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新築でも要注意!カビが発生する理由と今すぐできる対策法

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新築でも要注意!カビが発生する理由と今すぐできる対策法

新築でも要注意!カビが発生する理由と今すぐできる対策法

2024/06/15

こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。

いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

新築でも要注意!カビが発生する理由と今すぐできる対策法

 

新築の家で念願のマイホームを手に入れてからまだ1年未満なのに、玄関や靴箱、風呂の四隅にカビが生えてしまったというお悩みは少なくありません。

 

新しい家にカビが発生するなんて思ってもみなかったので、ショックを受けていることでしょう。

 

実際、どうして新築でもカビが生えてしまうのでしょうか。

 

お掃除は自分なりにやっているつもりでも、正しいカビ予防の方法を知ることが大切です。

 

特に、現在妊娠中の方にとっては、身体に負担をかけずにできるカビ取り方法が求められます。

 

今回は、そんな方々のために、新築住宅におけるカビの原因と対策、そして負担の少ないカビ取り方法をご紹介します。

 

「新築なのにカビが生えて困った!欠陥住宅?」

 

「どうして新しい家なのにカビが生えちゃうの?」

 

そんな声が少なくありません。

 

『我が家は高性能だからカビなんて生えない』と考えている方も多いかもしれませんが、実際には新しい家でもカビが生えやすい構造の場合があるのです。

 

ここでは、なぜ高性能な新築住宅でもカビが発生するのか、その原因を解説します。

 

また、壁にカビを発生させないためのポイントや効果的なカビ取り方法もご紹介します。

 

目次

1.現代の住宅がカビやすい理由とは

  1-1. 壁紙にカビが発生する原因

  1-2. 壁の内部でカビが発生する要因

  1-3. コンクリート内の水分がカビの元になることも

2.新築住宅のカビ除去方法

  2-1. 浴室のカビ取り

  2-2. 靴箱や玄関のカビ対策

  2-3. 壁に生えたカビの取り方

3.高気密住宅だからこそ実践したいカビ予防法

  3-1. 24時間換気を常に稼働させる

  3-2. 使用していない部屋も除湿を忘れずに

  3-3. 結露は頻繁に拭き取る

  3-4. 立地が原因の場合も

4.まとめ

 

1.現代の住宅がカビやすい理由とは

 

快適な現代の家とその代償

 

昔の建物は、隙間風が入るため冬は暖房が効かず寒く、夏はエアコンが効かず暑いという問題がよくありました。

 

しかし、現代の住宅はエアコンだけで冬も暖かく夏も涼しく過ごせるうえ、省エネ効果も抜群です。

 

この大きな違いは、住宅構造の進化によるものです。

 

特に壁の構造が大きく変わり、現在では断熱材を使用した高気密・高断熱の家が主流となっています。

 

昔の家は断熱材が入っておらず、壁に隙間が多かったため寒暖差が激しかったのです。

 

しかし、これらの高性能な家は外気との温度差が大きいため、結露が発生しやすくなり、その結果カビが生えやすくなるのです。

 

1-1. 壁紙にカビが発生する原因

 

カビが繁殖する条件は、栄養分(埃や皮脂)、酸素、適温(20℃~30℃)、そして水分の4つです。

 

この条件が揃うと、カビは簡単に増殖します。

 

特に水分は私たちが管理しやすい要素です。

 

快適な住環境を保つために暖かい空気が多く含まれると、その空気が冷えることで結露し、新築でも数ヶ月で壁紙にカビが生えてしまうことがあります。

 

湿度管理や結露対策をしっかり行うことが重要です。

 

1-2. 壁の内部でカビが発生する要因

 

壁紙のカビとは異なり、壁の内側に発生するカビは見えないうちに広がります。

 

現代の住宅の壁は、室内側に防湿シート、外壁側に通気層、そしてその間に断熱材が設置されています。

 

この構造により省エネで冷暖房効率が高くなっていますが、断熱材が湿気を吸い込むとカビが発生することがあります。

 

1-3. コンクリート内の水分がカビの元になることも

 

木造や軽量鉄骨造の建物では、漏水がなければ壁の内部にカビが発生しにくいですが、鉄筋コンクリート造の建物はカビが生えるリスクがあります。

 

新築の鉄筋コンクリート造では、コンクリート内の水分が完全に抜けきらず、特に夏場の天井裏は非常に湿度が高くなります。

 

この湿度により、知らないうちにカビが大量発生することがあります。

 

家全体がカビだらけになる前に、適切な対策を講じることが大切です。

 

2.新築住宅のカビ除去方法

 

新築でもカビが発生してしまった場合、そのカビを取り除く方法をご紹介します。

 

靴箱の隅やお風呂の壁の四隅など、小さな範囲であれば自分でカビ取りをすることが可能です。

 

2-1. 浴室のカビ取り

 

お風呂にカビが生えた場合、塩素系のカビ取り剤を使用します。

 

準備するもの

 

・カビ取り剤

・ゴム手袋、マスク、ゴーグル

・お風呂用中性洗剤

・スポンジ

 

手順

 

1.カビの気になる部分をお風呂用中性洗剤で洗います。

2.カビ取り剤を吹きかけ、5分ほど放置します。

3.流水でしっかりと洗い流します。

 

タイル目地などに頑固なカビが生えた場合、カビ取り剤を吹きかけてラップで浸透させるか、ジェルタイプのカビ取り剤を使って落とします。

 

妊娠中などで塩素系カビ取り剤を使いたくない場合には、重曹と水に濡らしたスポンジ(または使い古しの歯ブラシ)でカビ部分をこすり、タオルで拭きあげた後に消毒用エタノールで除菌します。

 

重曹や消毒用エタノールはカビの色素を漂白する効果はないので、表面のカビを落とすのに適しています。

 

2-2. 靴箱や玄関のカビ対策

 

靴箱や玄関のカビは、消毒用エタノールで取り除くことができます。

 

準備するもの

 

・タオル

・消毒用エタノール

・マスク、ゴム手袋

 

手順

 

1.靴箱や玄関のカビが気になる箇所に消毒用エタノールを吹きかけ、5分ほど置きます。

2.タオルや雑巾で拭き取ります。

 

消毒用エタノールは70~80%濃度のものを使用しましょう。こちらもカビの色素を漂白することはできません。

 

2-3. 壁に生えたカビの取り方

 

壁のカビは、色素が沈着していなければ消毒用エタノールと重曹を使って落とすことができます。

 

準備するもの

 

・重曹5g

・水100ml

・タオル

・消毒用エタノール

 

手順

 

1.重曹5gを水100mlに溶かして「重曹水」を作ります。

2.タオルに重曹水を湿らせ、壁紙に塗布してカビを落とします。

3.仕上げに消毒用エタノールを吹きかけてカビを殺菌します。

 

壁のカビがあまりにも広範囲に広がっている場合、自力での対処が難しくなるので、目安として1㎡以下であれば自力で行い、それ以上に広がっている場合にはカビ取りの専門業者に依頼することをおすすめします。

 

このように、新築でも油断せず、定期的なカビ取りと予防策をしっかりと行いましょう。

 

カビが気になる場合は、カビバスターズ岐阜までお気軽にご相談ください。

 

3.高気密住宅だからこそ実践したいカビ予防法

 

カビを発生させないためには、湿度の管理が非常に重要です。

 

以下では、新築の高気密住宅で実践できるカビ防止対策をご紹介します。

 

3-1. 24時間換気を常に稼働させる

 

新築住宅には、平成15年以降の建築基準法に基づき24時間換気システムが設置されています。

 

このシステムは、各部屋の給気口から外気を取り込み、浴室やトイレなどから空気を外へ排出する仕組みです。

 

これにより、気密性の高い住宅でも空気の循環が促進され、換気が容易になります。

 

しかし、電気代を気にして換気システムを一部停止したり、フィルターのメンテナンスが不十分だと、空気がよどんで湿気がこもりやすくなります。

 

24時間換気は全ての部屋で常時稼働させましょう。

 

3-2. 使用していない部屋も除湿を忘れずに

 

リビングや浴室だけでなく、日常であまり使用しない納戸や空き部屋も湿気管理が重要です。

 

これらの部屋にも暖かく湿った空気が流れ込み、温度差によって結露が発生しやすくなります。

 

使っていない部屋でも空気の流れを意識した換気が必要です。

 

窓がない部屋には、小型のサーキュレーターや扇風機を設置して空気を循環させましょう。

 

3-3. 結露は頻繁に拭き取る

 

新築住宅は気密性が高いため、湿気が逃げにくく結露が発生しやすくなります。

 

結露が原因でカビが発生するため、こまめに拭き取り、水滴を放置しないことが重要です。

 

窓際の結露を防ぐために、1日に2回以上窓を開けて空気を入れ替え、外気温と内気温の差を小さくしましょう。

 

また、壁に結露が発生した場合もこまめに拭き取り、除湿機を使用して湿気を除去してください。

 

結露防止シートなどのアイテムを活用することも効果的です。

 

3-4. 立地が原因の場合も

 

「24時間換気も行い、掃除もこまめにしているのにカビが生えてしまう」という場合、立地が原因の可能性もあります。

 

例えば、河川の近く、埋立地や湿地帯、斜面などは湿気が多いため、カビが生えやすいです。

 

立地条件は変えられませんが、換気や掃除、除湿を徹底することでカビの発生を防ぐことができます。

 

これらの対策を実践し、新築住宅でも快適な住環境を保ちましょう。

 

カビバスターズ岐阜では、カビ対策に関するご相談を承っておりますので、お気軽にご連絡ください。

 

4.まとめ

 

新築住宅でも壁の内側にカビが発生することは、近年の住宅設計の新たな課題と言えます。

 

ただし、壁内部のカビが部屋側に影響を及ぼすことはほとんどありません。

 

しかし、長期間住む場所である以上、将来的な健康リスクを考慮すると、工務店によっては1年点検や1年保証を提供しているところもあります。

 

新築後の1年以内に天井裏を点検し、壁の内部にカビが発生していないかを確認することをお勧めします。

 

もしカビが発見された場合は、工務店に相談し、必要に応じて新しい壁ボードに交換するなどの対応を依頼しましょう。

 

さらに、新築の壁にカビが生えないようにするためには、結露の防止と湿度の管理が非常に重要です。

 

加湿を控え、24時間換気システムを適切に活用して湿度を管理することが基本です。

 

カビ対策の基本は、定期的な清掃と効果的な換気、湿度を60%以下に保つことです。

 

これらの対策を実践することで、快適な住環境を維持できます。

 

カビバスターズ岐阜では、カビ問題に関するご相談や対策のご提案を行っておりますので、お気軽にご連絡ください。

 

カビバスターズ岐阜の佐藤でした。

監修https://kabikensa.com/

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