マンションでのカビ発生を予防!?専門業者がお届けするマンションのカビ対策10選
2024/04/27
こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。
いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。
マンションでのカビ発生を予防!?専門業者がお届けするマンションのカビ対策10選
「マンション暮らしで湿気が気になる…カビが心配」
「賃貸マンションでのカビ退去費用が不安…カビ対策をしっかり」
マンションは都市部での住宅需要を支える重要な役割を果たしていますが、その一方でカビの問題も深刻です。
カビは一度発生すると再発しやすく、除去しても対処が難しいことから、予防が肝心です。
今回はマンションでのカビ対策について解説します。
また、カビ発生時の対処方法も合わせてご紹介しますので、共同住宅でお困りの方は是非参考にしてください。
この記事で得られる情報
・マンションでのカビ発生原因
・カビバスターズ岐阜が厳選するマンションのカビ対策10選
・カビ発生時の対処方法
目次
1.戸建住宅との違いは?マンションでのカビ発生の理由
1-1.マンションでのカビ発生のメカニズム
1-2.特にカビが生えやすいマンション内の部屋の特徴
2.カビ発生時の被害の可能性
2-1.健康への影響
2-2.高額なリフォームや退去費用
2-3.悪臭や見た目の損傷
3.専門家が指南!マンションのカビ対策10選
3-1.室内湿度の管理
3-2.定期的な換気
3-3.断熱性の向上と結露の防止
3-4.部屋干しや加湿器の制限
3-5.通気性のある家具の配置
3-6.整理整頓と物の溜め込みの防止
3-7.定期的な掃除と除菌
3-8.収納場所の通気性の確保と除湿剤の使用
3-9.水回りの水気の定期的な拭き取り
3-10.抗菌コーティングの施工
4.カビ発生時の迅速な対処法
4-1.自己処理の方法
4-2.プロのカビ除去業者の利用
5.まとめ
1.戸建住宅との違いは?マンションでのカビ発生の理由
戸建て住宅と比べ、マンションではカビが発生しやすい傾向が見られます。
また、マンションにおいても、建物の位置や構造、階層などによってカビの発生率は異なります。
この現象の背景には、複数の要因が関与しています。
1-1.マンションでのカビ発生のメカニズム
まず、カビが発生しやすい環境についてご説明しましょう。
カビは特定の条件が揃った環境で発生しやすくなります。
これらの条件は以下の4つです。
・湿度(60%以上)
・温度(20~30℃)
・栄養源(埃や油汚れなど)
・酸素
カビは湿気の多い環境を好みます。湿気の多い場所とは、湿度が高くて温かい環境のことです。
また、カビが繁殖するには栄養源が必要であり、これは埃や皮脂、水垢などの汚れです。
酸素はカビが生存するために必要な要素ですが、一般的な居住空間では酸素は十分に供給されます。
マンションの場合、これらの条件が揃いやすくなっています。
1-1-1.窓が少なく通気性が悪い
マンションは複数の住戸が集まった建物であり、各住戸に設置できる窓の数が制限されることがあります。
窓は室内の換気や湿気の排出に不可欠ですが、窓の数が少ないと十分な通気が確保できません。
その結果、室内に湿気や汚れがたまりやすくなります。
1-1-2.コンクリート造で気密性が高い
多くのマンションは鉄筋コンクリート造です。
この構造は気密性が高く、適切な換気を行わないと室内が密閉される傾向があります。
このような環境では湿気や埃がたまりやすく、カビが繁殖しやすい状態となります。
以上のような理由から、マンションではカビの発生リスクが高まる傾向があります。
1-2.特にカビが生えやすいマンション内の部屋の特徴
マンション内でも、立地や構造、部屋の特性によってカビの発生リスクは異なります。
ここでは、特にカビが発生しやすい環境を3つご紹介します。
1-2-1.低層階(地階~3階)
低層階に位置する部屋は、地面と近接しているため、地面からの湿気の影響を受けやすくなります。
また、地下水の影響や周囲の排水システムの問題により、低層階の部屋に湿気が浸入する可能性もあります。
さらに、低層階は周囲の建物や樹木によって日照が遮られることがあり、湿気がこもりやすい環境となります。
1-2-2.築年数が古くて断熱性が低い
古いマンションでは、断熱性が低いことがあります。
断熱材が不十分であったり、窓の断熱性が低い場合、外気の影響で窓や壁が冷えて結露が発生しやすくなります。
特に内部結露は見た目では気付きにくく、壁の奥でカビが繁殖する可能性があります。
1-2-3.北側の部屋で共用廊下に面している
北側の部屋は一般的に日当たりが悪く、湿気がこもりやすいです。
特に共用廊下に面している場合、壁が冷やされて結露が発生しやすくなります。
このような環境では湿度が高まり、カビの発生リスクが高くなる可能性があります。
これらの要因により、マンション内でもカビが発生しやすい環境が存在します。
2.カビ発生時の被害の可能性
マンションの構造上、カビが発生しやすいため、適切な対策を行わないとカビが生じる可能性があります。
カビが発生すると、様々な問題が生じる可能性があります。
2-1.健康への影響
カビが健康に及ぼす影響は、最も心配される被害の一つです。
健康被害としては、以下のような問題が懸念されます。
2-1-1.アレルギー反応
カビの胞子が空中に浮遊し、吸引されることでアレルギー反応が引き起こされます。
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみや充血などの症状が現れ、一部の人はより深刻なアレルギー症状や喘息の発作を引き起こす可能性があります。
2-1-2.呼吸器疾患
カビに曝露することで、慢性的な呼吸器疾患のリスクが高まります。
カビの胞子や代謝物質が気道に影響を与え、咳や呼吸困難などを引き起こす可能性が考えられます。
長期間の曝露は、気管支炎や肺炎などの疾患の発症を促進する可能性があります。
2-1-3.免疫機能低下
カビに曝露することで免疫機能が低下し、感染症や風邪にかかりやすくなる可能性があります。
特に高齢者や免疫力の低下した人、既に他の疾患を抱えている人は、カビによる免疫機能低下の影響を受けやすい傾向にありますので、注意が必要です。
2-2.高額なリフォームや退去費用
分譲マンションでカビが発生した場合、カビを除去しなければ住み続けることは難しいでしょう。
しかし、カビは環境条件が整うと急速に広がる可能性があり、気付いた時には深刻な状態になっていることもあります。
カビが表面に発生している場合は、カビ取り業者によって対処できますが、壁紙の裏や床材の奥などにカビが侵入している場合は、リフォームが必要になることがあります。
広範囲にわたるカビの発生には、大掛かりな工事が必要となるため、費用も高額になる可能性があります。
賃貸マンションの場合、引っ越しを選択することも考えられますが、退去費用が発生することもあります。
通常、借主は原状回復を義務付けられますが、カビの除去については含まれない可能性があります。
その場合、借主は自費でカビ取りやリフォーム費用を負担することになり、高額な支払いを余儀なくされるかもしれません。
カビの発生は、予期せぬ支出を引き起こす可能性があることを考えると、早期の対策が重要です。
2-3.悪臭や見た目の損傷
カビが繁殖している部屋は、不衛生な印象を与えるだけでなく、壁や天井など目につく場所に発生していると、見た人に不快感をもたらします。
さらに、カビは特有の嫌な臭いを放つため、その臭いを嗅ぐと不快感を覚える人も多いです。
湿気や十分でない換気が原因でカビが繁殖すると、その臭いが室内に広がります。
このような悪臭が広がることで、日常生活の快適さが損なわれることがあります。
3.専門家が指南!マンションのカビ対策10選
2.カビ発生時の被害の可能性についてお伝えしましたが、そのような事態を回避するためには、まずはカビが生えるのを防ぐ対策が必要です。
ここでは、マンションにおけるカビ対策の10つの方法をご紹介しますので、日々の生活に取り入れてみてください。
マンションのカビ対策10選
1.室内湿度の管理
2.定期的な換気
3.断熱性の向上と結露の防止
4.部屋干しや加湿器の制限
5.通気性のある家具の配置
6.整理整頓と物の溜め込みの防止
7.定期的な掃除と除菌
8.収納場所の通気性の確保と除湿剤の使用
9.水回りの水気の定期的な拭き取り
10.抗菌コーティングの施工
3-1.室内湿度の管理
カビの予防において、湿度管理は非常に重要です。
カビは湿度の高い場所で発生しやすいため、常に湿度を60%以下に保つことが望ましいとされています。
室内の湿度を把握するために、湿度計を取り入れることをお勧めします。
湿度を数値で確認することで、湿度管理に対する意識が高まります。
湿度が高い場合は、エアコンの除湿機能を活用して湿気を除去することが効果的です。
また、エアコンのない部屋では、除湿機を利用することで湿度をコントロールすることができます。
特に日当たりの悪い北側の部屋やキッチン、浴室、脱衣所、洗濯物を干す場所などは、高湿度になりやすいので、こうした場所での湿度管理には特に注意が必要です。
3-2.定期的な換気
こまめな換気は、カビ対策に非常に効果的です。
窓を開けて換気することで、室内の湿気や揮発性有機化合物を排出し、外部から新鮮な空気を取り入れることができます。
ただし、窓を1か所だけ開けるだけでは、効果的な空気の循環が難しいので、複数の窓を開けるよう心がけましょう。
さらに、効果的な空気の循環が得られない場合は、扇風機やサーキュレーターを利用することもおすすめです。
また、キッチンや浴室など湿気の発生しやすい場所には換気扇が設置されています。
調理中やシャワーを浴びた後など、湿気の多い時には換気扇を稼働させて湿気を排出しましょう。
さらに、換気扇のフィルターの清掃や交換も定期的に行い、換気効果を最大限に活かしてください。
3-3.断熱性の向上と結露の防止
窓の表面は外気によって冷やされることで、室内の暖かい空気が触れると、水蒸気が冷やされて水滴となり、結露が生じます。
この結露が窓周辺の湿度を上昇させ、カビの繁殖を促進する可能性があります。
そのため、結露の防止はカビの予防に繋がります。
手軽な方法としては、窓に断熱フィルムや結露防止シートを貼るという方法があります。
これにより、室内の空気が直接窓に触れることがなくなり、結露を軽減することができます。
また、冷暖房の効率も向上するため、節電にも繋がります。
3-4.部屋干しや加湿器の制限
室内のカビ対策を考える上で、湿度を上げる行動は控えることが重要です。
例えば、雨の日は洗濯物を外に干せず、部屋干しをすることがあります。
しかし、雨の日は既に湿度が高いため、部屋干しをすることでさらに湿度が上昇します。
可能であれば乾燥機や浴室乾燥などを利用し、部屋干しを控えることが大切です。
部屋干しを避けられない場合は、風通しの良い場所で行いながら同時に除湿を心掛けましょう。
また、冬の乾燥した時期には加湿器を使用することが一般的ですが、配置や手入れを誤るとカビの原因になります。
加湿器を使用する際には、窓や壁際に置かないようにしたり、加湿器の定期的な手入れを行うことが重要です。
3-5.通気性のある家具の配置
カビは空気の循環が滞留する場所に好んで発生します。
特に大型の家具などは空気の流れを妨げるため、設置する場所には細心の注意が必要です。
よくあるのが、長い間家具を動かさなかった場合に、家具の裏や壁にカビが発生していたというケースです。
家具と壁が密着していると、湿気や埃が溜まりやすく、カビが繁殖しやすい環境になります。
そのため、家具を壁から数センチ離して配置することで、湿気の溜まりにくい空間を確保しましょう。
また、家具を新しく買い替える際には、脚の付いたものを選ぶことがおすすめです。
これにより、床と家具の間に隙間が生まれ、カビの発生を抑制することができます。
3-6.整理整頓と物の溜め込みの防止
3-5.通気性のある家具の配置でお伝えした通り部屋内の通気性を確保することは、カビ対策の重要なポイントです。
もし家の中が物でごちゃごちゃしていると、空気の流れが阻害されてしまいます。
その結果、湿気がこもりやすくなり、カビの発生リスクが高まります。
家具や物が多すぎる場合は、不要なものを整理してスペースを確保しましょう。
整理整頓を行うことで、空気の循環を改善し、カビの発生を防ぐことができます。
3-7.定期的な掃除と除菌
カビはさまざまなものを栄養源にして繁殖していきます。
そのため、カビの繁殖を抑えるには、栄養源を断つことが不可欠です。
日常的な掃除や除菌を行い、埃や汚れを除去することが重要です。
掃除機をかけたり、拭き掃除をしたりして、汚れを徹底的に取り除いてください。
定期的に大型家具や家電の裏側など、見落としがちな場所も掃除するよう心掛けましょう。
目に見えない場所でもカビが繁殖している可能性があるため、注意が必要です。
掃除後には除菌を行うこともお勧めです。
カビはアルコールに弱いため、消毒用エタノールを使用して除菌することが効果的です。除菌シートを使って拭き取る方法も有効です。
汚れが溜まる前に定期的な掃除を行うことは、掃除の効率化にもつながります。
できるだけ早めに対処することで、カビの発生を防ぐことができます。
3-8.収納場所の通気性の確保と除湿剤の使用
押入れやクローゼットの中は、密閉された空間のため、湿気がこもりやすい場所です。
特に日当たりが悪い部屋の押入れの中は、カビの発生リスクが高くなっています。
そのような場所には布団や衣類などが詰め込まれることが多いため、通気性が悪くなり、カビが生えやすくなります。
カビの発生を防ぐためには、定期的に中身を整理し、不要なものを処分してスペースを確保することが大切です。
さらに、押入れの床や側面にはすのこを置くことで、物と押入れの間に隙間を作り、通気性を確保することができます。
また、押入れの中には除湿剤を置くことで湿度を低く保つことができます。
除湿剤を定期的に交換することで効果を維持し、カビの発生を予防しましょう。
3-9.水回りの水気の定期的な拭き取り
湿気がこもった場所はカビにとって好条件です。
洗面台やシンク、浴槽などの水回りを使用した後に水滴を残しておくと、そこにカビが繁殖しやすくなります。
これを防ぐためには、使用後は水滴を拭き取ることが大切です。
柔らかい布やマイクロファイバークロスを使用して、水滴をしっかり拭き取りましょう。
また、家族全員で協力して水回りの清掃に取り組むことも重要です。
毎回拭くのが難しい場合は、夜に使った後に軽く拭くだけでも効果があります。
3-10.抗菌コーティングの施工
カビの胞子は常に空気中を漂っており、どんな住宅でもカビのリスクがあります。
特にカビの発生しやすい環境に住んでいる場合、カビ対策をしても完全に防ぐことは難しいかもしれません。
そこでおすすめしたいのが抗菌コーティングです。
壁や天井などに抗菌コーティングを施すことで、カビの胞子が付着するのを防ぎ、付着しても繁殖しにくくなります。
カビバスターズ岐阜で提供している抗菌コーティングは、銀イオンを空間や壁に高圧噴霧・コーティングすることで微生物の定着を防止します。
この抗菌コーティングは、カビ対策だけでなくシックハウス症候群の予防にも効果的です。
家族の健康を守るためにも、ぜひ検討してみてください。
4.カビ発生時の迅速な対処法
カビが生えてしまった場合は、速やかに対処することが重要です。
カビは時間とともに増殖するため、早めの対処が悪化を防ぐカギとなります。
4-1.自己処理の方法
初期の段階のカビについては、自力で対処できる場合がありますので、早めの対処が肝心です。
水回りのカビには市販のカビ取り剤を使用することができますが、壁や天井、家具などに発生した場合は専用のカビ取り剤を使うか、消毒用エタノールなどで対処する方法もあります。
4-2.プロのカビ除去業者の利用
カビの範囲が広がったり、取り除きにくい場所に発生した場合は、プロのカビ取り業者に依頼することをおすすめします。
専門知識と豊富な経験を持つカビ取り業者は、効果的な対策方法を提供してくれます。
カビバスターズ岐阜では、MIST工法®を活用したカビ取りやカビ対策を多数実施しています。
お困りの際は、ぜひカビバスターズ岐阜にご相談ください。
5.まとめ
この記事では、マンションにおけるカビ対策に焦点を当てて解説してきました。
カビの発生する部屋で生活することは、健康被害や高額な費用が発生する可能性があるため、まずはカビの発生を予防するための対策が重要です。
マンションのカビ対策10選
1.室内湿度の管理
2.定期的な換気
3.断熱性の向上と結露の防止
4.部屋干しや加湿器の制限
5.通気性のある家具の配置
6.整理整頓と物の溜め込みの防止
7.定期的な掃除と除菌
8.収納場所の通気性の確保と除湿剤の使用
9.水回りの水気の定期的な拭き取り
10.抗菌コーティングの施工
対策を講じたにもかかわらずカビが発生してしまった場合は、迅速に対処することが重要です。
初期段階であれば、自分でカビ取りを行うことも可能です。
市販のカビ取り剤を使って、カビを取り除いてください。
しかし、自力では対処が難しい場合や、カビの範囲が広い場合は、カビ取り業者に依頼することを検討しましょう。
カビバスターズ岐阜では、MIST工法®を活用したカビ取りやカビ対策を多数実施しています。
また、まだカビが生えていないが、徹底的な対策を望む方には、抗菌コーティングという手法もお勧めです。
カビの除去を希望する方も、カビの発生を予防したい方も、ぜひ一度カビバスターズ岐阜にご相談ください。
この記事がマンションのカビでお困りの皆様のお役に立つことを切に願っております。
カビバスターズ岐阜の佐藤でした。
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