専門業者が伝授!梅雨のカビ対策:基本のお掃除方法
2024/05/29
こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。
いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。
専門業者が伝授!梅雨のカビ対策:基本のお掃除方法
梅雨の季節になると、湿気が多くなりカビの発生が気になりますよね。
今回は、専門業者である私たちが、梅雨時期に効果的なカビ対策と基本のお掃除方法をご紹介いたします。
カビの悩みを解決し、快適な生活空間を維持するためのポイントをお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
カビ掃除で気を付けるべきポイント
拭き掃除
カビを見つけると、すぐに拭きたくなるかもしれませんが、それは逆効果です。
拭くことで畳の目や壁紙の繊維、家具の隙間にカビの胞子を押し込んでしまい、再発の原因となります。
特に、水拭きは表面の汚れは取れますが、カビの根が残ったままだと水分を与えてしまい、カビの成長を助長します。
乾拭きも同様に、雑巾にカビが吸着しにくく、逆にカビを拡散させる恐れがあります。
掃除機
一見有効に思える掃除機でのカビ掃除も要注意です。
掃除機の排気口からカビの胞子が放出され、空気中に広がってしまう可能性があります。
お酢
お酢の殺菌力でカビを除去できるとよく聞きますが、注意が必要です。
酢の原料は穀物であり、新しいカビの栄養源になる恐れがあります。
水で洗い流す、重曹でこするなどの方法がより効果的です。
また、塩素系漂白剤とお酢を一緒に使うと、有毒ガスが発生するので絶対に避けてください。
カビを除去する基本
カビの健康被害は非常に恐ろしいものであり、さらに黒ずみを見ただけでも気分が悪くなりますね。
カビが発生してしまった場合、広がる前に早めに取り除くことが重要です。
安全かつ確実にカビを掃除するポイントは次の3つです。
①カビの胞子を飛散させない
②カビを取り除く
③カビが発生した場所を乾燥させる
1. カビの胞子を飛散させない
カビは菌糸が下に伸び、上に胞子という種のようなものがついています。
この胞子が空気中に舞い上がり、適した場所に落ちると着床し、発芽して菌糸を伸ばします。
日本の気候、特に夏や梅雨時は高温多湿であり、カビの胞子が着床して成長するのに最適な条件です。
現代の家屋は密閉性が高く、冬でも加湿器の使用によりカビの繁殖が容易になります。
このような環境下では、1~2日で発芽し、4~5日で急速に成長し広がります。
繁殖したカビは胞子を周囲に飛散させるため、広がると対処が難しくなります。早めの対処が肝心です。
2. カビを取り除く
カビは表面を拭いても根が残ることが多いため、徹底的に取り除かないと再発します。
特に、カビが大量に生えている場所では、カビの胞子が簡単に舞い上がるため注意が必要です。
掃除時にはカビが飛散しないように配慮しましょう。
有害なカビを除去するには、物理的な方法と化学的な方法があります。
具体的な方法については、次の項目で紹介します。
3. カビが発生した場所を乾燥させる
カビの発生には温度、湿度、栄養分、酸素が必要です。
栄養分を完全に取り除くことは難しいため、一番簡単で効果的なカビの成長阻害方法は湿度を取り除くことです。
湿度を取り除くには、ドライヤーや扇風機、除湿器、換気扇を使用する方法と、天日干しなど自然の力を利用する方法があります。
これらの基本的なカビ対策を実践することで、カビの再発を防ぎ、健康的な住環境を保ちましょう。
カビバスターズ岐阜では、専門的なカビ除去サービスを提供していますので、困った時はぜひご相談ください。
カビ除去の具体的な方法
基本のカビ除去方法に沿って、さらに詳しく見ていきましょう。
カビを吸い込んだり、掃除の際に体に付着したカビを取り込んでしまうことによる健康被害を避けることが最優先です。
広範囲にわたるカビや壁の内部、軒下など掃除が難しい場所に発生したカビは、専門業者に依頼することをおすすめします。
お掃除を始める前に、カビを吸い込んだり目に入れたりしないよう、適切な防護対策を取りましょう。
具体的には、マスクやゴーグル、手袋を着用します。
使用後はそれらの防護具をビニール袋などで密封してから処分し、再利用するもの(ゴーグルなど)はしっかりと洗浄してください。
掃除中の服装は、カビが落ちやすい素材(レインコートのような素材)のものが適しています。
掃除後はすぐに着替え、外で軽く払ってから洗濯するようにしましょう。
これらの対策を実行することで、健康を守りながら効果的にカビを除去することができます。
カビバスターズ岐阜では、専門的な知識と技術でお手伝いしますので、ぜひご相談ください。
物理的な除去方法
カビの発生量が少なく、表面から除去できる場合は、物理的に取り除くことが有効です。
こすり落とす、切り取る
可能であれば、カビの生えた部分を完全に取り除くことが確実です。
取り除いたカビの部分はビニール袋に入れて、しっかりと密封して廃棄しましょう。
しかし、無理にこする事により素材を傷める場合があるので注意が必要です。
換気して天日干しにする
家具や布団、カーテンなど、外に干せるものは天気の良い日に天日干しをすると効果的です。
天日干しによりカビの殺菌と除湿が期待できます。
また、カビをエサにするダニの繁殖も防止できます。
科学的な除去方法
エタノールで除去する
エタノールはたんぱく質を分解する作用があり、カビの殺菌に効果的です。
無水エタノールを80%に希釈するか、消毒用エタノールをそのままスプレーボトルに入れてカビに直接スプレーします。
その後、固く絞った雑巾や乾いた布でやさしく拭き取ってください。
漂白剤(カビ取り剤)で除去する
浴室や洗面所、台所周りなどで中性洗剤で落ちない場合は、カビ取り剤を使用します。
カビ取り剤を吹きかけ、しばらく時間を置いた後、汚れを洗い流し、乾燥させてからエタノールを吹きかけて除菌しましょう。
重曹で除去する
重曹は弱アルカリ性で、たんぱく質を緩める効果があります。
黒いカビにも効果的で、少量の水で溶いた重曹をカビの部分に塗りこむと良いでしょう。
重曹の粒子はクレンザー代わりにもなり、乳化作用で油汚れにも効果的です。
注意:これらの薬剤を使用する際は、製品の説明をよく読み、換気を十分に行ってください。
まとめ
今回は、梅雨に備えたカビ対策として、基本的なお掃除方法を解説しました。
カビ掃除の際の、注意事項や基本のポイントに気を付けてカビ除去をしてください。
カビの除去は、物理的な方法と科学的な方法を組み合わせることで効果的に行えます。
カビが広範囲に広がってしまった場合や、掃除が難しい場所に発生した場合は、専門の業者に依頼することをおすすめします。
カビバスターズ岐阜では、専門的な知識と経験を持ったスタッフがカビ問題を解決しますので、お気軽にご相談ください。
カビバスターズ岐阜の佐藤でした。
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