「エタノール、重曹、塩素系漂白剤」浴室の黒カビに一番効果的なのはどれ?!
2024/09/07
こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。
いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。
「エタノール、重曹、塩素系漂白剤」浴室の黒カビに一番効果的なのはどれ?!
浴室で厄介な存在といえば、やっぱり「黒カビ」ですね。
カビが発生する前に予防するのがベストですが、特に梅雨の時期には、どんなに換気をしても小さな水滴が原因で黒カビができることがあります。
新築の浴室なら簡単に除去できる黒カビでも、築年数が経った家や賃貸住宅では、根付いてしまい頑固なカビが残ることがよくあります。
目次
1.風呂タイルの黒カビに最も効果的なカビ取り剤とは?
1-1. 試してみた3種類のカビ取り剤
① まずはエタノールを使ってみる
② 次に万能アイテム「重曹」を試してみた
③ 最後に強力カビハイターを使用
1-2. タイルの黒カビにはカビハイターが最も効果的だった
1-3. 塩素系漂白剤を使う際の注意点
2.風呂タイルの黒カビを防ぐコツ
2-1. 24時間換気を徹底
2-2. スクイージーで水分をしっかり除去
2-3. 定期的に掃除する
2-4. 50℃のお湯で対策
2-5. 防カビ燻煙剤を定期的に使用
2-6. タイルに物を置きすぎない
3.まとめ
1.風呂タイルの黒カビに最も効果的なカビ取り剤とは?
黒カビが目立つ浴室タイル、どのカビ取り剤が効果的でしょうか?
筆者としては、自然派の洗剤を使いたい気持ちがありますが、効果が不十分なら意味がありません。
そこで今回は、市販されている一般的なカビ取り剤を3種類試してみました。
1-1. 試してみた3種類のカビ取り剤
① まずはエタノールを使ってみる
まずは無水エタノールを使いました。エタノールはそのまま使用するとすぐに蒸発してしまうため、8:2の割合で精製水を加えて薄めました。しかし、10分後に見ても特に変化は見られず、黒カビの色素を除去する力は弱いと感じました。殺菌効果はあるものの、黒カビの漂白には効果がないようです。
② 次に万能アイテム「重曹」を試してみた
次に、重曹を水で溶かして使いました。重曹は汚れの除去に効果的な万能洗剤として知られていますが、10分後に確認すると、わずかに汚れが落ちた程度でした。重曹は酸性の汚れには効果がありますが、黒カビの色素の除去には適していないようです。
③ 最後に強力カビハイターを使用
最後に、強力な塩素系漂白剤である「カビハイター」を使いました。10分後、明らかに黒カビが落ち、タイルが白くなりました。カビハイターは黒カビを殺菌し、色素も効果的に除去してくれました。ただし、使用時は換気と保護具を忘れず、肌に触れないように注意が必要です。
1-2. タイルの黒カビにはカビハイターが最も効果的だった
結論として、黒カビの色素を除去するには塩素系漂白剤が圧倒的に効果的です。
もし泡タイプで効果が薄ければ、ジェルタイプのカビ取り剤もおすすめです。
1-3. 塩素系漂白剤を使う際の注意点
塩素系漂白剤を使用する際は、換気を徹底し、マスクやゴム手袋を装着することが大切です。
漂白剤は揮発すると独特の強い匂いを発するため、窓を開けたり、換気扇を回して作業してください。
また、温水で作業すると塩素が揮発しやすいため、必ず冷水で行うことを推奨します。
2.風呂タイルの黒カビを防ぐコツ
浴室に発生する黒カビは、湿気と温度が原因で頑固に生えますが、日々のケアで予防することが可能です。
簡単にできる対策を紹介しますので、ぜひ取り入れてみてください!
2-1. 24時間換気を徹底
換気扇をお風呂の使用後だけ回すのではなく、できるだけ24時間稼働させることが推奨されます。
常に空気を循環させ、湿気を排出することで、カビの発生を防ぐことができます。
特に築年数の古い住宅では、こまめな換気が重要です。
2-2. スクイージーで水分をしっかり除去
換気扇が24時間使えない場合、タイル表面の水分をできるだけ取り除くことがポイントです。
お風呂の後、スクイージーや乾いたスポンジを使ってタイルの水気をしっかり取ることで、カビの発生を抑えることができます。
2-3. 定期的に掃除する
湿気だけでなく、皮脂や石けんカスがカビの栄養となります。
これらをこまめに取り除くため、定期的に浴室を掃除しましょう。
浴室用洗剤とスポンジを使い、タイルの目地もブラシでしっかり洗浄することが大切です。
2-4. 50℃のお湯で対策
カビは高温に弱いため、お風呂の後に50℃以上のお湯をタイルにかけると、カビ菌を効果的に殺菌できます。
これは薬剤を使わずにできる、最も手軽な対策です。
2-5. 防カビ燻煙剤を定期的に使用
防カビ燻煙剤は、浴室内の見えないカビを防ぐために役立ちます。
特に天井や高い場所にカビが落ちてくるリスクを減らすために、定期的に使用することをおすすめします。
ただし、燻煙剤だけに頼らず、日々の換気と掃除も併用することが重要です。
2-6. タイルに物を置きすぎない
タイルの上にシャンプーやボトルを長時間置くと、その周りに水垢やヌメリがたまり、カビの原因になります。
収納は壁掛け式や、マグネットタイプの収納を使用するなど、物がタイルに直接触れないよう工夫しましょう。
3.まとめ
カビの予防には、重曹やエタノールが有効です。
日常的な掃除と換気に加え、重曹ペーストや防カビ燻煙剤を取り入れて、カビが再発しない環境を維持しましょう。
また、塩素系漂白剤で除去しても黒カビが再発する場合は、見えないカビの胞子が原因のこともあります。
その際は、専門業者に依頼して徹底的なカビ除去を検討することも一つの手段です。
「どうしてもカビが取れない」「黒カビが広がりすぎて手に負えない」と感じたら、カビ除去のプロに相談してみてください。
カビバスターズ岐阜の佐藤でした。
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