Re:創

観葉植物の土にカビ発生!?知らないと危険な理由と対策【カビバスターズ岐阜】

お問い合わせ LINE公式

観葉植物の土にカビ発生!?知らないと危険な理由と対策【カビバスターズ岐阜】

観葉植物の土にカビ発生!?知らないと危険な理由と対策【カビバスターズ岐阜】

2025/03/29

みなさん、こんにちは。カビバスターズ岐阜のキラです。

室内をおしゃれに彩る観葉植物ですが、気づいたら土に白いモヤモヤや黒い斑点が広がっていた…なんてことはありませんか?「ただのカビだから大丈夫」と思って放置していると、植物が弱るだけでなく、アレルギーや呼吸器系のトラブルの原因になることもあるんです。特に湿度の高い春や梅雨の時期は要注意!

 

本記事では、観葉植物の土にカビが生える原因や放置によるリスク、そして安全にカビを取り除く方法と予防策をご紹介します。正しい知識を身につけて、植物も人も快適に暮らせる環境を整えましょう!

 

目次

1.観葉植物の土にカビが発生する原因とは?

2.放置すると危険!カビがもたらすリスク

3.観葉植物の土のカビを防ぐ掃除&予防法

 

 

 

1.観葉植物の土にカビが発生する原因とは?

 

観葉植物は、インテリアとしてだけでなく、室内の空気を浄化する効果もあり、多くの家庭やオフィスで取り入れられています。しかし、植物を育てていると、土の表面に白いふわふわしたカビや黒ずんだカビが発生することがあります。このカビを放置すると、植物の健康だけでなく、室内の空気環境にも悪影響を及ぼす可能性があります。では、なぜ観葉植物の土にカビが発生してしまうのでしょうか?ここでは、カビの発生原因について詳しく解説します。

 

<湿度が高い環境>

カビが最も繁殖しやすい条件のひとつが「湿度の高さ」です。観葉植物の土は、水やりによって常に湿った状態になることが多く、特に排水性の悪い鉢では水が土に溜まりやすくなります。室内の湿度が60%以上になるとカビの繁殖が活発になり、土の表面に白カビが生えやすくなります。

 

また、梅雨の時期や冬場の加湿器使用により、室内の湿度が高くなることもカビ発生の要因となります。特に風通しの悪い場所に観葉植物を置いていると、湿気がこもり、カビの温床になりやすくなります。

 

<通気性・排水性の悪い土>

観葉植物の土の通気性や排水性が悪いと、湿気が溜まりやすくなり、カビが繁殖する原因になります。市販の培養土の中には、水もちが良いタイプのものもありますが、こうした土はカビの発生リスクを高めることがあります。

また、鉢の底に穴がないものや、水はけの悪い鉢を使用していると、土の中の水がうまく排出されず、カビの温床となる可能性が高まります。鉢底石を敷いたり、排水穴がしっかりある鉢を使うことで、通気性や排水性を改善できます。

 

<有機物が多く含まれている土>

カビは有機物をエサにして繁殖します。観葉植物の土には、腐葉土やピートモスといった有機物が含まれていることが多く、これらがカビの栄養源となります。特に、新しい土を使った直後や、堆肥などを混ぜた場合、カビが発生しやすくなります。

また、落ち葉や枯れた葉が土の表面に積もると、これもカビの栄養源になります。定期的に枯れ葉を取り除き、清潔な状態を保つことが重要です。

 

<過剰な水やり>

観葉植物を育てる際に、多くの人がやってしまいがちなのが「水のやりすぎ」です。植物にたっぷり水を与えた方が良いと思われがちですが、過剰な水やりは土の中に水分をため込む原因となり、カビの発生を促します。特に、水が乾かないうちに次の水やりをしてしまうと、常に湿った状態が続き、カビにとって理想的な環境になってしまいます。

 

適切な水やりの目安としては、「土の表面がしっかり乾いてから次の水を与える」ことが重要です。また、土の種類によっては水もちが良いものと排水性の高いものがあるため、自分の育てている植物に合った土を選ぶことも大切です。

 

<風通しの悪い環境>

室内で植物を育てる際、風通しが悪いと湿気がこもりやすくなり、カビの発生を促してしまいます。特に、部屋の隅や日当たりの悪い場所に植物を置いていると、湿度が高くなりやすいため注意が必要です。

また、エアコンの風が直接当たる場所も、乾燥しすぎたり温度差が激しくなることで、植物にストレスを与える可能性があります。適度に換気を行い、空気が循環する環境を整えることが、カビの予防につながります。

 

<新しい土に潜むカビ胞子>

意外と知られていませんが、市販の培養土にはもともとカビの胞子が含まれていることがあります。これは、土が作られる過程で自然界の微生物と一緒に混ざるためです。開封後すぐに使用しないと、湿気を含んでカビが発生することもあります。

また、長期間放置していた古い土を使う場合も、カビが繁殖しやすくなります。土を使用する前に、天日干しをしたり、熱湯消毒をすることでカビの発生を抑えることができます。

 

<肥料の使いすぎ>

肥料には、植物の成長を促すための有機成分が含まれています。しかし、肥料を過剰に与えすぎると、土の中の微生物が活発になり、カビが繁殖しやすくなります。特に有機肥料は、カビのエサになりやすいため注意が必要です。

適量の肥料を使用し、必要以上に与えないようにすることで、カビの発生を防ぐことができます。また、肥料の種類によっては速効性のある化学肥料を選ぶことで、カビの発生を抑えることも可能です。

 

<まとめ>

観葉植物の土にカビが発生する主な原因は、湿度の高さ、通気性や排水性の悪さ、有機物の多さ、過剰な水やり、風通しの悪さ、土に含まれるカビ胞子、肥料の使いすぎなどが挙げられます。

これらの要因を避けることで、カビの発生を最小限に抑えることができます。適切な管理を行い、植物も人も健康的に過ごせる環境を整えましょう。

 

2.放置すると危険!カビがもたらすリスク

 

観葉植物の土に発生したカビを「見た目が気になるだけ」と軽視していませんか?実は、カビを放置すると植物だけでなく、私たちの健康や住環境にもさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。カビはただの見た目の問題ではなく、アレルギーや感染症の原因になったり、家の劣化を引き起こしたりすることもあるのです。ここでは、観葉植物の土に生えたカビを放置することで起こるリスクについて詳しく解説します。

 

<カビが植物に与える悪影響>

カビが生えた土の中では、植物の根にとって良くない環境が作られやすくなります。カビが発生する原因の一つに「過剰な湿気」がありますが、これは植物の根にとってもストレスとなり、根腐れを引き起こす原因になります。

① 根腐れのリスク
カビが発生している土は、通気性が悪くなっていることが多く、水分が過剰に残りやすい環境です。その結果、根が常に湿った状態になり、酸素不足で腐ってしまうことがあります。根が腐ると水や養分の吸収ができなくなり、葉が黄ばんだり、成長が止まったり、最悪の場合、枯れてしまいます。

 

② 病害のリスク
カビが繁殖する環境では、病原菌も増殖しやすくなります。特に、観葉植物にとって致命的な「灰色かび病」や「うどんこ病」といったカビ由来の病気にかかるリスクが高まります。これらの病気は、葉に白や灰色のカビが発生し、広がると植物全体が弱ってしまいます。

 

③ 発芽や成長への影響
観葉植物の土にカビが発生すると、根の健康が損なわれるだけでなく、発芽や成長の妨げになります。特に新しく植えた苗や種は、カビによるダメージを受けやすく、発芽率が低下したり、成長が遅れたりすることがあります。

 

<カビが人の健康に与えるリスク>

カビの胞子は目に見えないほど小さく、空気中に浮遊することで私たちの体内に入り込むことがあります。カビが繁殖した環境に長くいると、知らないうちに健康被害を受ける可能性があるのです。

① アレルギー症状の悪化
カビの胞子を吸い込むことで、アレルギー症状を引き起こすことがあります。特に、喘息や花粉症を持っている人は、カビによって症状が悪化することがあるため注意が必要です。カビアレルギーの主な症状としては、以下のようなものが挙げられます。

・くしゃみ、鼻水、鼻づまり

 

・目のかゆみ、充血

 

・皮膚のかゆみや湿疹

 

・咳や喉の違和感

 

② 呼吸器系への影響
カビの胞子が空気中に舞い、それを吸い込むことで、気管支炎や肺炎を引き起こすことがあります。特に免疫力が低下している人や、高齢者、小さな子どもは、カビによる呼吸器系の感染症にかかりやすくなります。カビによって引き起こされる代表的な病気として、「過敏性肺炎」や「アスペルギルス症」などがあります。

 

③ 皮膚炎や感染症のリスク
カビの胞子が皮膚につくと、かゆみや赤みが発生することがあります。特に敏感肌の人は、観葉植物のカビに触れることでかぶれたり、湿疹ができたりすることがあります。また、傷口にカビが入り込むと、感染症を引き起こすこともあるため注意が必要です。

 

<カビが住環境に与える影響>

観葉植物の土に発生したカビを放置すると、室内の他の場所にもカビが広がる可能性があります。特に湿気が多い環境では、観葉植物の土がカビの発生源となり、家の壁や家具、カーテン、エアコン内部などにカビが繁殖することがあります。

① 家のカビ汚染のリスク
観葉植物の近くの壁や床にカビが広がると、壁紙や木材が変色したり、カビ臭さが部屋に充満したりすることがあります。また、カビがエアコンの内部に入り込むと、エアコンを使うたびにカビの胞子が部屋中に広がる可能性があります。

 

② カビ臭による生活環境の悪化
カビが発生すると、独特の「カビ臭さ」が部屋に充満することがあります。このカビ臭は、布製品や家具にも染み込みやすく、消臭スプレーなどではなかなか消えません。カビ臭の原因となるカビの発生を防ぐことが、快適な生活空間を保つためには重要です。

 

③ 室内の湿度バランスの悪化
カビが繁殖しやすい環境は、湿度が高すぎる状態であることが多いため、結果的に家全体の湿気問題を引き起こすことがあります。湿度が高いと結露が発生しやすくなり、壁や家具にカビが広がる原因にもなります。

 

<まとめ>

観葉植物の土に発生したカビを放置すると、植物の健康だけでなく、人の健康や住環境にも深刻な影響を及ぼす可能性があります。カビを放置することで、植物の根腐れや病気のリスクが高まり、私たちの健康にもアレルギーや呼吸器系疾患などの被害が出ることがあります。さらに、住環境にも悪影響を与え、カビが家の壁や家具、エアコン内部にまで広がるリスクがあります。このようなリスクを防ぐためには、早めにカビを除去し、日頃から適切な管理を行うことが重要です。

 

3.観葉植物の土のカビを防ぐ掃除&予防法

 

観葉植物の土にカビが生えてしまうと、植物の健康に悪影響を及ぼすだけでなく、室内の空気環境や人の健康にも悪い影響を与えます。特に、カビの胞子が空気中に広がることで、アレルギーや呼吸器系の問題を引き起こす可能性もあります。そこで今回は、観葉植物の土のカビを防ぐための掃除方法と、カビの発生を未然に防ぐための予防策について詳しく解説していきます。

 

<観葉植物の土にカビが生えたときの掃除方法>

すでにカビが生えてしまった場合、適切に除去することが重要です。間違った方法で処理すると、かえってカビを広げてしまうこともあるため、以下の手順を参考にしてください。

① カビが生えている部分の土を取り除く

カビは土の表面に発生することが多いため、まずは目に見えるカビをスプーンや小さなスコップなどで丁寧に取り除きます。このとき、カビの胞子が舞い上がらないように、静かに作業することが大切です。

 

② 新しい土と入れ替える

取り除いた部分の土をそのままにしておくと、またカビが発生する可能性があるため、新しい清潔な土を補充しましょう。観葉植物専用の土や、殺菌処理が施された土を使用することで、再発を防ぎやすくなります。

 

③ 鉢や受け皿をしっかり洗う

鉢の内側や受け皿には、カビの胞子が付着していることがあるため、ぬるま湯と中性洗剤を使ってしっかり洗浄します。さらに、消毒用アルコールを使って拭き取ることで、カビの再発を防ぐ効果が期待できます。

 

④ 風通しの良い場所で乾燥させる

カビは湿気の多い環境を好むため、掃除をした後は植物を風通しの良い場所に置き、土がしっかり乾燥するまで待ちます。特に冬場は室内の湿気がこもりやすいため、定期的に換気を行うことが大切です。

 

<カビの発生を防ぐための予防策>

カビを除去した後は、再発しないように環境を整えることが重要です。観葉植物の土にカビが生えないようにするための具体的な予防法を紹介します。

① 水やりの量と頻度を見直す

土が常に湿っている状態が続くと、カビが発生しやすくなります。水やりは植物の種類によって適切な頻度が異なりますが、基本的には「土の表面が乾いてから水をあげる」ことを意識しましょう。また、受け皿に溜まった水はカビの温床になるため、毎回しっかり捨てることが大切です。

 

② 土の通気性を良くする

カビを防ぐためには、土の通気性を高めることが効果的です。通気性の悪い土は湿気を溜め込みやすく、カビが発生しやすい環境を作ってしまいます。以下のような方法で、土の通気性を改善できます。

・軽石や赤玉土を混ぜる

 

・鉢底石を敷いて排水性を高める

 

・表面の土を時々軽くかき混ぜる

 

また、根詰まりが起きていると土の通気性が悪くなるため、適度に植え替えを行うことも重要です。

 

③ 風通しを良くし、湿気を溜めない

カビは湿気が多い環境を好むため、部屋の換気をこまめに行い、風通しを良くすることが大切です。特に梅雨時期や冬の結露が発生しやすい時期は、以下の方法で湿気対策を行いましょう。

・窓を開けて換気をする(1日2回以上が理想)

 

・サーキュレーターや扇風機を使って空気を循環させる

 

・除湿機を使用する(特に湿度が高い場所に観葉植物を置いている場合)

 

④ 土の表面を殺菌する

カビの胞子を抑えるために、土の表面を殺菌する方法もあります。以下のような方法が有効です。

・重曹水をスプレーする(水500mlに対して重曹小さじ1を混ぜる)

 

・木炭や珪藻土を土の表面に敷く(カビの発生を抑える効果がある)

 

・天然の抗菌作用があるシナモンパウダーを振りかける

 

ただし、殺菌効果のあるスプレーを使う場合は、植物にダメージを与えないよう注意しながら使用してください。

 

⑤ 鉢の材質を見直す

プラスチック製の鉢は通気性が低く、湿気がこもりやすいため、カビが発生しやすい傾向があります。カビの発生を防ぐためには、以下のような材質の鉢を選ぶのも一つの方法です。

・素焼きの鉢(テラコッタ鉢) → 通気性が良く、余分な水分を蒸発させやすい

 

・木製の鉢 → 自然な吸湿性があり、湿度を調整しやすい

 

また、鉢カバーを使用する場合は、通気性を確保するために底に穴が開いているものを選ぶようにしましょう。

 

まとめ>

観葉植物の土にカビが発生すると、植物だけでなく、人の健康や住環境にも悪影響を及ぼします。そのため、適切な掃除と予防策を講じることが重要です。

①カビが発生した場合の掃除方法としては、

・カビが生えている部分の土を取り除く

 

・新しい土と入れ替える

 

・鉢や受け皿をしっかり洗う

 

・風通しの良い場所で乾燥させる

 

②予防策としては、

・水やりの量と頻度を見直す

 

・土の通気性を良くする

 

・風通しを良くし、湿気を溜めない

 

・土の表面を殺菌する

 

・通気性の良い鉢を使用する

 

これらの対策を実践することで、観葉植物を健康に保ち、カビの発生を防ぐことができます。日頃から植物の状態をチェックし、適切な管理を心がけましょう。

 

以上、カビバスターズ岐阜のキラでした。

 

カビバスターズ岐阜は、除カビ・殺菌・消臭のMIST工法®、カビについてのクレーム処理対応・漏水被害後の水抜き工事、水漏れ補修工事の会社です。

 

監修:一般社団法人微生物対策協会

 

----------------------------------------------------------------------
カビバスターズ岐阜
岐阜県多治見市滝呂町16-121-7
電話番号 : 050-3164-5149


----------------------------------------------------------------------

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。