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カビ対策の必須ガイド:新築住宅を守るための知識

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カビ対策の必須ガイド:新築住宅を守るための知識

カビ対策の必須ガイド:新築住宅を守るための知識

2024/06/07

こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。

いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

カビ対策の必須ガイド:新築住宅を守るための知識

 

念願のマイホーム、それも新築物件での暮らしは、一生のうちに何度も経験できることではありません。

 

ピカピカのマイホームは清潔で気持ちの良いものです。

 

しかし、そこでカビの繁殖を許してしまったら、大切な家の資産価値を下げてしまうことにもなりかねません。

 

新築の家をカビから守るためには、どのような点に注意すべきかをまとめてみました。

 

これから新築のマイホームでの生活を始める方や、カビ対策に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

 

目次

1.新築なのにカビが?異常な現象ではないのか?!

  1.1 新築の家に入居する前の状態を思い出してみよう

  1.2 生活の始まりがカビの繁殖を促進?

  1.3 カビの発生原因と必要条件

  1.4 家の中にはカビの栄養源が豊富

2.掃除しても逆効果?誤ったカビ対策とは

  2.1 実は誤りが多い室内清掃

  2.2 家の中には”カビ取り剤を使えない場所”がたくさん

  2.3 住宅用洗浄剤は適材適所が基本

3.新築の家をカビから守るために行うべき対策

  3.1 湿気の多い場所、換気しにくい場所の特定と監視

  3.2 定期的に防カビスプレーで保護

  3.3 エアコンの除湿機能やドライヤーを最大限活用

  3.4 結露はこまめに拭き取る

4.まとめ

 

1.新築なのにカビが?異常な現象ではないのか?!

 

1.1 新築の家に入居する前の状態を思い出してみよう

 

入居した時点で、すでにカビが発生していたり、室内に湿気が多いと感じたことはありませんか?

 

実際のところ、建築工事のミスが原因でカビが大繁殖することも、絶対にないとは言い切れません。

 

床下などの目に見えない部分のチェックは専門家でないと難しいですが、まずは室内を見渡してカビの有無や明らかな原因を確認することが大切です。

 

1.2 生活の始まりがカビの繁殖を促進?

 

現代の住宅は、防音、断熱効果が高く、災害にも強い構造になっています。

 

古い家であれば、どこかから隙間風が入って自然換気が行われることもありますが、新築住宅ではそのようなことはありません。

 

人が生活する中で、キッチンや浴室は水蒸気が発生し、寝室では呼吸や寝汗によって温度と湿度が変化します。

 

外気との温度差で窓ガラスが結露し、それを覆うカーテンや水分を吸収する敷物もあります。

 

汚れやホコリが付着することも避けられません。

 

新築住宅では、人が生活を始めることでカビの繁殖条件が急速に整うことがあります。

 

そのため、窓を開けたり換気扇を回しても、気密性の高い住宅内部全体を効果的に換気するのは難しく、カビの増殖速度が勝ってしまうことがあります。

 

1.3 カビの発生原因と必要条件

 

カビは「胞子」と糸状の「菌糸」で構成されています。

 

カビの胞子は空中を浮遊しており、私たちの服に付着したり、換気のために開けた窓から家の中に侵入します。

 

カビの胞子は、栄養源、水分、温度、酸素の4つの条件が揃うと発育を始め、菌糸を伸ばして定着します。

 

特に梅雨時期はカビの成長に最適な環境が整い、1週間程度で多くの胞子を作り、それを周囲に飛ばすことで広範囲に増殖していきます。

 

1.4 家の中にはカビの栄養源が豊富

 

カビの栄養源は多岐にわたります。

 

食品や動物の皮脂汚れ、石鹸カスなどの明らかなものから、接着剤、塗料、プラスチックの成分までさまざまです。

 

さらに、乾燥した場所でも生息するカビも存在します。

 

コンクリート、クロス、カーペット、畳などにカビが見つかると、「なぜここに?」と驚くこともありますが、実際には特殊な場所ではなく、カビはどんな環境下でも生存し、繁殖する能力を持っています。

 

現代の建築技術の進歩によって、それがより明確に認識されるようになったと言えるでしょう。

 

2.掃除しても逆効果?誤ったカビ対策とは

 

2.1 実は誤りが多い室内清掃

 

よくある失敗例をご紹介します。

 

・強力なカビ取り剤を使いすぎ、結果として周囲を水浸しにしてしまうことがあります。これではカビ菌を拡散させ、周囲に被害を及ぼす可能性があります。

 

・雑巾やスポンジを力任せに使いすぎると、建材や家具を傷つけることがあります。

これらの失敗を防ぐためには、以下の対策が効果的です。

 

・適量の洗浄液を使い、室内を水浸しにしないようにしましょう。

 

・できるだけ汚れた雑巾を使わず、最後の仕上げには清潔な布かペーパータオルを利用しましょう。

 

・洗浄した箇所は放置せず、十分に乾燥させることを確認しましょう。

 

これまでの掃除方法がカビ対策に逆効果だった可能性があるかもしれません。

 

掃除の際には、雑巾をしっかり絞って水浸しにならないように注意しましょう。

 

2.2 家の中には”カビ取り剤を使えない場所”がたくさん

 

一般的には強力なカビ取り剤がカビ対策の代表と思われがちですが、実は注意が必要です。

 

製品の使用上の注意にも記載されていますが、すべての素材に使えるわけではありません。

 

例えば、砂壁や布張りの壁、ホーローや金属製品、木製品などには塩素系のカビ取り剤を使用すると変色やサビの原因になります。

 

掃除中に、「柱にカビが付いてる」「金属部分にカビが」「革靴にまでカビが!」など、さまざまなカビの発生現象が起きることがありますが、市販のカビ取り剤が使用できないケースも多いのです。

 

塩素系のカビ取り剤が使用できない場合には、消毒用エタノール、重曹水、日光消毒、熱湯消毒などを利用して、素材に合ったカビ取り方法を選択する必要があります。

 

2.3 住宅用洗浄剤は適材適所が基本

 

最近では、業務用洗剤が活躍の場を広げています。

 

業務用と聞くと大量の容量を想像しますが、最近ではインターネット通販で手軽に購入でき、家庭向けにコンパクトなサイズも揃っています。

 

業務用洗剤の優れた点は、素材や部位に適した洗剤が用意されていることです。

 

「木部用」「壁紙用」「墓石用」といった具合に、使う素材や場所に応じた洗浄剤を選ぶことができます。

 

新築住宅では、建材や設備を傷つけずにカビを除去するために、適切な洗浄剤を選ぶことが重要です。

 

自分で判断するのが難しい場合は、カビ取りの専門業者に相談してみることをおすすめします。

 

プロの視点から、効果的な対策方法を提案してもらえます。

 

3.新築の家をカビから守るために行うべき対策

 

3.1 湿気の多い場所、換気しにくい場所の特定と監視

 

新築の住宅を守るには、普段目にしない場所も注意深く見回すことが大切です。

 

敷きっぱなしのカーペットの裏側や、家具・家電の後ろ、シンクの下など、カビが生えやすい箇所を見逃さずチェックしましょう。

 

危険な場所を見つけたら、すぐにカビ対策を講じましょう。

 

たとえば、通気を妨げている家具の位置を変える、壁との隙間を広げて配置し直す、防カビ効果のあるカーテン素材に変えるなど、可能な対策から着手しましょう。

 

問題解決に向けて行動を起こすことが重要です。

 

3.2 定期的に防カビスプレーで保護

掃除をした後は、防カビスプレーを使ってカビ予防をすると効果的です。

 

ただし、防カビ効果は時間とともに弱まっていくため、定期的に再度スプレーすることが重要です。

 

3.3 エアコンの除湿機能やドライヤーを最大限活用

エアコンは暖房や冷房だけでなく、除湿機能も備えています。

 

新築の家では、除湿機能を常時ONにしておくことでカビ対策に効果的です。

 

また、エアコンのない部屋でも除湿剤やヘアドライヤーを利用して湿気を取り除くことができます。

 

さらに、倉庫や玄関、靴箱などの湿気の多い場所には、サーキュレーターや扇風機、小型の除湿機などを活用して湿気対策を行いましょう。

 

3.4 結露はこまめに拭き取る

 

新築の住居では、室内の気密性が高まることで外気との温度差から結露が発生しやすくなります。

 

この結露が放置されると、カビの温床となります。

 

ですから、結露が見られたら、迅速に拭き取り、水滴を残さないように心掛けましょう。

 

特に、窓枠やパッキン部分など、見逃されがちな箇所の結露も頻繁に拭き取り、カビの発生を防ぐことが重要です。

 

また、カビが発生した場合は、早めに消毒用エタノールなどを使って除去しましょう。

 

水滴の取り除き、定期的な換気、そして掃除が、新築の住居からカビを防ぐための重要なポイントです。

 

4.まとめ

 

新築の住居におけるカビ発生は、立地や通風、建物の構造など多岐にわたる要因が関与しますが、家の耐久性を確保するためには早急な対応が不可欠です。

 

そのために、以下の日常的な習慣が重要になります。

 

・頻繁な換気

・定期的な掃除

・適切な除湿  

 

カビ対策は日々の見回りから始め、すぐに対処できる準備を整えておくことが重要です。

 

新築住居の快適さを持続させることは、資産価値を保護する一環とも言えます。

 

また、新築物件で何度もカビが発生する場合は、早めにカビ対策の専門家に相談することをお勧めします。

 

カビバスターズ岐阜では、MIST工法®を用いたカビ対策にて、住宅のカビ問題を多く解決してまいりました。

 

新築住宅のカビ問題でお困りの際には、ぜひ一度カビバスターズ岐阜までお問い合わせください。

 

カビバスターズ岐阜の佐藤でした。

監修https://kabikensa.com/

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