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トイレの黒カビ対策:除去方法と注意すべきポイント

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トイレの黒カビ対策:除去方法と注意すべきポイント

トイレの黒カビ対策:除去方法と注意すべきポイント

2024/08/19

こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。

いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

トイレの黒カビ対策:除去方法と注意すべきポイント

 

「トイレの壁に黒カビが発生してしまったけれど、どうやって掃除すれば良いのか分からない…」

 

「便器の黒カビを何度も取り除いているのに、すぐに再発してしまう…」そんな悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

 

トイレは毎日使用する場所であり、清潔に保ちたいと誰もが思うもの。しかし、トイレは湿気がこもりやすく、カビが発生しやすい環境でもあります。

 

特に黒カビは見た目の不快感だけでなく、アレルギーや呼吸器系の健康被害を引き起こす可能性があり、放置するとさらに悪化する危険があります。

 

そのため、カビを見つけたら早めに対処することが重要です。

 

この記事では、トイレのカビ取りを行う際の注意点と、効果的なカビ取り方法について詳しく説明します。

 

トイレのカビ取りを安全に行うための注意事項や、効果的な除去方法を理解して、トイレを清潔に保ちましょう。

 

この記事の内容

・トイレのカビ取り時に注意すべきこと

・壁や便器の黒カビの効果的な除去方法

・トイレのカビ再発防止策

 

目次 

1.トイレのカビ取りは危険!?その理由とは

2.トイレのカビ取り作業の注意点

  2-1. 徹底した換気が必要

  2-2. 作業時の身体保護について

  2-3. 正しいカビ取り剤の使い方

  2-4. 無理をせずに作業する

  2-5. 作業後の片付けと処理方法

3.壁の黒カビを取り除く方法

  3-1. 重曹と消毒用エタノールを使った除去方法手順

  3-2. 塩素系漂白剤でのカビ除去

4.便器の黒カビ除去方法

5.カビが手に負えない時の業者依頼

6.トイレにカビが発生しやすい理由

  6-1. 湿度が高くなる要因

  6-2. 水飛びや水漏れの影響

  6-3. 通気性の問題

  6-4. カビの栄養源が多い環境

7.すぐにできる!トイレのカビ防止対策

  7-1. 換気扇を24時間回す習慣

  7-2. 飛び散る水や尿の管理

  7-3. 日々の掃除の重要性

  7-4. 定期的なタンク掃除の実施

  7-5. トイレ専用アイテムの活用法

8.まとめ

 

1.トイレのカビ取りは危険!?その理由とは

 

トイレのカビを取り除く際、注意が必要です。

 

特に、塩素系洗剤を使う場合は危険が伴います。その理由の一つが、塩素ガスの発生です。

 

市販されている多くのカビ取り剤には塩素系成分が含まれており、これが酸性の洗剤と混ざると有毒な塩素ガスが発生します。

 

塩素ガスは目や喉を刺激し、ひどい場合には呼吸困難や肺に深刻なダメージを与えることがあります。

 

実際、掃除中にこのガスが原因で重篤な事故が発生するケースも報告されています。

 

さらに、トイレは換気が不十分なことが多いため、発生したガスや蒸気がこもりやすい環境です。

 

その結果、ガスを吸い込んでしまい、頭痛やめまい、吐き気などの症状を引き起こすリスクが高まります。

 

また、塩素ガスが発生しなくても、カビ取り剤の強い刺激臭によって体調を崩したり、薬剤が皮膚や目に付着することで炎症や失明の危険があるため、十分な注意が必要です。

 

2.トイレのカビ取り作業の注意点

 

トイレのカビ取りは、安全を第一に考えた上で行うべきです。

 

以下に、カビ取り作業を行う際の重要なポイントを解説します。

 

2-1. 徹底した換気が必要

 

トイレは閉ざされた空間であり、換気が不十分になりやすいため、カビ取り剤の化学成分が滞留しやすい環境です。

 

作業中に塩素ガスが発生した場合、換気が不十分だとガスが充満し、非常に危険です。

 

作業中は換気扇を常に回し、可能であればドアや窓を開けて外気を取り入れましょう。

 

窓がない場合は扇風機などを使用して、空気の循環を促進することが推奨されます。

 

プロのアドバイス

トイレの壁全体にカビが広がっている場合、大量のカビ取り剤を使う必要がありますが、その分リスクも高まります。

 

しっかりと換気を行い、慎重に作業を進めてください。

 

2-2. 作業時の身体保護について

 

カビ取り剤の化学成分やカビの胞子を吸い込まないよう、作業中は体をしっかりと保護する必要があります。

 

作業時には、以下の装備を身に付けることをお勧めします。

 

・マスク(できれば作業用のもの)

・ゴーグル(密閉型が望ましい)

・ゴム手袋

 

これらの装備により、カビ取り剤が皮膚や目に直接触れることを防ぎ、化学物質の吸入を最小限に抑えることができます。

 

2-3. 正しいカビ取り剤の使い方

 

カビ取り剤を使用する際、他の洗剤と混ぜないように注意が必要です。

 

特に塩素系カビ取り剤と酸性洗剤を同時に使用すると、化学反応で有毒な塩素ガスが発生する恐れがあります。

 

カビ取り剤を使用した後は、残留成分が残らないようにしっかりと洗い流し、次に使用する洗剤が反応しないようにしてください。

 

使用前には各洗剤のラベルや説明書をよく読み、正しい使い方を守りましょう。

 

2-4. 無理をせずに作業する

 

カビ取り作業は、無理をせずに体調や環境に注意しながら行うことが重要です。

 

特に、長時間にわたる作業は体に負担がかかるため、適度な休憩を取ることが必要です。

 

天井や高い壁にカビが発生している場合は、無理に自分で作業せず、専門の業者に依頼することを検討しましょう。

 

自力で作業を続けると、脚立からの転倒やカビ取り剤の垂れによる事故などのリスクが増します。

 

2-5. 作業後の片付けと処理方法

 

作業が終わったら、石鹸と水で手をしっかり洗い、使用した防護具をきれいに洗浄して乾燥させましょう。

 

また、カビ取り後も換気を続け、残留した臭いや化学成分を取り除くことが大切です。

 

3.壁の黒カビを取り除く方法

 

前述したように、トイレでカビを除去する際は注意が必要です。

 

それでは、次に壁に発生した黒カビを取り除く方法について解説します。

 

ここでは、「重曹と消毒用エタノール」を使う方法と、「塩素系漂白剤」を使う方法の二つを紹介します。

 

3-1. 重曹と消毒用エタノールを使った除去方法手順

 

まず、重曹と消毒用エタノールを使ったカビ取りの方法をご紹介します。

 

これは塩素系の洗剤を使わないので、比較的安全に作業ができます。

 

重曹は弱アルカリ性であり、酸性のカビに対して効果があります。

 

また、重曹の研磨作用によって物理的にカビを除去することが可能です。

 

さらに、消毒用エタノールはカビやバクテリアの細胞膜を破壊し、その成長を抑制する効果があります。

 

この二つを組み合わせることで、壁に発生したカビを効果的に除去できます。

 

ただし、この方法ではカビの色素を漂白することはできません。

 

黒ずみが残っている場合は、後述する塩素系漂白剤を使った方法を検討してください。

 

必要な道具

・スプレータイプの消毒用エタノール

・重曹

・スプレーボトル

・布

・ペーパータオル

・ブラシ(必要な場合)

・マスク

・ゴム手袋

 

手順

 

事前準備:トイレの窓やドアを開け、換気扇を回して十分な換気を行います。また、マスクとゴム手袋を着用して、準備を整えます。

 

重曹水を作る:100ccの水に小さじ1杯の重曹を加えて混ぜ、スプレーボトルに入れます。

 

重曹水をスプレーする:カビが発生している部分に重曹水をスプレーし、5〜10分ほど放置して浸透させます。その後、布でカビをこすり取ります。細かい部分にはブラシを使用すると効果的です。

 

エタノールをスプレーする:カビを除去した後、消毒用エタノールをスプレーして、再度布で拭き取ります。

 

乾燥させる:最後に乾いたペーパータオルで拭き取り、しっかり乾燥させます。

 

3-2. 塩素系漂白剤でのカビ除去

 

黒カビが染み付いてしまった場合は、塩素系漂白剤を使って除去する方法を紹介します。

 

塩素系漂白剤には次亜塩素酸ナトリウムが含まれており、これがカビの根に浸透して除去します。

 

ただし、壁に使用する際には注意が必要です。

 

塩素系漂白剤はビニールクロスなどの水に強い壁紙にのみ使用してください。

 

色落ちや変色の可能性があるため、作業前に目立たない場所でテストを行いましょう。

 

必要な道具

・塩素系漂白剤

・バケツ

・布

・ペーパータオル

・マスク

・ゴム手袋

・ゴーグル

・長袖の服

 

手順

 

事前準備:換気を十分に行い、マスクやゴーグル、ゴム手袋、長袖の服を着用して準備を整えます。

 

漂白剤を壁にパックする:バケツに水を入れ、適量の塩素系漂白剤を薄めます(製品ラベルに記載の濃度を参考にしてください)。その溶液をペーパータオルに染み込ませて、カビが発生している部分に貼り付けます。10〜30分ほど放置します。

 

パックを外してカビを拭き取る:ペーパータオルを取り外し、カビを布でこすり取ります。黒カビが完全に取れない場合は、漂白剤を直接塗布しましょう。

 

水拭きして漂白剤を取り除く:水に濡らした布やペーパーで壁をしっかりと拭き、漂白剤が残らないようにします。

 

乾燥させる:最後に乾いたペーパータオルで拭き取り、しっかりと乾燥させます。

 

この方法で、黒カビの除去に効果的な結果が得られます。

 

しかし、塩素系漂白剤は基本的に水洗いできる場所での使用を推奨されており、壁での使用には注意が必要です。

 

壁にも使用できる専用のカビ取り剤を使う方が、より安全です。

 

4.便器の黒カビ除去方法

 

今回は、便器内に発生した黒カビを効果的に取り除く方法について詳しく解説します。塩素系のカビ取り剤を使えば、頑固な黒カビも手軽に除去できます。

 

必要な道具

・塩素系カビ取り剤(カビキラーなど)

・トイレブラシ

・古い歯ブラシ(細かい部分用)

・スプレーボトル(必要な場合)

・トイレ用お掃除シート(必要な場合)

・マスク

・ゴム手袋

・ゴーグル

・長袖の服

 

カビ取り手順

 

事前準備:換気をしっかり行い、マスク、ゴム手袋、ゴーグル、長袖の服を着用して、肌や目を保護します。塩素系カビ取り剤を使うので、しっかりと準備を整えましょう。

 

カビ取り剤をスプレー:便器内で黒カビが発生している箇所に、塩素系カビ取り剤をスプレーします。特にカビが目立つ部分にしっかりと塗布し、5〜10分ほど放置して浸透させます。

 

カビを擦り落とす:トイレブラシで、カビが付着している部分をしっかり擦り取ります。ブラシが届きにくい部分は、古い歯ブラシを使って細かくこすりましょう。

 

水で洗い流す:トイレの洗浄レバーを回して、便器内を洗い流します。流しきれない部分がある場合は、スプレーボトルに水を入れて吹きかけ、トイレ用のお掃除シートなどで拭き取ります。カビ取り剤の成分が残らないよう、しっかり拭き取った後、乾燥させてください。

 

5.カビが手に負えない時の業者依頼

 

もし黒カビが広範囲にわたって広がっている場合や、再発を繰り返す場合は、専門のカビ取り業者に依頼することを検討するのも一つの方法です。

 

業者は専用の機材や薬剤を使用し、徹底的にカビを取り除く技術を持っています。

 

また、カビの発生原因を特定し、再発防止のための対策も提供してくれるため、健康や安全面で安心です。

 

特に頑固なカビに悩まされている方には、プロの力を借りることをお勧めします。

 

6.トイレにカビが発生しやすい理由

 

カビの発生しやすいトイレですが、その原因はカビが好む環境が整っているためです。以下に、トイレでカビが発生しやすい理由を解説します。

 

6-1. 湿度が高くなる要因

 

トイレは常に水が溜まっているため、高湿度の環境が作られやすいです。

 

特に日本の梅雨や夏季には湿度が高まり、トイレ内の湿度が60%を超えることが頻繁にあります。このような高湿度環境は、カビの成長を促進します。

 

6-2. 水飛びや水漏れの影響

 

トイレの使用時に水が飛び散ることや、便器周りでの水漏れは、カビの発生原因となります。

 

便器の縁やタンク周辺、床面などに水分が残ると、その湿気がカビの成長を助けます。

 

特に水漏れが発生している場合は、早急に修理することが重要です。

 

6-3. 通気性の問題

 

トイレは狭い空間であり、通気性が悪いことが多いです。

 

窓が小さい、もしくは窓がない場合、湿気がこもりやすくなり、カビの発生リスクが高まります。

 

換気扇を使っても、十分な換気ができていない場合、カビの発生を防ぐことは難しくなります。

 

6-4. カビの栄養源が多い環境

 

トイレには、カビの栄養源となる物質が多く存在します。

 

皮脂や汗、髪の毛、トイレットペーパーの繊維、飛び散った排泄物などがカビの成長を促進します。

 

特に汚れが蓄積しやすい便器やその周辺は、カビの繁殖に最適な環境です。

 

定期的な掃除が、カビの発生を防ぐために重要です。

 

7.すぐにできる!トイレのカビ防止対策

 

トイレはカビが発生しやすい場所ですが、日々の対策でカビを未然に防ぐことが可能です。

 

以下の簡単な方法を取り入れることで、トイレを清潔に保ち、カビの発生を抑えることができます。

 

 

7-1. 換気扇を24時間回す習慣

 

トイレ内の湿気を取り除くために、換気扇を24時間稼働させることをお勧めします。

 

これにより、湿度が抑えられ、カビの繁殖を防止できます。

 

最新の換気扇は省エネ設計で電気代もあまりかからないことが多いので、コストを気にせず使用できます。

 

定期的にフィルターの掃除を行い、換気扇の効果を最大限に発揮させましょう。

 

7-2. 飛び散る水や尿の管理

 

トイレ使用時の水や尿の飛び散りがカビの原因となります。

 

便器の蓋を閉めてから流すことで、飛び散りを抑えることができます。

 

もし飛び散った場合は、トイレ用のお掃除シートやトイレットペーパーで拭き取る習慣をつけましょう。

 

また、男性が座って用を足すことで、尿の飛び散りを効果的に防ぐことができます。

 

さらに、飛び散りを防ぐ便座や便器を導入するのも良い方法です。

 

7-3. 日々の掃除の重要性

 

カビの発生を防ぐためには、こまめな掃除が欠かせません。

 

忙しい日々の中でも、トイレを使用した際に「ついで掃除」を行うと効果的です。

 

トイレ用お掃除シートで便器や床をさっと拭くだけでも、カビの栄養源となる汚れを防ぐことができます。

 

さらに、週に一度はしっかりと掃除を行い、見落としがちな箇所も丁寧にケアしましょう。

 

7-4. 定期的なタンク掃除の実施

 

トイレタンクはカビが発生しやすい場所です。

 

タンク内にカビが生えると、便器に流れる水を通じてカビの胞子が広がってしまいます。

 

専用のタンククリーナーを使って定期的に掃除することで、カビの発生を防ぎ、水の流れもスムーズになります。

 

7-5. トイレ専用アイテムの活用法

 

市販されているトイレ用アイテムを上手に活用することで、カビの発生を予防できます。

 

例えば、タンクの上に置くだけで汚れやカビを防ぐアイテムや、便器内にスタンプしてカビを防ぐ製品などがあります。

 

これらを使用することで、トイレを清潔に保つことができます。

 

8.まとめ

 

今回は、トイレのカビ対策について解説しました。

 

カビは見た目だけでなく、健康にも悪影響を及ぼすため、早急に対策を行うことが重要です。

 

トイレは密室空間であり、間違ったカビ取り方法は危険を伴う可能性があります。

 

適切な方法で安全にカビ取りを行いましょう。

 

トイレのカビ取りには「重曹と消毒用エタノール」や「塩素系漂白剤」を使用すると効果的です。

 

また、便器のカビ取りには「塩素系カビ取り剤」を活用することで、効果的に除去できます。

 

カビが酷くて自分で対処しきれない場合は、専門の業者に依頼することも検討してください。

 

プロの技術で徹底的にカビを除去し、再発を防ぐことができます。

 

カビを取り除いた後も、日々のカビ対策を怠らないことが大切です。

 

清潔なトイレ環境を保ち、家族全員が快適に過ごせるようにしましょう。

 

カビバスターズ岐阜の佐藤でした。

監修https://kabikensa.com/

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