赤ちゃんの服にカビが?その理由と解決方法
2025/01/27
こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。
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赤ちゃんの服にカビが?その理由と解決方法
赤ちゃんの服に黒い点々や薄いピンクのカビが現れて驚いた経験はありませんか?「ちゃんと洗濯しているのに、どうして?」と感じるかもしれませんが、実は乳児の服にはカビが発生しやすい特有の理由があるのです。今回は、赤ちゃんの服にカビがついてしまう原因と、その効果的な除去方法についてわかりやすくご紹介します。
目次
1.赤ちゃんの服がカビやすい理由とは?
1-1 ミルクの吐き戻しによる影響
1-2 よだれや汗がカビを引き寄せる
1-3 おさがりや保管方法の見直し
2.洗濯物の放置がカビ発生の原因に
3.赤ちゃんの服にカビが生えたときの対処法
①用意するもの
②手順と詳しい取り組み方
③注意したいポイント
4.カビを防ぐための日常ケア
5.まとめ
1.赤ちゃんの服がカビやすい理由とは?
赤ちゃんの服に黒い斑点や薄いピンク色のカビが発生してしまうと、とてもショックですよね。実は、乳児の服には特有の理由からカビが生えやすい傾向があります。以下では、その原因について詳しく見ていきましょう。
1-1 ミルクの吐き戻しによる影響
赤ちゃんが母乳やミルクを飲んだ後、口からこぼしてしまう「吐き戻し」や「溢乳」。これが服に付着することで、カビが発生しやすくなります。母乳やミルクには、炭水化物・タンパク質・脂質といった栄養分が豊富に含まれており、これがカビの栄養源になってしまうのです。さらに、洗濯で汚れが十分に落とせていない場合、繰り返しの吐き戻し汚れが蓄積し、カビの発生を促してしまいます。
1-2 よだれや汗がカビを引き寄せる
赤ちゃんはよだれが多く出るため、服が濡れることが日常茶飯事です。よだれにはタンパク質が含まれており、これもまたカビの栄養になります。加えて、赤ちゃんは基礎代謝が高いため、大人と同じくらい、あるいはそれ以上に汗をかきます。汗が服に染み込み、湿った状態が続くと、そこに空気中のカビ胞子が付着して増殖しやすくなります。
1-3 おさがりや保管方法の見直し
おさがりの服を使う場合、以前の汚れや繊維の傷みが影響し、カビが発生しやすいことがあります。繊維がもろくなっている服ほどカビの胞子が根を張りやすいため、新品の服に比べて繁殖のスピードが早くなる可能性が高いです。また、洗濯後に洗濯カゴに長時間放置したり、湿気の多いクローゼットや押し入れで保管するなど、環境の影響もカビの原因になります。
2.洗濯物の放置がカビ発生の原因に
乳児の服にカビが生えるのは、一つの要因だけではなく、複数の条件が重なっていることが多いです。例えば、洗濯後の汚れ残りと湿気の多い保管環境が組み合わさる、おさがりの服に吐き戻しのミルクが付く、などです。これらが積み重なることで、カビの発生が加速します。
赤ちゃんの肌はとてもデリケートで、免疫力も未発達です。そのため、カビの胞子を吸い込むことでアレルギー反応を起こしたり、肌荒れを引き起こしたりするリスクがあります。赤ちゃんの健康を守るためにも、一度お洋服の取り扱いや保管環境を見直してみることをおすすめします。
3.赤ちゃんの服にカビが生えたときの対処法
赤ちゃんの服にカビが生えてしまった場合、どのように対処すればよいのでしょうか?以下では、安全にカビを取り除く方法を詳しくご紹介します。
①用意するもの
まず、以下の道具や洗剤を用意しましょう。
・ゴム手袋
・衣類が浸けられる大きめのバケツや容器
・酸素系漂白剤(赤ちゃんの服にも使えるタイプ)
・赤ちゃん用の洗濯洗剤
・柔らかい歯ブラシ(必要に応じて)
②手順と詳しい取り組み方
肌の保護を忘れずに
漂白剤を使用する際は、ゴム手袋を着用して肌を守ります。
漂白液を準備
バケツに40~50℃程度のお湯を入れ、漂白剤を規定量溶かします。この温度帯が漂白剤の効果を最大限に引き出します。
服を浸け置き
カビのついた服を漂白液に浸します。浸け置き時間は漂白剤の説明書に従い、30分~2時間を目安にします。
カビの状態を確認
浸け置き後、カビが残っている場合は柔らかい歯ブラシで優しくこすり、カビを落とします。
しっかりすすぐ
漂白剤が残らないよう、ぬるま湯で十分にすすぎましょう。
洗濯機または手洗いで仕上げ
赤ちゃん用洗剤を使い、洗濯機の「ソフト」モードや「手洗い」モードで洗います。手洗いする場合も優しく洗うようにしてください。
しっかり乾かす
洗濯後は風通しの良い場所で十分に乾かします。日光に当てるとさらに効果的です。
③注意したいポイント
漂白剤の選び方
塩素系漂白剤は色落ちや繊維のダメージを引き起こすため使用を避け、酸素系漂白剤を選びましょう。酸素系漂白剤はすすぎをしっかり行えば、赤ちゃんにも安心して使用できます。
洗濯時の注意
赤ちゃんの服を洗濯する際は、ネットに入れて洗い、新品の大人の服と一緒に洗わないようにしてください。新品の服にはホルムアルデヒドが含まれていることがあり、赤ちゃんの服に移ると肌荒れや炎症の原因になる恐れがあります。
4.カビを防ぐための日常ケア
服にカビが生えるのを防ぐためには、日頃の対策が重要です。以下のポイントを参考に、乳児の服を清潔に保ちましょう。
汚れの蓄積を防ぐ
ミルク汚れや黄ばみを防ぐため、洗濯前にぬるま湯で軽くすすぐか、すぐに洗濯しましょう。洗濯が難しい場合は、水またはぬるま湯に服を浸けておくだけでも効果があります。
乾燥を徹底
洗濯後はしっかりと乾燥させ、湿気の少ない通気性の良い場所で保管します。
エタノールを活用
消毒用エタノールを定期的に服や保管場所にスプレーすると、カビの予防に役立ちます。
煮洗いで徹底除菌
頑固な黄ばみや汚れが気になる場合は、「煮洗い」がおすすめです。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は乳児の服にカビが生える原因やその除去方法についてご紹介しました。ここで要点を簡単におさらいします
乳児の服はカビが生えやすい条件がそろっている
よだれや汗、ミルクの吐き戻しといった汚れが、カビの栄養源となることがあります。
カビ取りには酸素系漂白剤を使用する
赤ちゃん専用の酸素系漂白剤を活用し、安全かつ効果的にカビを除去しましょう。
沈着した黄ばみには煮洗いが有効
頑固な汚れや黄ばみを落とすためには、煮洗いが効果的です。
湿気対策がカビ防止の鍵
洗濯後はしっかり乾燥させ、通気性の良い場所で保管することが重要です。
服は赤ちゃんの肌に直接触れる大切なものです。清潔な状態を保つことで、肌トラブルを防ぐだけでなく、赤ちゃんが快適に過ごせる環境を整えられます。
日々の生活の中で取り入れやすい方法から、ぜひ実践してみてくださいね!
カビバスターズ岐阜の佐藤でした。
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