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靴のカビは水洗いで落とせる?

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靴のカビは水洗いで落とせる?

靴のカビは水洗いで落とせる?

2024/12/10

こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。

いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

靴のカビは水洗いで落とせる?

 

靴箱から出したお気に入りの靴に白っぽいホコリのようなものが…実はこれ、汚れではなくカビかもしれません。

 

カビは一見、簡単に落ちそうな汚れのようにも見えますが、果たして「水洗い」だけで解決できるのでしょうか?

 

今回は、靴に発生したカビを安全かつ効果的に取り除くためのベストな方法をご紹介します。

 

あなたの大切な靴を傷めずにカビを除去するコツをぜひチェックしてください!

 

目次

1.靴のカビは水洗いで解消できる?
 1-1 靴のカビに水洗いが逆効果になる理由
 1-2 カビが繁殖するために必要な水分と栄養とは

2.靴にカビが発生したときの適切な対処法
 2-1 靴専用の除菌スプレーを使った場合の方法
 2-2 消毒用エタノールを用いてカビを除去する方法
 2-3 スニーカーの汚れとカビを一緒に落とすための対策

3.靴のカビを取り除く際に注意すべきポイント

4.靴のカビを防ぐためにできること

5.まとめ

 

1.靴のカビは水洗いで解消できる?

 

結論から言えば、靴に生えたカビを水洗いで取り除くのはおすすめできません。

 

雨の日用の長靴や完全防水仕様の靴など、一部の靴を除き、多くの靴は水洗いをしてもカビを完全に取り除くことは難しいです。

 

表面の汚れを洗い流せたとしても、カビの根は靴の素材の奥深くにまで浸透していることがあるため、見た目だけ綺麗になったように見える場合も少なくありません。

 

さらに、水洗いだけではカビの菌を殺すことはできず、かえってカビの繁殖条件を整えてしまうこともあります。

 

その理由を詳しく見ていきましょう。

 

1-1 靴のカビに水洗いが逆効果になる理由

 

カビの繁殖には、「水分」「湿度」「酸素」「栄養源」が必要です。

 

靴の素材(布や革など)はカビにとって栄養源となりやすく、そこに水分を与えるとカビの繁殖を促進してしまうのです。

 

特に水洗いした靴を十分に乾かさずに靴箱へしまうと、湿気が残りやすくなり、カビが再発するリスクが高まります。

 

カビは暗くて汚れがたまりやすい環境を好むため、汚れが残ったまま湿気が多い状態で保管されると、再び増殖してしまいます。

 

1-2 カビが繁殖するために必要な水分と栄養とは

 

カビは細胞を構成するために、核酸やタンパク質、脂質、糖質といった高分子化合物を合成します。

 

これらを作るにはエネルギー源である栄養と、それを活用するための水分や酸素が欠かせません。

 

そのため、靴にカビを発生させないためには、これらの条件を徹底的に取り除くことが重要です。

 

2.靴にカビが発生したときの適切な対処法

 

靴にカビが生えてしまった場合、適切な方法で対処することが必要です。

 

以下では、靴専用の除菌剤や消毒用エタノールを使った対策をご紹介します。

 

2-1 靴専用の除菌スプレーを使った場合の方法

 

【準備するもの】

・靴用除菌剤

・靴ブラシ

・乾いた布巾

・ゴム手袋

【手順】

ブラッシングで汚れを取り除く
 靴の表面に付着したカビやホコリなどの汚れをブラシで落とします。

除菌剤を靴に塗布する
 靴全体に除菌剤を吹きかけ、目に見えない部分にも行き渡るようにします。

カビを優しく拭き取る
 薬剤が行き渡ったら、柔らかい布で優しく拭き取ります。

しっかり乾燥させる
 風通しの良い日陰で靴をしっかり乾燥させます。型崩れしやすい靴にはシューキーパーを入れるとよいでしょう。

 

2-2 消毒用エタノールを用いてカビを除去する方法

 

【準備するもの】

・消毒用エタノール(濃度70~80%)

・靴ブラシ

・布巾

・ゴム手袋

【手順】

ブラッシングで汚れを落とす
 除菌剤と同様、まずは靴全体の汚れをブラシで落とします。

エタノールを塗布する
 布巾にエタノールを染み込ませ、靴全体を拭いてカビを取り除きます(直接スプレーするのは素材によって傷む可能性があるため避けましょう)。

乾燥させる
 風通しの良い場所で陰干しします。

 

2-3 スニーカーの汚れとカビを一緒に落とすための対策

 

スニーカーに泥汚れとカビが付着してしまった場合、酸素系漂白剤を活用する方法がおすすめです。

 

この方法では、汚れとカビを効率的に取り除くことが可能です。

 

ただし、スニーカーの素材や洗濯表示に注意し、適切な手順でお手入れを行う必要があります。

 

【準備するもの】

・酸素系漂白剤(粉末タイプ、液体タイプのどちらでも可)

・スニーカー用ブラシ

・ゴム手袋

・バケツ

・靴専用クリーナー

 

【手順】

バケツにお湯と漂白剤を用意
 50℃程度のお湯に酸素系漂白剤を溶かし、スニーカーを浸します。漂白剤の量は製品の説明書を参考にしてください。

浸け置き
 30分程度放置して、汚れやカビを浮き上がらせます。

すすぎ洗い
 水でスニーカーをしっかりすすぎます。このとき、汚れが残っている場合は靴専用クリーナーを使って丁寧にブラッシングを行いましょう。

乾燥
 風通しの良い日陰でしっかりと乾燥させます。スニーカー用ハンガーを使うと形を保ちながら乾かすことができます。

 

【注意点】

素材を確認
 スニーカーの素材によっては洗えないもの(スエードなど)もあります。その場合は無理に洗わず、専門のクリーニング業者に相談してください。

漂白剤の使用量
 酸素系漂白剤を多く使いすぎると素材を傷める恐れがあります。製品ラベルを確認し、浸け置き時間を守りましょう。

乾燥が最重要
 乾燥が不十分だと、湿気が残りカビの再発を招く可能性があります。靴専用乾燥機を活用すると、効率的かつ衛生的に乾かせます。

 

3.靴のカビを取り除く際に注意すべきポイント

 

靴のカビ取りを行う際には、以下のポイントに注意しましょう。

 

しっかりと乾燥させる
 カビの繁殖を防ぐために、水分を完全に取り除くことが重要です。梅雨など湿気が多い時期には、靴専用乾燥機やドライヤーを活用してしっかり乾かしましょう。

塩素系漂白剤は使わない
 塩素系漂白剤はカビの除去に効果的ですが、靴の色落ちや素材へのダメージを招くため、靴には使用しないでください。

換気と保護具の着用
 カビ取り中はカビの胞子を吸い込むリスクがあるため、換気を十分に行い、マスクやゴーグルを着用してください。

 

4.靴のカビを防ぐためにできること

 

靴にカビが生える原因は、「湿気」「汚れ」「通気性の悪さ」です。

 

日頃から以下のような対策を心掛けましょう。

・靴の汚れをこまめに落とす

・雨や汗で湿った靴は完全に乾燥させてから収納する

・靴箱の扉を時々開け、空気を循環させる

・靴箱を定期的に掃除する

・靴箱内に除湿剤を設置し、湿気を吸収させる

・靴を詰め込みすぎず、適度な間隔を空けて収納する

 

5.まとめ

 

今回は、スニーカーの汚れとカビを同時に取り除く方法と、靴のカビ取りの注意点、さらには予防策についてご紹介しました。

 

カビが発生した場合、「水洗いだけでは不十分」なことを念頭に置き、適切な薬剤や方法を使ってしっかりと対処しましょう。

 

また、カビを防ぐためには、靴や靴箱を清潔に保ち、湿気をためない工夫を日頃から行うことが大切です。

 

もしもカビの広がりがひどい場合や、素材へのダメージが心配な場合は、専門のクリーニング業者に相談するのが安心です。

 

お気に入りの靴を長く快適に履き続けるために、しっかりとケアを行いましょう!

 

カビバスターズ岐阜の佐藤でした。

監修https://kabikensa.com/

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