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酸素系漂白剤を使ったカビ取りのポイントと注意点

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酸素系漂白剤を使ったカビ取りのポイントと注意点

酸素系漂白剤を使ったカビ取りのポイントと注意点

2025/01/16

こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。

いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

酸素系漂白剤を使ったカビ取りのポイントと注意点

 

酸素系漂白剤は、衣類や小物のカビを取り除く際、色落ちや変色を抑えながら効果を発揮する便利なアイテムです。


この記事では、酸素系漂白剤の基本的な特長や用途を紹介しつつ、カビ除去に利用する際の注意事項についてわかりやすく解説します。

 

目次

1.酸素系漂白剤とは?
  1-1 酸素系漂白剤の主な用途

2.液体タイプの酸素系漂白剤の特徴

3.酸素系漂白剤の基本的な使い方

4.酸素系漂白剤を使ったカビ取りの注意点

  4-1ゴム手袋を着用して手を保護

  4-2必ず換気をして安全を確保

  4-3使用できない素材を確認する

  4-4熱湯の使用は避けよう

  4-5衣類の繊維を傷めないため、強くこすりすぎない

  4-6他のカビ取り剤と混ぜるのはNG

5.まとめ

 

1.酸素系漂白剤とは?

 

酸素系漂白剤は、主に過炭酸ナトリウムや過酸化水素を有効成分とする漂白剤です。形状としては粉末タイプと液体タイプがあり、それぞれ成分や特徴が異なります。たとえば、粉末タイプの「オキシクリーン」や「シャボン玉石けん酸素系漂白剤」などが知られています。

 

シャボン玉石けんの公式情報によれば、酸素系漂白剤は「ツンとした刺激臭がなく、色柄物の衣類や台所用品、ベビー用品、さらにはステンレス製品など幅広い用途で活用できる」とされています。そのため、塩素系漂白剤の独特なニオイが苦手な方や、塩素系を使いにくい素材に最適です。

 

1-1 酸素系漂白剤の主な用途

 

酸素系漂白剤の用途は多岐にわたり、主に以下のような汚れやにおいの対策に効果的です

 

・衣類やカーペットの漂白

・食器や台所用品の茶渋・コーヒー渋の除去

・血液や植物由来の汚れ

・ペットの汚れや臭いの軽減

 

ただし、ウールやシルクなどデリケートな繊維には適さないため、使用前に対象素材を確認する必要があります。

 

2.液体タイプの酸素系漂白剤の特徴

 

液体タイプは主に過酸化水素、界面活性剤、溶剤が成分となっており、粉末タイプに比べて洗浄力がマイルドです。そのため、軽い汚れや日常の洗濯に適しています。例えば、「花王ワイドハイターEXパワー」や「ライオンブライトSTRONG」などが代表的です。また、スプレータイプの製品もあり、襟や袖など部分的な漂白作業に便利です。

 

3.酸素系漂白剤の基本的な使い方

 

酸素系漂白剤は主に以下の3つの方法で使用できます

 

・洗濯時の消臭や漂白

・部分的な汚れへの直接塗布

・つけ置きによる全体漂白

 

漂白効果を最大化するには40~60℃の温水を使用するのがおすすめです。この温度帯で成分が活性化し、効果が高まります。ただし、製品ごとの適温は異なるため、使用前にラベルを確認しましょう。

 

酸素系漂白剤の濃度調整例(オキシクリーンの場合)

 

洗濯時:キャップ1杯を洗濯機へ投入

部分漂白:キャップ1/8杯を80mlの温水で溶かして塗布

つけ置き洗い:キャップ1杯を4Lの温水に溶かして使用

タイル掃除:キャップ3杯を少量の温水でペースト状にし、塗布して放置

 

このように、用途や汚れの種類に応じて適切な濃度に調整することで、効果的に使用できます。

 

4.酸素系漂白剤を使ったカビ取りの注意点

 

酸素系漂白剤は、塩素系漂白剤に比べて臭いが少なく、人体への影響も軽減されるため使いやすい特徴があります。しかし、使用時には注意すべきポイントがあります。以下に詳しく説明します。

 

4-1ゴム手袋を着用して手を保護

 

酸素系漂白剤は皮膚に触れると肌荒れを引き起こす可能性があります。使用時には、必ずゴム手袋を着用してください。また、必要に応じてマスクやゴーグルを装着し、肌や目を保護することをおすすめします。

 

4-2必ず換気をして安全を確保

 

使用時には部屋の窓を開けたり換気扇を稼働させて、室内の空気を循環させましょう。カビの除去作業中には、カビの胞子を吸い込むリスクがあるため、換気を徹底することで影響を最小限に抑えられます。

 

4-3使用できない素材を確認する

 

酸素系漂白剤は多用途ですが、次の素材には使用を避けてください

 

・ウール

・シルク

・ステンレス以外の金属

 

また、衣類の洗濯表示を確認し、「水洗いNG」のマークがあるものには使用しないようにしてください。

 

適切な濃度を守らないと繊維が傷む原因になるため、必ずラベルに記載された指示を遵守しましょう。

 

4-4熱湯の使用は避けよう

 

酸素系漂白剤は40~60℃の温度で最も効果を発揮しますが、それ以上の熱湯は逆効果です。成分が揮発しやすくなるだけでなく、繊維を傷める可能性があります。さらに、成分の蒸気が目や皮膚に触れる危険性も高まるため、適温を守りましょう。

 

4-5衣類の繊維を傷めないため、強くこすりすぎない

 

頑固なカビを落とそうと強くこすると、衣類の繊維が傷つく可能性があります。やさしく取り扱いながら、必要に応じて浸け置きするなどの方法を試してください。

 

4-6他のカビ取り剤と混ぜるのはNG

 

酸素系漂白剤と塩素系漂白剤を混ぜると有毒ガスが発生する恐れがあります。別の漂白剤を使用する際には、酸素系漂白剤を十分にすすぎ落とし、可能であれば別日を設けて使用するようにしてください。

 

5.まとめ

 

酸素系漂白剤は衣類や繊維質のカビ取りに便利ですが、使用する際には素材や濃度、使用環境に配慮する必要があります。安全かつ効果的に活用するために、以下のポイントを守りましょう

 

・ゴム手袋やマスクを着用する

・必ず換気を行う

・適切な温度で使用する

・他の漂白剤と混ぜない

・衣類を傷つけないよう優しく扱う

 

これらの注意点を守れば、酸素系漂白剤を安心して効果的に使用することができます!

 

カビバスターズ岐阜の佐藤でした。

監修https://kabikensa.com/

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