カビキラーが効果的な理由とは？カビ取り専門業者が徹底解説！

こんにちは！カビバスターズ岐阜の佐藤です。

いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

カビキラーが効果的な理由とは？カビ取り専門業者が徹底解説！

 

カビ対策に欠かせないグッズとして知られるカビキラー。

 

ホームセンターの掃除用品コーナーでよく見かける人気商品です。

 

しかし、カビキラーは実際にはカビの色を落とすだけで、カビ自体を除去していないという噂を聞いたことがある方もいるかもしれません。

 

カビキラーが本当に効果的なのか疑問に思っている方も多いでしょう。

 

今回は、カビキラーのカビに対する効果のメカニズム、正しい使い方、そしてカビキラーが特に効果を発揮する状況について詳しく解説します。

 

目次

1.カビキラーの基本情報

  1-1 カビキラーの効果の仕組み

  1-2 カビキラーの正しい使用方法

  1-3 カビキラーを使う際の注意点

2.使用時の安全対策

3.カビキラーの効果的な使用タイミング

4.カビキラーを使用しない方が良い場合

5.まとめ

 

1.カビキラーの基本情報

 

カビキラーは、クリーニング用品や殺虫剤を製造・販売しているジョンソン株式会社の商品です。

 

スプレータイプのほかにも、洗濯槽用やヌメリ用など、用途に応じた製品が揃っています。

 

1-1 カビキラーの効果の仕組み

 

カビキラーの効果は以下の成分によります。

 

・水酸化ナトリウム

・次亜塩素酸

・独自の浸透成分

・界面活性剤

 

カビキラーをカビに噴霧すると、まず水酸化ナトリウムがカビの細胞壁を破壊します。

 

次に、次亜塩素酸と独自の浸透成分がカビの内部に浸透し、カビの細胞を内部から破壊・漂白します。

 

ジョンソン株式会社によると、カビキラーは他社製品に比べて3倍の速さで浸透するとのことです。

 

最後に、界面活性剤がカビを水で洗い流しやすくします。

 

これにより、カビキラーは単にカビの色を落とすだけでなく、しっかりと除去します。

 

1-2 カビキラーの正しい使用方法

 

表面の汚れを落とす: カビを除去する前に、洗剤などで表面の汚れを落とす必要があります。表面の汚れが取り除かれていないと、カビキラーが効果的に浸透できません。

 

水分を取り除く: 汚れを落とした後は、カビキラーを使う前に十分乾燥させてください。これにより、カビキラーが薄まるのを防ぎます。

 

カビキラーを噴霧する: カビキラーを噴霧する際は、15cmほど離して使用しましょう。噴霧後、数分から数十分間放置し、その後水で洗い流します。深く根付いたカビには、カビキラーを塗布後にラップをかぶせて効果を高めます。ラップが使えない場所では、キッチンペーパーを代用しても問題ありません。

 

一見カビが見えない部分にも噴霧: 目に見えないカビの胞子も存在するため、カビが見えない部分にもカビキラーを噴霧します。

 

1-3 カビキラーを使う際の注意点

 

皮膚や粘膜をガードし、換気をしっかりと！

 

カビキラーには強力な薬品が含まれているため、使用時はマスクやゴム手袋、ゴーグルを着用して体を保護してください。

 

使用後は手や顔を洗いましょう。

 

また、カビキラーは目に入ると非常に危険です。高い場所での使用は避け、どうしても必要な場合はタオルなどに染み込ませて使用しましょう。

 

2.使用時の安全対策

 

カビキラーは単独で使用すること

 

他の薬品と混ぜ合わせることで有毒ガスが発生する恐れがあります。

 

「まぜるな危険」と表示されていない場合でも、組み合わせて使用しないでください。使用中は必ず換気を行いましょう。

 

3.カビキラーの効果的な使用タイミング

 

カビキラーは、浴室のタイル、サッシ、ゴムパッキン、エアコンなどに生えたカビに非常に効果的です。

 

布製品にカビキラーが付着すると漂白作用があるため、色落ちの恐れがあります。

 

掃除の際には、脱色しても良い服装で行うのが賢明です。

 

また、カビキラーはカビだけでなく雑菌にも効果があるため、排水溝など手を触れたくない場所の掃除にも適しています。

 

ジェルタイプのカビキラーは粘度が高いため、窓のふちやゴムパッキン、天井や隅々までしっかりとカビを除去したい箇所におすすめです。

 

4.カビキラーを使用しない方が良い場合

 

カビキラーは、木材、アルミニウムなどの金属、革製品、布製品には使用を避けるべきです。

 

これらの素材を傷めたり変色させたりする可能性があります。

 

どうしても使用したい場合は、まず目立たない部分で試してから使用してください。

 

使用後は必ず水で洗い流すことが重要です。

 

洗い流せない場所での使用は避けてください。カビキラーが使用できない素材に対しては、アルコールなどの他の手段を活用すると良いでしょう。

 

（参考：ジョンソン株式会社カビキラー公式サイト）

 

5.まとめ

 

カビキラーは、市販されているカビ取り商品の中でも非常に優れた効果を発揮する製品です。

 

専門業者が使用する薬剤に比べて除菌力はやや劣るものの、手頃な価格と手軽な使用方法から、多くの家庭で安全に使えるのが魅力です。

 

カビが発生したら早めに対処することで、被害を最小限に抑え、結果として出費も抑えられます。

 

正しい使用方法を守り、日常的にカビ対策を行うことが大切です。

 

もし自分でのカビ対策が難しいと感じた場合は、早めにカビ取り専門業者に相談してください。

 

カビバスターズ岐阜の佐藤でした。

監修https://kabikensa.com/