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トコジラミとはどんな害虫なのか?

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トコジラミとはどんな害虫なのか?

トコジラミとはどんな害虫なのか?

2024/10/19

こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。

いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

トコジラミとはどんな害虫なのか?

 

普段の生活であまり耳にしないトコジラミ(別名:ナンキンムシ)ですが、家の中に発生すると私たちに深刻な影響を与える害虫です。

 

ゴキブリやダニと比べて知名度は低いものの、その被害は無視できません。

 

今回は、トコジラミの生態や与える害、そして効果的な駆除方法について詳しく解説していきます。

 

目次

1.トコジラミとはどのような虫か?
  1-1. トコジラミの主な食べ物とは?
  1-2. どのような場所に潜んでいるのか?
  1-3. トコジラミによる健康被害とは?
  1-4. トコジラミが発生した際の経済的な損失とは?

2.トコジラミの駆除方法
  2-1. 自分でできる対策・駆除方法
  2-2. 衣類や寝具を頻繁に洗濯する重要性
  2-3. トコジラミとカビの意外な共通点とは?

3.まとめ

 

1.トコジラミとはどのような虫か?

 

トコジラミ(別名:南京虫や床虫)は、シラミとは異なりカメムシの仲間に分類される吸血性の寄生虫です。

 

この害虫は平らな体に小さな頭を持ち、色は茶褐色、体長は4.5~8mmほどで、肉眼でも確認できるサイズです。

 

1-1. トコジラミの主な食べ物とは?

 

トコジラミの主な食料は血液で、人間の血を吸います。

 

昼間は家具や床の隙間などに潜み、夜になると出てきて腕や足、首など露出した皮膚から血を吸います。

 

吸血されると赤く腫れ、強いかゆみや痛みが生じることがあり、場合によっては発熱を引き起こすこともあります。

 

トコジラミは人間だけでなく、ウサギやネズミ、小鳥などからも吸血します。

 

1-2. どのような場所に潜んでいるのか?

 

トコジラミは明るい場所を嫌い、主に夜に活動します。

 

昼間は隠れていることが多く、特に床や家具、壁の隙間や、エアコンの裏、カーテンの折り目など人間の目につきにくい場所に生息します。

 

日本の室内では年間を通じて生き延び、湿度が60~85%ほどの環境を好むため、和室など隠れる場所が多い場所での発生が増える傾向にあります。

 

1-3. トコジラミによる健康被害とは?

 

トコジラミは吸血後に血を糞として排出し、そのため壁や家具に小さな黒いシミが残ります。

 

また、夜行性であるため、睡眠中に刺されることが多く、無意識に掻きむしってしまったり、寝ている間に虫をつぶしてしまうことがあります。

 

これにより布団やシーツに血のシミがつくこともあります。

 

さらに、トコジラミはカメムシの仲間であるため、侵入された場所に特有の臭いが発生することがあります。

 

1-4. トコジラミが発生した際の経済的な損失とは?

 

トコジラミの発生による経済的損失も無視できません。

 

被害に遭った家具や寝具を処分しなければならない場合があり、特にホテルや旅館では宿泊客がトコジラミ被害に遭うことで訴訟や営業停止に発展するケースもあります。

 

2.トコジラミの駆除方法

 

現代のトコジラミは市販の殺虫剤に対する耐性を持っており、一般的な薬剤では効果が期待できないことが多いです。

 

特にトコジラミは毎日卵を産むため、繁殖が非常に速いです。

 

したがって、被害を受けた際は早めに害虫駆除業者に依頼するのが最適な方法です。

 

2-1. 自分でできる対策・駆除方法

 

害虫駆除業者が到着するまでの間に、以下の方法で応急処置を行うことが可能です

 

・掃除機を使ってトコジラミを吸い込み、捕殺する。

・粘着トラップを利用して捕まえる(例:ゴキブリホイホイなど)。

・凍結スプレーを使い、凍らせて退治する。

 

ただし、これらの方法は一時的な対策であり、完全に駆除するためには専門業者に依頼することが推奨されます。

 

2-2. 衣類や寝具を頻繁に洗濯する重要性

 

トコジラミの発生を防ぐためには、日頃からのこまめな洗濯が大切です。

 

特に布団やシーツ、衣類は定期的に洗濯し、清潔を保つようにしましょう。

 

また、普段からの掃除や換気も重要です。湿度が高く、換気が不十分な部屋は、トコジラミにとって住み心地の良い環境になりやすいため、こまめな掃除や除湿を心がけることが予防の鍵です。

 

2-3. トコジラミとカビの意外な共通点とは?

 

興味深いことに、トコジラミとカビには共通する環境条件があります。

 

どちらも湿度が高く、日当たりの悪い場所を好みます。

 

例えば、カビは25℃前後で繁殖しやすく、湿度80%程度を好みます。

 

一方、トコジラミも25℃前後の温度を好み、湿度60~85%の範囲で生息しやすいです。

 

トコジラミもカビも、発生に気づかないうちに被害が広がっていることが多く、こまめなチェックが必要です。

 

カビと同様に、トコジラミの発生場所を早期に発見するため、日常的な掃除と点検を行いましょう。

 

換気と温度管理がポイント

 

カビやトコジラミを防ぐには、換気や湿度管理が効果的です。

 

換気扇や窓を開けて空気を流すだけでなく、サーキュレーターを使って空気を循環させることもおすすめです。

 

冬や梅雨時に窓を開けにくい場合でも、空気を循環させることで湿気を一か所に溜めないようにすることができます。

 

トコジラミとカビの共通する弱点は「熱」!

 

カビもトコジラミも熱に弱いという特徴があります。

 

50℃以上の熱を使うことで、駆除や殺菌が可能です。

 

衣類やシーツはお湯で洗濯し、さらに乾燥機でしっかりと乾かすことが効果的です。

 

コインランドリーの乾燥機を使用する際は、温度設定を中温以上にし、30分以上かけて乾燥させることで、トコジラミやカビを退治することができます。

 

3.まとめ

 

トコジラミの発生を防ぐには、カビ対策と同様に、定期的な掃除と十分な換気が不可欠です。

 

どちらも湿度の高い環境を好むため、部屋の空気を入れ替え、湿気がこもらないように除湿することがポイントです。

 

カビバスターズ岐阜の佐藤でした。

監修https://kabikensa.com/

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