐ専用グッズを活用する
ホコリを防ぐカバーや吸気口用の防カビシートを使用するのも効果的です。
2-5新しいエアコンへの買い替えも検討
どうしてもカビ臭が取れない場合は、防カビ機能や自動掃除機能を備えた最新モデルに買い替えるのも一つの方法です。
新しいエアコンは省エネ性能も高く、長期的にコストパフォーマンスが向上します。
3.エアコンフィルターのお手入れ方法
エアコンフィルターのホコリを効率よく取り除くためには、掃除機と古新聞を用意しましょう。
まず、新聞紙をフィルターサイズに広げ、その上にフィルターを置きます。掃除機でホコリを吸い取る際、新聞紙がフィルターと密着することで、小さなホコリや取りづらい部分まできれいに掃除することができます。
ただし、カビ臭が気になる場合は掃除機ではなく、水洗いがおすすめです。水洗いした後は必ず完全に乾かしてください。湿ったままフィルターを取り付けると、再びカビの原因となってしまいます。
フィルター掃除を定期的に行うことで、エアコンの性能を保ち、カビ臭を防ぐ効果が期待できます。
3-1 見落とされがちな汚れのチェックポイント
エアコンの送風口や内部を覗いたとき、黒い点々のような汚れやホコリを見つけたことはありませんか?これらはカビやホコリが原因で、悪臭だけでなく、室内にカビを広げてしまう可能性もあります。
エアコンには取り外せる部分と取り外せない部分があります。
以下のパーツは取り外せることが多いので、清掃の際に注意してください。
・フィルター
・ルーバー(風向きを調整するパーツ)
・カバー(フィルターを外す際に開ける部分)
機種によって取り外し方法が異なるため、必ず取扱説明書を確認しましょう。無理に外そうとすると破損の原因になるため、外せない場合はそのまま掃除してください。
3-2 ルーバーやカバー部分の効果的なカビ除去法
ルーバーやカバーはプラスチック製であるため、簡単な水拭きで汚れが落ちることが多いです。しかし、水拭きで取れない場合は以下の手順を試してください。
必要な道具
・アルカリ電解水(例:水の激落ちくん)
・キッチンペーパー
・ラップ
手順
1.アルカリ電解水でキッチンペーパーを湿らせます。
2.湿らせたキッチンペーパーをルーバーやカバーに貼り付けます。
3.ラップで固定し、5分程度放置します。
4.時間が経ったら、キッチンペーパーで拭き取ります。
アルカリ電解水は成分が水のため、最後に水拭きする必要がなく簡単です。
注意点
エアコンを掃除する際は、必ず以下の点に注意してください。
掃除前にコンセントを抜く
感電や故障を防ぐため、必須の作業です。
電装部分の養生
水がかかると故障の原因となるため、ラップやビニール袋でしっかりカバーしてください。
直接スプレーしない
アルカリ電解水や洗剤をエアコンに直接吹きかけると、内部に水が入り故障する恐れがあります。
定期的なメンテナンスがカギ
エアコンを快適に使用するためには、フィルターやルーバーの掃除を習慣化することが大切です。また、難しい汚れは専門業者に相談することで、エアコン内部までしっかりと清掃できます。
カビの発生を防ぎ、清潔で快適な空間を維持しましょう。
4.カビ臭を抑える意外な方法とは?
4-1 内部の徹底清掃はプロに依頼するのが安心
エアコン内部には、空気を取り込む「アルミフィン」と風を送り出す「送風ファン」があります。市販のエアコンクリーニングスプレーを使って掃除することもできますが、実際にはスプレーが届かない箇所が多く、内部の汚れを完全に取り除くのは難しいです。
さらに、ホコリが残った状態でスプレーを使うと、水がたまりエアコンの故障や水漏れの原因となる可能性もあります。特に送風ファンにカビが生えてしまった場合は、専門の技術や道具が必要であり、自力での掃除は困難です。
プロのクリーニング業者に依頼すれば、エアコン内部を徹底的に掃除してもらえるだけでなく、抗菌コートなどのオプションでカビの繁殖を抑えるサービスを受けられることもあります。また、複数台をまとめて依頼することで割引を提供している業者もあるので、家中のエアコンを一度にメンテナンスするのもおすすめです。
費用の目安は1台あたり1万円前後。プロにお願いすることで、安心してエアコンを使用できる環境を整えられるでしょう。
4-2 エアコンクリーニングに最適な時期とは?
エアコンをクリーニングするのにおすすめの時期は、4~5月または9~10月です。
この時期はエアコンを使用する頻度が少なく、夏や冬の繁忙期を避けられるため、業者の予約が取りやすくなります。
一方、6~8月はエアコンの使用が最も多い季節で、クリーニング業者が混み合うため、希望する日程で予約が取れない場合もあります。
また、エアコンクリーニング中は数時間エアコンを使用できないため、暑い夏や寒い冬に行うのは避けたほうが無難です。
エアコンを使い始める直前にクリーニングを行い、快適な空間で過ごせる準備をしておきましょう。
5.まとめ
エアコンを清潔に保つためには、以下のポイントを押さえておきましょう。
フィルターやルーバーなど取り外せるパーツをこまめに掃除する
→ホコリをためず、エアコンの性能を維持しましょう。
冷房使用後は送風運転で内部を乾燥させる
→結露を防ぎ、カビの発生を抑えます。
部屋の換気や清掃を習慣化する
→エアコンが吸い込む空気自体をきれいに保つことで、カビのリスクを軽減します。
内部の徹底クリーニングは専門業者に依頼する
→プロにお願いすることで、見えない部分まで清潔に保つことができます。
適切な掃除とメンテナンスを行い、エアコンを快適に活用して健康的な生活環境を整えましょう!
カビバスターズ岐阜の佐藤でした。
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