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カビ取りにおける次亜塩素酸ナトリウムの使い方と注意点

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カビ取りにおける次亜塩素酸ナトリウムの使い方と注意点

カビ取りにおける次亜塩素酸ナトリウムの使い方と注意点

2024/11/07

こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。

いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

カビ取りにおける次亜塩素酸ナトリウムの使い方と注意点

 

お風呂やトイレ、壁面などにこびりついた黒カビに対して強力な効果を発揮する「次亜塩素酸ナトリウム」。

 

この成分は、市販のカビ取り剤にも多く含まれており、水まわりのカビ対策には非常に効果的です。

 

しかし、強い作用を持つため、取り扱いには注意が必要です。

 

今回は、次亜塩素酸ナトリウムの特徴や、カビ取り作業時に留意すべきポイントについて詳しくご紹介します。

 

目次

1.次亜塩素酸ナトリウムとは何か

2.使用時に気をつけたいポイント

3.まとめ

 

1.次亜塩素酸ナトリウムとは何か

 

次亜塩素酸ナトリウムは、次亜塩素酸を含む塩化ナトリウムの一種で、強力な消毒力を持つ成分として知られています。

 

ナトリウム水溶液に塩素ガスを吸収させて生成され、一般的には「塩素系消毒剤」として家庭で広く利用されている成分です。

 

構造式はNaClOで、「次亜塩素酸ソーダ」とも呼ばれます。

 

一般細菌やウイルスの不活性化にも効果があり、消毒やカビ取りに役立ちます。

 

用途例

次亜塩素酸ナトリウムは、以下のような場所での消毒や殺菌に適しています。

 

・水道水

・食器類や調理器具

・手指や家具

・食品関係

 

次亜塩素酸ナトリウムの活用法

塩素系漂白剤(例:カビキラー、ハイター)として一般家庭で使用され、ふきんやお風呂、トイレなどのカビ対策にも役立つアイテムです。

 

また、次亜塩素酸ナトリウムはタンパク質と反応して食塩に変わるため、哺乳瓶やまな板などの食品に関連する器具の消毒にも適しています。

 

さらに、漂白機能を持つため、黒カビの色素を除去する効果も期待できます。

 

カビ取りだけでなく、ウイルス対策にも有効

次亜塩素酸ナトリウムはウイルスの除菌にも優れており、食中毒予防としても用いられることが多い消毒剤です。

 

ノロウイルス対策として、テーブルやドアノブ、トイレなどの除菌にも効果があり、特に厨房などで消毒用エタノールと並んでよく利用されています。

 

市販の次亜塩素酸ナトリウム含有製品

次亜塩素酸ナトリウムは、カビ取り剤として広く市販されており、特に水回りのカビ取りに適した製品(例:カビキラーやカビハイター)に多く含まれています。

 

その漂白・消毒効果が高く評価され、さまざまな清掃シーンで重宝されています。

 

2.使用時に気をつけたいポイント

 

カビ取りや家庭での消毒に役立つ次亜塩素酸ナトリウムですが、使用する際にはいくつかの重要なポイントに注意が必要です。

 

以下では、安全に次亜塩素酸ナトリウムを活用するためのポイントを紹介します。

 

1. 十分な換気

カビ取りに次亜塩素酸ナトリウムを使用する際は、窓やドアを全開にし、換気扇も最大で使用するなど、しっかり換気しましょう。

 

吸い込み過ぎると体調に影響を及ぼす場合があるため、マスクを着用して通気性の良い場所で作業することが大切です。

 

2. 手袋やゴーグルで保護

次亜塩素酸ナトリウムは皮膚に刺激を与えることがあるため、使用時は手袋やゴーグルを着用し、肌を露出しないよう長袖を着用しましょう。

 

直接肌に触れると肌荒れの原因になる可能性があります。

 

3. 日光を避ける

次亜塩素酸ナトリウムは直射日光を受けると効果が低下するため、薄めた溶液は日陰で使うようにしましょう。

 

日光に長時間当たると殺菌効果が弱まってしまうため、保管場所にも注意が必要です。

 

4. 用途に応じた希釈

次亜塩素酸ナトリウムはそのままでは強すぎる場合があるため、使用前に用途に合わせて水で薄めることが重要です。

 

特に壁のカビ取りには、濃度が高すぎると変色の原因になることがあるため、製品ラベルの希釈指示を参考にしてください。

 

5. 金属類や衣類には注意

次亜塩素酸ナトリウムは、金属や衣類に直接使用すると変色や腐食のリスクがあるため、金属のカビ取りには消毒用アルコールの使用が推奨されます。

 

やむを得ず使用する場合は、しっかり水で洗い流してから乾かしてください。

 

また、衣類のカビには酸素系漂白剤の使用がより適しています。

 

次亜塩素酸水との違い

次亜塩素酸水は電解水で、塩酸や食塩を電解して得られる溶液です。

 

次亜塩素酸ナトリウムと異なり漂白作用はないものの、殺菌・消毒効果があります。

 

日本では食品添加物として認められており、最終的には食品に残らないように使用されます。

 

食品に近い環境や安全性が求められる場所でのカビ対策には、次亜塩素酸水を活用するのも一つの方法です。

 

これらの注意点を守ることで、次亜塩素酸ナトリウムをより安全に利用し、カビ取りや消毒の効果を最大限に引き出しましょう。

 

3.まとめ

 

次亜塩素酸ナトリウムは、一般的な消毒剤の一つで、ウイルスや細菌の除菌・不活性化に効果的です。

 

食品や調理器具の消毒にも使用できるなど幅広い用途がありますが、安全に使用するためにはいくつかの注意が必要です。

 

使用時は必ず十分な換気を行い、マスク(可能であればガス対応のもの)を装着して、手袋やゴーグルでしっかりと保護しましょう。

 

揮発性のガスや成分が体に触れると健康に害を及ぼす恐れがあるため、肌や呼吸器をしっかり守ることが大切です。

 

また、次亜塩素酸ナトリウムは漂白効果が強いため、色落ちが心配な衣類には使わないようにしましょう。

 

日光に長時間さらさないようにし、用途に合わせて必要な希釈を行うことで効果を引き出せます。

 

安価で手に入りやすい薬剤だからこそ、正しい使い方や注意点を守り、安全なカビ取りや消毒に役立てましょう!

 

カビバスターズ岐阜の佐藤でした。

監修https://kabikensa.com/

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