梅雨時期に発生しやすいマットレスのカビ対策法
2024/05/31
こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。
いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。
梅雨時期に発生しやすいマットレスのカビ対策法
睡眠は健康の基盤ですが、梅雨時期には普段使っているマットレスにカビが生えやすくなり、健康リスクが高まります。
湿気がこもりやすいマットレスは特にカビの温床となりやすいのです。
カビが繁殖すると嫌な臭いが発生するだけでなく、健康被害も懸念されます。
この記事では、マットレスのカビを取り除く方法や、梅雨時期に実践すべき予防策について詳しくご紹介します。
これらの対策を取り入れて、大切な寝床を清潔に保ちましょう。
目次
1.マットレスのカビが人体に与える影響
1-1. マットレスがカビやすい理由
1-2. 寝ている間にカビを吸い込む危険性
1-3. マットレスの直置きがカビを招く原因に
2.カビが生えたマットレスの対処法
2-1. カビが生えた部分の洗浄手順
2-2. 仕上げに消毒用エタノールスプレーを使用
2-3. カバー付きマットレスの場合はカバーも洗濯
3.マットレスの効果的なカビ予防法
3-1. 寝具のカビ対策は「予防」が最優先
3-2. マットレスのカビ予防策5つ
4.フローリングのカビがマットレスのカビ原因になる場合
5.まとめ
1.マットレスのカビが人体に与える影響
1-1. マットレスがカビやすい理由
睡眠中に体を支えてくれるマットレスは、清潔に保ちたいものです。
しかし、マットレスは湿気がこもりやすく、特に梅雨時期にはカビが発生しやすくなります。
分厚いマットレスは寝心地が良い反面、通気性が悪いことがあります。
また、マットレスを支えるベッドフレームの構造も重要です。
デザイン重視で湿気対策が不十分なものもあり、湿気がこもると微細なカビが増殖しやすくなります。
見えないカビが広がる前に、梅雨時期には特に注意して早めのカビ対策を行いましょう!
1-2. 寝ている間にカビを吸い込む危険性
マットレスにカビが生えると、見た目が不快なだけでなく、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
寝ている間にカビを吸い込むと、さまざまな健康問題を引き起こすことがあります。
厚生労働省のデータによれば、シックハウス症候群の原因のひとつとしてカビが挙げられています。
マットレスにカビがついたまま放置するのは非常に危険です。
定期的にチェックし、カビが生えていないかを確認することが大切です。
1-3. マットレスの直置きがカビを招く原因に
布団を敷きっぱなしにしておくとカビが発生しやすいように、マットレスを床に直接置いている場合も同様にカビの原因となります。
私たちは寝ている間に大量の汗をかき、その汗は寝具に吸収されます。
ベッドフレームのように隙間があれば水分が逃げやすいのですが、マットレスをそのままフローリングに置くと、床に水分が溜まりカビが発生しやすくなります。
マットレスにカビが生えてしまった場合は以下を確認しましょう。
・直置きしていなかったか
・壁にぴったりとくっつけていなかったか
・こまめに掃除していたか
もし直置きしていた場合は、「すのこ」や「ベッドフレーム」を使って通気性を確保しましょう。
2.カビが生えたマットレスの対処法
2-1. カビが生えた部分の洗浄手順
大切なマットレスにカビが発生してしまったら、迅速に対処しましょう。
以下の手順でカビを除去できます。
1.清潔な布巾を水で濡らし、しっかりと絞ります。
2.カビが生えている部分を摘むようにして、カビを布巾に移します。
3.布巾のきれいな面を使って、カビを一度に少しずつ取っていきましょう。
2-2. 仕上げに消毒用エタノールスプレーを使用
カビを取り除いた後は、仕上げに清掃用エタノールを吹きかけると効果的です。
エタノールはカビ対策に有効で、ドラッグストアなどで簡単に手に入ります。
特に70~80%濃度のものが効果的です。
ただし、マットレスの素材によっては変色の恐れがあるため、まずは目立たない場所に少量つけてテストしてから全体にスプレーしましょう。
エタノールスプレーをかけたら、風通しの良い場所でマットレスを半日から1日干し、十分に乾燥させてから使用するようにしてください。
2-3. カバー付きマットレスの場合はカバーも洗濯
マットレスカバーにもカビが生えてしまった場合は、洗濯して清潔に保ちましょう。
軽度のカビであれば洗濯で落とせることもありますが、50℃以上のお湯で熱湯殺菌するのが効果的です。
以下の方法で行いましょう。
1.洗濯機や大きめのバケツ、洗面所のボウルにカバーを入れ、50℃以上のお湯を注ぎます。
2.酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)を大さじ2杯程度入れて、30分ほど浸け置きします。
3.一定時間が経ったら水気を切り、通常通り洗濯します。
4.しっかりと乾燥させましょう。
カビやシミが気になる部分には、あらかじめ酸素系漂白剤を直接塗布しておくと効果的です。
なお、ウールやシルクなどのデリケートな素材には酸素系漂白剤は使用できないため、ラベルを確認してから使用するようにしましょう。
3.マットレスの効果的なカビ予防法
3-1. 寝具のカビ対策は「予防」が最優先
カビ対策で最も重要なのは「予防」です。
既に発生してしまったカビを掃除しても、目に見えないカビを完全に取り除くのは難しい場合があります。
もしマットレスに広範囲でカビが付着しているなら、思い切って買い替えることを検討するのも一つの方法です。
新しいマットレスに交換したり、専門業者にクリーニングしてもらったりして、一度マットレスをきれいな状態にしてから予防対策を行うと効果的です。
抗菌マットレスなども選択肢に入れて、カビの発生を防ぎましょう。
3-2. マットレスのカビ予防策5つ
マットレスのカビ予防には以下の5つが重要です。
湿気をためない: マットレスは湿気が原因でカビが生えやすくなります。通気性の良いベッド枠を使用し、マットレスを床から浮かせて設置しましょう。また、定期的に寝室の窓を開けて空気を入れ替えることも大切です。
マットレスを定期的に干す: 月に1回、晴れた日にマットレスを干しましょう。マットレスカバーも一緒に洗濯し、カビの繁殖を防ぎます。
ベッドパッドとシーツを活用: マットレスにベッドパッドを敷き、シーツでカバーすることで、汗や汚れを吸収しやすくなります。洗濯可能なものを選んで、こまめにお手入れしましょう。
寝室の湿気対策: 寝室の通気性や湿度管理が重要です。サーキュレーターや除湿機を使用して湿気を取り除き、エアコンのドライ機能を活用しましょう。また、結露が発生しないように窓や壁を拭き取り、水分を放置しないようにしましょう。
寝室の整理整頓: 寝室内の整理整頓もカビ予防につながります。通気性を確保するために不要なものは処分し、清潔な環境を保ちましょう。
4.フローリングのカビがマットレスのカビ原因になる場合
マットレスを床に直置きしていたことが原因で、床や壁にまでカビが広がってしまったケースも少なくありません。
床にカビが生えた場合、消毒用エタノールや次亜塩素酸ナトリウムを水で薄めたものなどで除カビすることができます。
しかし、カビの範囲が広がってしまい、自分で対処するのが難しい場合は専門業者に相談することをおすすめします。
特に日当たりの悪い寝室では、カビが放置されることで被害が拡大するリスクが高まりますので、早めの対処が重要です。
5.まとめ
マットレスなどの大型家具は、掃除が大変で手をつけるのが億劫になりがちですが、睡眠をとる大切な場所だからこそ、定期的な手入れが欠かせません。
カビが生えてしまったら、そのまま放置すると健康に悪影響を及ぼす恐れがありますので、早急に取り除くことが重要です。
そして、日頃から予防対策を心がけることも大切です。
湿気をためない工夫や定期的な換気、そしてマットレスや周囲の環境を清潔に保つことが必要です。
カビバスターズ岐阜では、除カビの専門家が迅速かつ丁寧に対応いたします。お気軽にお問い合わせください。
カビバスターズ岐阜の佐藤でした。
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