床下の闇:湿気が招く“見えざる敵”カビ問題とその解決法
2024/01/13
みなさま、こんにちは。カビバスターズ岐阜のキラです。
今回のブログでは、「床下のカビ問題」にスポットライトを当て、新築住宅における基礎断熱に伴う湿気トラブルと、それに起因するカビの発生について詳しくご紹介いたします。住まいに潜む湿気にまつわる問題やその解決策について、ぜひお付き合いください。
新築住宅の基礎断熱は、断熱性能の向上とエネルギー効率の追求のために一般的に採用されています。しかし、この手法が逆に湿気トラブルを引き起こし、床下においてカビが繁殖する原因となっていることが多く報告されています。湿気トラブルの主な要因として、以下の点が挙げられます。
地下からの水分: 地下からの湿気や地下水が基礎に浸み込むことで、床下空間が高温多湿な状態になり、カビの発生を招く。
木材の乾燥不足: 建設中や完成後の木材の十分な乾燥が行われないと、湿度が上昇しやすくなり、カビの繁殖が促進される。
上棟時の水濡れの未乾燥: 建物の上棟時に雨などで水濡れしたまま乾燥が不十分なまま施工されると、湿気が床下に残り、カビの発生リスクが高まる。
構造合板など濡らしてしまった: 建材が濡れた状態で組み立てや施工が行われると、湿気が密閉された空間にこもり、カビの温床となる。
特に春の時期に完成した住宅では、夏になるとコンクリートの水分が増え、床下が高温多湿となりやすく、カビの発生環境が整いやすいことが挙げられます。また、新築の建物においては、コンクリート工事に使用される水の量が多いため、水分が抜けて建物が乾くのに2年から3年かかると言われています。
湿気が建物内にこもると、高気密高断熱構造により換気が不十分となり、現代の住宅におけるカビ問題が深刻化しています。この問題に対処するためには、湿気対策が不可欠です。湿気トラブルの解決には、次のポイントが重要です。
湿気の原因を突き止める: カビが発生する原因を正確に把握し、湿気がこもりやすい場所や時期を特定することが重要です。
十分な換気を確保する: 適切な換気設備の導入や窓を開けるなど、湿気をこもらせず効果的な換気を心がけましょう。
木材の乾燥を促す: 建設中の木材や構造材の適切な乾燥を確保し、湿気対策を行うことが必要です。
防湿材の活用: 床下に防湿材を敷くなどして、地下からの湿気を遮断する対策を講じましょう。
湿気にまつわる問題に対処することで、住まいの健康を守り、快適な生活環境を手に入れることが可能です。建築時から湿気対策を考慮し、定期的な点検や適切なメンテナンスを行うことで、理想の住まいを築く手助けとなります。湿気トラブルやカビの発生にお悩みの方は、ぜひ専門家のアドバイスを受けながら、健康で快適な住まい作りを進めていきましょう。快適な住まいは、湿気対策から始まります。
以上、カビバスターズ岐阜のキラでした。
カビバスターズ岐阜は除カビ・除菌・消臭のMIST工法®、カビについてのクレーム処理対応、浸水被害後の床下の水抜き工事、水漏れ補修工事の会社です。
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