食器にカビが!カビキラーで除去しても大丈夫?
2025/01/14
こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。
いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。
食器にカビが!カビキラーで除去しても大丈夫?
食器棚の奥から取り出した食器にカビが生えていたら、驚いてしまいますよね。
特に、いただき物の高価な食器や結婚式の引き出物、長い間使っていなかったお気に入りの食器にカビが生えていると、何とかして綺麗にしたいと思うでしょう。そんなとき、「カビ取りといえばカビキラーだけど、食器にも使っていいのかな?」と疑問に感じる方も多いはず。
この記事では、大切な食器に生えたカビの正しい取り方や、カビキラーを使うことが適切なのかを詳しく解説していきます。正しい知識を身につけて、安心して食器を使用できるようにしましょう。
目次
1.食器にカビキラーを使っても大丈夫?
1-1 カビキラーの主成分について
1-2 カビキラーの適用範囲
2.カビキラーが適さない場合とは?
2-1 使用を避けるべき食器の素材
3.陶器のカビを安全に除去する方法
3-1 必要な道具と準備
3-2 カビ取りの具体的な手順
3-3 注意すべきポイント
4.キッチン専用カビ取り剤の活用法
5.食器をカビから守るための予防策
6.まとめ
1.食器にカビキラーを使っても大丈夫?
カビキラーといえば、お風呂場や排水口、ゴムパッキンなどのカビ取りに幅広く使われる人気のカビ取り剤です。そんなカビキラーですが、「食器のカビ取りにも使えるの?」と疑問に思う方も多いかもしれません。
ここでは、カビキラーの成分や用途、そして食器に使えるかどうかを詳しく解説します。
1-1 カビキラーの主成分について
カビキラーの主成分は次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)と水酸化ナトリウムで、これらが強力な漂白・殺菌効果を発揮します。
また、界面活性剤や安定化剤、香料なども配合されており、カビ汚れを効率よく分解・除去します。
1-2 カビキラーの適用範囲
公式情報によると、カビキラーは以下の用途で使用することが推奨されています:
・浴室のタイルや壁、目地
・シャワーカーテン
・ゴムパッキン
・浴室小物類
このように、主に水回りのカビ汚れに適しており、特に黒カビの除去や予防に力を発揮する製品です。
2.カビキラーが適さない場合とは?
カビキラーには適さない素材も存在します。
例えば
・繊維質の壁や布地(砂壁、繊維壁、漆喰など)
・金属製品(アルミ、ホーロー、真鍮など)
・木製品や獣毛のブラシ
これらの素材に使用すると、脱色や錆びの原因となることがあります。そのため、注意が必要です。
2-1 使用を避けるべき食器の素材
使用を避けるべき食器の素材
木製食器:薬剤が染み込みやすく、変色や劣化を引き起こします。
ホーローやアルミ製の食器:錆びや腐食の原因になります。
漆器:塗装が剥がれたり、変色する可能性があります。
これらの素材には、消毒用エタノールを使用するのがおすすめです。エタノールを吹きかけてから、丁寧に洗い、完全に乾燥させましょう。
陶器の食器に使用する場合
陶器の場合、カビキラーを使うことは可能ですが、注意が必要です。食品を入れる食器ですので、使用後は流水で十分にすすぎ、しっかり乾燥させることを徹底してください。
カビを放置しないことが大切
食器にカビが生えてしまった場合、そのままにしておくと、汚染が広がり他の食器や収納場所にも影響を及ぼします。早めに適切な方法で除去することが、食器を長持ちさせるポイントです。
カビが生えた場合は、素材に応じた対処法を選び、食器をしっかりとお手入れしましょう。
3.陶器のカビを安全に除去する方法
食器にカビが生えてしまった場合、放置すると劣化や衛生面でのリスクが高まります。ここでは陶器の食器に生えたカビを安全かつ効果的に取り除く方法をご紹介します。
1. 食器用洗剤で試してみる
まずは、普段使用している食器用洗剤でしっかり洗い、表面のカビを取り除いてみましょう。軽度のカビであれば、これだけで解決する場合もあります。
2. 煮沸消毒を行う
洗剤で取り切れなかった場合は、煮沸消毒を試します。大きめの鍋にお湯を沸かし、食器を数分間浸けて消毒します。この際、火傷を防ぐためにトングを使用して取り出しましょう。
3. カビ取り剤を使用する
煮沸してもカビが取れない場合には、カビ取り剤を使う方法もあります。陶器は耐久性が高いため、適切に使用すれば塩素系のカビ取り剤での処理が可能です。
この様に、リスクの低い簡単な作業から順番に除去作業を進めていくことをおすすめします。
3-1 必要な道具と準備
カビ取りに必要な道具
・カビ取り剤(塩素系漂白剤)
・古い歯ブラシやスポンジ
・ゴム手袋
・マスクとゴーグル
注意:薬剤が皮膚や目に直接触れるのを防ぐため、手袋・マスク・ゴーグルは必ず着用してください。
3-2 カビ取りの具体的な手順
カビ取りの手順
準備を整える
手袋やマスク、ゴーグルを装着し、換気の良い場所で作業します。
食器を洗う
最初に食器用洗剤を使って表面の汚れを取り除きます。
カビ取り剤を使う
カビの部分を中心に薬剤を吹きかけます。目に見えないカビもあるため、全体に薄く薬剤を広げるのが効果的です。
放置する
10分ほど放置して、薬剤が効果を発揮するのを待ちます。
洗い流す
薬剤を流水でしっかりと洗い流します。この工程を何度も繰り返し、完全に薬剤を取り除きます。
乾燥させる
しっかりと乾燥させることで、再発を防ぎます。
3-3 注意すべきポイント
注意点
・カビ取り中は必ず換気を行い、塩素ガスを吸い込まないようにしましょう。
・薬剤を使用した後は、手や作業道具を丁寧に洗浄してください。
4.キッチン専用カビ取り剤の活用法
カビキラーシリーズには、キッチン周りの汚れやカビ取りに特化した製品「カビキラー キッチン」があります。これは食器の茶渋や三角コーナーのぬめり除去にも活用できます。
主成分は以下の通りです
・水(溶剤)
・次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤)
・界面活性剤
・安定化剤
キッチン専用の商品は、排水口やまな板の除菌にも適しており、日常的なケアにも便利です。
陶器の食器を長持ちさせるためにも、適切な方法でカビを取り除き、衛生的な状態を保ちましょう。
5.食器をカビから守るための予防策
食器にカビが発生する原因はさまざまですが、多くの場合、湿気の多いキッチン収納や、不適切な保管方法が関係しています。たとえば、食器を段ボールや紙に包んだまま長期間しまい込むと、湿気がこもりやすくなり、カビの繁殖を助長します。
定期的なお手入れがポイント
食器は収納庫から定期的に取り出し、洗浄や乾燥を行いましょう。加えて、収納庫自体も清掃して清潔を保つことが重要です。湿気が溜まりやすい環境では、除湿剤を設置して湿気対策をすると効果的です。
使用後のケアを徹底
食器の汚れや水分は、カビにとって栄養源になります。使用後は以下の点に注意してください
・隅々まできれいに洗浄する
・十分に乾燥させてから収納する
湿気を防ぐため、食器を乾燥させた後に収納することがカビ防止の基本です。
収納環境の工夫
食器棚や収納庫が過密状態になると通気性が悪化し、湿気がこもりやすくなります。以下の方法で通気性を改善しましょう
・不要な食器を定期的に処分する
・収納スペースに余裕を持たせる
また、食器棚自体の清潔を維持し、湿気を避ける環境作りが大切です。
6.まとめ
カビキラーは家庭内で幅広く使える便利なカビ取り剤ですが、食器に使用する場合には注意が必要です。特に以下の素材には使用を避けてください
・木製の食器
・金属製の食器
・漆塗りの食器
陶器には使用可能ですが、取り扱い時には換気を十分に行い、ゴム手袋やマスクで皮膚や呼吸器を保護しましょう。また、使用後は流水で丁寧に洗い流すことが大切です。
さらに、キッチン専用のカビ取り剤を活用することで、台所特有の汚れやカビをより効果的に除去できます。
最後に、食器や収納場所を日常的に清潔に保ち、湿気対策をしっかり行うことで、カビの発生を未然に防ぎましょう。
カビバスターズ岐阜の佐藤でした。
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