自力のカビ除去作業で体調を崩さないために避けるべきポイント
2024/06/27
こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。
いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。
自力のカビ除去作業で体調を崩さないために避けるべきポイント
梅雨の時期は特にカビが発生しやすく、除去作業も頻繁になりますよね。
しかし、カビを除去する際に注意しなければならないポイントがあります。
今日は、カビ除去時に体調を崩さないために避けるべきことについてお話しします。
目次
1.カビによる体調不良のリスク
1.1 カビの特性を理解する
1.2 カビが発生するメカニズム
2.カビが健康に及ぼす影響
3.安全なカビ除去の方法
3.1 掃除前の準備事項
3.2 カビ掃除に必要な道具
4.専門業者への相談が必要な場合
5.カビ掃除で避けるべき行為と注意点
6.まとめ
1.カビによる体調不良のリスク
「鼻がムズムズする」「くしゃみが止まらない」「目がかゆい」など、まるで花粉症のような症状が出ることはありませんか?
家にいると体がだるくなる…なんて感じたことはありませんか?
これらの体調不良の原因は「カビ」かもしれません。
カビは、見えないところに知らないうちに発生しやすく、一度根付くと取り除くのが難しい存在です。
カビアレルギーを持つ人にとっては、カビ除去作業は過酷なものとなるでしょう。
特に、小さな子供や赤ちゃんがいる家庭では、カビの悪影響が心配になりますよね。
そこで今回は、カビ掃除の基本と、体調を崩さないための注意点について解説します。
1.1 カビの特性を理解する
まずはカビの基本的な性質を理解しましょう。
カビの特徴を知ることで、体に与える影響や効果的な除去方法がイメージしやすくなります。
1.2 カビが発生するメカニズム
カビは菌類の一種で、病原菌の仲間でもあり、マイタケやシイタケのようなキノコの仲間でもあります。
このため、キノコの胞子をイメージすると理解しやすいでしょう。
カビの胞子が湿度の高い場所に落ちると、カビが発生します。
カビが繁殖すると、胞子を飛ばして新たなカビを作ります。
室内にカビが生えると、多くの胞子が空気中に漂うことになります。
そのため、カビの胞子から体を守るためには、早急にカビを除去し、胞子を拡散させないようにすることが大切です。
2.カビが健康に及ぼす影響
空気中に浮遊するカビの胞子を吸い込むと、体調を崩す可能性があります。
ひどい場合、大きな病気に発展することもあります。
特に、免疫力や体力の低い小さな子供や高齢者は、より一層の注意が必要です。
3.安全なカビ除去の方法
カビの除去には特別な道具と方法が必要です。
以下のポイントを守り、安全にカビを取り除きましょう。
3.1 掃除前の準備事項
①換気をする
カビ掃除をするとカビの胞子が飛散します。掃除後に胞子が室内に残らないよう、必ず換気扇を回すか窓を開けて、しっかりと換気を行ってください。
②小さなお子様は別の部屋に
小さなお子様がカビの胞子を吸い込まないよう、掃除を始める前に別の部屋に移動させましょう。また、カビ取りに使う道具の中には危険なものも含まれるため、触れないように注意が必要です。
③マスクをする
掃除中に飛散する胞子を吸わないよう、マスクを着用しましょう。マスクは隙間ができないようしっかりと装着し、掃除が終わるまで外さないでください。
3.2 カビ掃除に必要な道具
中性洗剤
根が浅いカビは台所用の中性洗剤で除去できます。洗剤をスプレーで吹きかけ、しばらく置いた後、濡れ雑巾で優しく拭き取りましょう。使用する際には台所で使う時と同様の注意を払いましょう。
市販のカビ取り剤
市販のカビ取り剤は、お風呂場や窓のサッシなどに発生する黒カビを強力に除去します。しかし、使用する際にはいくつかの注意点があります。漂白効果があるため、色がついているものには使用できません。また、他の薬品と混ぜると有毒ガスが発生する可能性があるため、カビ取り剤の使用説明書をよく読んでから使いましょう。
エタノール
エタノールには除菌効果があります。カビにも有効で、除菌用に濃度が70%程度に調整されたエタノールを使いましょう。皮膚に少量ついても問題ありませんので、カビを除去する最後の仕上げに吹きかけると良いでしょう。定期的にエタノールを吹きかけることで、カビの発生を抑制する効果もあります。
カビ取りは慎重に行い、身体に悪影響が及ばないよう十分注意してください。
4.専門業者への相談が必要な場合
カビを除去してもすぐに再発する場合があります。
これは、表面的にはカビを取り除けても、根元の菌が残っているために再発する現象です。
このような場合、一般の方が自力で完全に除去するのは難しいため、カビ取りの専門業者に依頼することをおすすめします。
5.カビ掃除で避けるべき行為と注意点
カビを取り除く際、知識や注意が足りないと逆に問題を引き起こすことがあります。
以下のポイントを確認して、カビの除去作業を安全に行いましょう。
① 掃除機の使用
カビに対して直接掃除機を使うと、排気口から胞子が飛び散る恐れがあります。カビを取り除いた後に掃除機を使用するようにしましょう。
② 水拭き
表面の汚れが目に見えて取れたとしても、水拭きだけでは菌を完全に除去できないことがあります。湿度が高い場所での水拭きは、カビの繁殖を助長する原因にもなりますので注意が必要です。
③ お酢の使用
お酢はカビ取りに有効な方法として紹介されることがありますが、適切に使用しなければ逆効果になる可能性があります。お酢はカビの栄養源となるため、使用後はしっかりと洗い流すことが重要です。また、お酢と塩素系のカビ取り剤を混ぜると有毒なガスが発生する恐れがあるため、絶対に混合しないように注意しましょう。
6.まとめ
カビは見た目の問題だけでなく、健康被害を引き起こすリスクもあります。
特に見落としがちな場所に生えている可能性もあるため、定期的なチェックが重要です。
カビは免疫力の低い小さなお子様にとって特に影響が大きいため、家庭内での管理には十分な注意が必要です。
カビを発見したら、即座に対処することが肝心です。
ただし、間違った掃除方法は逆効果になることがありますので、以下のポイントに留意して対処しましょう。
・マスクの着用
・小さなお子様を別の部屋に移動させる
・掃除機や水拭きは避け、中性洗剤とアルコールを使用してカビを除去する
自身での処理が難しい場合は、カビ取りの専門業者に依頼するのも一つの方法です。
家族の健康を守るためにも、適切な対処を心がけましょう。
カビバスターズ岐阜の佐藤でした。
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