トイレのカビ除去を専門業者が解説!
2024/09/06
こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。
いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。
トイレのカビ除去を専門業者が解説!
「トイレのカビがひどくて困っている」
「何度掃除してもカビがすぐに戻ってくる」
「トイレがカビ臭くて不快」
「カビが原因でトイレに入るたびに気分が悪くなる」と感じていませんか?
トイレは家の中でも特にカビが発生しやすい場所です。
多くの方が、トイレのカビに悩んでいるのも無理はありません。
そこで、この記事では、トイレのカビを効果的に取り除くための方法を、カビが発生しやすい場所ごとに(壁、便器、タンク)詳しく解説していきます。
目次
1.トイレにカビが発生する原因
1-1 トイレのカビ取りに必要な準備品
2.トイレの壁や床、タイルにカビが発生した場合の対処法
3.トイレタンク内のカビ除去方法
4.便器のカビ取り手順
5.トイレの換気扇のチェックポイント
6.トイレのカビ取りはどのくらいの頻度で行うべきか
7.トイレのカビを防ぐための予防策
8.トイレはカビが発生しやすい場所第2位
9.まとめ
1.トイレにカビが発生する原因
トイレにカビが発生する主な原因として考えられるのは以下のようなものです。
・換気が不十分である
・日当たりが悪く湿気がこもりやすい立地にある
・排水設備の故障や水漏れが発生している
・ゴミ箱や小物類が放置され、ホコリがたまっている
これらの条件に心当たりはありませんか?
特に地下に設置されているトイレは湿気が溜まりやすく、日常的な掃除だけではカビの予防が難しいことがあります。
そのため、トイレの換気をこまめに行うことや、カビが小さいうちから早めに除去することが大切です。
カビが広がって、壁紙の裏や別の部屋にまで影響を及ぼす前に、適切な対策を取ることが必要です。
このように、トイレは湿気がこもりやすく、カビが成長しやすい環境です。
次に、カビ取りを行う前の準備についてご説明します。
1-1 トイレのカビ取りに必要な準備品
カビ取りを始める前に、以下のものを用意してください。
・カビ取り剤
・ゴム手袋
・マスク
・使い捨てペーパーや雑巾
まず、市販のカビ取り剤を準備します(今回使用したのは「カビキラー」ですが、他の製品でもOKです)。
ただし、トイレのメーカーによっては塩素系のカビ取り剤を使うと故障の原因になることがありますので、使用前に確認しましょう。
カビの広がりが広範囲に及ぶ場合は、電動スプレータイプを使うと便利です。
また、カビや薬剤を吸い込まないように、作業時には手袋やマスク、ゴーグルやメガネを装着することをお勧めします。
次に、カビ取り剤の選び方です。
・消毒用エタノール
・重曹スプレー
・塩素系カビ取り剤(カビキラー、カビハイターなど)
これらの選択肢を、カビの広がりや状態に応じて使い分けましょう。
例えば、カビの範囲が小さく、色素が沈着していない場合には、消毒用エタノールや重曹スプレーが適しています。
一方、黒カビの色素がしつこく残っている場合には、塩素系のカビ取り剤を使用すると効果的です。
ただし、塩素系のカビ取り剤を使用する際は、しっかりと換気を行わないと強い臭気で体調不良を起こす恐れがありますので、必ず換気を確保しながら作業を進めてください。
最後に、カビ取り作業に入る前にトイレの換気扇を回し、ドアや窓を開けて換気を確保しておくことが重要です。
これで、カビ取りの準備が整いました!
2.トイレの壁や床、タイルにカビが発生した場合の対処法
トイレの壁にカビが生えやすい場所として、特に白い壁に黒カビが発生しやすいことが知られています。
今回は、黒カビが目立つ壁を例に、カビ取りの手順をご紹介します。
黒カビは根を深く張るため、しっかりと色素まで落とせる塩素系カビ取り剤を使うのが効果的です。
使用する道具
・市販の塩素系カビ取り剤(例: ハイター)
・バケツ
・雑巾
・ゴム手袋
まず、バケツに水を入れ、そこに塩素系カビ取り剤を適量加えてカビ取り液を作ります。
作業時には必ずゴム手袋を着用し、準備が整ったら雑巾にカビ取り液を染み込ませてカビの箇所に塗布していきます。
カビ取りの手順
カビ取り剤を塗布
カビの生えている部分に、用意したカビ取り剤を塗布します。このとき、すぐに拭き取らず、カビ取り剤をしっかりと浸透させることがポイントです。カビは壁に根を張るため、表面だけでなく根元まで効果を発揮させるために、ラップで覆ったり、使い捨てペーパーでパックしておくと効果的です。
拭き取り
十分に時間を置いた後、使い捨てペーパーでカビ取り剤を拭き取ります。水拭きするとカビの栄養源が残ってしまうため、基本的には乾拭きで仕上げます。ただし、塩素のにおいが気になる場合は軽く水拭きしても構いませんが、その後、しっかりと乾燥させるようにしてください。
仕上げと乾燥
最後に、もう一度丁寧に拭き取り、カビが取り切れていることを確認します。トイレの壁が平らでなく、凹凸がある場合には、使い捨てのブラシなどを使って優しくカビをかき出すと、さらに効果的です。
カビ取りは一気に行うと疲れてしまうので、適度に休憩を取りながら無理せず進めましょう。
作業中は必ず換気扇を回し、窓やドアを開けて十分な換気を確保し、必要であればサーキュレーターや扇風機を使って空気を循環させると安心です。
トイレの床やタイルのカビ除去方法
床やタイルにカビが生えた場合も、基本的な方法は壁のカビ取りと同じです。
市販の泡タイプのカビ取り剤を使うと便利ですが、時間が経つと垂れてくることがあるので、目や皮膚に薬剤が触れないよう、しっかりと保護してから作業を行ってください。
3.トイレタンク内のカビ除去方法
トイレのカビ取りを行ったにも関わらず、まだカビ臭が残っている場合、タンク内部にカビが繁殖している可能性があります。
タンク内もカビ取りを行うことで、臭いの原因を取り除くことができます。
1. タンクの蓋を外す
準備する道具は、トイレの壁のカビ取りで使用したものとほぼ同じですが、タンク内のカビ取りには、バケツを追加で用意すると便利です。
必要な道具
・市販の塩素系カビ取り剤
・ゴム手袋
・マスク、ゴーグル
・バケツ
タンクの蓋を取り外す際は、手を挟まないように注意してください。
蓋を開けると、内部に小さなカビの斑点が見えることがあります。
定期的に清掃を行わないと、ここがカビの発生源となり、トイレ全体がカビ臭くなる原因になります。
少なくとも1~2ヶ月に1回の頻度でタンク内も清掃しましょう。
2. カビ取り剤を噴霧する
タンクを開けたら、内部のカビが見える部分にカビ取り剤を噴霧します。
見えない部分にもカビが発生している可能性があるため、タンク全体にカビ取り剤をまんべんなく噴射することが重要です。
3. 放置して浸透させる
カビ取り剤を噴霧した後は、すぐに流さずに、しっかりと浸透させるために15分~30分ほど放置します。
使用するカビ取り剤によって推奨される放置時間が異なるため、パッケージの指示に従いましょう。
重要なポイント
カビ取り剤を塗布したら、すぐに洗い流さず、時間を置いてカビをしっかりと殺菌することが大切です。
4. 水で洗い流す
バケツに水を入れ、上からカビ取り剤を洗い流します。
その後、トイレのレバーを押してさらに水を流し、タンク内のカビ取り剤を完全に洗い流しましょう。
作業中にカビ取り剤が飛び散る恐れがあるため、タンクに顔を近づけないように注意が必要です。
4.便器のカビ取り手順
最後に、トイレ便器内のカビ取りを行います。
普段見落としがちな箇所もしっかりと掃除して、カビの発生を防ぎましょう。
1. カビ取り剤を噴霧する
便器内の黒ずみや汚れが目立つ部分に、市販のカビ取り剤を吹きかけます。
特に、便器のふちの裏側はカビが発生しやすい場所なので、忘れずにカビ取り剤を噴霧するようにしましょう。
2. 放置して浸透させる
タンクや壁のカビ取りと同様に、便器内にカビ取り剤を噴霧した後は、すぐに洗い流さず、15分~30分ほど放置して薬剤がしっかりと浸透するようにします。
3. カビ取り剤を洗い流す
時間を置いたら、トイレのレバーで水を流してカビ取り剤を洗い流します。
この際、便座部分にカビ取り剤が飛び散っていることもあるので、使い捨てのペーパーでしっかりと拭き取ってください。
注意
便座の蓋に塩素系カビ取り剤を使用すると、素材が劣化して破損する恐れがあるため、使用は控えてください。
この手順で、タンクや便器内のカビを効果的に取り除き、トイレのカビ臭さを解消できます。
5.トイレの換気扇のチェックポイント
トイレのカビ取りを徹底的に行っても、換気扇にカビが生えていると再びカビが発生しやすくなります。
換気扇は上部に位置しているため、カビが胞子を落としてしまい、再びトイレ内に広がる可能性があります。
カビが発生しやすいトイレの天井や換気扇も、定期的に掃除を行うことが大切です。
ホコリが溜まっているだけなら、市販のアルコール消毒剤を使って軽く拭き掃除をするだけでも、カビの予防が可能です。
6.トイレのカビ取りはどのくらいの頻度で行うべきか
トイレ掃除は週に一度以上、または汚れが気になったときに行うのが理想的ですが、カビ取りに関しては、以下のタイミングで行うと良いでしょう。
・カビが少しでも見えたとき
・トイレがカビ臭いと感じたとき
カビが目に見えないけれど臭いが気になる場合は、市販の消毒用エタノールをスプレーして様子を見ましょう。
それでも臭いが取れない場合、壁や天井の裏側にカビが繁殖している可能性があります。
その際は、専門業者に依頼して、カビを根本から取り除いてもらうのが良いでしょう。
7.トイレのカビを防ぐための予防策
カビが再発しないようにするには、日常的なお掃除と湿気対策が欠かせません。
以下のポイントを押さえて、トイレを清潔に保ちましょう。
1. 24時間換気を行う
トイレは湿気が溜まりやすい場所のひとつです。
使用後だけでなく、常に換気扇を回しておくことをおすすめします。
これにより、湿気を逃がし、カビの発生を防ぎます。
2. 壁や床を定期的に除菌する
トイレの壁や床は、消毒用アルコールや逆性石鹸、次亜塩素酸ナトリウム(ハイターなど)で定期的に除菌しましょう。
これらは水で薄めて使用することが推奨されています。感染症予防にも役立ちます。
3. トイレカバーやマットはこまめに洗濯する
トイレカバーやマットを長期間使い続けていると、繊維に湿気が溜まり、カビの原因になります。
こまめに洗濯するか、交換して清潔を保つよう心がけましょう。
洗濯が面倒な場合は、カバーやマットを使わない選択も一考です。
4. 結露対策をする
トイレの壁は換気が不十分だと結露しやすくなります。
結露が発生したらこまめに拭き取るようにしましょう。
結露がひどい場合は、ミニ除湿機を設置して湿気対策を行うと効果的です。
5. 漏水の早期修理
トイレでの漏水が原因でカビが発生するケースも少なくありません。
漏水を放置すると、カビが広がるだけでなく、集合住宅では他の住人にも影響が及ぶことがあります。
その為、早めに専門業者に修理を依頼することが重要です。
これらの対策を継続的に行うことで、トイレのカビを防ぎ、清潔な状態を保つことができます。
8.トイレはカビが発生しやすい場所第2位
カビバスターズ岐阜へのご相談で、最も多いのは北側の部屋ですが、2番目に多いのがトイレです。
トイレがカビ発生しやすい理由は以下の通りです
自然光が不足している: トイレは一般的に窓がなく、自然光がほとんど入らないため、湿気がこもりやすくなります。
換気不足: 使用しない時に換気扇を作動させないタイプだと、長時間閉じられて空気が滞留し、湿気がこもります。
栄養素が豊富: 便器の裏など、カビが発生しやすい場所であり、掃除が行き届かないことが多いです。
トイレでカビが発生すると、壁や天井、床に広がり、隣の部屋にまで影響を及ぼすことがあります。
カビを放置せずに、早めに対処することが重要です。
しかし、自力での除去を試みても再発する場合は、壁紙や塗装の裏側にまでカビが広がっている可能性があります。
そのため、取り返しのつかない事態になる前に、カビ取りの専門業者に相談することをおすすめします。
9.まとめ
トイレはカビが発生しやすい場所ですが、小さなカビでも見つけ次第除去することで、繁殖を防ぐことができます。
単に見える部分だけを掃除するのではなく、以下のポイントも忘れずに
・便器の裏側
・タンク内
・壁のカビが生えた部分の周囲
これら見えない部分のカビ取りも行うことで、再発やカビ臭を大幅に減少させることができます。
最も重要なのは「カビを発生させないこと」です。
普段から以下の対策を心がけて、トイレのカビを予防しましょう
・24時間換気を実施する
・トイレ掃除をこまめに行う
これらの習慣を維持することで、トイレのカビを防ぎ、清潔な状態を保ちましょう。
カビバスターズ岐阜の佐藤でした。
----------------------------------------------------------------------
カビバスターズ岐阜
岐阜県多治見市滝呂町16-121-7
電話番号 : 050-3164-5149
----------------------------------------------------------------------