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カビ対策のための結露予防法

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カビ対策のための結露予防法

カビ対策のための結露予防法

2024/08/05

こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。

いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

カビ対策のための結露予防法

 

北側の部屋の壁にしばしば発生する結露に悩まされていませんか?

 

水滴を拭き取っても、すぐに再発してしまい困っているという声をよく聞きます。

 

この結露がカビの発生源になることをご存知でしょうか?

 

窓ガラスにびっしりとつく水滴が気になる方も多いのではないでしょうか。

 

結露があると、部屋の中が湿っぽくなり、放置すると壁やサッシにカビが生えてしまう可能性があります。

 

住まいを守り、快適な環境を維持するためにも、結露対策をきちんと行いましょう。

 

今回は、カビ予防に効果的な結露対策の基本をお伝えします。

 

目次

1.結露を放置するとカビが大量発生!?

  1-1. 窓ガラスに溜まる水滴の原因は?

  1-2. 結露がカビを呼び寄せる?カビが繁殖する条件

2.結露の放置は住まいに危険!

  2-1. 結露を放置するとどうなるのか?

  2-2. 窓やサッシにカビが発生!住居への影響

  2-3. 結露で壁にカビが生えた場合の対処法

3.塩素系漂白剤の効果と限界

4.広がった結露によるカビへの対処法

5.カビを寄せ付けない結露対策

  5-1. 結露対策の基本は湿度コントロール

  5-2. 日常的にできる結露防止策

6.まとめ

 

1.結露を放置するとカビが大量発生!?

 

1-1. 窓ガラスに溜まる水滴の原因は?

 

寒い朝、窓ガラスにびっしりと結露がついていて驚いた経験はありませんか?

 

サッシや窓枠がびしょ濡れになり、カーテンまで湿ってしまうこともあります。

 

結露が発生すると、窓を中心にお部屋全体が湿っぽくなりがちです。

 

結露は、室内の水蒸気が冷えた窓付近で水滴に変わる現象です。

 

外の気温と室内の温度差が大きいと結露が発生しやすくなります。

 

内部結露と表面結露

 

結露には「表面結露」と「内部結露」の2種類があります。

 

壁や床の表面に見える形で発生するのが表面結露で、建物の構造材の内部で起こるのが内部結露です。

 

表面結露は目に見えるため対処がしやすいですが、内部結露は気づきにくく、建物の劣化が進んでから発見されることも多いです。

 

どちらも換気や除湿が重要な対策になります。

 

1-2. 結露がカビを呼び寄せる?カビが繁殖する条件

 

カビは私たちの生活空間に常に存在する微生物です。

 

カビの繁殖には水分が欠かせず、湿度が高い場所ほど増殖しやすくなります。

 

特に、気温が25度から35度程度の暖かい場所は、カビが活発に成長する好環境です。

 

肌寒い日には、暖房で室内が温まり、外気との温度差で結露が発生しやすくなります。

 

結露によって湿度が上がると、カビが快適に生育できる条件が整ってしまうため、放置するとカビが発生しやすくなるのです。

 

2.結露の放置は住まいに危険!

 

2-1. 結露を放置するとどうなるのか?

 

水回りのカビ対策には気を配っている方でも、窓の結露対策は見落としがちです。

 

結露は水滴が窓ガラスやサッシに付着する現象で、湿気が溜まる原因となります。

 

この湿気が乾燥しないまま放置されると、やがてカビが発生しやすくなります。

 

特に、窓のパッキン部分は水滴が垂れやすく、黒カビが発生しやすい場所です。

 

一度黒カビが生えてしまうと、その色素がパッキンに染み込んでしまい、完全に取り除くのが非常に困難になります。

 

そのため、結露が発生したら早めに拭き取ることが大切です。

 

2-2. 窓やサッシにカビが発生!住居への影響

 

結露が原因で、窓際の壁紙やパッキン、カーテンなどにカビが繁殖すると、シミや変色が生じる可能性があります。

 

特に賃貸物件では、退去時に修繕費が請求されるリスクもあります。

 

持ち家であっても、長く住むためには住居を清潔に保つことが重要です。

 

2-3. 結露で壁にカビが生えた場合の対処法

 

万が一、結露によって窓際や壁、天井にカビが発生してしまった場合には、次のような方法で対処することができます。

 

消毒用アルコールでの除去

70~80%の濃度の消毒用アルコールをカビに吹きかけ、5分ほど置いてから乾いた布で拭き取ります。軽度のカビであれば、これで除去が可能です。ただし、壁紙の素材によっては変色することがあるため、目立たない部分で試してから使用することをお勧めします。

 

重曹でのカビ取り

重曹の研磨効果を利用して、表面のカビを取り除く方法です。水で濡らして絞った布に重曹を付け、カビの気になる部分を拭き取ります。その後、乾拭きして十分に乾燥させます。重曹水を作り、それで拭き上げる方法も効果的です。ただし、表面の軽度のカビには有効ですが、塗装の下まで浸透しているカビには一時的な効果しかないため、再発する場合はより専門的な対処が必要です。

 

3.塩素系漂白剤の効果と限界

 

結露によるカビが壁に広がってしまった場合、市販のカビ取り剤を使用することも一つの方法です。

 

しかし、塩素系漂白剤は水酸化ナトリウムを含んでいるため、使用する場所には注意が必要です。

 

浴室やキッチンのように、洗い流しができる場所での使用が推奨されます。

 

もしどうしても壁に使用する場合は、カビが発生している狭い範囲に限って使用し、何度も丁寧に拭き取って残留物が残らないように注意しましょう。

 

4.広がった結露によるカビへの対処法

 

カビが広がり、自力での対処が難しい場合には、専門のカビ取り業者に早めの相談をお勧めします。

 

放置すると1~2週間でカビがさらに拡大し、壁紙やフローリングの張り替えといった大掛かりなリフォームが必要になる可能性があります。

 

専門業者には、防カビ加工を含めたカビ取りや再発防止のリフォームサービスもありますので、お気軽にお問い合わせください。

 

5.カビを寄せ付けない結露対策

 

5-1. 結露対策の基本は湿度コントロール

 

結露を防ぐには、室内の湿度を適切に管理することが重要です。

 

湿度計を設置し、日頃から室内の温度と湿度に注意を払いましょう。

 

窓がない部屋や換気が難しい場所では、除湿機の活用が効果的です。

 

また、クローゼットや靴箱など密閉された場所には除湿剤を設置し、こまめに取り替えることを心がけてください。

 

5-2. 日常的にできる結露防止策

 

結露しやすい窓のお手入れ方法をご紹介します。

 

窓を開けて換気をする
1日最低1回、すべての部屋の窓を開けて換気を行いましょう。2か所以上の窓を開けて、通気を確保するのがポイントです。短時間で良いので、定期的に行うことで室内の湿度を下げられます。

 

スクイージーで結露掃除
窓に結露が発生したら、スクイージーを使って水滴を除去しましょう。スクイージーを窓の上から下にかけ、こぼれた水滴を乾いた雑巾で拭き取ります。最後に窓枠やサッシ部分をしっかり乾拭きすることも忘れずに。

 

網戸の掃除を忘れずに
網戸も結露の影響を受けてカビが発生しやすい場所です。重曹水や消毒用アルコールを使って、定期的に拭き掃除を行い、カビの原因となるホコリを取り除きましょう。

 

お風呂の管理
長時間お湯をはったままにしておくと、室内の湿度が上がりやすくなります。お湯をはりっぱなしにする場合は、しっかりと蓋をして、浴室と脱衣所の扉を閉めるようにしましょう。入浴後はすぐに換気を行い、湿気が他の部屋に流れ込まないようにすることが大切です。

 

アロマ加湿器や料理に注意
アロマ加湿器や料理中の蒸気も湿度を上げる原因となります。加湿器を使用する際は、壁際や窓際に置かないようにし、湿度が上がり過ぎないように注意しましょう。

 

家具の配置と通気性の確保 大きな家具を壁にぴったりくっつけて配置していませんか?スキマがないと通気性が悪くなり、結露が発生しやすくなります。家具と壁の間に適度なスペースを確保し、部屋全体の空気の流れを良くするよう心がけましょう。

 

結露防止シートの活用

結露が頻繁に発生する窓や壁には、結露防止シートを貼ることで水滴を防ぐことができます。結露防止のテープを使って、水滴を吸収させるのも効果的です。さらに、定期的に窓を開けて換気を行うことで、結露を防ぐことができます。

 

サーキュレーターを使った通気性の向上

室内の空気循環を助けるために、サーキュレーターを利用するのも良い方法です。サーキュレーターは室内の空気を効率よく循環させ、結露の発生を防ぐ効果があります。

 

6.まとめ

 

結露が発生したら、すぐに対処が必要

 

結露が発生した場合、できるだけ早く水分を取り除くことが重要です。

 

窓に結露がついたまま放置すると、カビが発生しやすくなり、住まいにダメージを与える可能性があります。

 

結露を見つけたら、まずは頻繁に換気を行い、スクイージーや乾いた布で水分をしっかりと拭き取りましょう。

 

日常の湿度管理が結露防止のカギ

 

湿度管理も、結露を防ぐために欠かせません。

 

湿度計を使って室内の湿度を把握し、必要に応じて除湿機や除湿剤を活用して、適切な湿度を保つようにしましょう。

 

また、掃除をこまめに行い、換気扇を活用するなどの基本的な対策も重要です。

 

「結露を放置するとカビが発生する」という意識を持ち、日常的に対策を行うことが大切です。

 

住宅環境によっては専門的な対策が必要

 

ただし、住居の構造や環境、立地などの要因で、室内の努力だけでは結露を完全に防げないこともあります。

 

そのような場合は、管理会社やリフォーム業者に相談し、換気システムの導入など、物理的な改善を検討することが必要です。

 

カビが広がってしまった場合はプロに相談

 

もし、結露が原因でカビが広がり、自力での対処が難しい場合は、カビ取りの専門業者に相談するのも一つの方法です。

 

大規模なカビの繁殖は、専門的な知識と技術が必要なことも多いため、プロに任せることで安全で効果的な解決が期待できます。

 

「壁一面にカビが広がってしまった…」


「結露を何度除去してもカビが再発してしまう…」


こうしたお悩みをお持ちの方は、一度カビ取りの専門家に相談してみてください。住環境を守るためにも、適切な対策を講じることが重要です。

 

カビバスターズ岐阜の佐藤でした。

監修https://kabikensa.com/

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