梅雨時期に注意!衣類のカビ取りと防止対策
2024/06/18
こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。
いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。
梅雨時期に注意!衣類のカビ取りと防止対策
大切な衣類をクローゼットに長期間しまっておくと、久しぶりに取り出したときにカビだらけだった、ということはよくあります。
梅雨時期は特に湿気が多く、カビが発生しやすい季節です。
本来であれば、大切な衣類はクリーニング店でプロに任せるのがベストですが、急ぎの場合は自宅での対策も可能です。
衣類にカビが生えるとシミになったり、カビ臭くなったりするので、早急な防止対策が必要です。
目次
1.衣類にカビが生える原因と防止策
1-1. 湿気対策の重要性
2.カビが生えた衣類の対策法
2-1. ブラシでカビを払い落とす
2-2. 消毒用アルコールで除菌する
2-3. お湯を使って殺菌する
2-4. コインランドリーの高温設定を活用する
2-5. 衣類用カビ取り剤の使用
3.衣類のカビ防止方法
3-1. クローゼットの換気を頻繁に行う
3-2. 収納場所の徹底掃除
3-3. 風通しの良い場所での乾燥
3-4. クローゼットの除湿
3-5. 衣類の詰め込みすぎに注意する
4.まとめ
1.衣類にカビが生える原因と防止策
衣類にカビが生える原因は様々ですが、以下のような要因が考えられます。
・汚れや皮脂が付着している
・生乾き状態で保管された
・クローゼット内の湿度が高い
・収納場所付近に結露が発生していた
・他のカビが生えた衣類からの感染
これらの条件が揃うと、カビが繁殖しやすくなります。
最も一般的な原因は「カビの栄養と湿気が存在すること」です。
カビは人の皮脂や手垢などのタンパク汚れ、さらに繊維を栄養源にします。
衣類は着用することで汗や皮脂が付着し、生活環境で様々な汚れにさらされます。
また、革や動物性の糸、服の色素成分などもカビの餌になります。
中には手形上にカビが生えたという事例もあるほどです。
これらの汚れは洗濯で完全に落としきることは難しく、再び付着します。
カビの種類は湿度条件によって異なります。湿度が65%以上で好乾性のカビ、70〜85%で耐乾性のカビ、85〜95%で好湿性のカビが発生します。
したがって、単に湿度が高いからカビが生えるというわけではなく、環境によって異なるカビが生じるのです。
衣類をきれいに洗濯していても、湿気がこもるとカビが生えることがあります。
クリーニング後のビニール袋内に湿気が溜まることも要注意です。
1-1. 湿気対策の重要性
カビ対策には湿度管理が鍵です。
収納場所の湿度を60%以下に保つことが効果的です。
これには除湿剤の使用や定期的な換気が有効です。
この対策を怠ると、知らないうちにカビ臭が漂い始めます。
これは、カビが収納物ではなく収納場所自体で繁殖している可能性があるからです。
カビの発生は商品の劣化や変色を引き起こす危険性があります。
軽度であれば修復可能ですが、重度の場合は修復が難しく、変色も避けられないでしょう。
2.カビが生えた衣類の対策法
衣類にカビが生えてしまった場合、どう対処すればよいのでしょうか?
まず、素材がデリケートな衣類や高価なものに関しては、専門のクリーニング業者に依頼するのが安心です。
しかし、緊急で自宅で対処しなければならない場合には、以下の方法を試してみてください。
2-1. ブラシでカビを払い落とす
デリケートな衣類はお湯や薬剤を使えないことがあります。
その場合、衣類用のブラシで表面を丁寧にブラッシングしましょう。
特にコートなど毛が長い素材におすすめです。
軽度のカビならブラッシングと陰干しで改善することがあります。
2-2. 消毒用アルコールで除菌する
カビによる色素の沈着がない場合、消毒用アルコールで除菌する方法があります。
不要な布に消毒用アルコールを染み込ませ、軽く叩きながらカビの部分に塗布します。
布だけで落ちない場合は、歯ブラシを使っても良いでしょう。
ただし、革製品には使用しないよう注意が必要です。
2-3. お湯を使って殺菌する
カビは高温に弱いです。
55℃程度のお湯に浸すと効果的ですが、衣類が熱に耐えられるかを必ず確認してください。
その後、酸素系の漂白剤を使用するとカビの色素も落とせます。
塩素系漂白剤は色落ちのリスクがあるので避けましょう。
2-4. コインランドリーの高温設定を活用する
高温に耐えられる素材なら、コインランドリーで高温乾燥させるのも有効です。
カビは50℃以上で死滅すると言われています。
ただし、ウールやカシミアなど繊細な素材は高温に弱いので注意が必要です。
2-5. 衣類用カビ取り剤の使用
市販の衣類用カビ取り剤を使用するのも一つの方法です。
カビの部分に塗布して優しく除去します。
使用前にラベルをよく確認し、目立たない部分でテストしてから使いましょう。
これらの方法を実践することで、大切な衣類をカビから守ることができます。
もしも高価な衣類や素材がデリケートなものにカビが発生した場合は、専門業者に依頼するのが最善です。
3.衣類のカビの防止方法
大切な衣類にカビが生えると、その後の手入れが大変です。
そこで、日頃からカビを防ぐ保管方法を徹底することが重要です。
お金をかけずに日常のちょっとした工夫でカビを防ぐ方法を紹介します。
少しずつできることから始めてみましょう。
3-1. クローゼットの換気を頻繁に行う
クローゼットを閉めっぱなしにしていませんか?
通気性が悪くなると湿気がこもりやすくなります。
晴れた日は扉を開放し、こまめにクローゼット内も換気しましょう。
3-2. 収納場所の徹底掃除
タンスや押し入れ、クローゼットなどの収納場所を定期的に掃除しましょう。
衣類にカビが生えた場合、収納場所や他の衣類にも胞子が付着している可能性があります。
雑巾で乾拭きし、消毒用エタノールでカビを除去してから換気し、しっかりと乾燥させることが重要です。
収納場所自体を清潔に保つことで、カビの再発を防ぎます。
3-3. 風通しの良い場所での乾燥
長時間、衣類をクローゼットにしまったままにしていませんか?
カビは通気性の悪い場所を好むので、収納場所をこまめに開けて換気しましょう。
また、物が多すぎて空気の通り道がないとカビが発生しやすくなります。
不要なものを処分し、収納庫の通気性を良くしましょう。
3-4. クローゼットの除湿
ハンガーにかけるタイプの除湿剤を使ったり、梅雨時期など湿気が多い時には除湿機を使用してクローゼット内の湿度を管理しましょう。
湿度計を設置して、湿度が上がり過ぎたら対策を講じるのが良いでしょう。
また、タンスは壁から少し離して配置し、壁面に湿気がたまらないように注意しましょう。
3-5. 衣類の詰め込みすぎに注意する
タンスやクローゼット内に衣類を詰め込み過ぎていませんか?
洋服をギュウギュウに詰め込むと、風通しが悪くなり湿気がこもりやすくなります。
不要な衣類は処分し、通気性を良くすることでカビの発生を防ぎましょう。
これらの日常の工夫を取り入れることで、衣類のカビ発生を防ぐことができます。
大切な衣類を長持ちさせるためにも、日頃のメンテナンスを忘れずに行いましょう。
4.まとめ
梅雨時期は特に、衣類にカビが生えやすくなる季節です。
大切な衣類ほど丁寧にしまっていると、逆に湿気がこもりやすくなります。
だからこそ、確実な湿度管理が欠かせません。
クローゼットや収納場所の換気を怠らず、定期的にチェックすることが重要です。
また、無理にカビ取りをしようとすると、大切な衣類を傷めてしまう可能性もあります。
特に高価なものやデリケートな素材は、専門のかび取り業者に依頼することも考えましょう。
専門業者の力を借りることで、安心して衣類を長持ちさせることができます。
カビバスターズ岐阜の佐藤でした。
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