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ウールコートのカビ取りと防止策

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ウールコートのカビ取りと防止策

ウールコートのカビ取りと防止策

2025/03/29

こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。

いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

ウールコートのカビ取りと防止策

 

寒さが増してきて、久しぶりにクローゼットからウールコートを取り出したら、なんだかカビ臭い…そんな経験はありませんか?

 

「このコート、奮発して買ったのに…」とショックを受けつつ確認すると、裾に白いポツポツとしたカビが…。捨てるしかないの?と悩む方も多いでしょう。

 

特に湿気の多い日本では、適切に保管しないと大切な衣類にカビが発生することがあります。長雨や湿度の高い時期が続くと、今までカビ知らずだったコートにも影響が出ることも。

 

そこで今回は、ウールコートについたカビを自分で除去する方法と、再発を防ぐ保管のコツについて詳しくご紹介します。お気に入りのコートを長く大切に着るために、ぜひ参考にしてください。

 

目次

1.ウールコートにカビが発生する原因とは?

2.クローゼットの環境とカビの関係

3.クリーニングに出せば安心?油断できないカビリスク

4.湿気対策がカギ!クローゼット内の湿度管理

5.ウールコートについたカビの落とし方

6.酸素系漂白剤は使える?注意すべきポイント

7.ウールコートのカビ再発を防ぐメンテナンスと保管方法

8.まとめ

 

1.ウールコートにカビが発生する原因とは?

 

なぜウールコートにカビが生えるのか?

カビは私たちの身近な環境に存在し、人が暮らす空間を好みます。発生の条件として「酸素」「水分」「栄養源」「気温」が挙げられます。

 

特に湿気が多く、栄養源(タンパク質や炭水化物など)がある場所では繁殖しやすくなります。ウールコートに使用される素材であるウールや革などは、カビにとって格好のエサとなるため、適切に管理しないとカビが発生してしまうのです。

 

2.クローゼット内の環境とカビの関係

 

あなたのクローゼットは、どのような状態でしょうか?

 

・服が詰め込まれている

・クローゼットの掃除や換気をしていない

・除湿剤を設置していない、または交換していない

・汚れが付着したままの衣類を保管している

 

このような状態では、湿気やカビの栄養源となる汚れが蓄積しやすくなり、クローゼット内がカビの温床となってしまいます。

 

3.クリーニングに出せば安心?油断できないカビリスク

 

クリーニングに出したコートでも、適切に保管しないとカビが発生することがあります。

 

特に注意が必要なのが、クリーニング後のビニールカバーです。そのままクローゼットに収納すると湿気がこもりやすく、カビの原因になります。クリーニング後はビニールカバーを外し、風通しの良い場所で一度乾燥させてから収納することをおすすめします。

 

4.湿気対策がカギ!クローゼット内の湿度管理

 

クローゼット内の湿気対策も重要です。

 

・クローゼットの定期的な換気

・除湿剤や乾燥剤の設置

・収納する衣類の間隔を開ける

・湿気のこもりやすい場所では、除湿機の活用

 

特に新築マンションではコンクリートの水分が残っていることがあり、湿気が発生しやすいため注意が必要です。また、タンスに収納している場合は、木材にカビが発生し、それが衣類に移ることもあります。

 

5.ウールコートについたカビの落とし方

 

プロのクリーニング業者に依頼する方法もありますが、自分でカビを取り除くことも可能です。

 

1. 消毒用アルコールを使う 70~80%の濃度の消毒用アルコールを布に含ませ、ポンポンと軽く叩くようにしてカビを拭き取ります。

2. 陰干しとブラッシング 軽度のカビであれば、陰干しして乾燥させた後、洋服用ブラシで優しくブラッシングすることで落とせることもあります。

 

6.酸素系漂白剤は使える?注意すべきポイント

 

ウール素材のコートには、粉末タイプの酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)は適しません。縮みや傷みの原因となるため注意が必要です。

 

液体タイプ(過酸化水素)の酸素系漂白剤であれば、ふきんなどに染み込ませて、目立たない部分でテストしながら優しく使用することができます。ただし、塩素系漂白剤は色落ちのリスクがあるため、絶対に使用しないようにしましょう。

 

7.ウールコートのカビ再発を防ぐメンテナンスと保管方法

 

・定期的に陰干しする

・クローゼットに除湿剤を設置する

・汚れを落としてから収納する

・クリーニング後はビニールカバーを外す

・クローゼットの掃除と換気を行う

・衣類を詰め込みすぎない

 

これらの対策を講じることで、カビの発生を防ぐことができます。

 

8.まとめ

 

ウールコートのカビは、適切な対処をすれば自分でも除去することが可能です。消毒用アルコールを使用し、乾燥とブラッシングを行うことで軽度のカビであれば除去できます。

 

ただし、ウールはデリケートな素材のため、カビの状態がひどい場合や高価なコートの場合は、無理せずクリーニング業者に依頼することをおすすめします。

 

日々の保管環境を見直し、大切なウールコートを長持ちさせましょう。

 

カビバスターズ岐阜の佐藤でした。

監修https://kabikensa.com/

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