Re:創

次亜塩素酸水でカビ除去は可能?その効果と特長を徹底解説!

お問い合わせ LINE公式

次亜塩素酸水でカビ除去は可能?その効果と特長を徹底解説!

次亜塩素酸水でカビ除去は可能?その効果と特長を徹底解説!

2024/11/25

こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。

いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

次亜塩素酸水でカビ除去は可能?その効果と特長を徹底解説!

 

次亜塩素酸水は「酸性電解水」とも呼ばれ、さまざまなシーンで活用されている注目の除菌アイテムです。

 

インターネット検索をすると、多様な用途や商品が見つかります。

 

その濃度は200ppmから500ppm程度まで幅広く、原液のまま使うものもあれば、水で薄めて使用するものもあります。

 

次亜塩素酸水の特長の一つは、従来の塩素系漂白剤と比較して刺激臭が少ないことです。

 

鼻にツンとくるあの独特な臭いがほとんどなく、扱いやすいのがポイントです。

 

それでも高い除菌力を誇り、カビの発生を防ぐ効果にも優れています。

 

さらに、消臭効果も併せ持つため、多くの方に支持されています。

 

このような次亜塩素酸水の安全性と機能性から、一般家庭だけでなく、飲食店、病院、保育施設、ペットショップ、食品工場など、さまざまな場所で幅広く利用されています。

 

特に、衛生管理が重視される場面でその実力が発揮されています。

 

目次

1.次亜塩素酸水とは何か?

2.次亜塩素酸水が持つ除菌力について

3.次亜塩素酸水の具体的な活用方法

4.加湿器で次亜塩素酸水を使って空間を清潔に保つ

5.次亜塩素酸水の正しい使用方法

6.次亜塩素酸水を使用する際に気を付けるポイント

7.次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムはどう違う?

8次亜塩素酸水でのカビ除去は可能?

9.まとめ

 

1.次亜塩素酸水とは何か?

 

次亜塩素酸水は、塩酸や食塩水を電気分解して作られる水溶液で、高い殺菌力を持ちながらも安全性が認められた製品です。

 

厚生労働省では食品添加物としても認定されており、その安全性から家庭用はもちろん、さまざまな場面で利用されています。

 

この水溶液は有機物と反応すると水に戻るため、有害な物質を残さず、小さな子どもや高齢者、ペットがいる家庭でも安心して使用可能です。

 

また、臭いの原因となる物質を分解する力があるため、カビの除菌と同時に消臭効果も期待できます。

 

さらに、刺激が少ないので、手洗いやうがいに使われることもあります。

 

2.次亜塩素酸水が持つ除菌力について

 

一般的なカビ取り剤である塩素系漂白剤(例:キッチンハイターやカビキラー)は強力なカビ除去能力を持つ一方で、特有の塩素臭や取り扱い時の注意点(薬剤の混合や肌への影響)が多いのが難点です。

 

それに対して次亜塩素酸水は、塩素臭がほとんどなく、環境にも人体にも優しい選択肢として注目されています。

 

また、次亜塩素酸水はさまざまなウイルスや菌にも有効とされています。

 

例えば、大腸菌、インフルエンザウイルス、アルコール耐性のノロウイルス、さらには新型コロナウイルスに対しても効果を示すことが確認されています。

 

ただし、漂白効果はないため、使用する際には目的に合わせた活用が必要です。

 

3.次亜塩素酸水の具体的な活用方法

 

次亜塩素酸水は非常に幅広い用途で使用可能です。たとえば、次のような場所や物の除菌・消臭に効果を発揮します。

 

・キッチン用品(まな板、包丁、スポンジ、冷蔵庫)

・浴室やトイレ

・ドアノブや床、手すり

・衣類、靴、押し入れの中

・タバコの臭い、車内の清掃

・ペット用品やベビー用品

 

消臭スプレーに比べて香りが残らず、短時間で塩素臭も消えるため、気になる場所に気軽に使えるのがポイントです。

 

4.加湿器で次亜塩素酸水を使って空間を清潔に保つ

 

加湿器に次亜塩素酸水を使用することで、空間全体の除菌と消臭が可能になります。

 

細かい粒子が広がることで、カビやウイルスを効率的に抑制し、感染症対策にも役立ちます。

 

また、加湿器内のぬめりやカビの発生を防ぐ効果も期待できます。

 

注意点

・加熱式やスチーム式の加湿器では次亜塩素酸水の効果が失われるため、超音波加湿器や専用の噴霧器を使いましょう。

 

・金属部品やパッキンの劣化を防ぐため、次亜塩素酸水に対応した加湿器を選ぶことが重要です。

 

・2~3日に一度は内部を清掃し、衛生状態を維持してください。

 

次亜塩素酸水は時間とともに水に分解される性質があるため、新鮮な状態で使用することが効果を保つ秘訣です。

 

5.次亜塩素酸水の正しい使用方法

 

次亜塩素酸水は、用途や使用場所に応じて適切に濃度を調整しながら使用する必要があります。

 

高濃度の使用(400~500ppm)
トイレの除菌や強い悪臭対策、カビの発生が気になる場所には、原液をそのまま使用すると効果的です。

 

中濃度の使用(100~200ppm)
キッチン、浴室、冷蔵庫、テーブル、布巾、カーテン、タバコの消臭などには、水で薄めた次亜塩素酸水をスプレーボトルに入れて使用しましょう。スプレー後は5分ほどそのままにしておくと効果が最大限に発揮されます。また、布巾や調理器具は10分程度つけ置きすると除菌が可能です。

 

低濃度の使用(50ppm程度)
加湿器に入れて空間除菌や消臭に活用する場合は、薄めた次亜塩素酸水を使用します。この際、30~40℃のぬるま湯で薄めると、より高い殺菌効果を得られます。

 

6.次亜塩素酸水を使用する際に気を付けるポイント

 

1.事前準備が大切
次亜塩素酸水には洗浄成分が含まれていないため、汚れをあらかじめ落としてから使用する必要があります。また、カビ取りなどに使用する際は、目立たない場所で事前にテストして安全性を確認してください。

 

2.肌や体への安全性
次亜塩素酸水は人体への害がほとんどありませんが、万が一異常を感じた場合はすぐに水で洗い流し、使用を中止しましょう。

 

3.保存方法と使用期限

 

・未開封なら約3年の保存が可能ですが、開封後の原液は6か月以内、希釈したものは1週間以内に使い切るのが推奨されます。

 

・保存は直射日光や高温を避け、冷暗所で保管してください。

 

7.次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムはどう違う?

 

次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは、名前が似ているものの性質や用途が大きく異なります。

 

まず、液性についてですが、次亜塩素酸水は酸性から弱酸性であり、肌や環境に優しい特徴があります。

 

一方、次亜塩素酸ナトリウムは強いアルカリ性で、扱いに注意が必要です。

 

臭いについては、次亜塩素酸水はほとんど無臭で、使用中に発生する塩素臭もすぐに消えるため、使いやすいです。

 

しかし、次亜塩素酸ナトリウムは独特の強い塩素臭があり、臭いが気になる場面では不向きといえます。

 

次亜塩素酸水には漂白作用がありません。

 

そのため、素材を脱色させたり変色させたりする心配がない点がメリットです。

 

一方、次亜塩素酸ナトリウムには漂白作用があるため、洗浄力が高く、頑固な汚れの除去に向いていますが、素材によってはダメージを与える可能性があります。

 

除菌効果に関しては、どちらも高い能力を持っています。

 

ただし、次亜塩素酸ナトリウムは高濃度で使用しなければ十分な効果を得られない場合があります。

 

その点、次亜塩素酸水は低濃度でもしっかりと除菌できるのが特徴です。

 

また、次亜塩素酸水は消臭効果にも優れており、臭いが残らないのに対し、次亜塩素酸ナトリウムでは塩素臭が残ることがあります。

 

金属への影響については、次亜塩素酸水はわずかに腐食する可能性があるものの、次亜塩素酸ナトリウムほどの影響はありません。

 

次亜塩素酸ナトリウムは金属を大きく腐食させるため、使用後はしっかりとすすぐ必要があります。

 

保存期間は、次亜塩素酸水の場合、開封後は6か月以内、さらに希釈したものは1週間以内に使い切ることが推奨されます。

 

一方で、次亜塩素酸ナトリウムは未開封で約12か月保存可能です。

 

人体への影響も大きく異なります。

 

次亜塩素酸水は人体にほとんど害がなく、肌に触れても問題が少ないため、安全性が求められる場面で活用されています。

 

しかし、次亜塩素酸ナトリウムは粘膜や肌に強いダメージを与える可能性があり、取り扱いには十分注意が必要です。

 

このように、次亜塩素酸水は家庭での安全性を重視した除菌や消臭に適しており、次亜塩素酸ナトリウムは頑固な汚れやカビの除去など、強力な洗浄が必要な場面で役立ちます。

 

それぞれの特性を理解し、適切に使い分けることが重要です。

 

8.次亜塩素酸水でのカビ除去は可能?

 

次亜塩素酸水はカビ除去に活用することができます。

 

特に、エタノールでは効果が薄いタイプのカビにも効果を発揮します。

 

また、消毒用エタノールが肌に合わない方でも、次亜塩素酸水なら刺激が少ないため安心して使用できます。

 

一般的なカビ取り剤に含まれる次亜塩素酸ナトリウムと比べても、同等の殺菌・除菌効果が期待できるのが次亜塩素酸水の特長です。

 

ただし、次亜塩素酸水には漂白作用がないため、黒カビが原因で発生した汚れを取り除くには別の方法が必要です。

 

また、次亜塩素酸水にはカビ臭を抑える消臭効果もあります。

 

ただし、カビが広範囲に繁殖している場合は、一度の使用だけでは十分な効果が得られないことがあります。

 

その場合は、繰り返し次亜塩素酸水を使用してカビの処理を行いましょう。

 

さらに、カビの予防にも次亜塩素酸水は有効です。

 

カビが発生していない状態でも、年に1~2回ほど次亜塩素酸水をスプレーすることで、カビの発生を防ぐことができます。

 

9.まとめ

 

安心安全:環境や人体に優しく、除菌・消臭が可能。幅広い場所で使用できます。

 

カビ除去・予防:カビの殺菌や臭いの消臭、カビの発生防止に役立ちます。

 

漂白作用なし:黒カビなどの汚れを除去したい場合は、別の手段が必要です。

 

予防対策:年1~2回のスプレーでカビ予防が可能です。

 

高い殺菌力:手軽に扱えるのに、次亜塩素酸ナトリウムやエタノールに匹敵する効果を発揮します。

 

次亜塩素酸水は、取り扱いが簡単でありながら優れた効果を発揮する便利なアイテムです。

 

カビ対策を考える際には、安全性と環境への配慮からもぜひ取り入れてみてください!

 

カビバスターズ岐阜の佐藤でした。

監修https://kabikensa.com/

----------------------------------------------------------------------
カビバスターズ岐阜
岐阜県多治見市滝呂町16-121-7
電話番号 : 050-3164-5149


----------------------------------------------------------------------

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。