エアコンのカビはリスク満載!?エアコンのカビ対策とその効果
2024/05/15
こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。
いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。
エアコンのカビはリスク満載!?エアコンのカビ対策とその効果
「エアコンを使うとなんだかカビ臭い…」
「夏になってエアコンをつけるとくしゃみが止まらない」
家庭内の温度や湿度を快適に調整してくれるエアコンは、生活に欠かせない存在です。
しかし、エアコン内部は結露しやすく、カビの温床となりやすい場所です。
もしもカビが繁殖している状態でエアコンを使用し続けると、部屋中にカビが広がったり、健康に影響を及ぼしたりするおそれがあります。
そこで今回は、エアコンのカビ予防方法を詳しくご紹介します。
また、エアコンのカビ予防がもたらすメリットや、カビが発生した場合の対処法なども解説しますので、エアコンをお使いの方はぜひ参考にしてください。
本記事では以下の内容をお伝えします
・エアコンにカビが生えるときのリスク
・エアコンのカビ対策とその効果
・日常的なエアコンのカビ予防方法
・カビ発生時の対処法
目次
1.エアコンにカビが繁殖する危険性
1-1. エアコン使用での健康被害の懸念
1-2. カビが壁や天井に広がるリスク
2.エアコンのカビを予防することの利点
2-1. 部屋の快適さが向上する
2-2. エアコンの性能が向上する
2-3. 電力消費が削減される
3.エアコン清掃でカビ予防を実践しよう
3-1. フィルターの定期清掃
3-2. 吹き出し口の徹底清掃
4.日々のカビ予防対策
4-1. 使用後の適切な送風
4-2. 定期的な換気
4-3. エアコンカビ対策グッズの活用
5.カビのないエアコンでも定期的なクリーニングが重要
6.カビの発生に早めに対処する方法
6-1. 広範囲のカビ発生は専門業者に依頼
6-2. 衣類や小物のカビ対策にMIST工法®を活用
7.まとめ
1.エアコンにカビが繁殖する危険性
エアコンの内部は一般的に目にすることがない場所ですので、知らず知らずのうちにカビが繁殖している可能性も考えられます。
そのまま気付かずにエアコンを使用し続けると、部屋中にカビが広がる可能性があります。
このような状況下での使用は、健康被害やカビの拡散を招く恐れがあります。
1-1. エアコン使用での健康被害の懸念
エアコン内部のカビは、健康被害を引き起こす可能性があります。
「最近くしゃみや鼻水が止まらない」「夏風邪をひきやすくて咳が出る」という症状がある場合、それがカビが原因かもしれません。
エアコンの使用中にカビが発生すると、カビの胞子が空気中に放出され、吸引されることで健康被害が引き起こる可能性があります。
特にアレルギー性鼻炎や夏型過敏性肺炎、気管支喘息などの症状が顕著に現れることがあります。
これらの症状は、エアコン内のカビが原因で引き起こされることがあります。
エアコン内のカビによる健康被害は、重大な問題です。
そのため、エアコンの定期的な清掃やメンテナンスが重要です。
1-2. カビが壁や天井に広がるリスク
部屋中にカビが広がると、現在カビが発生していない壁や天井にもカビの胞子が付着し、そこから新たなカビが繁殖する恐れがあります。
一部分にカビが発生している場合は個人でも対処可能ですが、エアコンのように部屋全体にカビの胞子が広がっていると、一か所を掃除しても他の場所から再びカビが発生し、結果的に部屋全体がカビで汚染される可能性があります。
このような事態になると、カビ取り業者に依頼する必要が生じ、その費用が発生します。
さらに深刻な場合は壁紙を剥がしたりリフォームを行う必要があり、それに伴う高額な費用が家計を圧迫する恐れがあります。
2.エアコンのカビを予防することの利点
「エアコンにカビが生えたまま使用を続けると、健康被害や費用の増加といった大きな問題が生じる可能性があります」と述べた通り、多くの人がエアコンのカビを防ぎたいと考えるでしょう。
しかし、実はエアコンのカビを防ぐことには、さらに他にも多くのメリットが存在します。
2-1. 部屋の快適さが向上する
カビは成長する際に有機物を分解し、そのプロセスでさまざまな代謝物質を放出します。
これらの代謝物質は、密閉された空間や湿度の高い環境で蓄積され、不快な臭いを引き起こします。
エアコンがこのような状態で稼働すると、室内に嫌な臭いが充満し、居住者の快適さを損ないます。
しかし、清潔でカビが生えていないエアコンを維持することで、不快な臭いを抑え、快適な居住空間を保つことができます。
2-2. エアコンの性能が向上する
フィルターに溜まった埃やゴミ、そしてカビなどが詰まると、エアコンの送風効率が低下します。
その結果、部屋が十分に暖まらず、または冷え切らないと感じるかもしれません。
この問題を解決するためには、定期的なフィルターの掃除が必要です。
特にカビの予防には、フィルターの清掃が欠かせません。カビの発生を防ぐことは、エアコンの効率的な作動にもつながります。
清潔なフィルターが確保されると、空気が効率的に循環し、部屋の温度を最適に保つことができます。
2-3. 電力消費が削減される
先ほど述べた通り、フィルターの掃除はエアコンの効率を向上させるだけでなく、節電にもつながります。
フィルターが詰まっていると、エアコンは余計なエネルギーを消費してしまいます。
実際、1年間フィルター掃除を怠ると、消費電力が約25%も増加すると試算されています。
さらに、3年間もフィルター掃除を怠っていると、フィルター清掃だけで無駄な消費電力を多く削減し、月の電気代を安くすることができるとのことです。
また、室外機周辺の片付けも効果的です。これを行うと、さらに月々の電気料金を安くすることができるとのことです。
フィルター掃除と室外機周辺の片付けは、エアコンの効率向上だけでなく、家計の節約にも繋がる重要な作業です。
3.エアコン清掃でカビ予防を実践しよう
これまでの内容から、エアコンのカビが生じるメカニズムやその危険性、そしてカビを防ぐための掃除の重要性についてお分かりいただけたことと思います。
エアコンのカビ発生には、水分や高湿度、温度、栄養源、酸素の条件が必要です。
特にエアコンの冷房運転時に発生する結露は、内部に水を残し、高湿度の環境を作り出します。
この状況下でフィルターに埃が溜まると、カビの発生条件が整ってしまい、カビが繁殖してしまうのです。
定期的な掃除は、このような状況を防ぎ、エアコン内部の清潔を保つために不可欠です。
3-1. フィルターの定期清掃
フィルターには日常的に埃や汚れがたまりやすいので、定期的な掃除が欠かせません。
この掃除はカビの発生を防ぎ、エアコンの効率を維持する上でも非常に重要です。
ここでは、フィルターの掃除方法をご紹介します。
まず、事前準備として掃除機、スポンジ、キッチンペーパー、新聞紙、中性洗剤、脚立、マスクが必要です。
掃除の際にはマスクを着用し、埃を吸い込まないようにしましょう。
手順としては、まずエアコンの電源を切り、フィルターを取り外します。
長期間掃除していない場合は、掃除機で埃を吸い取ることもおすすめです。
次に、フィルターの表面に付着しているホコリを掃除機で吸い取ります。
床が汚れないように、新聞紙を敷いて作業しましょう。
その後、フィルターの裏面からシャワーを当てて埃を洗い流し、中性洗剤をつけたスポンジで優しく擦って汚れを除去します。
洗浄後は、キッチンペーパーで水分を拭き取り、風通しの良い場所でしっかりと乾燥させます。
水分が残ったままエアコンに戻すとカビの繁殖を促す恐れがあるため、十分な乾燥が必要です。
最後に、完全に乾いたフィルターをエアコンに戻して作業を終えます。
3-2. 吹き出し口の徹底清掃
エアコンのフィルター掃除を行う際に、吹き出し口も忘れずに掃除しましょう。
こちらでは、吹き出し口の掃除方法をご紹介します。
まずは事前準備として、ハンディモップ、タオル、中性洗剤、脚立、マスクが必要です。
作業中はマスクを着用して、埃を吸い込まないようにしましょう。
手順としては、まずハンディモップを使って吹き出し口のホコリを軽く払います。
次に、中性洗剤をつけて固く絞ったタオルで吹き出し口を拭き取ります。
洗剤の成分を取り除くために、最後に水で絞ったタオルで拭き取ります。
この際、洗剤が残らないように、2〜3回くらい丁寧に拭き取ります。
これによって、エアコンの吹き出し口も清潔に保たれ、快適な空気が室内に流れることができます。
4.日々のカビ予防対策
エアコンのカビ対策は、定期的な掃除だけでなく、日常生活でも意識して行うことが重要です。
まずは、エアコンを使用した後には送風運転をすることがおすすめです。
これによって、エアコン内部の湿気を排出し、カビの発生を防ぎます。
また、部屋全体の空気を綺麗にするために定期的な換気も欠かせません。
窓を開けて新鮮な空気を取り入れることで、湿気やカビの発生を抑えることができます。
さらに、エアコンのカビ防止グッズを活用することも効果的です。
カビ対策グッズを使用することで、エアコン内部の清潔さを保ち、カビの発生を抑えることができます。
これらの対策を日常生活に取り入れることで、エアコンのカビを効果的に防ぐことができます。
4-1. 使用後の適切な送風
エアコンを冷房使用した後、内部に溜まった水はカビの温床となります。
そのまま電源を切ると、内部の湿気が残り、カビの発生リスクが高まります。
そこでおすすめなのが、電源を切る前に送風運転を行うことです。
送風運転によって内部が乾燥され、カビの発生を抑制できます。
30分から2時間程度の送風運転を行うことを目安にしましょう。
ただし、最近のエアコンには内部クリーン機能が搭載されているものもあります。
この場合は内部クリーン機能を利用すれば、手動での送風運転は不要です。
内部クリーン機能が自動で内部を清掃してくれるので、手間がかからず便利です。
4-2. 定期的な換気
エアコンは室内の空気を循環させるため、部屋の空気が汚れているとそれが再び循環してしまいます。
そのため、部屋の空気を清潔に保つことはカビ対策に非常に重要です。
定期的に窓を開けて汚れた空気を排出し、新鮮な空気を取り入れるようにしましょう。
ただし、1つの窓だけでなく複数の窓を開けて、部屋全体の空気を入れ替えるように心がけてください。
さらに、換気だけでなく空気清浄機を活用する方法もあります。
花粉症やPM2.5などの気になる時期や状況に応じて、空気清浄機を使用することで空気をより清潔に保つことができます。
4-3. エアコンカビ対策グッズの活用
最近では、エアコンのカビ防止グッズが豊富に市場に出回っています。
特にエアコンの吸気口に取り付けるタイプのグッズが人気で、カビの発生を抑制してくれます。
これらのグッズは、エアコンが部屋の空気を吸い込む際に、カビやウイルスなどの有害な物質を取り除いてくれるため、エアコン内部への汚れた空気の侵入を防ぎます。
そして、一度取り付けると数ヶ月間効果が持続するものが多いので、ぜひ活用してみてください。
5.カビのないエアコンでも定期的なクリーニングが重要
ここまで、自分でエアコンの掃除や対策方法についてご紹介してきましたが、エアコンはフィルターや吹き出し口以外にも汚れが蓄積していきます。
この汚れがカビの繁殖の原因となります。
そのため、カビの発生を予防するためにも、年に1〜2回程度は専門業者にエアコンクリーニングを依頼することをお勧めします。
特に、カビの臭いがする、最近カビが発生するようになったといった場合は、早めに業者に相談することが重要です。
専門業者はエアコンを分解して洗浄してくれるため、エアコン内部のドレンパンや送風ファンの奥まできれいにしてくれます。
一部の方は自力でエアコンの掃除を試みることがありますが、エアコンは精密機械なので、分解すると故障の原因になることがあります。
そのため、自力での掃除はフィルターや吹き出し口のみにして、それ以外の掃除はプロに依頼するのがベストです。
また、業者によって費用やクリーニング方法が異なるので、信頼できる業者を選ぶ際には比較検討を行いましょう。
6.カビの発生に早めに対処する方法
エアコンにカビが発生し、それが部屋中に広まっていると、壁や天井、家具などにもカビが生えている可能性があります。
カビは時間とともに繁殖し、その範囲を広げていくため、できるだけ早く除去することが重要です。
6-1. 広範囲のカビ発生は専門業者に依頼
部屋全体に広がったカビや、高所に発生したカビを自力で取り除くのは困難です。
そのような場合は、カビ取り業者に依頼しましょう。
エアコンからカビがばら撒かれた場合、見えない場所にもカビの胞子が付着している可能性があります。
そのため、部屋中にカビが再発生するリスクが高まります。
6-2. 衣類や小物のカビ対策にMIST工法®を活用
エアコンの送風によってカビが拡散された場合、部屋の壁や天井だけでなく、衣類や小物などにもカビが発生する可能性があります。
そのような状況でおすすめしたいのが、MIST工法®を用いたカビ取りです。
MIST工法®は、MIST専用剤を対象の場所に適用することで、カビの胞子だけでなく、菌糸まで根絶し、長期的な再発を予防する効果があります。
カビにお困りの際は、ぜひ一度カビバスターズ岐阜までお問い合わせください。
MIST工法®を活用した専門のサービスで、カビ問題を解決するお手伝いをいたします。
7.まとめ
今回はエアコンのカビの危険性や予防方法についてお話しました。
エアコンにカビが発生すると、健康に害を及ぼすだけでなく、部屋全体にカビが広がってしまい、被害が拡大する可能性があります。
カビ臭さや高額な電気代など、様々な問題を引き起こすため、カビの予防は非常に重要です。
定期的なフィルター掃除を行うことで、カビの発生を防ぐことができます。
また、フィルター掃除の際には吹き出し口も忘れずに清掃しましょう。
日常生活でも送風運転や換気、カビ防止グッズの活用など、様々な対策がありますので、積極的に取り入れてください。
エアコンの掃除は自力でできる部分が限られていますので、1〜2年に1回程度は専門業者にクリーニングを依頼することも大切です。
すでにカビ臭さが感じられる場合や壁や天井にカビが発生している場合は、早急に除去する必要があります。
初期の段階であれば自力で対処できますが、広範囲に広がっている場合はプロのカビ取り業者に依頼することをお勧めします。
エアコンを空間ごとカビ取りすることで、再発を防ぎ、清潔な空間を取り戻すことができます。
カビバスターズ岐阜の佐藤でした。
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