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台風や大雨による床下浸水後のカビ対策をカビ取りの専門業者が解説!

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台風や大雨による床下浸水後のカビ対策をカビ取りの専門業者が解説!

台風や大雨による床下浸水後のカビ対策をカビ取りの専門業者が解説!

2024/08/29

こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。

いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

台風や大雨による床下浸水後のカビ対策をカビ取りの専門業者が解説!

 

近年、日本各地で台風や大雨による水害が頻発しており、浸水被害は決して他人事ではありません。

 

浸水被害には、床上浸水と床下浸水がありますが、特に床下浸水は目に見えない場所で被害が進行することが多いです。

 

そのため、「水が引いたから大丈夫」と思って放置してしまう方もいますが、この行為がカビやシロアリ、異臭など新たな問題を引き起こす可能性があります。

 

また、浸水後の対処を怠ると、家屋の腐敗や劣化の原因にもなりかねませんので、早急な対処が必要です。

 

この記事では、床下浸水が起きた際の具体的な対処法や、浸水を予防するための対策について詳しく説明します。

 

すでに浸水被害でお困りの方も、今後の備えとして対策を考えている方も、ぜひ参考にしてください。

 

この記事で得られる情報

・床下浸水後にカビが発生しやすい理由

・床下浸水後の具体的な対処法

・床下浸水を防ぐための予防策

 

目次 

1.床下浸水後にカビが発生しやすい理由

  1-1. 床下浸水とは?

  1-2. 床下浸水後にカビが繁殖する原因

  1-3. カビ以外に考えられる床下浸水の被害

2.床下浸水後の対処方法

  2-1. 作業時の必要な装備

  2-2. 汚水の除去方法

  2-3. 異物の撤去手順

  2-4. 床下の乾燥方法

  2-5. 消毒の重要性と手順

  2-6. 作業後の手洗いの徹底

3.床下にカビが発生した場合の業者への相談

4.床下浸水を予防するための対策

  4-1. 止水板の導入

  4-2. 土のうの活用法

  4-3. ペットボトルやポリ袋を使った浸水防止法

5.まとめ

 

1.床下浸水後にカビが発生しやすい理由

 

台風や集中豪雨が引き起こす洪水などの自然災害では、住宅が浸水被害を受けることがあります。

 

床下への浸水は、初めての段階では大きな被害が見えにくく、ほっとしてしまうかもしれません。

 

しかし、床下浸水は目に見えないところでダメージが進行し、後々になって深刻な問題を引き起こす可能性が高いのです。

 

1-1. 床下浸水とは?

 

「床下浸水」とは、床上まで水が上がらず、床の下50センチ未満まで浸水した状態を指します。

 

低地や水辺の近くにある住宅では、特に発生しやすいです【国土交通省「設定浸水高さ」参照】。

 

一方で、「床上浸水」は床面まで水が上がり、瓦礫や汚水が視認できる形で残る場合を指します。

 

これにより、住居が居住不可能になる場合もあります。

 

床下浸水は、床上浸水と比較すると被害が小さいと考えられがちですが、見えない被害が潜んでいることも多いです。

 

1-2. 床下浸水後にカビが繁殖する原因

 

床下浸水後、適切な対処が行われない場合、カビが好む環境が形成され、カビの発生リスクが著しく高まります。

 

カビの発生を引き起こす主な要因は次の通りです。

 

高湿度:床下にたまった水は蒸発しにくく、長期間にわたって湿度が高い状態が続きます。この環境はカビの発生に最適な条件を提供します。

 

不十分な換気:床下はもともと換気がしにくい場所であり、浸水によってさらに換気が悪化します。湿気がこもりやすくなり、カビの繁殖や建材の腐敗が促進されます。

 

有機物:床下には木材などの有機物が多く含まれ、これらがカビの栄養源になります。また、浸水時に入り込んだ汚水もカビにとって栄養豊富な環境を提供します。

 

温度:床下の温度は比較的安定していますが、湿度が高いとわずかな温度変化でもカビの成長を促します。特に暖かい季節に発生する浸水は、カビの繁殖をさらに加速させます。

 

これらの要因が重なり、床下浸水後にカビが発生しやすくなります。

 

被害は見えにくく、カビが発生するまで気づかないことが多いため、注意が必要です。

 

1-3. カビ以外に考えられる床下浸水の被害

 

床下浸水による被害は、カビの発生だけにとどまりません。

 

その他にも以下のような問題が発生する可能性があります。

 

シロアリの発生:湿気の多い木材はシロアリにとって格好の住処です。シロアリは木材を食べて家の構造を徐々に破壊していきます。

 

雑菌の増殖と腐敗:湿気が多い環境では、カビだけでなく様々な雑菌や微生物が繁殖しやすくなり、時間が経つにつれて腐敗や悪臭が発生します。

 

建材の劣化:水分を含んだ木材は膨張や収縮を繰り返し、ひび割れや変形を引き起こします。これにより、家屋の構造的な強度が低下する恐れがあります。

 

電気配線のリスク:床下に通っている電気配線が浸水すると、ショートや火災の危険が高まります。湿気の多い環境での電気配線は非常に危険で、早急な対応が求められます。

 

これらの被害を防ぐためには、浸水後の迅速かつ適切な対処が必要です。

 

2.床下浸水後の対処方法

 

床下浸水が発生した場合、迅速かつ適切な対応が必要です。

 

以下では、浸水後の対処手順を説明します。

 

2-1. 作業時の必要な装備

 

床下の清掃作業に取り掛かる前に、安全を確保するための準備が必要です。

 

作業を始める前に、次の点を確認してください。

 

破損個所の確認:床下の構造に損傷がないか確認します。

 

土砂崩れの危険性:作業エリア周辺で土砂崩れのリスクがないか確認します。

 

腐敗物の有無:腐敗物や有害物質が存在するかどうかを確認し、呼吸器に悪影響を与えないように注意します。

 

これらを確認した後、以下の装備を整えて作業に取り掛かりましょう。

 

長袖長ズボン:汚れても良い服装で、肌を覆うようにします。

 

ゴム手袋や軍手:手を汚染物から保護します。

 

防塵マスク:有害な粉塵や臭気から呼吸器を守ります。

 

長靴:水分を防ぎ、滑りにくいものを選びます。

 

ヘルメット:頭部を保護し、落下物や衝撃から守ります。

 

スコップ:泥や瓦礫を除去するのに使用します。

 

ビニール袋:取り除いた瓦礫や汚物を処理するために使用します。

 

消毒剤:清掃後に使用し、カビや細菌の繁殖を防ぎます。

 

作業中は常に安全を最優先し、異常を感じた場合は直ちに作業を中止し、専門家に相談することが重要です。

 

2-2. 汚水の除去方法

 

床下に溜まった汚水を最初に取り除きます。

 

汚水を排除することで、異臭やカビの原因となる物質を取り除くことができます。

 

ホースなどを使って床下全体を洗浄し、均等に水を行き渡らせましょう。

 

2-3. 異物の撤去手順

 

汚水を取り除いた後、床下に残った異物の除去に取り掛かります。

 

ゴミや瓦礫を一つずつ丁寧に取り除き、ゴミ袋に入れて処分します。

 

この作業をしっかり行うことで、床下の環境を清潔に保ち、カビや害虫の発生を予防することができます。

 

2-4. 床下の乾燥方法

 

汚水や異物を除去した後、床下を乾燥させます。

 

水分が残っていると、腐敗やカビの発生が促進され、建物の構造に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

扇風機やサーキュレーターを使用して、床下の湿気を効率的に排出しましょう。

 

自然の風通しを利用することも有効です。

 

2-5. 消毒の重要性と手順

 

床下が完全に乾燥した後、感染症予防やカビの発生を防ぐために消毒を行います。

 

市販のアルコール消毒剤や次亜塩素酸ナトリウム、塩化ベンザルコニウムなどの消毒剤を使用し、床下全体をしっかりと消毒しましょう。

 

消毒剤を使用する際は、安全対策を徹底し、火気には十分注意してください。

 

2-6. 作業後の手洗いの徹底

 

消毒作業後は、手や肌に付着した雑菌や消毒剤の成分をしっかりと洗い流すことが重要です。

 

これにより、粘膜などに触れて健康被害を引き起こすリスクを軽減できます。

 

3.床下にカビが発生した場合の業者への相談

 

床下浸水後に行う対策を施しても、被害が甚大な場合、カビの発生を完全に防ぐことが難しいことがあります。

 

そのような状況では、カビ取りの専門業者に相談することが賢明です。

 

カビを自分で除去することも可能ですが、床下のような難易度の高い場所では、専門的な知識や機材が必要です。

 

そのため、自力での対応ではなく、プロのカビ取り業者に依頼する方が安心です。

 

専門業者は、カビの種類を特定し、その特性に応じた最適な除去方法を選びます。

 

また、床下の通気を改善し、湿度管理の方法を提案することで、再発防止策も提供してくれることがあります。

 

4.床下浸水を予防するための対策

 

浸水のリスクがある地域にお住まいの場合、大雨や台風が接近する前に適切な対策を講じることが重要です。

 

以下は、床下浸水を予防するための方法です。

 

4-1. 止水板の導入

 

止水板は、浸水が予想される地域で非常に有効な対策です。

 

頑丈な素材で作られた止水板は、水の圧力に耐え、家屋への水の侵入を防ぎます。

 

台風や大雨の予報が出た際には、ドアや窓に設置することで効果的に水の侵入を阻止できます。

 

使用後は、乾燥させて保管し、再利用できるようにしましょう。

 

4-2. 土のうの活用法

 

緊急時の浸水対策として、土のうは広く利用されています。

 

砂や土を袋に詰めた土のうを家の周囲や地下室の入口などに積み上げ、水の流入を物理的に遮断します。

 

土のうを効果的に使用するためには、隙間なく積み上げることが大切です。

 

また、使用後は適切に処分し、環境への影響を最小限に抑えましょう。

 

4-3. ペットボトルやポリ袋を使った浸水防止法

 

ペットボトルやポリ袋を使った簡易的な水防法も、短期的な浸水対策として役立ちます。

 

これらに水や砂を詰め、浸水が予想される場所に配置することで、水の侵入を一定程度防ぐことができます。

 

さらに、ブルーシートを使って固定すると、効果が向上します。

 

ただし、これらはあくまで緊急的な対応策であり、長期的な使用や大規模な水害には別の対策が必要です。

 

5.まとめ

 

床下浸水が発生した場合の対処方法や予防策について説明しました。

 

見えない場所で進行する床下浸水は、迅速かつ適切な対応が求められます。

 

汚水の除去、乾燥、消毒などの基本的な対策を徹底し、定期的な清掃と換気を行うことで、カビの発生を抑制できます。

 

また、事前の防水対策が最も効果的な予防策です。

 

水害が予想される時期には特に注意を払い、常に準備を整えておくことが重要です。

 

カビバスターズ岐阜の佐藤でした。

監修https://kabikensa.com/

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