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ドラム式洗濯機のパッキンにカビ発生!効果的な除去方法とは?

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ドラム式洗濯機のパッキンにカビ発生!効果的な除去方法とは?

ドラム式洗濯機のパッキンにカビ発生!効果的な除去方法とは?

2025/01/31

こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。

いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

ドラム式洗濯機のパッキンにカビ発生!効果的な除去方法とは?

 

ドラム式洗濯機のパッキン部分に黒ずみや斑点のような汚れが付着しているのを見つけたことはありませんか?それ、実はカビかもしれません。

 

ゴムパッキンに発生したカビは取り除くのが難しそうなイメージがあり、つい放置してしまいがちですが、放っておくとどんどん広がり、洗濯物にも悪影響を及ぼしかねません。

 

そこで今回は、ドラム式洗濯機のパッキンにこびりついたカビを効果的に除去する方法をご紹介します。カビを根本からしっかり落とし、清潔な洗濯環境を維持するための対策もあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてください!

 

目次

1.ドラム式洗濯機のパッキンにカビが発生する理由
  1-1 洗濯機内部にたまる汚れやカビの栄養源とは?
  1-2 高い気密性がカビを増やす原因に!
  1-3 放置するとどうなる?パッキンのカビが引き起こすリスク

2.ドラム式洗濯機のパッキンについたカビを効果的に除去する方法
  2-1 市販のカビ取り剤を使って落とす場合
  2-2 使用時の注意点
  2-3 ジェルタイプを使わない場合の代替手順

3.パッキンのカビを防ぐための予防策
  対策① 洗剤・柔軟剤の適量を守ることが大切
  対策② 衣類の汚れは事前に落としてから洗濯を
  対策③ 洗濯後は扉を開けて湿気を逃がし、槽内を乾燥させる

4.まとめ

 

1.ドラム式洗濯機のパッキンにカビが発生する理由

 

ドラム式洗濯機のパッキン部分に黒い斑点や広がった汚れを見つけたことはありませんか? それはカビが繁殖しているサインかもしれません。パッキン部分にカビが発生する主な原因は、大きく2つあります。

 

1-1 洗濯機内部にたまる汚れやカビの栄養源とは?

 

洗濯機の内部には、カビが繁殖しやすい汚れが多く存在します。洗剤や柔軟剤の残りカス、衣類の繊維クズやホコリ、皮脂汚れなどはカビの栄養源となります。

特にドラム式洗濯機は縦型に比べて使用する水量が少ないため、洗剤が溶け残りやすい傾向があります。実は、洗剤に含まれる界面活性剤を好むカビもいるため、規定量以上の洗剤を使うことでカビの繁殖を助長することも。洗剤を多く入れたほうが汚れが落ちると思いがちですが、かえってカビを増やす原因になることもあるのです。

 

1-2 高い気密性がカビを増やす原因に!

 

ドラム式洗濯機は扉が側面についているため、水漏れを防ぐためにパッキンが密閉されています。この構造により、洗濯後に扉を閉めたままにしていると内部の湿気が抜けにくく、パッキン部分に水分が残りやすくなります。その結果、湿気を好むカビが発生しやすくなるのです。

 

また、パッキンだけでなく、洗濯槽内にも湿気がこもり、カビの温床になる可能性があります。洗濯機を使用していないときでも、扉を開けずに密閉しておくとカビのリスクが高まるため注意が必要です。

 

1-3 放置するとどうなる?パッキンのカビが引き起こすリスク

 

パッキンにカビが繁殖すると、ゴム素材が劣化しやすくなり、ひび割れや破損を引き起こす可能性があります。パッキンが破損すると、水漏れの原因になったり、洗濯時に適切な脱水ができず、洗濯物がしっかりと乾かない状態になることも。

 

さらに、ゴムパッキンの奥深くまで根を張ったカビは、表面の汚れを拭き取るだけでは完全に除去できません。放置すると、どんどん奥まで浸透し、通常の掃除では取り除けなくなることもあります。

 

そのため、パッキンにカビを見つけたらできるだけ早く対処し、清潔な状態を保つことが大切です。

 

2.ドラム式洗濯機のパッキンについたカビを効果的に除去する方法

 

ドラム式洗濯機のパッキンに発生したカビを取り除くには、適切な方法でしっかりと掃除を行うことが重要です。パッキンを取り外して丸ごと漂白する方法も考えられますが、一般家庭での作業は困難です。中には分解して洗浄する方もいますが、ほとんどの人にとって現実的ではありません。そこで今回は、パッキンを取り外さずにカビを除去する方法をご紹介します。

 

2-1 市販のカビ取り剤を使って落とす場合

 

準備するもの

・ゴム手袋

・マスク

・長袖・長ズボン(皮膚を保護するため)

・塩素系カビ取り剤(ジェルタイプ推奨)

・サランラップ

・濡れタオルまたは雑巾

 

手順

保護具の着用
 カビ取り剤は刺激が強いため、ゴム手袋・マスク・長袖・長ズボンを着用して肌を保護します。特に塩素系漂白剤を使用するため、必ず手袋をつけましょう。

カビ取り剤を塗布
 カビが発生しているパッキンの部分に、ジェルタイプのカビ取り剤を塗ります。

サランラップでカバー
 カビの程度がひどい場合や、パッキンの上部など液だれしやすい場所には、塗布した部分をサランラップで覆い、薬剤の密着度を高めます。

10~15分放置
 成分をしっかり浸透させるため、10〜15分程度そのままにしておきます。

カビの状態を確認
 軽く拭き取ってみて、カビがまだ残っているようなら、さらに10分ほど追加で放置します。

丁寧に拭き取る
 カビが取れていれば、カビ取り剤を濡れタオルや雑巾でしっかり拭き取ります。薬剤が残ると洗濯時に衣類へ影響を与える可能性があるため、丁寧に仕上げましょう。

 

2-2 使用時の注意点

 

放置時間は最大30分まで
 塩素系漂白剤はパッキンの素材に負担をかけるため、長時間放置すると劣化の原因になります。最大30分以内にしましょう。

 

ジェルタイプのカビ取り剤を推奨
 スプレータイプは周囲に飛び散る可能性があり、誤って他の部分を漂白してしまうリスクがあります。ジェルタイプは液だれしにくく、密着しやすいため、カビの除去効果が高まります。

 

2-3 ジェルタイプを使わない場合の代替手順

 

漂白液を作る
 水に適量の塩素系漂白剤(キッチンハイターなど)を加え、カビ取り用の漂白液を作ります。

キッチンペーパーに染み込ませる
 漂白液を含ませたキッチンペーパーを、カビの発生しているパッキン部分に貼り付けます。

サランラップでカバー
 液だれ防止と漂白成分の浸透を促すため、サランラップで覆います。

10~15分放置
 しっかりカビに成分を浸透させます。

キッチンペーパーを剥がし、拭き取る
 薬剤が残らないよう、濡れタオルで丁寧に拭き取ります。

 

仕上げのポイント

カビ取り剤や漂白液を使った後は、成分が残らないようにしっかり拭き取ることが大切です。特にパッキン部分は直接水洗いしにくいため、拭き残しがあると次回の洗濯時に衣類が変色する可能性もあります。最終チェックをしっかり行いましょう。

 

3.パッキンのカビを防ぐための予防策

 

対策① 洗剤・柔軟剤の適量を守ることが大切

洗剤や柔軟剤を入れすぎると、溶け残った成分が洗濯槽やパッキンに付着し、カビの栄養源になってしまいます。逆に少なすぎると汚れが十分に落ちず、衣類の汚れが洗濯機内に残る原因に。洗剤は洗濯物の量と水量に合わせた適切な量を守りましょう。

 

対策② 衣類の汚れは事前に落としてから洗濯を

衣類に付着したホコリや泥、皮脂汚れは、カビが繁殖する原因となります。特にひどい汚れがついている場合は、洗濯機に入れる前に軽くすすいでおくと、洗濯機内の清潔を保ちやすくなります。

 

対策③ 洗濯後は扉を開けて湿気を逃がし、槽内を乾燥させる

カビ対策として最も効果的なのが換気です。洗濯が終わったら、湿気を逃がすために洗濯機の扉を開け、内部を乾燥させましょう。

 

また、最近の洗濯機には「槽乾燥コース」や「乾燥機能」が搭載されているものもありますが、パッキン部分は扉と密着しているため、なかなか乾きにくいのが現実です。洗濯後にパッキンに水滴が残っていたら、タオルや乾いた布でしっかり拭き取ると、カビ予防により効果的です。

 

4.まとめ

 

ドラム式洗濯機のパッキンにカビが生える原因と対策を振り返ると、以下のようになります。

 

洗濯機内部には洗剤の残りやホコリ、衣類の汚れなどカビの栄養源が多い
パッキンは扉と密着しているため乾きにくく、カビが発生しやすい
カビの除去には塩素系漂白剤(特にジェルタイプが効果的)を活用
洗濯後は換気を徹底し、カビが生えにくい環境を作ることが大切

 

パッキンのカビは一度発生するとしつこく、放置すると広がってしまいます。自分で除去するのが難しい場合は、専門業者に相談するか、パッキンの交換を検討するのも一つの手です。カビは放っておくとどんどん広がるため、早めの対策を心がけましょう!

 

カビバスターズ岐阜の佐藤でした。

監修https://kabikensa.com/

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