玄関に発生したカビをスッキリ除去!プロが教える効果的な対策
2025/02/10
こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。
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玄関に発生したカビをスッキリ除去!プロが教える効果的な対策
「最近、玄関の空気がなんとなくカビ臭い…」と感じたことはありませんか?靴箱や傘立ての裏をチェックしてみると、思いがけずカビが生えていることがあります。玄関は外気や湿気の影響を受けやすい場所のため、放っておくとカビが広がってしまうことも。
そこで今回は、玄関にカビが発生する原因と、自宅でできるカビの除去方法、さらにカビの再発を防ぐポイントを詳しく解説します。家の第一印象を決める玄関だからこそ、清潔な空間をキープしましょう!
目次
1.玄関にカビが発生する原因
2.玄関のカビを取り除く方法
① 消毒用エタノールで拭き取る
② 塩素系カビ取り剤を活用する
準備するもの
手順
③ ハイターを薄めて使う方法
④ 重曹水や酸素系漂白剤を使った対処法
準備するもの
手順
⑤ 市販のカビ取り剤を使用しても再発する場合の対策
3.玄関のカビを予防するポイント
4.まとめ
1.玄関にカビが発生する原因
玄関は外部と室内をつなぐ空間ですが、基本的に日光が当たりにくく、ドアを閉めている時間が長いため湿気がこもりやすい場所です。また、人の出入りによって汚れが持ち込まれ、適切に清掃や換気をしないとカビが発生しやすくなります。
特に雨の日は、靴や衣類が濡れた状態で帰宅するため、玄関に水分が残りがちです。さらに、通気が悪いと湿気がうまく逃げず、玄関の床や壁に付着した土埃や汚れがカビの養分となり、繁殖を助長してしまいます。
靴箱の湿気もカビの原因に
玄関に設置されている靴箱も、カビの発生源になりやすいポイントです。靴箱の内部は密閉されがちで、空気の流れが悪いため湿気がこもりやすくなります。さらに、靴の泥汚れやホコリが溜まることでカビの栄養源となり、気づかないうちにカビが発生してしまうこともあります。
玄関の構造と環境も影響
住宅の構造上、多くの玄関は他の部屋よりも一段低く設計されているため、外からの湿気や雨水が入り込みやすい傾向にあります。そのため、湿気がこもりやすく、カビが発生しやすい環境になりがちです。
さらに、以下のような要因もカビを引き起こす原因となります。
・湿気を吸収しやすい素材を使用している(例:珪藻土の壁など)
・隙間やひび割れが発生し、水分が溜まりやすくなっている
・玄関に物が多く、通気が悪くなっている
・雨漏りや配管のトラブルによる漏水
・トイレや浴室などの水回りが近く、湿度が高くなりやすい
こうした要因が重なると、玄関にカビが発生しやすくなります。しかし、壁紙の裏までカビが広がる前の段階であれば、適切な対策を行うことで自分で除去することも可能です。
2.玄関のカビを取り除く方法
玄関に発生したカビを取り除くための方法を、カビの種類や状況に応じてご紹介します。軽度のカビには消毒用エタノール、頑固な黒カビには塩素系カビ取り剤を使うなど、適切な方法を選びましょう。
① 消毒用エタノールで拭き取る
比較的軽度なカビ(白カビなど)であれば、消毒用エタノールを使用することで簡単に除去できます。
使い方
1.70~80%濃度の消毒用エタノールを用意する。
2.カビが発生している箇所とその周辺にスプレーする。
3.15分ほど放置した後、乾いた布で拭き取る。
この方法は、軽度のカビ取りだけでなく、靴箱の消臭やカビ予防にも活用できます。また、同じく漂白効果はありませんが、「逆性石けん」を薄めてカビの繁殖を抑える方法もあります。
② 塩素系カビ取り剤を活用する
黒カビが発生している場合は、塩素系のカビ取り剤(ハイター、カビキラーなど)を使用すると効果的です。
準備するもの
・塩素系カビ取り剤
・ゴム手袋
・マスク・ゴーグル
・スポンジや刷毛
・雑巾
手順
1.換気を十分に行い、ゴム手袋・マスク・ゴーグルを着用する。
2.カビ取り剤をカビが生えた部分に吹きかけ、スポンジや刷毛で広げる。
3.20~30分ほど放置し、雑巾でしっかり拭き取る。
4.最後に、十分に乾燥させる。
※塩素系のカビ取り剤は漂白作用が強いため、色落ちしないか目立たない場所でテストしてから使用しましょう。
③ ハイターを薄めて使う方法
壁面など広範囲にカビが生えている場合、市販のカビ取りスプレーよりも液体ハイターを薄めて使用する方が塗布しやすくなります。
使い方
1.液体タイプのハイターを水で希釈(濃度はラベルを確認)。
2.雑巾を浸して絞り、カビ部分に塗る。
3.しつこいカビには、キッチンペーパーやラップをかぶせて密着させる。
4.15分ほど放置し、水拭きをして乾燥させる。
※こちらも変色の恐れがあるため、目立たない場所で試してから使用してください。
④ 重曹水や酸素系漂白剤を使った対処法
塩素系のカビ取り剤の強い刺激が気になる場合は、重曹水や酸素系漂白剤を使った方法もあります。ただし、漂白効果はマイルドなため、日頃のメンテナンス向けです。
準備するもの
・酸素系漂白剤(顆粒タイプ)
・お湯(50~60℃)
・バケツ
・ゴム手袋
・雑巾
手順
1.バケツに1ℓのお湯を入れ、酸素系漂白剤をキャップ1杯ほど溶かす。
2.雑巾を浸し、軽く絞る。
3.玄関のカビ部分を拭き取る。
4.残った液で玄関全体を拭き上げる。
酸素系漂白剤は、靴箱の拭き掃除にも適しています。また、塩素系特有の刺激臭がないため、ニオイが気になる方にもおすすめです。
⑤ 市販のカビ取り剤を使用しても再発する場合の対策
市販のカビ取り剤を使ってもカビが完全に落ちない、またはしばらくすると再発してしまう場合は、カビが壁の内部や塗装の下まで浸透している可能性があります。特に、表面だけの処理では取り切れない場合や、範囲が広がって手に負えないと感じる場合は、専門のカビ除去業者に相談することをおすすめします。
壁紙や塗装の裏にカビが根を張ってしまうと、表面の清掃だけでは再発を防げません。このようなケースでは、専門的な薬剤や施工技術を用いた対応が必要になるため、できるだけ早めに対処することが大切です。
玄関のカビ除去には5つの方法がある
玄関のカビを取り除くには、以下のような手段があります。
1.白カビには消毒用アルコールや逆性石けんを使用する
2.黒カビなど色素が沈着している場合は、塩素系漂白剤や酸素系漂白剤を使う
3.より強力な業務用のカビ取り剤を使用する
4.カビが広範囲に広がっている場合は、専門業者に相談する
5.壁紙や塗装の裏までカビが浸食している場合は、剥がして対応する
適切な方法を選ぶことで、カビの再発を防ぐことができます。
3.玄関のカビを予防するポイント
カビを発生させないためには、カビの栄養源となる汚れを取り除き、湿気をコントロールすることが重要です。
✅ 汚れ対策
・玄関の土や泥をこまめに掃き掃除する
・こびりついた汚れは水拭きや中性洗剤で落とす
・仕上げに消毒用エタノールを吹きかけて除菌・消臭する
✅ 湿気対策
・雨の日などで玄関が濡れたらすぐに拭き取る
・濡れた靴やレインコートをそのまま放置しない
・定期的に換気し、湿気を逃がす
・湿気が多い玄関では、除湿機や除湿剤を活用する
これらの対策を習慣化することで、カビの発生を防ぐことができます。
4.まとめ
玄関にカビが発生したら、まずは汚れをしっかり落とし、消毒用エタノールやカビ取り剤を使って除去しましょう。
また、カビの再発を防ぐには、「掃除」と「除湿」が鍵になります。玄関を清潔に保ち、湿気を溜めない環境づくりを意識することが大切です。
もし、カビが広範囲に広がっていたり、壁の裏や天井まで浸食している場合は、自力での除去が難しくなるため、専門のカビ除去業者に相談することをおすすめします。
カビバスターズ岐阜の佐藤でした。
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