カビ取りにエタノール消毒剤は効果的？！その種類と選び方のポイントとは？

こんにちは！カビバスターズ岐阜の佐藤です。

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カビ取りにエタノール消毒剤は効果的？！その種類と選び方のポイントとは？

 

「エタノールがカビに効く！」という情報をよく耳にしますが、なぜエタノールがカビに効果を発揮するのか疑問に思ったことはありませんか？

 

エタノールの特性や、カビ取りに活用する際の選び方のコツについて詳しく解説します。

 

目次

1.エタノールとは？アルコールの一種！
  1-1 エタノールがカビに有効な理由

2.濃度で効果が変わるって本当？
  2-1 エタノール消毒剤の種類について

3.エタノール消毒剤の選び方
  3-1 手軽に使える消毒用エタノールが便利
4.まとめ

 

1.エタノールとは？アルコールの一種！

 

掃除や消毒に使われる「アルコールスプレー」や「アルコール消毒剤」といった製品名を目にしたことがあるかと思いますが、「エタノール」と「アルコール」はどのように違うのか疑問に思ったことはありませんか？

 

実は、エタノールはアルコールの一種であり、アルコールという大きなカテゴリーに含まれるものです。

 

したがって、エタノールとアルコールはそれぞれが独立しているわけではなく、アルコールの一部として「エタノール」が位置づけられているのです。

 

エタノールは「酒精」とも呼ばれ、私たちが普段飲むお酒にも含まれる成分です。

 

また、消毒剤としてもよく利用されており、手や体の殺菌消毒にも適しています。

 

「アルコールスプレー」として販売されている製品には、多くの場合、エタノールが含まれています。

 

1-1 エタノールがカビに有効な理由

 

エタノールがなぜカビに効果があるのかを説明します。

 

エタノールはカビの細胞膜を破壊する作用を持ち、これによりカビが生存できなくなるのです。

 

エタノールはカビの細胞膜を攻撃し、変性を引き起こして殺菌するため、カビに効果的とされています。

 

ただし、エタノールにはカビの色素を脱色する効果はありませんので、シミなどが残る場合があります。

 

2.濃度で効果が変わるって本当？

 

エタノールの濃度によって、カビへの効果が異なります。

 

実際、エタノールが最も効果を発揮するのは70〜80%の濃度です。

 

それよりも低い濃度や高すぎる濃度では、カビに対する効果が減少することがわかっています。

 

高濃度すぎるエタノールは揮発しやすく、カビに十分に作用する前に蒸発してしまうためです。

 

2-1 エタノール消毒剤の種類について

 

エタノール消毒剤には大きく分けて2つのタイプがあります。

 

無水エタノール：水分がほとんど含まれていない純度の高いエタノール。これを消毒に使用する場合、一般的には70〜80%の濃度に薄めて使います。水分を嫌う場所（紙や電子機器など）のカビ取りに有効ですが、日常的な掃除には使いづらい面があります。

 

消毒用エタノール：すぐに使用できるように適切な濃度に調整されたものです。薄める手間がなく、手軽に使えるため、家庭での掃除やカビ対策にはこちらをおすすめします。

 

3.エタノール消毒剤の選び方

 

これまでに解説した内容をもとに、エタノール消毒剤を選ぶ際の注意点やコツをお伝えします。

 

3-1 手軽に使える消毒用エタノールが便利

 

手軽さを重視するなら「消毒用エタノール」

エタノールが最も効果的にカビを除去できる濃度は70〜80％です。そのため、簡単に使いたい場合は「無水エタノール」ではなく、最初から適切な濃度に調整されている「消毒用エタノール」を選びましょう。

 

また、同じ除菌剤であっても用途が異なる製品を使用するのは避けるべきです。

 

製品ごとに最適な成分が調整されているため、誤って使用すると、対象物にダメージを与える可能性があります。

 

特にデリケートな素材の場合、染みや色落ち、変形などのトラブルを招くことがあるので、使用する場面に適したものを選ぶようにしましょう。

 

カビ対策には「スプレーヘッドタイプ」が便利

 

エタノール消毒剤を使用する際、使いやすさを考慮するならスプレーヘッド付きの製品がおすすめです。

 

スプレータイプなら広い範囲に簡単に吹きかけられるため、作業効率も向上します。

 

また、エタノールは揮発性が高いので、吹きかけたあとに拭き取る必要がなく、手軽に使用できます。

 

その他の選び方のポイント

 

最近では、消臭成分や香料が含まれているエタノール製品もあり、アルコールの独特な臭いが気になる方にも適しています。

 

付加価値がある製品を選ぶと、さらに快適に掃除や消毒作業が行えます。

 

選び方のまとめ

・無水エタノールではなく、あらかじめ調整された「消毒用エタノール」を選ぶ

・用途に合った製品を選択し、誤った使用を避ける

・スプレーヘッド付きの製品は手軽で使いやすい

 

これらのポイントを押さえて、最適なエタノール消毒剤を選んでみてください。

 

4.まとめ

今回は、エタノール消毒剤についてその効果や種類、選び方を詳しく解説しました。

 

エタノールの選び方や使用方法が少しでも参考になれば幸いです。

 

日々の掃除にも役立つ知識なので、ぜひ実際に活用してみてください。

 

カビバスターズ岐阜の佐藤でした。

監修https://kabikensa.com/