壁にカビが生える4つの原因とその対策を徹底解説!
2024/08/27
こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。
いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。
壁にカビが生える4つの原因とその対策を徹底解説!
ある日、ふと部屋の壁を見ると、驚くほどのカビが広がっていることに気づいたことはありませんか?
「梅雨の湿気を放置したせい?」 「換気が足りなかったのかも?」 と焦っているうちに、カビはどんどん胞子を放出しています。
そのままにしておくと、わずか1週間で部屋全体がカビに覆われることもあるんです。
そこで、この記事では「なぜ壁にカビが発生するのか?」そして「壁のカビを予防する方法」について、詳しく解説していきます。
目次
1.壁にカビが生える原因とは?
1-1. 壁にカビが生える4つの主な原因
2.ケース別、壁のカビ対策
3.壁のカビ取り方法
3-1. 消毒用アルコールでの除カビ
3-2. 重曹を使ったカビ取り
3-3. 市販のカビ取り剤を利用する方法
4.壁のカビが自力では難しい場合
5.カビの再発予防対策
6.まとめ
1.壁にカビが生える原因とは?
部屋の壁にカビが発生すると、その原因は複数考えられます。
カビの発生には、内部の環境や外部の要因が影響するため、一概に原因と対策を示すのは難しいです。
以下に、壁にカビが生える主要な原因とそれぞれの対策について詳しく解説します。
1-1. 壁にカビが生える4つの主な原因
湿度が高すぎる場合(主に青カビ)
室内の湿度が高く、換気不足や加湿器の使用が続くと、壁に青カビが生えることがあります。湿度が高い環境ではカビの胞子が発芽しやすくなります。対策としては、湿度を55%未満に保ち、除湿機や換気を積極的に行うことが重要です。湿気の多い部屋や風呂場など、特に湿度管理が必要です。
結露が原因の場合(主に黒カビ)
冬場の結露は壁に黒カビを引き起こす原因となります。結露は室内と外気の温度差が大きいときに発生しやすく、湿度も影響します。結露対策としては、室内の温度差を減らし、湿度を適切に管理することが有効です。窓を開けて換気することも、結露を防ぐ手助けになります。
壁の内側からカビが生える場合
壁の内側にカビが生える原因としては、壁の内部からの湿気やカビが原因です。例えば、外壁に接した壁やリフォーム後にカビが再発するケースがあります。内側の石膏ボードの交換や塗装の剥離、内部のカビ除去が必要です。これには大掛かりな工事が伴うことが多いです。
亀裂による漏水が原因の場合
壁に亀裂が生じて漏水が発生すると、外部から水が侵入しカビが発生することがあります。亀裂の修理や漏水の対策を早期に行うことが必要です。建物の改修や専門業者の利用が推奨されます。
2.ケース別、壁のカビ対策
壁にカビが発生する場合、原因に応じた適切な対策が必要です。
以下では、カビが生える4つの主要なケースとその対策方法をご紹介します。
① 湿度が高い場合
湿度が過剰でカビが生じた場合、まずは湿気の原因を取り除くことが重要です。具体的な対策には以下があります
加湿器の位置: 加湿器を壁から離して使用することで、湿気の影響を減少させます。
除湿機の使用: 除湿機を設置し、湿気を効果的に取り除きます。
換気: 晴れた日は窓を開けて換気を行い、湿気がこもらないようにします。
② 結露が原因の場合
結露が原因でカビが発生する場合、以下の対策を試みてください
換気: 窓を開けて換気をこまめに行い、結露を防ぎます。
結露防止シート: 窓に結露防止シートを貼ることで、結露の発生を抑えることができます。
サーキュレーター: 通気性を高めるためにサーキュレーターを使用し、結露を乾燥させます。
③ 内側からカビが生える場合
壁の内側からカビが発生する場合、次の対策が必要です
リフォーム: 塗装や壁紙を剥がし、内側のカビを取り除くためには専門のリフォーム業者とカビ取り業者に相談することをおすすめします。
専門家の相談: カビ取り業者に依頼して、再発を防ぐための対策を講じることが重要です。
④ 壁に亀裂が生じた場合
亀裂による漏水が原因でカビが発生している場合の対策には以下が含まれます
亀裂の修理: 亀裂を修理し、漏水を防ぐことでカビの発生を防ぎます。
専門業者の依頼: 亀裂修理や漏水対策には、専門の工事業者やカビ取り業者に相談することが最適です。
3.壁のカビ取り方法
壁に生えたカビを取り除くための方法をいくつかご紹介します。
いずれの方法を試す際も、十分な換気を行い、ゴム手袋やマスク、ゴーグルを着用することが重要です。
3-1. 消毒用アルコールでの除カビ
対象: 軽度のカビ
方法: 70〜80%濃度の消毒用アルコールをタオルや布巾に湿らせて、カビ部分に塗布し除去します。色素沈着がないカビに有効です。
3-2. 重曹を使ったカビ取り
対象: 軽度のカビ
方法: 水で湿らせたタオルに重曹を付け、カビ部分を優しくこすります。重曹の研磨作用で表面のカビを取り除きます。
3-3. 市販のカビ取り剤を利用する方法
対象: うっすらから中程度のカビ
方法: 塩素系のカビ取り剤を使用し、漂白効果でカビを除去します。使用時には換気を徹底し、変色しないか確認してから使用してください。
これらの対策方法を試し、カビの再発を防ぐためには、原因に応じた適切な処置と継続的な管理が大切です。
4.壁のカビが自力では難しい場合
壁にカビが発生し、次のような状況にある場合は、自力での対処が難しいことがあります。
そんな時は、早めに専門のカビ取り業者に相談することをおすすめします。
天井まで広がっている
高い位置にカビが広がると、胞子が重力で落下し、部屋全体に拡散する可能性があります。広範囲にわたるカビの拡大を防ぐために、専門家の対応が必要です。
1㎡以上の広がり
大きな面積にわたるカビの発生は、プロの手による適切な処理が必要です。広い範囲を一人で処理するのは難しく、専門業者に依頼することで確実な対策が可能です。
体力的にカビ取りが難しい
カビ取り作業は体力を要するため、体力的に難しい場合は専門業者に任せるのが安全です。
手の届きにくい部分にカビが生えている
高所やアクセスしにくい場所にカビが発生している場合、専門の機材や技術を持つ業者に任せることが推奨されます。
カビ取り剤で気分が悪くなった
市販のカビ取り剤によって体調不良を感じた場合、強力な薬剤を使用する業者による安全な対策が望ましいです。
カビによって体調不良が起こっている
カビによる健康への影響が見られる場合は、速やかに専門家に相談し、体調を回復させるとともに、再発を防ぐための対策を講じる必要があります。
カビが広がる前に、専門業者の迅速な対応が重要です。
適切な処置を施し、カビの被害を最小限に抑えるためにも、早めにプロに相談しましょう。
5.カビの再発予防対策
カビ取り施工後も、適切な環境管理を行わないと再発のリスクがあります。
以下の対策を実施して、カビの再発を防ぎましょう。
モノを減らす
不要な物を整理して、収納スペースをスッキリさせることで、カビが発生しにくい環境を作ります。
ホコリを取り除く
ホコリや汚れがカビの栄養源になることがあるため、定期的に掃除を行い、ホコリを取り除きましょう。
換気をする
定期的に窓を開けて換気を行い、湿気を排出します。特に湿気がこもりやすい場所は意識して換気しましょう。
除湿をする
除湿機やエアコンのドライ機能を使って、室内の湿度を低く保ちます。湿度を55%未満に保つことを目標にしましょう。
定期的に除菌をする
清潔を保つために、定期的に除菌作業を行い、カビの発生を防ぎます。
空気清浄機を活用する
空気清浄機を使用して、空気中の微細なカビの胞子やホコリを除去し、清潔な空気を保ちます。
6.まとめ
カビを放置すると、発生範囲が広がったり、健康に悪影響を及ぼしたりする可能性があります。
壁にカビが生じる原因としては、高湿度、内外の温度差、漏水などが考えられます。
カビが発生した場合やカビの臭いが気になる場合は、早急に掃除や湿度調整を行いましょう。
カビにお悩みの方は、以下のような場合は専門業者に相談することをおすすめします
・カビが再発してしまった
・高い部分にカビが生えて手が届かない
・カビが1㎡以上広がってしまった
・壁紙や塗装の内側からカビが生えている
・カビ臭さが取れない
専門業者による早期の対応が、再発防止や健康被害の予防に役立ちます。
カビバスターズ岐阜の佐藤でした。
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