ベビーベッドのカビ除去方法と注意点
2024/10/29
こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。
いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。
ベビーベッドのカビ除去方法と注意点
いただいたベビーベッドを使おうとしたら、カビが見つかった!という状況は少なくありません。
赤ちゃんの健康と清潔な環境を保つためにも、ベビーベッドのカビはしっかり除去してから使用したいですね。
ベビーベッドは日々使うものなので、汚れやすくカビも生えやすいものです。
今回は、ベビーベッドの安全なカビ取り方法と、その後のカビ対策について解説していきます。
目次
1.ベビーベッドにカビが発生する原因とは?
2.素材別ベビーベッドのカビ除去方法
2-1 木製ベビーベッドの場合
2-2 洗濯可能なもののカビ取り方法
2-3 洗えないマットレスや敷き布団の対処法
2-4 漂白剤を使えない場合の対応策
2-5 それでもカビが取れないときの解決策
2-6 カビ取り剤は赤ちゃんに安全?
2-7 カビが発生しにくい環境づくりのポイント
2-8 カビの生えたベビーベッドが赤ちゃんに与える影響
3.ベビーベッドのカビ予防法
3-1 天日干しでのカビ防止
3-2 ベッドの配置を工夫してカビ予防
3-3 壁から少し離す効果
3-4 湿気対策に除湿マットや敷きパッドの活用
3-5 乾燥機やアイロンの利用でカビ抑制
3-6 寝具はコインランドリーで徹底殺菌
4.まとめ
1.ベビーベッドにカビが発生する原因とは?
湿気の溜まりやすいベビーベッドは、特にカビが発生しやすい環境になりがちです。
たとえば、大人は睡眠中に約200ccの汗をかきますが、新陳代謝が活発な赤ちゃんはその倍、約400ccの汗をかくと言われています。
これにより、ベビーベッドやマットレス、シーツ、枕などの寝具には多くの湿気がたまり、カビの原因になりやすいのです。
特に木製のベビーベッドは湿気を吸いやすい性質があり、床板とマットレスの間には湿気がこもりがちです。
そのため、寝具はこまめに洗濯して乾燥させておかないと、カビがすぐに発生する可能性があります。
さらに、よだれやおむつ替え時の汚れが付着したままの寝具も、カビの温床になることが多いです。寝具は常に清潔な状態を保つことが大切です。
加湿器も要注意!
加湿器を使っていると、部屋の湿度が上がり、ベビーベッドにもカビが生えやすくなる場合があります。
適度な加湿は必要ですが、過剰に加湿しすぎないように注意し、加湿器自体も清潔に保ちましょう。
2.素材別ベビーベッドのカビ除去方法
2-1 木製ベビーベッドの場合
使用アイテム: 消毒用エタノール、オキシドール、木材用カビ取り剤、布
木製のベビーベッドにカビが生えてしまった場合は、消毒用エタノールやオキシドールを布に染み込ませて拭き取りましょう。
カビが落ちたら、日当たりの良い場所に短時間干すことも効果的ですが、長時間の日光は木材を傷めることがあるので30分程度で十分です。
頑固なカビには、木材用カビ除去剤の利用もおすすめです。
また、うっすらと表面に生えたカビであれば、紙やすりで軽く削り取るのも一つの方法です。
カビがしっかり除去できたら、しっかりと乾燥させてください。
2-2 洗濯可能なもののカビ取り方法
使用アイテム: 酸素系漂白剤
色柄のあるものやデリケートな素材には酸素系漂白剤を使用し、漂白剤は約50℃のお湯に溶かして使用するとカビがより落ちやすくなります。
ただし、長時間のつけ置きは生地が傷む可能性があるため、1~2時間以内で処理してください。
2-3 洗えないマットレスや敷き布団の対処法
使用アイテム: 酸素系漂白剤(液体タイプ)、布
布に液体酸素系漂白剤を染み込ませ、軽く叩くようにしてカビを除去します。
その後、固く絞った水拭き布で漂白剤をしっかり拭き取り、完全に乾かします。
漂白剤が使えない場合は、重曹スプレーを使う方法もあります。水200mlに重曹小さじ1をスプレーボトルで吹き付け、アルカリ性の力でカビの繁殖を抑えます。
食品由来の重曹は安心して使えますし、除湿や消臭効果もあるため便利です。
2-4 漂白剤を使えない場合の対応策
カビがしつこく残ってしまう場合には、クリーニング業者の利用も検討するとよいでしょう。
2-5 それでもカビが取れないときの解決策
カビが深刻で除去が難しい場合には、ベビーベッドの買い替えもおすすめです。
2-6 カビ取り剤は赤ちゃんに安全?
赤ちゃんが口にすることもあるため、カビ除去には安全性の高い薬剤を選ぶことが重要です。
消毒用エタノールなど、食品由来の成分で作られたカビ取り用品もあるので、選択の際に配慮しましょう。
2-7 カビが発生しにくい環境づくりのポイント
カビが発生しやすい環境は、温度20~30℃、湿度65%以上でホコリや汗、よだれがたまる場所です。特に寝具周りは注意が必要です。
湿度を30~60%に保ち、こまめな清掃でホコリや汚れを取り除くことでカビの発生を防ぎましょう。
さらに、空気清浄機もカビ対策に有効です。
2-8 カビの生えたベビーベッドが赤ちゃんに与える影響
カビが生えたままのベビーベッドを使い続けると、赤ちゃんがカビ菌を吸い込んでしまうリスクがあり、アレルギーの原因にもなり得ます。
免疫力の弱い赤ちゃんの健康を守るためにも、常に清潔な環境を整えておきましょう。
3.ベビーベッドのカビ予防法
3-1 天日干しでのカビ防止
定期的に布団や枕などの寝具を天日干しすることで、太陽光による除菌が期待できます。
最近では室内干し専用の洗剤も増えていますが、室内に干すことで湿度が高くなるため、可能であれば少しの間でも外に干して湿気を逃しましょう。
3-2 ベッドの配置を工夫してカビ予防
風通しが良く、陽当たりの良い場所にベビーベッドを置くことで、湿気を防ぎやすくなります。
日頃から部屋の換気や掃除をこまめに行い、日光を取り入れるように心がけましょう。
3-3 壁から少し離す効果
ベビーベッドを壁に密着させると湿気が溜まりやすいため、壁から少し距離を空けて配置すると良いです。
定期的に配置を変えることで、ベッド下に溜まりやすいホコリも防ぐことができます。
3-4 湿気対策に除湿マットや敷きパッドの活用
ベビーベッドの床板には除湿マットや丸洗い可能な敷きパッドを敷くことで湿気対策ができます。
除湿マットは干して再利用できるものが便利です。
また、洗えないマットレスなどの上にはタオルやシーツを敷き、頻繁に交換すると湿気対策と衛生面の両方で効果があります。
3-5 乾燥機やアイロンの利用でカビ抑制
雨の日や花粉の多い時期には布団乾燥機で湿気を取り除くと便利です。
布団乾燥機がない場合は、アイロンを当てるだけでも湿気対策に効果的です。
乾燥後には布団掃除機を使用すると、より清潔さが保てます。
3-6 寝具はコインランドリーで徹底殺菌
丸洗いができる赤ちゃん用の寝具は、定期的にコインランドリーを利用して高温で乾燥させると効果的です。
特に高温で乾燥させると殺菌効果も期待でき、カビの発生を予防しやすくなります。
4.まとめ
ベビーベッドを清潔に保ち、カビが生えにくい環境作りを心がけましょう。
ベッドの設置場所は風通しが良く、陽当たりの良い部屋が最適です。
こまめな換気とお部屋の掃除に加え、シーツや寝具の洗濯や天日干しを取り入れて湿気を逃すことが大切です。
また、すのこや除湿マットを敷いたり、アイロンや布団乾燥機、エアコンやサーキュレーターを活用して湿気対策を行いましょう。
難しい場合には、クリーニング店や専門業者の相談も検討を。ベビーベッド周辺や壁、床にカビが広がっている場合には、カビ除去のプロの力を借りるのもおすすめです。
カビバスターズ岐阜の佐藤でした。
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