床下収納のカビを徹底除去!その方法と原因とは?
2024/12/03
こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。
いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。
床下収納のカビを徹底除去!その方法と原因とは?
床下収納は、限られたスペースを有効活用できる便利な収納場所です。非常食や日用品、季節外れの調理器具を保管するなど、各家庭でさまざまな使い方をされていることでしょう。
しかし、しばらくぶりに扉を開けたらカビ臭が漂い、中を見てみるとカビが発生していた…そんな経験はありませんか?
「同じように使っているのに、なぜ我が家だけカビが生えるの?」と疑問に感じる方もいるかもしれません。
この記事では、床下収納にカビが生える原因と、その対策方法について詳しくご紹介します。
快適に床下収納を使うためのヒントをぜひ参考にしてください!
目次
1 床下収納にカビが生える原因
原因その1 床下収納は湿気が溜まりやすい
原因その2 床下収納の構造や材質による影響
原因その3 床下収納に不適切な食品を保管している
2 床下収納のカビ除去方法
3 床下収納のカビを防ぐ6つの対策
3-1定期的な換気を行う
3-2新聞紙を敷いて湿気を吸収する
3-3除湿剤を活用する
3-4収納スペースに余裕を持たせる
3-5消毒用エタノールでカビ予防を行う
3-6長期保存に向かない食品は保管しない
4 まとめ
1 床下収納にカビが生える原因
原因その1 床下収納は湿気が溜まりやすい
床下収納にカビが発生しやすい最大の理由は「湿気」です。
日用品や保存がきく食品を収納するのに便利なスペースですが、その密閉された構造が湿気を溜め込みやすい特徴を持っています。普段から頻繁に開け閉めしないため、空気の循環が悪く、湿度が高くなりやすいのです。
特に梅雨や夏の高温多湿の時期には、床下収納がカビの温床となることが多くなります。
また、物をぎっしり詰め込みすぎると風通しがさらに悪化し、カビが発生しやすい環境が整ってしまいます。
原因その2 床下収納の構造や材質による影響
床下収納は、住宅の床下点検口を利用して設けられることが一般的です。この収納は主にキッチンや洗面所などの水回りに設置されており、建物の構造上、地面からの湿気の影響を受けやすくなっています。
さらに、畳のある和室に床下収納を設置している場合、畳が湿気を吸収しやすい性質や、カビの栄養分になりやすい点から、畳に発生したカビが床下収納にも広がるリスクがあります。
マンションの場合、気密性が高く風通しが悪いため、さらにカビの発生リスクが高まります。
原因その3 床下収納に不適切な食品を保管している
床下収納には長期保存が可能な食品や非常用備蓄品を入れる方が多いですが、湿度が高いため不向きな食品もあります。
特に、じゃがいもやにんじん、お米などの食材は床下収納に入れるとカビが発生しやすくなります。
こうした食材にカビが生えると、カビの胞子が広がり収納庫全体を汚染する原因となります。
2 床下収納のカビ除去方法
床下収納にカビが発生した際の対処法を解説します。
必要な道具
・ゴム手袋
・マスク
・ゴーグル
・長袖の衣服
・次亜塩素酸ナトリウム(濃度4%未満)
・除湿剤
・新聞紙(あれば)
手順
安全対策を徹底する
ゴム手袋、マスク、ゴーグル、長袖の衣類を着用します。また、窓やドアを開けて十分に換気を行いましょう。
収納庫の中身を全て取り出す
中に入っているものを一つずつ確認し、カビが生えていないかチェックします。
次亜塩素酸ナトリウムを希釈する
水で5倍に希釈し、スプレーボトルに入れます。
カビの部分に噴射し放置する
カビの箇所にスプレーし、15~20分放置します。その後、布で拭き取ります。必要に応じて繰り返します。
収納庫を乾燥させ、除湿対策をする
新聞紙や除湿剤を入れ、再び湿気が溜まりにくい環境を整えます。
注意点
・次亜塩素酸ナトリウムを使用する際、酸性洗剤と混ぜると有毒ガスが発生するため絶対に混ぜないでください。
・皮膚や目に付着すると危険なので、しっかりと防護してください。
3 床下収納のカビを防ぐ6つの対策
3-1定期的な換気を行う
床下収納で最も効果的なカビ対策は、空気の入れ替えです。
定期的に蓋を開け、風を通すことで湿気を取り除き、カビが発生しにくい環境を保つことができます。
このシンプルな習慣が、収納内部のカビを防ぐ基本です。
3-2新聞紙を敷いて湿気を吸収する
新聞紙は湿気を吸収する性質があり、収納スペースの底に敷いておくことで湿度対策に役立ちます。
ただし、吸湿効果が持続しないため、湿った新聞紙をそのまま放置すると逆にカビの原因となる場合があります。定期的に交換することが大切です。
3-3除湿剤を活用する
市販の除湿剤を利用すると、床下収納内の湿気を効率よく吸収できます。
特に備長炭入りのものなどは吸湿力が高くおすすめです。
ただし、除湿剤も吸湿力が限界に達すると効果がなくなるため、定期的に取り替えるようにしましょう。
3-4収納スペースに余裕を持たせる
収納庫に物をぎっしり詰め込むと風通しが悪くなり、湿気が溜まりやすくなります。
収納は余裕を持って行い、全体の80%程度に留めるのがおすすめです。
これにより、湿気の循環が促され、カビの発生リスクを軽減できます。
3-5消毒用エタノールでカビ予防を行う
カビ予防には消毒用エタノールを使うのも効果的です。
普段の掃除の際、収納庫の内側にスプレーして拭き取るだけで簡単に防カビ対策ができます。
次亜塩素酸ナトリウムのように強力な漂白力はありませんが、日常的なケアには手軽で便利な方法です。
3-6長期保存に向かない食品は保管しない
保存食品を収納する際は、湿気の影響を受けにくいものを選びましょう。
たとえば、缶詰や未開封の飲料ボトルなどがおすすめです。
逆にじゃがいもやにんじん、お米といった食品は湿気の影響でカビが生えやすく、収納庫全体のカビ繁殖の原因になるため避けたほうが良いでしょう。
食品を収納する場合も、食べ物のカスやホコリをそのままにしておくとカビが発生しやすくなるため、こまめな掃除が重要です。
4 まとめ
今回は床下収納のカビ対策について解説しました。
ポイントをまとめると以下のようになります。
・床下収納は湿気が溜まりやすく、定期的な換気が必要
・カビ取りには次亜塩素酸ナトリウム、予防には消毒用エタノールが効果的
・湿気を抑える工夫を取り入れ、収納環境を整えることが大切
普段あまり開けない床下収納だからこそ、定期的なチェックと湿気対策を行うことで、カビの発生を未然に防ぐことができます。
ただし、対策を続けてもすぐにカビ臭が戻る場合は、床下収納以外の箇所、例えば床下全体にカビやダニ、シロアリの問題が広がっている可能性があります。
その場合や、収納庫全体にカビが広がって手に負えない状況では、専門業者に相談することを検討するのも一つの手です。
カビの問題を早期に解決し、清潔で快適な住環境を維持しましょう。
カビバスターズ岐阜の佐藤でした。
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