布団のカビを効果的に除去し再発を防ぐ専門業者の対策
2024/07/24
こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。
いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。
布団のカビを効果的に除去し再発を防ぐプロの対策
「来客用の布団を久しぶりに取り出したらカビが生えていた…」
「万年床にしていたせいで敷布団にカビが生えてしまったけど、こういう時はどう対処すればいいの?」
梅雨や湿気が多い時期には、布団にカビが発生しやすくなります。
布団は直接肌に触れるため、カビが生えると健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
アレルギー反応や呼吸器の問題を引き起こすこともあるため、カビを見つけたらすぐに対処することが重要です。
この記事では、布団に生えたカビを効果的に取り除く方法と、カビを防ぐための対策について詳しく解説します。
布団のカビに悩んでいる方や、カビを予防したい方は、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
・布団のカビ取り方法
・布団のカビを防ぐ方法
・布団にカビが発生する原因
・布団のカビが生えるNG習慣
目次
1.布団にカビが発生する理由
1-1. カビが布団に発生する原因
1-2. 布団に見られるカビの種類
2.自宅で実践できる!布団のカビ除去法
2-1. 消毒用エタノールと重曹水を使った除去法
2-2. 布団に使えるカビ取り剤での除去法
3.自宅でのカビ取りが難しい場合の対策
3-1. コインランドリーでの丸洗い
3-2. クリーニング業者への依頼
3-3. 布団の買い替え
4.布団にカビを発生させるNG習慣
4-1. 万年床の状態
4-2. 結露しやすい窓際に布団を敷く
4-3. 部屋の掃除や換気を怠る
4-4. 起床後すぐに布団を押入れにしまう
4-5. 汚れを放置する
4-6. シーツを滅多に洗わない
5.布団のカビを防ぐためのおすすめ対策
5-1. 定期的な布団干し
5-2. 布団乾燥機の活用
5-3. 布団の下にすのこを敷く
5-4. 布団の下に除湿シートを敷く
5-5. 除湿機の使用
5-6. 起床後すぐに布団を畳まない
5-7. こまめな換気と掃除
5-8. 布団の位置を定期的に変える
5-9. 押入れのカビチェック
6.まとめ
1.布団にカビが発生する理由
布団にカビが発生する理由を理解することは、効果的なカビ対策のために不可欠です。
カビは増殖するために以下の4つの条件を必要とします
・栄養源(有機物)
・湿度
・温度
・酸素
これらの条件が揃うと、カビは容易に増殖します。
特に湿度が高く、気温が高い場所はカビにとって最適な環境です。
布団は、これらの条件が揃いやすい環境です。
1-1. カビが布団に発生する原因
布団はカビの発生条件を満たしやすいアイテムです。
以下の理由から布団にカビが発生しやすくなります
栄養源:布団には人の皮脂、フケ、ダニの死骸などが溜まりやすく、これがカビの栄養源となります。
温度:布団は人の体温で温められ、カビが好む20~30℃の温度が保たれます。この温度範囲はカビの繁殖に最適であり、特に夜間に人が寝ている間に布団が温まることで、カビの成長が促進されます。
湿度:布団は湿気がこもりやすい環境です。特に押し入れに収納されている布団や、人の汗が染み込んだ布団は湿度が高くなりがちです。湿度が60%以上になるとカビの繁殖が始まり、湿気が布団の内部に留まりやすく、乾燥しにくいことが多いため、カビが発生しやすくなります。
これらの条件が重なることで、布団はカビが生えやすい場所となります。
特に汗をかきやすい人や、赤ちゃんの布団はカビが発生しやすいので注意が必要です。
1-2. 布団に見られるカビの種類
布団に発生しやすいカビの種類を以下に紹介します
クロカビ(クロカワカビ):学名は「クラドスポリウム」で、家の至る所に発生しやすいカビです。お風呂場や壁、キッチンなど湿気が多い場所に生えやすく、布団にもよく見られます。黒カビが少しでも見えたら、他の部分にも広がっている可能性が高いため、早急に対処が必要です。
コウジカビ:学名は「アスペルギルス」で、味噌や甘酒など食品にも使用されるカビです。色は白や黄色、褐色など多様で、種類は150ほどあります。有用なものも多いですが、中には強力な毒素を産生するものもあります。
ススカビ:黒いススのように繁殖するカビで、軽いため空気中に漂いやすい性質があります。胞子を吸い込むとハウスダストの原因となることもあり、一般的なカビと同様に高温多湿の場所で増えやすいです。
これらのカビが布団に発生すると、健康被害を引き起こす可能性があるため、迅速に対応することが重要です。
2.自宅で実践できる!布団のカビ除去法
布団にカビが生えると、就寝中にカビを吸い込んでしまい、喘息やアレルギーなどの健康被害を引き起こす可能性があります。
そのため、カビを見つけたら迅速に対処することが重要です。
2-1. 消毒用エタノールと重曹水を使った除去法
布団を簡単に丸洗いできない場合は、消毒用エタノールと重曹水を使用してカビを取り除きましょう。
エタノールはカビの繁殖を抑える効果があり、人体への影響も少ないため、軽度のカビに適しています。
また、重曹水は天然の洗浄剤としてカビの中和を助けます。
必要なもの
・消毒用エタノール(70~80%濃度)
・重曹
・水
・スプレーボトル
・使い捨てペーパー
カビ取り手順
重曹水を作る スプレーボトルに小さじ1の重曹と100mlの水を入れてよく混ぜます。
カビ部分に重曹水を吹きかける 布団のカビが生えている部分に重曹水をたっぷりと吹きかけます。
ペーパーで水気を拭き取る 使い捨てペーパーを使って、布団の水気をしっかりと拭き取ります。
エタノールを吹きかける 消毒用エタノールを布団に吹きかけて、カビを死滅させます。
布団を干して日光消毒する 風通しの良い場所で布団を天日干しし、しっかりと乾燥させます。紫外線には殺菌効果があるため、天日干しはさらに効果的です。
2-2. 布団に使えるカビ取り剤での除去法
布団専用のカビ取り剤を使用することで、簡単にカビを取り除くことができます。
カビ取り剤には「次亜塩素酸ナトリウム」が含まれており、漂白効果もあります。
特有のハイター消毒の臭いがありますが、時間が経てば消えますので安心して使用できます。
使用方法 各製品の指示に従って使用してください。カビ取り剤を布団に吹きかけた後、しっかりと乾燥させることが重要です。
これらの方法を活用して、布団のカビを効果的に取り除き、快適な睡眠環境を維持しましょう。
3.自宅でのカビ取りが難しい場合の対策
自宅でのカビ取りが難しい場合は、次の方法を試してみてください。
3-1. コインランドリーでの丸洗い
自宅で布団のカビ取りが難しい場合、コインランドリーでの丸洗いが効果的です。
大型の洗濯機と乾燥機を備えたコインランドリーなら、布団全体をしっかりと洗浄し乾燥させることができます。
カビが深く染み込んでいる場合でも、洗剤と高温の水を使うことで効果的にカビを除去できます。
洗濯後は高温で乾燥させることで、カビの再発を防ぎます。
布団の種類によっては丸洗いができないものもあるので、事前にタグを確認してください。
3-2. クリーニング業者への依頼
自力でのカビ除去が難しい場合、クリーニング業者に依頼するのも一つの手です。
専門的な知識と技術でカビを徹底的に取り除いてくれます。
ただし、黒カビが発生している場合、通常のクリーニング業者では対応が難しいことがあります。
その場合、カビ取り専門のクリーニング業者に依頼すると良いでしょう。
専門の技術で徹底的にカビを除去してくれますが、料金が高めなので、高価な布団や特別な布団のカビ取りに利用すると良いです。
3-3. 布団の買い替え
布団に広範囲にカビが発生し、自宅での処理やクリーニングでも十分に取り除けない場合は、思い切って布団を買い替えるのも一つの方法です。
特に長期間使用している布団は劣化が進んでいることが多いため、この機会に新しい布団を検討するのも良いでしょう。
新しい布団を選ぶ際には、防ダニ・抗菌加工が施されているものや通気性の良い素材を選ぶことをお勧めします。
4.布団にカビを発生させるNG習慣
続いて、布団にカビを発生させやすい習慣について解説します。
心当たりがある場合は、すぐに改善しましょう。
4-1. 万年床の状態
布団を敷きっぱなしにすると、通気性が悪くなり湿気がこもりやすくなります。
これにより、布団内部の湿度が高まり、カビが発生しやすい環境が整ってしまいます。
特に梅雨の時期や湿度の高い日には、布団が十分に乾燥せず、カビが繁殖するリスクが高まります。
この習慣は布団の寿命を縮めるだけでなく、健康にも悪影響を及ぼす可能性があるので注意が必要です。
4-2. 結露しやすい窓際に布団を敷く
結露している窓際に布団を敷くと、外気の湿気を布団が吸収しやすくなります。
特に冬場や湿度の高い時期には、窓際の結露が布団に移り、湿気がこもりやすくなります。
この環境では、布団が常に湿った状態になり、カビの温床となってしまいます。
4-3. 部屋の掃除や換気を怠る
部屋の掃除や換気を怠ると、部屋全体の湿度が高くなり、カビが発生しやすい環境が整います。
特に湿度の高い季節や雨が続く時期には、部屋の空気がこもりがちになります。
埃や汚れが溜まると、それがカビの栄養源となり、布団だけでなく部屋全体にカビが広がるリスクが高まります。
4-4. 起床後すぐに布団を押入れにしまう
起床後すぐに布団を押入れにしまうと、布団に残った湿気がこもったままになります。
就寝中にかいた汗が布団に染み込み、そのまま収納されることで、湿気が逃げ場を失い、カビが発生しやすい環境が整います。
湿気がこもることで、布団の内部まで湿気が浸透し、カビの繁殖を促進してしまいます。
4-5. 汚れを放置する
布団に食べカスやゴミなどの汚れが付着したままにしておくと、それがカビの栄養源となります。
栄養源がある場所ではカビの繁殖が早くなるため、布団全体にカビが広がる恐れがあります。
また、食べ物の残渣が布団に残ることで、カビだけでなく、ダニの繁殖も助長され、不衛生な寝具環境が形成されてしまいます。
4-6. シーツを滅多に洗わない
シーツは、日常的に汗や皮脂、埃が付着しやすいため、清潔に保つにはこまめな洗濯が大事です。
シーツを頻繁に洗わないと、不衛生な状態が続き、シーツだけでなく布団にも影響を及ぼします。
結果として布団にカビの栄養源が蓄積され、カビが繁殖しやすくなってしまいます。
5.布団のカビを防ぐためのおすすめ対策
布団のカビを防ぐための対策を紹介します。
簡単に始められるものから、専用のアイテムを使用する方法まで、ぜひ試してみてください。
5-1. 定期的な布団干し
布団の湿気がカビの原因となるため、晴れた日には定期的に布団を干すことが重要です。
布団を裏表両面しっかりと乾かすことで、湿気が溜まりやすい部分も乾燥させられます。
日光には殺菌効果もあり、カビの発生を防ぐだけでなく、ダニの予防にもなります。
5-2. 布団乾燥機の活用
梅雨時や花粉症で布団を外に干せない場合は、布団乾燥機を使用すると良いでしょう。
布団乾燥機は高温で布団を素早く乾燥させるため、カビやダニの原因を効果的に除去できます。
乾燥後に掃除機で布団の表面を吸い取ると、さらに清潔に保てます。季節を問わず便利なアイテムです。
5-3. 布団の下にすのこを敷く
布団を直接床に敷くと、湿気がこもりやすくなります。
通気性を良くするために、布団の下にすのこを敷くと効果的です。
すのこは空気の流れを確保し、湿気を逃がす役割を果たします。
手軽に購入できるため、簡単に導入できる対策です。
5-4. 布団の下に除湿シートを敷く
すのこよりもコンパクトなものを使いたい場合は、除湿シートを布団の下に敷くのがおすすめです。
除湿シートは布団の湿気を吸収し、カビの発生を抑える効果があります。
ただし、シート自体のメンテナンスも定期的に行いましょう。
5-5. 除湿機の使用
部屋全体が湿気で覆われる場合や、梅雨時など湿度が高い季節には、除湿機を活用すると良いです。
除湿機は部屋の湿度を下げ、カビの発生を防ぎます。
空気清浄機とセットになったタイプもあり、部屋の広さや予算に応じて選べます。
換気が悪い部屋にはサーキュレーターや扇風機を設置し、空気の循環を促すのも効果的です。
5-6. 起床後すぐに布団を畳まない
起床後すぐに布団を畳むと、布団に残った湿気がこもったままになります。
就寝中にかいた汗が布団に染み込み、そのまま収納されるとカビの原因になります。
起床後は20分ほど放置して水分を蒸発させてから収納しましょう。
これにより、布団内部の湿気を飛ばし、カビの発生を防ぎます。
5-7. こまめな換気と掃除
カビ予防の基本は、換気と掃除です。
朝起きてから窓を開けて部屋の空気を入れ替え、湿気を排出し、新鮮な空気を取り入れましょう。
また、定期的に掃除を行い、湿気やホコリの蓄積を防ぎます。
これを習慣化することで、カビ予防に大きな効果があります。
5-8. 布団の位置を定期的に変える
布団の位置を固定すると、特定の部分に湿気が溜まりやすくなります。
定期的に布団の位置を変えることで、湿気が一箇所に集中するのを防ぎ、カビのリスクを分散させられます。
5-9. 押入れのカビチェック
布団を収納する押入れにカビが発生している場合、それが布団に移る可能性があります。
定期的に押入れのカビをチェックし、発生していた場合はすぐに対処しましょう。
押入れが湿気を帯びている場合は、除湿剤を置くと効果的です。
除湿剤は定期的に交換し、常に乾燥した状態を保つようにしましょう。
これらの対策を実践することで、布団のカビを防ぎ、快適な睡眠環境を維持しましょう。
6.まとめ
今回は布団に発生したカビの除去方法やカビ対策について詳しくご紹介しました。
布団のカビは健康被害を引き起こす可能性があるため、早めに対処することが大切です。
軽度のカビなら自宅で消毒用エタノールや重曹水を使って取り除くことができます。
しかし、カビがひどい場合は自力での完全除去が難しいかもしれません。
その場合は、カビ取り専門のクリーニング業者やガス滅菌を検討するのが良いでしょう。
プロの手によって、徹底的にカビを除去してもらえます。
カビを取り除いた後は、再発防止のために以下のカビ対策を実施してください。
1. 定期的な布団干し
2. 布団乾燥機の活用
3. 布団の下にすのこを敷く
4. 布団の下に除湿シートを敷く
5. 除湿機の使用
6. 起床後すぐに布団を畳まない
7. こまめな換気と掃除
8. 布団の位置を定期的に変える
9. 押入れのカビチェック
さらに、布団にカビが発生しやすい環境は、室内にもカビが発生している可能性が高いです。
空気中にカビの胞子が浮遊している場合、部屋全体のカビ取りが必要になります。
一度カビ取り業者に相談してみることをお勧めします。
カビは健康を脅かす危険な存在です。
布団だけでなく、部屋全体のカビを予防し、清潔で快適な生活空間を維持しましょう。
カビバスターズ岐阜の佐藤でした。
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電話番号 : 050-3164-5149
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